事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約758文字
3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と子会社3社で構成され、その業務は外航海運事業、倉庫・運送事業、不動産事業を展開しております。 当社は子会社3社を連結決算上の対象子会社としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 ① 外航海運事業(ロジスティクス) 子会社または船主(同業他社)より定期用船した船舶による貨物輸送(自社運航)と、用船者(同業他社)への定期用船を行っております。また、主に当社への定期用船を行っているのが、DELICA SHIPPING S.A.であります。 (連結子会社) DELICA SHIPPING S.A. ② 倉庫・運送事業(ロジスティクス) ・倉庫保管事業 顧客のために物品を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。普通倉庫業のほかに保税蔵置場の許可を受け関税未納輸出入貨物の保管業務を行っています。また、主に庫内作業を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。 ・文書保管事業 国土交通省の認定を受け文書箱や什器等を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。 ・貨物運送事業 当社倉庫他の寄託貨物を運送する事業であります。また、主として当社倉庫の受寄物の自動車運送に係る業務を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。また、自動車運送に係る業務や引越し業務を行っているのが、イヌイ運送㈱であります。 (連結子会社) イヌイ運送㈱、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱ ③ 不動産事業 勝どきエリアを中心に、自らが所有する住宅及び事務所等を賃貸する施設賃貸業を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3106文字
3.中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 中長期的な会社の経営戦略 乾汽船の祖業は、海運業であり、倉庫業です。当社グループの仕事は、人の営みに欠かすことのないモノを運ぶ実業の一端を担っており、産業や社会を支えている自負とともに「よくはこぶ」を続けていくことを使命としております。 当社グループの生業は120年を超えており、私たちは、その歴史の意味を知っています。 商道徳の正義に迷いはなく、難しい時にも正道を歩み、悪い時に言い訳はせず、良い時も自慢しません。資本の理屈に沿わない時もありますが、時代の変化に適応し、実業を続ける術は備えています。 当社グループの経営には、10年を超える長期の視点を優先すべき施策が存在します。例えば、船隊整備計画や勝どき・月島の再開発などはその典型であり、中期経営計画の対象期間内には成果が顕在化しない場合があります。 当社グループは、今日も明日も着実に「よくはこぶ」を積み重ねております。 また、当社グループはサステナビリティを大切にしています。私たちの考えるサステナビリティは、「よくはこぶ」とともにあります。この考え方に基づき、長期ビジョンとして「よくはこぶ」を掲げ、2026年3月に新中期経営計画「あしたも元気」(計画期間:2026年4月~2029年3月)を策定しております。 配当方針については、「事業特性」、「中長期的成長を重視した経営資源の配分」、「財務基盤」の3つのバランスがとれた株主還元策であることを基本とし(株式市場環境等を踏まえ自己株式取得する場合を含む)、現状の資本構成では、以下に記載の従来の方針を継続します。 ・従来どおり「良いときは笑い、悪いときにも泣かない」方針とします。 ・業績に応じて、良いとき、悪いときの判断基準および最低配当額を定め、「悪いとき」にも無配を前提にはしません。 ・また、「良いとき」には配当性向の累進による増配を提案してまいりたいと考えます。 あわせて、「悪い時」における最低配当額を従来の2倍である12円に引き上げます。 ② 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1)外航海運事業 ・事業方針 ご長寿お達者 航行のムダ排除と安心安全 徹底した効率配船 ・施策 地球環境を考えると新造船の発注は難しくなりました。しかし、船稼業には船舶が必要です。船隊整備の要諦は、勇気と資金と長期目線と心得ます。 そして、世界の変異に激しく振り回されるのが外航海運業です。予測不能の事態が、しばしば勃発しますが、鍛え続ける地力で対応します。 当社外航海運事業の事業領域であるハンディ船においては、今後も船腹の供給が難しい状況が継続すると考えております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3106文字
3.中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 中長期的な会社の経営戦略 乾汽船の祖業は、海運業であり、倉庫業です。当社グループの仕事は、人の営みに欠かすことのないモノを運ぶ実業の一端を担っており、産業や社会を支えている自負とともに「よくはこぶ」を続けていくことを使命としております。 当社グループの生業は120年を超えており、私たちは、その歴史の意味を知っています。 商道徳の正義に迷いはなく、難しい時にも正道を歩み、悪い時に言い訳はせず、良い時も自慢しません。資本の理屈に沿わない時もありますが、時代の変化に適応し、実業を続ける術は備えています。 当社グループの経営には、10年を超える長期の視点を優先すべき施策が存在します。例えば、船隊整備計画や勝どき・月島の再開発などはその典型であり、中期経営計画の対象期間内には成果が顕在化しない場合があります。 当社グループは、今日も明日も着実に「よくはこぶ」を積み重ねております。 また、当社グループはサステナビリティを大切にしています。私たちの考えるサステナビリティは、「よくはこぶ」とともにあります。この考え方に基づき、長期ビジョンとして「よくはこぶ」を掲げ、2026年3月に新中期経営計画「あしたも元気」(計画期間:2026年4月~2029年3月)を策定しております。 配当方針については、「事業特性」、「中長期的成長を重視した経営資源の配分」、「財務基盤」の3つのバランスがとれた株主還元策であることを基本とし(株式市場環境等を踏まえ自己株式取得する場合を含む)、現状の資本構成では、以下に記載の従来の方針を継続します。 ・従来どおり「良いときは笑い、悪いときにも泣かない」方針とします。 ・業績に応じて、良いとき、悪いときの判断基準および最低配当額を定め、「悪いとき」にも無配を前提にはしません。 ・また、「良いとき」には配当性向の累進による増配を提案してまいりたいと考えます。 あわせて、「悪い時」における最低配当額を従来の2倍である12円に引き上げます。 ② 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1)外航海運事業 ・事業方針 ご長寿お達者 航行のムダ排除と安心安全 徹底した効率配船 ・施策 地球環境を考えると新造船の発注は難しくなりました。しかし、船稼業には船舶が必要です。船隊整備の要諦は、勇気と資金と長期目線と心得ます。 そして、世界の変異に激しく振り回されるのが外航海運業です。予測不能の事態が、しばしば勃発しますが、鍛え続ける地力で対応します。 