事業の内容
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/ 原文長 約926文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社29社(国内8社、海外21社)及び関連会社11社(国内9社、海外2社)により構成されており、王子製紙㈱、日本製紙㈱等の大手製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主要業務とし、ほかに不動産の賃貸業、紙製品の加工業等を営んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の3事業区分は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分 主な業務 主な関係会社 国内拠点紙パルプ等 卸売事業 紙、板紙、パルプ、古紙、 その他関連物資の販売、 古紙の集荷・販売、 紙製品の加工・販売 当社、鳴海屋紙商事㈱、大同紙販売㈱、九州紙商事㈱、 岡山紙商事㈱、桔梗屋紙商事㈱、むさし野紙業㈱、 ㈱グリーン山愛、KPPロジスティックス㈱、 グリーンリメイク㈱、㈱グリーン藤川、 ホウカンTOKYOビジネスサービス㈱、三笠紙工業㈱、 ㈱タカオカ 海外拠点紙パルプ等 卸売事業 紙、板紙、パルプ、古紙、 その他関連物資の販売 国紗褘紙漿紙張商貿(上海)有限公司、 DAIEI AUSTRALASIA PTY LTD、 DaiEi Papers(H.K.)Limited、DaiEi Papers(USA) Corp.、 DAIEI PAPERS (S) PTE LTD、 慶真紙業貿易(上海)有限公司、DAIEI PAPERS(THAILAND)CO., LTD.、DAIEI PAPERS (M) SDN. BHD.、 KPP ASIA-PACIFIC PTE. LTD.、DaiEi Papers Korea Company Limited、DAIEI PAPERS TRADING INDIA PRIVATE LTD、 Spicers Limited、 MISSION SKY GROUP LIMITED、 成都新国富包装材料有限公司 不動産賃貸事業 不動産の賃貸 当社、大同紙販売㈱ 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約425文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営の基本方針 当社は、グループ社員全員が共有し、共通の価値観としてすべての活動の基本となる考え方として「KPP GROUP WAY」を定めています。「KPP GROUP WAY」は「経営理念」「グループ企業行動指標」「経営ビジョン」の3層から形成され、当社のミッション、行動指標、経営ビジョンを表しています。 中でも、長期経営ビジョンとしてGIFT+1 ( ギフトプラスワン ) を掲げ、+1 ( プラスワン ) は環境貢献・ESG経営の推進に留まらず、環境関連商品の開発・販売、資源循環型ビジネスの構築・提案、従業員やその家族などのステークホルダーに対する啓蒙活動など、GIFTそれぞれの要素に「環境」を付加した活動を強力に推進するものです。 この経営ビジョンの下、株主、顧客、取引先、社会、世界へ貢献するとともに、経営内容の積極的開示を進め、開かれた会社として成長していく所存であります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2301文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 紙パルプ産業の国内市場においては、 IT 技術の進化によってデジタル社会が出現し、紙の需要がいわゆるグラフィック系(新聞出版や商業印刷用途)からパッケージ系(包装資材用途)へと変化する傾向が強くなってきております。また、海外市場では、新興国を中心に家庭紙、衛生紙市場の拡大でパルプ需要が増大している他、包装資材用途の板紙製造設備が東南アジアを中心に稼働し、その原料である古紙の需要が高まってきております。一方、先進諸国では国内市場と同様にグラフィック系用紙の需要が減速する一方で、パッケージ系用紙の需要は堅調に推移しております。また、海洋プラスチック汚染が世界規模の問題となり、石油由来のプラスチック製品に厳しい目が向けられるようになっているため、持続的な成長という観点からバイオマス由来の紙資源が注目されており、石油由来のプラスチックからバイオマス由来の紙への製品シフトが見られるようになってきております。 また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による業績への影響についてですが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大と終息時期見通しが不透明である中、当社主力事業である紙パルプ等卸売事業に対するマイナス要因の拡大が見られます。国内市場においては、2月より各取引に影響が出始めていましたが、緊急事態宣言の発令後は休校、外出自粛、リモートワーク拡大などを受け、チラシ用途を中心とした印刷用紙の需要が減少いたしました。一方、一部の包装資材は食品向け等が巣ごもり需要によって一時的に増加し、パッケージ事業・化成品事業は堅調に推移しております。海外市場においては、足元では取引契約の見送り・先送りや、各国における感染拡大防止対策による需要の減退が表面化し、4~6月にかけて本格的にマイナスの影響が出てくる見込みです。 