事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1143文字
3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と子会社4社で構成され、その業務は外航海運事業、倉庫・運送事業、不動産事業を展開しております。 当社は子会社4社を連結決算上の対象子会社としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 ① 外航海運事業(ロジスティクス) 子会社または船主(同業他社)より定期用船した船舶による貨物輸送(自社運航)と、用船者(同業他社)への定期用船を行っております。また、主に当社への定期用船を行っているのが、DELICA SHIPPING S.A.であります。 INUI SHIPPING (SINGAPORE) PTE.LTD.は2017年11月9日開催の取締役会において、解散及び清算を決議しており、同社の2019年5月22日開催の株主総会において、残余財産の分配が決議され同年5月28日に残余財産の分配が行われました。今後の現地法令及び手続き等に基づく清算結了の日程は2019年8月を予定しております。 (連結子会社) DELICA SHIPPING S.A.、INUI SHIPPING(SINGAPORE)PTE.LTD. ② 倉庫・運送事業(ロジスティクス) ・倉庫保管事業 顧客のために物品を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。普通倉庫業のほかに保税蔵置場の許可を受け関税未納輸出入貨物の保管業務を行っています。また、主に庫内作業を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。 ・文書保管事業 国土交通省の認定を受け文書箱や什器等を倉庫に保管し、その対価として保管料等を収受する事業であります。 ・貨物運送事業 当社倉庫他の寄託貨物を運送する事業であります。また、主として当社倉庫の受寄物の自動車運送に係る業務を行っているのが、イヌイ倉庫オペレーションズ㈱であります。また、自動車運送に係る業務や引越し業務を行っているのが、イヌイ運送㈱であります。 (連結子会社) イヌイ運送㈱、 イヌイ倉庫オペレーションズ㈱ ③ 不動産事業 勝どきエリアを中心に、自らが所有する住宅及び事務所等を賃貸する施設賃貸業を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 ※1 INUI SHIPPING (SINGAPORE) PTE.LTD.は2017年11月9日開催の取締役会において、解散及び清算を決議しており、同社の2019年5月22日開催の株主総会において、残余財産の分配が決議され同年5月28日に残余財産の分配が行われました。今後の現地法令及び手続き等に基づく清算結了の日程は2019年8月を予定しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約18247文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、2017年2月に中期経営計画「はじめての中期経営計画~今を生きる、明日を生きる~」(計画期間:2017年4月~2020年3月)を策定しました。計画の概要は下記の通りです。当社ウェブサイト(IR(投資家情報)-中期経営計画)の補足説明資料も併せてご参照ください(http://www.inui.co.jp/ir/library/managementplan.html)。 なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.経営の基本方針 中期経営計画の策定にあたり、経営の基本方針として以下の3点を定めております。 ① 資産の力を事業の力に 勝どきの不動産施設は収益力と資金調達力に優れた資産です。中長期の視点で、景気波動の異なる船舶、倉庫の資産を組み合わせます。単一事業の変動から影響を受けにくい、可変性のある資産ポートフォリオを形成することで、事業の基盤を支え、競争力の源としていきます。 ② カイゼンは宝 環境変化への即応は難しいですが、PDCAサイクルを前提とした当社のカイゼンは、ムリなく、ムラをならし、ムダを取ってきた実績があり、企業文化として育ちつつあります。倉庫内から始まったカイゼンは、オフィスを経て、船の上にも広げていきます。 ③ 「らしさ」の追求 経営統合により混ざり合った企業文化は、内外環境の激変に晒され、多くの独自性を含む「らしさ」へと向かっています。3つの事業領域、2つの企業文化、1つの会社の「らしさ」は、差別化の源泉であり、我らの存在意義です。 2.3セグメントとコーポレートについて ① 外航海運事業 ・事業方針…OWN主義への緩やかなシフト ・目標 …Net Cash Flow>0 ・施策 …検討を重ねてきたファイナンス手法は、運賃市況が低位にある環境下での船舶投資を可能とします。資本の効率性に着目した船舶のアセット戦略に加え、船舶管理体制や安全運航施策等の運営戦略、機会取得の営業戦略で海運実務の質的カイゼンに取り組んでいきます。 ② 倉庫・運送事業 ・事業方針…「カイゼン」の継続 ・目標 …営業利益>0 ・施策 …手・足・倉をカイゼンで鍛え続ける努力は怠りません。しかし、それだけでは、次代に通用する倉庫業には届きません。実績と信用を重ねてきた同業者間のネットワークは、立地優位性のある既存倉庫に存在します。この経営資源を最適活用する協業モデルに取り組みます。 ③ 不動産事業 ・事業方針…勝どきをより良い街に ・目標 …長期安定利益の最大化 ・施策 …勝どきの施設群が、資金調達力と収益力という重要な役目を長期安定的に果たすには「良い街」を目指す視点が必要です。