事業の内容
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/ 原文長 約901文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社100社(国内8社、海外92社)及び関連会社8社(国内6社、海外2社)により構成されており、王子製紙㈱、日本製紙㈱等の大手製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主要業務とし、ほかに不動産の賃貸業、紙製品の加工業等を営んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の3事業区分は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分 主な業務 主な関係会社 国内拠点紙パルプ等 卸売事業 紙、板紙、パルプ、古紙、 その他関連物資の販売、 古紙の集荷・販売、 紙製品の加工・販売 当社、鳴海屋紙商事㈱、大同紙販売㈱、九州紙商事㈱、 岡山紙商事㈱、桔梗屋紙商事㈱、むさし野紙業㈱、 ㈱グリーン山愛、KPPロジスティックス㈱、 グリーンリメイク㈱、㈱グリーン藤川、 三笠紙工業㈱、㈱タカオカ 海外拠点紙パルプ等 卸売事業 紙、板紙、パルプ、古紙、 その他関連物資の販売 DAIEI AUSTRALASIA PTY LTD、 DaiEi Papers(H.K.)Limited、DaiEi Papers(USA) Corp.、 DAIEI PAPERS (S) PTE LTD、 慶真紙業貿易(上海)有限公司、DAIEI PAPERS(THAILAND)CO., LTD.、DAIEI PAPERS (M) SDN. BHD.、 KPP ASIA-PACIFIC PTE. LTD.、DaiEi Papers Korea Company Limited、DAIEI PAPERS TRADING INDIA PRIVATE LTD、 Spicers Limited、Antalis S.A.S.、 MISSION SKY GROUP LIMITED、成都新国富包装材料有限公司 不動産賃貸事業 不動産の賃貸 当社、大同紙販売㈱ 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約425文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営の基本方針 当社は、グループ社員全員が共有し、共通の価値観としてすべての活動の基本となる考え方として「KPP GROUP WAY」を定めています。「KPP GROUP WAY」は「経営理念」「グループ企業行動指標」「経営ビジョン」の3層から形成され、当社のミッション、行動指標、経営ビジョンを表しています。 中でも、長期経営ビジョンとしてGIFT+1 ( ギフトプラスワン ) を掲げ、+1 ( プラスワン ) は環境貢献・ESG経営の推進に留まらず、環境関連商品の開発・販売、資源循環型ビジネスの構築・提案、従業員やその家族などのステークホルダーに対する啓蒙活動など、GIFTそれぞれの要素に「環境」を付加した活動を強力に推進するものです。 この経営ビジョンの下、株主、顧客、取引先、社会、世界へ貢献するとともに、経営内容の積極的開示を進め、開かれた会社として成長していく所存であります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2365文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 紙パルプ産業の国内市場においては、 IT 技術の進化によってデジタル社会が出現し、紙の需要がいわゆるグラフィック系(新聞出版や商業印刷用途)からパッケージ系(包装資材用途)へと変化する傾向が強くなってきております。また、海外市場では、新興国を中心に家庭紙、衛生紙市場の拡大でパルプ需要が増大している他、包装資材用途の板紙製造設備が東南アジアを中心に稼働し、その原料である古紙の需要が高まってきております。一方、先進諸国では国内市場と同様にグラフィック系用紙の需要が減速する一方で、パッケージ系用紙の需要は堅調に推移しております。また、海洋プラスチック汚染が世界規模の問題となり、石油由来のプラスチック製品に厳しい目が向けられるようになっているため、持続的な成長という観点からバイオマス由来の紙資源が注目されており、石油由来のプラスチックからバイオマス由来の紙への製品シフトが見られるようになってきております。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大継続による影響についてですが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大が継続し、また、終息時期見通しが不透明である中、当社主力事業である紙パルプ等卸売事業に対するマイナス要因の拡大が見られます。 国内市場においては、コミックスの販売拡大や巣ごもり需要に伴う学習参考書向けの販売では健闘したものの、外出自粛、イベントの中止等によりチラシ用途を中心とした印刷用紙の需要が減少いたしました。一方、板紙については、飲料、食品向け等の巣籠り需要により、段ボール原紙の需要は堅調に推移したものの、白板紙についてはインバウンド需要の消滅によって、需要が減少いたしました。 海外市場におきましては、欧州では感染再拡大に伴う各国の大規模な都市封鎖等の影響により、消費が急減し、景気は大きく落ち込んだ状況が継続しており、紙の需要も低迷しております。中国では、早期に新型コロナウイルス感染症を抑制したことでいち早く景気が回復し、通期でプラス成長となりましたが、紙・板紙ともに需要は旺盛な状況です。また豪州においては、中国と同様に新型コロナウイルス感染症拡大を早期に抑制し、個人消費が中心となり景気を押し上げておりますが、紙の需要も前年を上回っております。 このような状況下、当社は経営ビジョン「GIFT+1」の達成に向け、総合循環型経営の促進、海外グループ企業とのコラボレーションとシナジー、環境事業の推進・拡大、コーポレート・ガバナンスの充実、新型コロナウイルス感染症の対応継続を課題として取り組んでおります。 ① 総合循環型経営の促進 当社の強みである製品販売と古紙回収による循環型事業モデルを経営の柱として、資源循環のリサイクルループの実現・見える化をサポートし、お客様の環境活動に寄与し持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3585文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、政府による緊急事態宣言が2度にわたり発令される等、社会経済活動が大きく制限されたことから個人消費を中心とした内需が縮小し、輸出を中心とした外需も冷え込んだ結果、景気が大きく後退しました。