事業の内容
抽出本文
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3 【事業の内容】 当社グループは、㈱J-オイルミルズ(当社)、子会社10社、関連会社7社により構成され、油脂事業を中心に事業活動を展開しております。油脂事業は主に油脂、ミールの製造・加工・販売を行なっています。油脂加工品事業はマーガリン、粉末油脂の製造・加工・販売を行ない、食品・ファイン事業は主にスターチ、ケミカルの製造・加工・販売を行なっています。その他の事業は主に不動産賃貸等を行っております。また、事業区分はセグメントと同一であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 横浜パック株式会社は、2019年4月1日付で株式会社J-サービス及びゴールデンサービス株式会社を吸収合併し、株式会社J-パックに商号変更しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1637文字
(2) 会社の経営戦略 当社グループは、2017年度を初年度とする4カ年の第五期中期経営計画を策定しております。 油を究めて幸せを創る2020 J-オイルミルズは 「あぶら」を究めて、心動かすおいしさを創造する おいしさデザイン企業へ 当社は、これまで培ってきた知見やノウハウをもとに、「あぶら」が持つ価値・可能性を拡張して、様々な付加価値機能(揚げ物料理の価値、調理価値、健康価値、調味価値)を徹底的に追究し、人々の心を動かすおいしさを創造する、おいしさデザイン企業を目指します。 当社は、液体・固体・粉体の3つの形態の油脂と食感改良他、様々な機能を有する素材を保有しており、これらを組み合わせておいしさをデザインし、お客様に提供いたします。これにより新たな市場を創造し、少子高齢化の進行により縮小する国内市場においても持続的・安定的な成長を実現いたします。また、国内で磨いた「あぶら」の価値を基に、アジア市場を中心にお客様の「お役立ち」を実現し、海外事業の展開を加速いたします。更には「あぶら」の付加価値機能を追求することで、高齢化社会における最適な栄養補給や労働人口の減少による人手不足、女性の社会進出拡大に向けた調理時間短縮、不足する食資源といった今後拡大が想定される社会課題の解決に貢献できる商品・サービスの開発に取り組んでまいります。 第五期中期経営計画の前半2年間は、企業理念の策定・浸透を核とした風土改革を土台として、人事制度、ガバナンス、内部統制、情報システムあるいは品質保証等を含む経営基盤強化を進めると共に、事業の選択と集中、あるいはサプライチェーンの効率化・高度化といった構造改革による経営資源の創出と、その資源を活用した高付加価値化を中心とした成長戦略を進めてまいりました。 それを受け、後半2年間では、これまで推進してきた成長戦略と構造改革に加え、それらを支える経営基盤強化ならびに企業理念浸透を核とした組織風土改革を引き続き推進し、持続的な成長基盤を確立してまいります。さらに2030年に向けた成長の仮説検証を迅速に行うと共に、経営基盤強化に重点的に取り組んでまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5514文字
(4) 会社をとりまく経営環境と事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境は、物流費の継続上昇、エネルギー・資材価格上昇等の国内の事業環境に加え、先行き不透明な国際的通商課題による相場・為替変動のリスクがあり、これらの課題に対処すべきと認識しております。それには高付加価値品の売上拡大や構造改革等に取り組み、持続的成長が可能な企業体質の構築を目指す第五期中期経営計画を確実に達成するために、これまで推進してきた成長戦略と構造改革、それらを支える経営基盤強化を引き続き推進してまいります。また2018年度より、持続的成長を確実なものとするために、油脂事業、油脂加工品事業、食品・ファイン事業の主要3事業へセグメント体系を変更しております。 成長戦略では、油脂事業の家庭用市場におけるオリーブオイルの用途拡大提案ならびに新製品の浸透と拡売、業務用市場においては長持ち油「長調得徳 ® 」、様々な調味・調理機能を有する「J-OILPRO ® 」の提案を強化してまいります。ソリューション事業においては、当社グループが有する各種素材(油脂、スターチ、マーガリン、粉末油脂等)に製菓製パン素材となるミックス粉も加えて、おいしさデザインの実現に向けたお役立ち提案を行ってまいります。さらに2018年7月にオープンした「おいしさデザイン工房」において、これら素材の強みの掛け算による新たな価値創造の検討を日々進めてまいります。 構造改革では、外部環境の変動に左右されにくい事業構造を目指して構造改革を進めてまいります。特に油脂事業においては物流費、エネルギー費等の高騰に対する施策として、2019年3月に発表した油脂製品の価格改定を推進してまいります。 経営基盤強化では、多様性、働きがい、自律的成長を促す人事制度改定を進め、将来の当社グループを担う人財の育成と働き方改革を推進してまいります。また2019年度より社内取締役を5名から4名とする一方で、社外取締役を4名から5名とすることで監督機能をさらに強化し、統制の取れた経営を推進してまいります。当社グループはこれまで培った資産と独自の強みを活かし、SDGsで挙げられている様々な課題に対して、事業を通じて解決に貢献すると共に新たな価値を提供しESG経営を進めてまいります。なお、これらを推進するに際し、全社コンプライアンス研修の実施やリスク想定力強化プロジェクト等により、内部統制を強化してまいります。 これらの取り組みにより、全社における企業理念「Joy for Life~生きるをおいしく、うれしくしたい。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の業績は、良好なミール相場環境のもと油脂事業が好調に推移し、高付加価値品の拡売、2017年度から取り組んできた油脂製品販売価格の改定効果もあり、増収増益となりました。また、特別損益では生産拠点再編により遊休となっていた土地の売却による固定資産売却益の計上や、神戸工場において台風被害による災害損失等を計上いたしました。 