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約18247文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、2017年2月に中期経営計画「はじめての中期経営計画~今を生きる、明日を生きる~」(計画期間:2017年4月~2020年3月)を策定しました。計画の概要は下記の通りです。当社ウェブサイト(IR(投資家情報)-中期経営計画)の補足説明資料も併せてご参照ください(http://www.inui.co.jp/ir/library/managementplan.html)。 なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.経営の基本方針 中期経営計画の策定にあたり、経営の基本方針として以下の3点を定めております。 ① 資産の力を事業の力に 勝どきの不動産施設は収益力と資金調達力に優れた資産です。中長期の視点で、景気波動の異なる船舶、倉庫の資産を組み合わせます。単一事業の変動から影響を受けにくい、可変性のある資産ポートフォリオを形成することで、事業の基盤を支え、競争力の源としていきます。 ② カイゼンは宝 環境変化への即応は難しいですが、PDCAサイクルを前提とした当社のカイゼンは、ムリなく、ムラをならし、ムダを取ってきた実績があり、企業文化として育ちつつあります。倉庫内から始まったカイゼンは、オフィスを経て、船の上にも広げていきます。 ③ 「らしさ」の追求 経営統合により混ざり合った企業文化は、内外環境の激変に晒され、多くの独自性を含む「らしさ」へと向かっています。3つの事業領域、2つの企業文化、1つの会社の「らしさ」は、差別化の源泉であり、我らの存在意義です。 2.3セグメントとコーポレートについて ① 外航海運事業 ・事業方針…OWN主義への緩やかなシフト ・目標 …Net Cash Flow>0 ・施策 …検討を重ねてきたファイナンス手法は、運賃市況が低位にある環境下での船舶投資を可能とします。資本の効率性に着目した船舶のアセット戦略に加え、船舶管理体制や安全運航施策等の運営戦略、機会取得の営業戦略で海運実務の質的カイゼンに取り組んでいきます。 ② 倉庫・運送事業 ・事業方針…「カイゼン」の継続 ・目標 …営業利益>0 ・施策 …手・足・倉をカイゼンで鍛え続ける努力は怠りません。しかし、それだけでは、次代に通用する倉庫業には届きません。実績と信用を重ねてきた同業者間のネットワークは、立地優位性のある既存倉庫に存在します。この経営資源を最適活用する協業モデルに取り組みます。 ③ 不動産事業 ・事業方針…勝どきをより良い街に ・目標 …長期安定利益の最大化 ・施策 …勝どきの施設群が、資金調達力と収益力という重要な役目を長期安定的に果たすには「良い街」を目指す視点が必要です。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2399文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 以下の経営成績、財政状態に関する説明については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(表示方法の変更)」に記載のとおり、組替え後の前連結会計年度の連結財務諸表の数値を用いて説明しております。 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国では堅調な景気回復が続き、欧州では英国のEU離脱問題に係る不確実性の高まり等もあり、景気は緩やかな回復となりました。中国では米中貿易摩擦の影響や、当局の債務圧縮政策によるインフラ投資の抑制等により、景気は減速傾向となりました。日本経済におきましては、好調な企業業績を背景に雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調にありましたが、米中貿易摩擦による世界経済の減速懸念もあり、先行きは不透明感を増しています。 このような状況下、当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 a. 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比3,979百万円増の52,391百万円となりました。負債は、前連結会計年度末比4,133百万円増の32,664百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末比153百万円減の19,727百万円となりました。 この結果、自己資本比率は41.1%から37.7%になりました。 b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は前年同期比2,434百万円増収(+11.8%)の23,008百万円、営業利益は前年同期比422百万円減益(△51.6%)の396百万円、経常損益は前年同期比806百万円減益の51百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益は繰延税金資産の取崩しに伴う法人税等調整額の増加等があり前年同期比1,180百万円減益(△64.9%)の639百万円となりました。 当社グループのセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 ① 外航海運事業( ロジスティクス) 外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は緩やかな回復基調にありますが、下期以降、米中貿易摩擦の市況心理への影響等もあり、軟調に推移いたしました。 このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、売上高は前年同期比2,169百万円増収(+18.5%)の13,884百万円、セグメント損益は入渠隻数の増加やバラスト水処理装置の設置に係る修繕費の増加等により、1,196百万円の損失(前年同期は861百万円の損失)となりました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1520文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) ロジスティクス 不動産 事業 外航海運 事業 倉庫・運送事業 売上高 外部顧客への売上高 11,715 4,259 4,600 20,574 20,574 セグメント間の内部売上高又は振替高 30 30 △ 30 11,715 4,259 4,630 20,605 △ 30 20,574 セグメント利益又はセグメント損失(△) △ 861 17 2,491 1,647 △ 829 818 セグメント資産 18,122 2,638 14,314 35,076 13,335 48,412 セグメント負債 14,281 2,378 2,174 18,834 9,696 28,531 その他の項目 減価償却費 1,898 104 735 2,738 62 2,800 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 4,472 149 564 5,186 51 5,237 (注)1.セグメント利益又はセグメント損失の調整額△829百万円は、各報告セグメントに配分しない全社費用△829百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) ロジスティクス 不動産 事業 外航海運 事業 倉庫・運送事業 売上高 外部顧客への売上高 13,884 4,490 4,633 23,008 23,008 セグメント間の内部売上高又は振替高 30 30 △ 30 13,884 4,490 4,664 23,039 △ 30 23,008 セグメント利益又はセグメント損失(△) △ 1,196 48 2,355 1,208 △ 812 396 セグメント資産 22,486 3,956 13,518 39,962 12,429 52,391 セグメント負債 17,785 1,275 2,244 21,306 11,358 32,664 その他の項目 減価償却費 1,834 107 764 2,706 40 2,747 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 5,127 1,778 62 6,968 24 6,992 (注)1.調整額は以下の通りであります。 (1)セグメント利益又はセグメント損失の調整額△812百万円は、各報告セグメントに配分しない全社費用であります。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約5785文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 東急住宅リース㈱ 2,246 10.9 2,287 9.9 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ②船舶の稼動状況 船名 第98期(2017年4月1日~2018年3月31日) 第99期(2018年4月1日~2019年3月31日) 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 総日数(日) 稼働日数(日) 稼働率(%) 補足 KEN SAN 365 314 86 4月 定期検査 365 333 91 4月 臨時修繕 KEN TEN 365 341 93 6月 定期検査 365 352 96 11月 臨時修繕 KEN GOH 365 364 100 365 330 90 8月 中間検査 KEN YU 365 365 100 365 322 88 9月 定期検査 KEN REI 365 365 100 365 349 96 5月 中間検査 KEN MEI 365 365 100 365 346 95 7月 定期検査 KEN HOU 365 365 100 365 359 98 KEN SEI 365 352 96 9月 中間検査 365 365 100 KEN TOKU 365 365 100 365 342 94 6月 中間検査 KEN KON 365 365 100 365 346 95 6月 定期検査 KEN EI 365 365 100 365 352 96 9月 定期検査 KEN SHIN 365 354 97 7月 中間検査 365 365 100 KEN HOPE 365 365 100 365 354 97 5月 中間検査 ISS SPIRIT 365 365 100 365 365 100 ISS BREEZE 365 348 95 5月 定期検査 365 364 100 ISS CANTATA 365 365 100 365 363 99 ULTRA LASCAR 365 365 100 365 356 97 6月 中間検査 KEN YO 304 304 100 6月 買船 365 365 100 KEN VOYAGER 227 227 100 8月 買船 365 347 95 6月 中間検査 KEN SKY 244 244 100 7月 買船 365 336 92 7月 中間検査 SANTA VISTA 308 307 100 5月 買船 KEN JYO 100 3月 竣工 他社定期用船 3,798 3,756 99…