事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約570文字
3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社J-オイルミルズ(当社)、子会社6社、関連会社5社により構成され、油脂事業を中心に油脂加工品やテクスチャーデザインなど複数の事業を営んでおります。油脂事業は主に家庭用油脂・業務用油脂・ミールの製造・加工・販売を行い、スペシャリティフード事業は油脂加工品・テクスチャーデザイン・ファイン等の製造・加工・販売を行っております。その他の事業は主に不動産賃貸等を行っております。当社グループの事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、事業区分はセグメントと同一であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (事業の系統図) (注) 1 2021年5月31日付で株式会社J-ケミカル( 現MGCウッドケム株式会社、以下同じ )の全株式を譲渡したことに伴い、株式会社J-ケミカルは子会社から除外、株式会社J-ケミカルが株式を保有していた株式会社ユタカケミカル( 現MGCウッドケム株式会社、以下同じ )は関連会社から除外しております。 2 2022年3月31日付で辻製油株式会社の全株式を売却したため、関連会社から除外しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約440文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、私たちの目指すべき未来、私たちの使命、私たちの価値/存在意義をあらわした、新たな企業理念体系を制定いたしました。同時に、コミュニケーションブランド「JOYL」を導入し、新企業理念体系を元にした企業活動およびすべてのステークホルダーの皆様とのコミュニケーションで「JOYL」を活用し、「JOYL」を受け皿として、生まれた価値を蓄積、資産化していきます。 新たなコミュニケーションブランドのもと、「Joy for Life ® -食で未来によろこびを-」のビジョン実現に向け、ステークホルダーの皆さまや社会、環境の「Joy」をおいしさデザイン ® で創出し、社会課題の解決に貢献してまいります。 新企業理念体系とコミュニケーションブランド
対処すべき課題
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/ 原文長 約2044文字
(2) 経営環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 新型コロナウイルスの収束が依然として不透明な中、世界的な食糧需要の増加や気候変動などにより、海外からの原料や購入油の調達価格が大幅に上昇する一方、急激な為替変動やエネルギーコストの上昇など、当社を取り巻く事業環境は大きく変貌しています。 このような環境下、当社は人々の生活に欠かせない生活必需品の食品を扱う企業として、従業員の安全と安心を確保し、アフターコロナにおける新しい生活様式や消費者トレンドを捉えながら、安定供給と消費者のニーズに合う製品の開発に努めています。 当社グループの対処すべき課題としましては、油脂原料価格の高騰、エネルギーコストの上昇、為替変動、地球温暖化、また、国内市場における少子高齢化による需要減少に加え、消費者ニーズの多様化などを認識しております。 第20期(2021年度)は、以下の通り、汎用油の収益力改善や高付加価値化などを中心に成長戦略、構造改革、経営基盤の強化策を推進しました。 <成長戦略> 製品力強化とコミュニケーション強化の施策を通じ、高付加価値品の拡販を図りました。油脂事業において、家庭用油脂では、環境負荷の低減やお客様の使いやすさを意識した「スマートグリーンパック ® 」(紙パック製品)を上市するとともに、業務用油脂では、得意先のコスト負担軽減に貢献するべく、長く使える油「長徳 ® 」シリーズの提案を強化しました。 また、スペシャリティフード事業においては、「Violifeブランド」商品を上市し、プラントベースチーズ市場への新規参入を図りました。業務用スターチ製品では、新ブランド「TXdeSIGN ® (テクスデザイン) 」シリーズを立ち上げ、拡販に取り組むとともに、 DX推進によりマーケティングプラットフォーム「TXdeSIGN Lab.(テクスデザイン ラボ)」を構築し、既存顧客ならびに新規顧客とのコミュニケーションの強化を図りました。 足元の原料価格への対応を喫緊の課題としつつ、引き続き高付加価値品の開発および拡販に努め、成長領域への拡充を図ってまいります。 <構造改革> 持続的成長を確実なものとするため、ケミカル事業を譲渡、バリューチェーン&業務プロセス改革の一環としての油脂生産体制の再構築、資産効率改善として遊休資産や投資有価証券等の処分、さらに販売品目の統廃合などに取り組みました。日清オイリオグループ株式会社との業務提携を通じて、搾油事業の国際競争力の強化、産業の発展および食品の安定供給を通じた社会貢献ならびに中長期的な企業価値向上を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4872文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 ① 事業環境 当社グループの主力事業である油脂事業は、主原料である大豆、菜種ともに海外の相場変動及び為替相場の影響を受けます。当連結会計年度における大豆相場は、米国産大豆の需給逼迫予想やバイオ燃料向け大豆油需要増加期待、植物油脂全般の価格高騰を受けて、5月に期近限月で2012年来の高値である1ブッシェル当たり16米ドル台まで上昇しました。その後は、バイオ燃料混合義務割合の引き下げ観測、米国産地の天候改善による生産量見通しの上方修正、南米の豊作観測などから10月には1ブッシェル当たり11米ドル台まで下落しました。12月以降は、南米産地の乾燥天候による減産懸念や植物油全般に亘る価格の高騰から上昇傾向が継続し、さらに2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始すると、一時17米ドル台まで上昇しました。