以上の結果、当期の業績は、 売上高1,867億78百万円 ( 前年同期比1.9%増 )、 営業利益56億63百万円 ( 前年同期比41.4%増 )、 経常利益63億26百万円 ( 前年同期比23.1%増 )、 親会社株主に帰属する当期純利益47億49百万円 ( 前年同期比15.1%増 )となりました。 当連結会計年度末の総資産は 1,476億88百万円 ( 前期末比59億54百万円減 )、負債は 607億79百万円 ( 前期末比87億47百万円減 )、純資産は 869億8百万円 ( 前期末比27億93百万円増 )となりました。 セグメントの概況は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントを変更しており、当連結会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。 (油脂事業) 油脂事業環境につきましては、主原料である大豆相場は、期初1ブッシェル当たり10米ドル台前半で推移したものの、その後は米国産地で良好な生育状況が続き豊作観測となったことや、米中貿易摩擦から1ブッシェル当たり8米ドル台から9米ドル台での推移となりました。菜種相場は、期初1トン当たり520~540加ドルで推移しましたが、その後はカナダ産地の生育状況が概ね良好となったことや、中国とカナダの関係悪化から輸出需要が減少し需給緩和が予想されたことから、1トン当たり450~510加ドルのレンジでの推移となりました。為替相場は、日米の金利差や好調な米国の経済状況を材料に円安傾向で推移したものの、世界的な株安からリスク回避姿勢が強まり一時的に円高になる局面もあり、前年同期と比較して円高ドル安となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1453文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸表 計上額 (注3) 油脂事業 油脂加工品事業 食品・ファイン事業 売上高 外部顧客への売上高 154,831 13,466 13,359 181,657 1,704 183,361 183,361 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,743 390 87 2,221 2,221 △ 2,221 156,575 13,856 13,447 183,878 1,704 185,583 △ 2,221 183,361 セグメント利益 2,432 474 876 3,783 222 4,005 4,005 セグメント資産 121,055 10,711 12,575 144,341 2,508 146,850 6,792 153,642 その他の項目 減価償却費 3,772 478 222 4,473 67 4,541 376 4,917 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,905 85 562 4,554 83 4,638 806 5,444 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等の各種サービス等が含まれております。 2.セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は 6,792百万円 であり、その主なものは余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(一部の投資有価証券)及び管理部門に関わる資産等であります。 3.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と一致しております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2616文字
2 主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 味の素株式会社 47,641 26.0 47,788 25.6 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを用いることが必要となりますが、これらの見積りについて過去の実績や現状等を総合的に勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表][注記事項]連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における 売上高は1,867億78百万円 ( 前年同期比1.9%増 )となりました。売上高が増加した主な要因は、油脂部門における高付加価値品の販売数量の増加、および油糧部門におけるミールの販売価格の上昇によるものです。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における 売上原価は1,519億59百万円 ( 前年同期比0.7%減 )となりました。また、 販売費及び一般管理費は291億55百万円 ( 前年同期比11.0%増 )となっております。 (営業利益) 当連結会計年度における 営業利益は56億63百万円 ( 前年同期比41.4%増 )となりました。営業利益が増加した主な要因は、油脂部門の原価が相場の影響により減少したことによるものです。 (経常利益) 当連結会計年度における 経常利益は63億26百万円 ( 前年同期比23.1%増 )となりました。経常利益が増加した主な要因は、営業利益の増加によるものです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における 親会社株主に帰属する当期純利益は47億49百万円 ( 前年同期比15.1%増 )となりました。この増加の主な要因は、経常利益の増加によるものです。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は 708億83百万円 で、 前連結会計年度末に比べ37億69百万円減少 いたしました。…