事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3795文字
(1) 被取得企業の名称およびその事業の内容 被取得企業の名称 BB Pack GmbH、Cr8packaging GmbH及びPrintmate GmbH 事業の内容 パッケージ製品のデザイン・製造・販売 (2) 企業結合を行った主な理由 BB Pack GroupはEコマース分野を中心に顧客層を持ち、その分野のパッケージについてオーダーメイド・ソリューションを提供しており、新規ユーザーの獲得や商品ラインアップの拡充に加えて、包装資材、デザイン、カスタマイズ印刷ソリューションによるパッケージ事業の更なる拡大と連結利益の拡大が期待できるためです。 (3) 企業結合日 2022年4月29日 (4) 企業結合の法的形式 現金を対価とした株式の取得 (5) 結合後企業の名称 変更ありません。 (6) 取得した議決権比率 100% (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠 当社の連結子会社であるAntalis S.A.S.の事業会社であるANTALIS GmbHが、現金を対価として株式を取得したためであります。 2. 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間 Antalis S.A.S.の決算期は連結決算日と3ヶ月の差異があることから、2022年5月1日~2022年12月31日までの業績を含めております。 3. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳 取得の対価(現金及び預金) 4,566百万円 (33百万ユーロ) 取得原価 4,566百万円 (33百万ユーロ) 4. 主要な取得関連費用の内容及び金額 アドバイザリー等費用 39百万円 5. 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法および償却期間 (1) 発生したのれんの金額 1,260百万円 (2) 発生原因 今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力です。 (3) 償却方法および償却期間 8年間にわたる均等償却 6. 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳 流動資産 2,175百万円 固定資産 2,511百万円 資産合計 4,686百万円 流動負債 464百万円 固定負債 915百万円 負債合計 1,379百万円 7. のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳並びに償却期間 種類 金額 償却期間 償却方法 顧客関連資産 1,711百万円 9年 均等償却 8. 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に 及ぼす影響の概算及びその算定方法 売上高 8,222百万円 営業利益 1,429百万円 (概算額の算定方法) 企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約526文字
(3) 中期的な経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループは、長期経営計画である「長期経営ビジョンGIFT+1 2024」の最終期である第3次中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)を策定いたしました。以下は、第3次中期経営計画の基本方針(テーマ・メッセージ・基本戦略)になります。 「基本方針」 (テーマ) 長期経営ビジョン「GIFT+1 2024」の達成と創立 100 周年に向けて (メッセージ) 循環型ビジネスによる持続可能な社会への貢献と事業ポートフォリオ改革による企業価値向上 (基本戦略) 「収益基盤の確立・深化」 ・各事業会社の利益最大化 ・戦略的アライアンス、M&Aの推進 ・グローバルシナジーの追求 ・DXの推進 「グローバルグループ経営の強化」 ・ESG経営の実現 ・グローバルオペレーション体制構築 ・グループコミュニケーション強化 ・経営資源の適正配分 目標とする経営指標と数値は、以下のとおりです。 第3次中期経営計画 最終年度(2025.3期)数値目標 営業利益 営業利益率 ROE ROA D/Eレシオ※ 145億 2.2% 12.0%以上 2.5%以上 1.0倍以下 ※D/Eレシオ=有利子負債残高÷純資産
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2061文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 紙パルプ産業の国内市場においては、情報媒体のデジタル化が加速しており、紙(いわゆるグラフィック用紙)の需要の減少が続いております。一方、堅調と見られていたパッケージング用紙についても物価の高騰による商品全般の買い控えや、人流の回復がインバウンド需要に結びついていない事に加え、巣籠需要(通販・宅配)も一服感がある事から需要は伸び悩んでいます。海外市場では、昨年の数次にわたる価格改定もあり需要の減少が進み、グラフィック用紙離れが見られてきています。一方で、海洋プラスチック汚染が世界規模の問題となり、石油由来のプラスチック製品に厳しい目が向けられるようになっているため、代替素材として紙の需要が高まっています。バイオマス素材由来の紙資源や、石油由来のプラスチック使用量を削減した製品へのシフトが見られるようになってきております。 また、新型コロナウイルス感染症も日本では5月に感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられ、社会活動の制約はほぼ解消され、アフターコロナ期に移行したことにより、社会経済活動の正常化を背景に個人消費の回復が期待されます。 こうした中で当社を取り巻く環境を見てみると、国内市場においては紙分野では、経済活動の再開に伴い観光・イベント事業は回復傾向にあるものの、情報媒体のデジタル化が加速し、グラフィック用紙の減少に歯止めが掛かっておりません。一方、板紙分野は消費の減退やインバウンド需要の回復は限定的でありましたが、飲料用包装資材向けは堅調に推移しました。 海外市場におきましては、パッケージ事業は需要の回復がみられている他、ビジュアルコミュニケーション事業も各種イベントの需要が活発になっています。中国では、「ゼロコロナ政策」による経済の停滞やその後の感染爆発による社会混乱の影響で景気は後退し、紙の市況が大幅に下落しました。 このような状況下、当社は経営ビジョン「GIFT+1」の達成に向け、総合循環型経営の促進、海外グループ企業とのコラボレーションとシナジー、環境事業の推進・拡大、コーポレート・ガバナンスの充実、サステナビリティ・マネジメントの推進、コンプライアンス体制の強化を課題として取り組んでおります。 ① 総合循環型経営の促進 当社グループは、サステナブルな社会の実現に貢献する循環型ビジネスモデルの構築を進めています。