事業の内容
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/ 原文長 約916文字
3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と子会社3社で構成され、その業務は外航海運事業、倉庫・運送事業、不動産事業を展開しております。 当社は子会社3社を連結決算上の対象子会社としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 ① 外航海運事業(ロジスティクス) 子会社または船主(同業他社)より定期用船した船舶による貨物輸送(自社運航)と、用船者(同業他社)への定期用船を行っております。また、主に当社への定期用船を行っているのが、DELICA SHIPPING S.A.であります。 INUI SHIPPING (SINGAPORE) PTE.LTD.は2019年8月28日付で清算結了したため連結の範囲から除外しております。 (連結子会社) DELICA SHIPPING S.A. ② 倉庫・運送事業(ロジスティクス) ・倉庫保管事業 顧客のために物品を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。普通倉庫業のほかに保税蔵置場の許可を受け関税未納輸出入貨物の保管業務を行っています。また、主に庫内作業を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。 ・文書保管事業 国土交通省の認定を受け文書箱や什器等を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。 ・貨物運送事業 当社倉庫他の寄託貨物を運送する事業であります。また、主として当社倉庫の受寄物の自動車運送に係る業務を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。また、自動車運送に係る業務や引越し業務を行っているのが、イヌイ運送㈱であります。 (連結子会社) イヌイ運送㈱、 イヌイ倉庫オペレーションズ㈱ ③ 不動産事業 勝どきエリアを中心に、自らが所有する住宅及び事務所等を賃貸する施設賃貸業を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)前連結会計年度において連結子会社でありましたINUI SHIPPING (SINGAPORE) PTE. LTD.は、2019年8月28日付で清算結了致しました。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約895文字
2. 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 ① 経営環境 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかに景気回復が続いたものの、米中貿易摩擦の長期化や、英国のEU離脱問題などに加え、新型コロナウイルスの感染症の拡大により景気の減速に関する懸念が高まり、先行きの不確実性が大きい状況にあります。 外航海運事業におけるスモールハンディ船市況は、2020年1月から開始した燃料油環境規制に備え、操船や市況に混乱を来たす場面があり、2019年9月以降軟調に推移致しました。また年度終盤に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、海運市況はさらに下落しました。 倉庫・運送事業に関連し、物流業界におきましては、貨物保管残高は前年同期をやや上回る水準で推移し、貨物取扱量は前年同期と概ね同水準で推移しました 。 不動産事業に関連し、都心部の賃貸オフィスビル市況は、低水準の空室率で推移しており、賃料水準も小幅ながら上昇が続いております。また、東京23区の賃貸マンション市況は前年同期と概ね同水準で推移しました。 ② 中長期的な会社の経営戦略 現在、当社においては2020年度4月1日から始まる中期経営計画を発表しておりません。これは、新型コロナウイルス感染症拡大による世界情勢の混乱の影響に因るもので、計数計画を伴わない計画を決議すべきではないという観点から、2020年度業績見通しを公表できる環境に併せて、新しい中期経営計画を発表する予定です。この環境下において、新しい中期経営計画を公表するまでの間、暫定的に、方針や施策については前中期経営計画を基本としながら先述の「1.経営の基本方針」記載の通り、修正を加え、更新いたしております。 また、以下のとおり3つの事業領域とコーポレート部門の充実に向けた事業方針に取り組みます。 1)外航海運事業 :船隊の最適活用へ 2)倉庫・運送事業 :新たなロジスティクスバリューの創出 3)不動産事業 :「住み心地」の提供 4)コーポレート部門:社員と会社の持続的な成長に向けた取り組み 社内外への情報発信の強化
対処すべき課題
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/ 原文長 約678文字
3. 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 外航海運事業の立て直しを優先かつ重要な課題と捉えております。当社の業容であるスモールハンディ船の船腹は、今後も続く大型の環境規制を考慮しますと、新規供給が難しい環境にあり、緩やかながら減少することが予想されます。世界に遍在しており、世界人口の増加と強い相関を持つバルク資源材は、世界の平和を前提とした場合には緩やかに需要が増加します。しかしながら、米中経済戦争や新型コロナウイルス感染症拡大などの予測しがたい世界の不和や自然の変調は、貨物需要を収縮させます。船腹供給とバルク材需要の大きなシナリオは変わらないものの、不定期なマイナスの影響を如何に小さくするかも重要です。前中期経営計画では、需要の収縮に弱い長期借船を大きく減じてきたことで耐力も向上されてきました。既存自社船隊を中心に環境規制に対応できる船隊の整備を進めてきた経緯を踏まえ、今後もより一層の長寿命化と効率配船を軸とした船隊の最適活用を推進してまいります。 また配当方針については、運賃市況のボラティリティの高い外航海運事業と、中長期視点で景気波動の異なる倉庫・運送事業及び不動産事業という3つの事業セグメントからなる当社の事業特性を踏まえた、以下に記載の従来の方針を継続します。 ・従来どおり「良いときは笑い、悪いときにも泣かない」方針とします。 ・業績に応じて、良いとき、悪いときの判断基準を定め、「悪いとき」には減配もありますが、無配を前提にはしません。 ・また、「良いとき」には配当性向の累進による増配を提案してまいりたいと考えます 。