当社が属する紙・パルプ業界におきましては、紙・板紙の内需は2011年以降マイナスで推移しておりますが、コロナ禍の影響を受けた今年度は減少ペースが加速し、リーマン・ショック直後を上回るマイナス幅となりました。 一方、世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の制限を強く受け、景気は大きく冷え込みました。欧州では、感染再拡大に伴う各国の大規模な都市封鎖等の影響により、消費が急減し、景気は大きく落ち込んだ状況が継続しております。中国では、早期に新型コロナウイルス感染症を抑制したことでいち早く景気が回復し、10-12月の実質GDPは前年同期比6.5%増加し、通期でもプラス成長となりました。また豪州においては、中国と同様に新型コロナウイルス感染症拡大を早期に抑制し、個人消費が中心となり景気を押し上げ、10-12月期の実質GDP成長率は市場予想を上回り、主要国の中で最も高い伸びを見せております。 このような状況下、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高4,304億4百万円(前期比12.8%増)となりました。営業損益においては、 前年度及び当年度の海外子会社取得により売上総利益が大幅に増加いたしましたが、香港・中国の取引先において暫定清算手続きの申請に関連した 売掛債権の回収遅延などが生じたことから貸倒引当金繰入額116億27百万円を計上した結果、営業損失は90億35百万円(前期は18億50百万円の営業利益)、経常損失は120億41百万円(前期は21億94百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は、保有不動産の売却益を計上した結果、14億16百万円(同15.0%増)となりました。 当連結会計年度の業績については、以下の通りです。 (単位:百万円) 2020年3月期 2021年3月期 売上比 (%) 売上比 (%) 前年同期比 増減率 (%) 売 上 高 381,397 100.0 430,404 100.0 49,006 12.8 売 上 総 利 益 23,708 6.2 51,915 12.1 28,206 119.0 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 21,857 5.7 60,950 14.2 39,092 178.9 営 業 利 益 又は営業損失(△) 1,850 0.…
セグメント関連
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/ 原文長 約804文字
(1) セグメント利益の調整額 △3,007百万円 は、セグメント間取引消去 △8百万円 及び全社費用 △2,998百万円 であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の管理部門における一般管理費であります。 (2) セグメント資産の調整額 10,261百万円 は、セグメント間取引消去 △10,242百万円 及び全社資産 20,504百万円 であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金、長期投資資金及び本社の管理部門に係る資産等であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額(注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 国内拠点紙パルプ等 卸売 海外拠点紙パルプ等 卸売 不動産賃貸 売上高 外部顧客への売上高 252,104 177,052 1,247 430,404 430,404 セグメント間の内部売上高又は振替高 4,902 251 17 5,171 △ 5,171 257,006 177,304 1,264 435,575 △ 5,171 430,404 セグメント利益又は損失 3,710 △ 10,557 629 △ 6,217 △ 2,817 △ 9,035 セグメント資産 136,782 145,994 6,873 289,649 △ 14,529 275,119 その他の項目 減価償却費 555 3,939 180 4,675 31 4,707 のれん償却額 105 380 485 485 持分法適用会社への投資額 571 711 1,283 1,283 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 674 7,600 17 8,293 53 8,346 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) サムソンペーパーホールディングスグループ 55,742 14.6 (注)当連結会計年度のサムソンペーパーホールディングスグループについては、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (参考情報) 当社グループの品種別販売実績は以下のとおりであります。 品種別 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 数量(トン) 1,930,400 2,139,066 金額(百万円) 211,246 228,021 板紙 数量(トン) 894,775 872,418 金額(百万円) 73,603 70,334 紙二次加工品 数量(トン) 30,286 25,916 金額(百万円) 28,368 21,028 パルプ・古紙 数量(トン) 1,221,006 1,257,351 金額(百万円) 32,492 31,119 その他 金額(百万円) 35,686 79,900 合計 数量(トン) 4,076,467 4,294,751 金額(百万円) 381,397 430,404 (注) 1.「その他」の数量は各単位が相違するのでその記載を省略し、「合計」の数量からも除いております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.賃貸収入は「その他」に含まれております。 提出会社の商品販売実績は以下のとおりであります。 品種別 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 数量(トン) 1,277,550 1,049,535 金額(百万円) 147,106 121,447 板紙 数量(トン) 713,451 699,165 金額(百万円) 59,250 55,268 紙二次加工品 数量(トン) 18,453 15,144 金額(百万円) 24,807 19,773 パルプ・古紙 数量(トン) 1,231,458 1,211,422 金額(百万円) 30,723 28,982 その他 金額(百万円) 28,180 27,638 合計 数量(トン) 3,240,912 2,975,266 金額(百万円) 290,067 253,111 (注) 1.…