古紙などの再生資源を供給するマテリアルリサイクルと、バイオマス発電所運転支援等によって再生可能エネルギーを供給するカーボンニュートラルによってサーキュラーエコノミーを推進し、環境負荷低減に向けた事業の拡大を図っています。 ② 海外グループ企業とのグループシナジー 当社グループはグローバルネットワークを持ち、各地域の特性に応じたビジネスモデルを展開しています。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約3562文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナ感染も下火となり、政府による入国時の水際対策の緩和や旅行支援などもあり、漸く、景気に回復の兆しが見え始めてきましたが、その一方で、原燃料価格の高騰によるコストプッシュ型インフレの進行や、深刻な人手不足が新たな課題となっています。 世界経済においても欧米を中心に金融引き締めや高インフレによるリセッションによって、需要に陰りが見え始め、中国もゼロコロナ政策の後遺症で経済の停滞が続いています。以上の環境下、当社グループでは価格政策とM&Aによるパッケージ事業の拡大などによって国内、海外共に業績を伸ばすことが出来ました。 このような状況下、当社グループの当連結会計年度の業績は、 売上高6,596億56百万円 ( 前年同期比17.1%増 )、 営業利益は204億1百万円 ( 前年同期比117.5%増 )、 経常利益は184億4百万円 ( 前年同期比108.1%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益は、 157億22百万円 ( 前年同期比109.7%増 )となりました。 当連結会計年度の業績については、以下のとおりです。 (単位:百万円) 2022年3月 期 2023年3月 期 売上比 (%) 売上比 (%) 前年同期比 増減率 (%) 売 上 高 563,414 100.0 659,656 100.0 96,241 17.1 売 上 総 利 益 92,951 16.5 120,584 18.3 27,633 29.7 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 83,571 14.8 100,182 15.2 16,610 19.9 営 業 利 益 9,379 1.7 20,401 3.1 11,022 117.5 経 常 利 益 8,844 1.6 18,404 2.8 9,560 108.1 親会社株主帰属 当 期 純 利 益 7,497 1.3 15,722 2.4 8,224 109.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約832文字
(1) セグメント利益の調整額△1,471百万円は、セグメント間取引消去△17百万円及び全社費用△1,454百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の管理部門における一般管理費であります。 (2) セグメント資産の調整額18,200百万円は、セグメント間取引消去△20,749百万円及び全社資産38,950百万円であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金、長期投資資金及び本社の管理部門に係る資産等であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 北東アジア 欧州/南米 アジアパシフィック 不動産賃貸 売上高 外部顧客への売上高 305,461 303,709 49,269 1,216 659,656 659,656 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,598 69 12 236 1,917 △ 1,917 307,059 303,779 49,281 1,452 661,574 △ 1,917 659,656 セグメント利益 3,432 16,453 2,186 115 22,187 △ 1,786 20,401 セグメント資産 128,120 122,663 37,488 14,384 302,656 28,005 330,662 その他の項目 減価償却費 423 6,042 1,044 185 7,695 10 7,706 のれん償却額 64 402 761 1,227 1,227 持分法適用会社への投資額 1,489 1,489 1,489 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,288 2,675 160 1,474 5,599 357 5,957 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約5713文字
(2) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) 前年同期比(%) 北東アジア(百万円) 305,461 106.3 欧州/南米(百万円) 303,709 128.5 アジアパシフィック(百万円) 49,269 128.3 不動産賃貸事業(百万円) 1,216 98.8 合計(百万円) 659,656 117.1 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 (参考情報) 当社グループの品種別販売実績は以下のとおりであります。 品種別 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) 数量(トン) 2,248,140 2,029,908 金額(百万円) 298,369 358,276 板紙 数量(トン) 636,475 730,466 金額(百万円) 66,670 71,821 紙二次加工品 数量(トン) 16,959 21,764 金額(百万円) 24,672 22,164 パルプ・古紙 数量(トン) 1,303,430 1,360,061 金額(百万円) 40,755 50,735 その他 金額(百万円) 132,946 156,658 合計 数量(トン) 4,205,004 4,142,199 金額(百万円) 563,414 659,656 (注) 1.「その他」の数量は各単位が相違するのでその記載を省略し、「合計」の数量からも除いております。 2.賃貸収入は「その他」に含まれております。 (2) 経営者の視点による認識及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループの経営成績につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 欧米を中心に金融引き締めや高インフレによるリセッションによって、需要に陰りが見え始め、中国もゼロコロナ政策の後遺症で経済の停滞が続いており、世界経済の成長は鈍化しております。 このような状況下、当社グループは長期経営ビジョン『GIFT+1 2024』に則り、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1) 経営の基本方針」に記載のとおり、対処すべき課題に対応してまいります。…