当社外航海運事業の事業領域であるハンディ船においては、今後も船腹の供給が難しい状況が継続すると考えております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2787文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、商品価格の見直しや高付加価値サービスの提供等による業績改善が設備投資の増加を促し、景気は緩やかながらも回復傾向が見られました。一方で、中東情勢の緊迫した状況が長期化する中、エネルギー供給への懸念や資源価格の変動リスクが高まり、為替動向と併せて企業活動への影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況下、当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 当連結会計年度末における総資産は、投資有価証券の増加等により前連結会計年度末比3,795百万円増の78,698百万円となりました。負債は、営業未払金や借入金の増加等により前連結会計年度末比3,255百万円増の41,283百万円となりました。純資産は、利益剰余金の減少、その他有価証券評価差額金の増加等により前連結会計年度末比540百万円増の37,415百万円となりました。 この結果、自己資本比率は49.2%から47.5%になりました。 当連結会計年度の経営成績は、売上高は前年同期比1,866百万円増収(+5.9%)の33,636百万円、営業利益は前年同期比1,497百万円減益(△41.0%)の2,158百万円、経常利益は前年同期比1,879百万円減益(△49.0%)の1,956百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比4,188百万円減益(△83.4%)の833百万円となりました。 当社グループのセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 ① 外航海運事業(ロジスティクス) 外航海運事業におけるハンディ船市況は、上期は国際的な通商環境の不透明感や荷動き停滞懸念等の影響もあり、前年同期に比して軟調に推移いたしました。第3四半期には回復の動きが見られたものの、年明けには一時的に軟化し、その後は持ち直しの動きが見られました。 なお、当連結会計年度における当社グループの平均為替レートは¥149.99/対US$(前年同期は¥152.84)となりました。 このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、市況の変動や為替の影響を受けたものの、前連結会計年度下期及び当連結会計年度に竣工・稼働開始した新造船並びに新規用船の寄与により稼働日数が増加したことに加え、貸船収入に比して単価の高い運賃収入が増加したこと等により、売上高は前年同期比2,162百万円増収(+9.2%)の25,747百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1729文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) ロジスティクス 不動産 事業 外航海運 事業 倉庫・運送事業 売上高 外部顧客への売上高 23,584 3,903 4,281 31,770 31,770 セグメント間の内部売上高又は振替高 30 31 △ 31 23,584 3,904 4,312 31,801 △ 31 31,770 セグメント利益 2,139 348 2,077 4,565 △ 908 3,656 セグメント資産 41,384 4,320 10,658 56,363 18,540 74,903 セグメント負債 24,018 840 2,888 27,747 10,280 38,028 その他の項目 減価償却費 2,431 205 612 3,248 17 3,266 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 8,480 24 394 8,898 10 8,909 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△908百万円は、各報告セグメントに配分しない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額18,540百万円は、各報告セグメントに配分しない全社資産であります。全社資産は主に管理部門に係る現金及び預金、投資有価証券及びその他資産等であります。 (3)セグメント負債の調整額10,280百万円は、各報告セグメントに配分しない全社負債であります。全社負債は主に管理部門に係る借入金及びその他負債等であります。 (4)その他の項目の減価償却費の調整額17百万円は、全社資産の償却費であります。また有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額10百万円は、全社資産の増加額であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約9204文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は、100分の10以上を占める相手先がないため記載を省略しております。 ②船舶の稼働状況 船名 第105期(2024年4月1日~2025年3月31日) 第106期(2025年4月1日~2026年3月31日) 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 KEN GOH 365 363 99 365 364 100 KEN REI 365 333 91 6月 中間検査 365 365 100 KEN MEI 248 238 96 12月 売船 KEN HOU 143 143 100 8月 売船 KEN SEI 365 341 93 2月 定期検査 365 365 100 KEN TOKU 241 232 96 11月 売船 KEN KON 365 365 100 365 341 94 3月 中間検査 KEN EI 365 365 100 365 365 100 KEN SHIN 365 346 95 10月 定期検査 365 365 100 KEN JYO 365 364 100 365 365 100 KEN HOPE 365 365 100 365 344 94 10月 定期検査 KEN BOS 365 346 95 9月 定期検査 365 365 100 KEN ANN 365 347 95 10月 定期検査 365 361 99 KEN BREEZE 365 365 100 365 346 95 8月 中間検査 KEN SPIRIT 365 335 92 9月 中間検査 365 364 100 KEN RYU 231 230 100 11月 売船 KEN UN 365 365 100 365 311 85 10月 定期検査 KEN YO 365 358 98 365 347 95 7月 中間検査 KEN VOYAGER 365 365 100 365 348 95 9月 定期検査 KEN SKY 365 365 100 365 332 91 9月 定期検査 KEN VISTA 365 350 96 5月 中間検査 365 365 100 KEN HARU 365 365 100 365 348 95 3月 定期検査 KEN CITRUS 74 74 100 1月 竣工 365 364 100 KEN OH 68 67 99 1月 竣工 365 365 100 KEN FOREST 211 211 100 9月 竣工 KEN OLIVE 250 250 100 7月 竣工 他社定期用船 1,986 1,942 98 2,799 2,782 99 合計又は平均 9,561 9,329 98 10,560 10,332 98…