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかに景気回復が続いたものの、米中貿易摩擦の長期化や、英国のEU離脱問題などに加え、新型コロナウイルスの感染症の拡大により景気の減速に関する懸念が高まり、先行きの不確実性が大きい状況にあります。 このような状況下、当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 当連結会計年度末の総資産は、船舶取得に伴う有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末比662百万円増の53,054百万円となりました。負債は、借入金の増加等により、前連結会計年度末比1,404百万円増の34,068百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の減少等により、前連結会計年度末比741百万円減の18,985百万円となりました。 この結果、自己資本比率は37.7%から35.8%になりました。 当連結会計年度の経営成績は、売上高は前年同期比1,221百万円減収(△5.3%)の21,787百万円、営業損益は前年同期比1,280百万円減益の884百万円の損失、経常損益は前年同期比1,029百万円減益の1,080百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比558百万円減益(△87.4%)の80百万円となりました。 当社グループのセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 ① 外航海運事業( ロジスティクス) 外航海運事業におきましては、売上高は前年同期比1,150百万円減収(△8.3%)の12,734百万円、セグメント損益はスモールハンディ船市況の深刻な下落等により、2,601百万円の損失(前年同期は1,196百万円の損失)となりました。 セグメント資産は、船舶の取得による有形固定資産の増加等により前連結会計年度末比2 , 919百万円増加し、25 , 406百万円となりました。 ② 倉庫・運送事業 ( ロジスティクス) 倉庫・運送事業におきましては、倉庫事業における既存荷主の貨物取扱高の増加や新規荷主の獲得があったものの、連結子会社であるイヌイ運送株式会社の引越し取扱高の減少等により、売上高は前年同期比107百万円減収(△2.4%)の4,383百万円、セグメント利益は前年同期比3百万円減益(△7.0%)の45百万円となりました。 セグメント資産は、倉庫建設による有形固定資産の増加等により前連結会計年度末比524百万円増加し、4 , 480百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1790文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) ロジスティクス 不動産 事業 外航海運 事業 倉庫・運送事業 売上高 外部顧客への売上高 13,884 4,490 4,633 23,008 23,008 セグメント間の内部売上高又は振替高 30 30 △ 30 13,884 4,490 4,664 23,039 △ 30 23,008 セグメント利益又はセグメント損失(△) △ 1,196 48 2,355 1,208 △ 812 396 セグメント資産 22,486 3,956 13,518 39,962 12,429 52,391 セグメント負債 17,785 1,275 2,244 21,306 11,358 32,664 その他の項目 減価償却費 1,834 107 764 2,706 40 2,747 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 5,127 1,778 62 6,968 24 6,992 (注)1.調整額は以下の通りであります。 (1)セグメント利益又はセグメント損失の調整額△812百万円は、各報告セグメントに配分しない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額12,429百万円は、各報告セグメントに配分しない全社資産であります。全社資産は主に管理部門に係る現金及び預金、投資有価証券及びその他資産等であります。 (3)セグメント負債の調整額11,358百万円は、各報告セグメントに配分しない全社負債であります。全社負債は主に管理部門に係る借入金及びその他負債等であります。 (4)その他の項目の減価償却費調整額40百万円は、全社資産の償却費であります。また有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額24百万円は、全社資産の増加額であります。 2.セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約9336文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 東急住宅リース㈱ 2,287 9.9 2,291 10.5 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ②船舶の稼動状況 船名 第99期(2018年4月1日~2019年3月31日) 第100期(2019年4月1日~2020年3月31日) 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 KEN SAN 365 333 91 4月 臨時修繕 310 302 97 2月 売船 KEN TEN 365 352 96 11月 臨時修繕 354 331 93 3月 売船 KEN GOH 365 330 90 8月 中間検査 366 352 96 6月 臨時修繕 KEN YU 365 322 88 9月 定期検査 326 317 97 2月 売船 KEN REI 365 349 96 5月 中間検査 366 366 100 KEN MEI 365 346 95 7月 定期検査 366 366 100 KEN HOU 365 359 98 366 331 90 11月 定期検査 KEN SEI 365 365 100 366 366 100 KEN TOKU 365 342 94 6月 中間検査 366 366 100 KEN KON 365 346 95 6月 定期検査 366 366 100 KEN EI 365 352 96 9月 定期検査 366 366 100 KEN SHIN 365 365 100 366 296 81 10月 定期検査 KEN JYO 100 3月 竣工 366 366 100 KEN HOPE 365 354 97 5月 中間検査 366 366 100 KEN BOS 222 222 100 8月 竣工 KEN ANN 147 147 100 11月 竣工 KEN BREEZE 365 364 100 366 342 93 12月 中間検査・船名変更 KEN SPIRIT 365 365 100 366 344 94 8月 中間検査・船名変更 KEN RYU 365 363 99 366 349 95 10月 中間検査・船名変更 ULTRA LASCAR 365 356 97 6月 中間検査 366 365 100 KEN YO 365 365 100 366 366 100 KEN VOYAGER 365 347 95 6月 中間検査 366 362 99 KEN SKY…