総じて前年同期と比較して高値での推移となりました。菜種相場は、カナダ産地の天候懸念や需給逼迫予想、植物油脂全般の価格高騰を受けて、5月に1トン当たり1,000加ドル台まで上昇しました。その後は、カナダ産地の高温乾燥天候による生産量の減少見通しから1トン当たり900加ドル台での値動きとなり、カナダの大減産による需給逼迫が確実となった10月以降には再び騰勢を強め、概ね1,000加ドル台での値動きが続きました。2月のロシアによるウクライナ侵攻を受けて植物油全般の価格がさらに急騰すると、3月には史上最高値を更新して1,100加ドル台後半まで上昇する値動きとなりました。総じて前年同期と比較して高値での推移となりました。ドル円相場は、4月の1米ドル108円付近から、米国経済の回復期待による株高や米金利の上昇、インフレ高進見通しや米国金融政策の正常化へ向けた動きなどを受けて円安ドル高傾向が継続しました。3月には日米金利差の拡大が意識される中で、エネルギー価格の高騰による貿易収支の悪化も懸念され、急速に円安ドル高が進行し、一時1米ドル125円台を付けるなど、前年同期と比較して円安ドル高での推移となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1713文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸表計上額(注3) 油脂事業 スペシャリティフード事業 売上高 外部顧客への売上高 138,899 19,610 158,510 6,306 164,816 164,816 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,356 329 1,686 41 1,728 △ 1,728 140,255 19,940 160,196 6,348 166,544 △ 1,728 164,816 セグメント利益又は 損失(△) 6,223 △ 226 5,997 690 6,687 6,687 セグメント資産 115,725 16,907 132,633 5,484 138,118 18,391 156,509 その他の項目 減価償却費 3,572 516 4,089 182 4,272 671 4,944 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,713 365 3,078 33 3,111 780 3,892 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ケミカル事業及び不動産賃貸等の各種サービス等が含まれております。 2 セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は 18,391百万円 であり、その主なものは余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(一部の投資有価証券)及び管理部門に関わる資産等であります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4035文字
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 味の素株式会社 46,998 28.5 44,957 22.3 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、第六期中期経営計画策定時に前提としていた事業環境から大きく変化したことを受け、同計画を見直すこととしております。詳細については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)第六期中期経営計画の見直し」をご参照ください。 (2) 財政状態 連結貸借対照表 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 流動資産 82,686 94,196 固定資産 73,778 67,466 繰延資産 45 37 資産合計 156,509 161,700 流動負債 34,605 40,748 固定負債 27,428 26,427 負債合計 62,033 67,176 純資産 94,475 94,523 負債純資産合計 156,509 161,700 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は 941億96百万円 で、 前連結会計年度末に比べ115億10百万円増加 しました。主な増加は、棚卸資産149億58百万円、主な減少は、現金及び預金42億69百万円であります。 固定資産は 674億66百万円 で、 前連結会計年度末に比べ63億12百万円減少 しました。主な増加は、無形固定資産11億11百万円であります。主な減少は、有形固定資産が38億69百万円、投資有価証券が36億85百万円であります。 これにより、総資産は 1,617億円 ( 前期末比51億90百万円増 )となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は 407億48百万円 で、 前連結会計年度末に比べ61億43百万円増加 しました。 主な増加は、短期借入金123億円であります。主な減少は、支払手形及び買掛金が15億67百万円、未払法人税等が17億62百万円、流動負債その他が18億33百万円であります。 固定負債は 264億27百万円 で、 前連結会計年度末に比べ10億円減少 しました。 主な増加は、長期借入金1億60百万円であります。主な減少は、繰延税金負債が3億48百万円、退職給付に係る負債が2億11百万円、固定負債その他4億58百万円であります。 これにより、負債は 671億76百万円 ( 前期末比51億42百万円増 )となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は 945億23百万円 で、 前連結会計年度末に比べ47百万円増加 しております。主な増加は、利益剰余金が2億15百万円、自己株式が2億75百万円、繰延ヘッジ損益が1億76百万円であります。…