このような状況下、当社は経営ビジョン「GIFT+1」の達成に向け、以下を課題として取り組んでまいります。 ① 海外事業の拡大と事業ポートフォリオ改革 長期経営ビジョン『GIFT+1 2024 』を経営戦略の最重要課題として海外事業の拡大に取り組んでおります。また、当社の主力商品である印刷・情報用紙の需要は先進諸国を中心に依然として低迷が続いており、新たな事業領域拡大によるポートフォリオ改革は喫緊の課題となっております。 2019 年度に Spicers Limited を完全子会社化したのに続き、 2020 年度には欧州を中心に南米、 ASEAN 、中国などでグローバル展開を推進している世界有数の紙商 Antalis S.A. の子会社化を予定しております。当社の海外 M&A 戦略は、紙・板紙事業の世界シェアの拡大と同時に、成長力と収益率の高いパッケージング事業及びサイネージ & ビジュアルコミュニケーション事業への進出にあります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3209文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、好調に推移してきたインバウンド需要は年度後半にかけて減速し、大型台風による自然災害と消費税増税後の消費の落ち込みの影響により、景気は後退しました。世界経済は、米国では、堅調な雇用・所得環境を背景に個人消費と住宅投資が寄与しプラス成長となりました。中国では、債務圧縮(デレバレッジ)と米中対立により経済成長率は鈍化しましたが、依然として6%台と高い成長率を維持しました。欧州では、英国の EU 離脱が正式に決まり今後の世界経済に与える影響が懸念されています。更に、世界経済及び我が国経済において、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴い、3月より急速に景気が悪化してまいりましたが、当連結会計年度において当社グループに与える影響は軽微でした。 当 社の主要事業である、紙パルプ等卸売事業における市場環境について、国内市場においては、市場の成熟化で紙パルプ市場は減速し、電子媒体シフトによるグラフィック用紙の需要が縮小しているものの、EC市場の伸長に伴うパッケージング用紙の需要は増加しております。海外市場においては、新興国中心に家庭紙、衛生紙市場の拡大でパルプ需要が増大し、先進諸国ではグラフィック用途の用紙需要は減速する一方でパッケージ用途、ビジュアル・コミュニケーション用途の用紙需要は拡大しております。 このような状況下、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高は古紙・パルプの市況下落による減収が響き、前連結会計年度に比べ微減となりました。営業損益においては、売上総利益は当連結会計年度に取得したSpicers Limitedの買収効果により、前年比で増益となったものの、一般管理費の増加により、営業利益・経常利益は減益となりました。親会社株主に帰属する当期純損益は、社内基幹システムの開発中止に伴い、固定資産の減損損失を計上した結果、前年比でマイナスとなっております。 当連結会計年度の業績については、以下の通りです。 (単位:百万円) 2019年3月期 2020年3月期 売上比 (%) 売上比 (%) 前年同期比 増減率 (%) 売 上 高 384,973 100.0 381,397 100.0 △3,576 △0.9 売 上 総 利 益 22,064 5.7 23,708 6.2 1,643 7.4 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 ※5 19,783 5.1 21,857 5.7 2,073 10.5 営 業 利 益 2,280 0.6 1,850 0.5 △429 △18.9 経 常 利 益 2,518 0.7 2,194 0.6 △323 △12.…
セグメント関連
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/ 原文長 約780文字
(1) セグメント利益の調整額 △2,916百万円 は、セグメント間取引消去 7百万円 及び全社費用 △2,923百万円 であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の管理部門における一般管理費であります。 (2) セグメント資産の調整額 17,766百万円 は、セグメント間取引消去 △3,377百万円 及び全社資産 21,143百万円 であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金、長期投資資金及び本社の管理部門に係る資産等であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額(注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 国内拠点紙パルプ等 卸売 海外拠点紙パルプ等 卸売 不動産賃貸 売上高 外部顧客への売上高 290,738 89,446 1,212 381,397 381,397 セグメント間の内部売上高又は振替高 5,109 428 12 5,550 △ 5,550 295,848 89,874 1,224 386,947 △ 5,550 381,397 セグメント利益 4,088 179 590 4,858 △ 3,007 1,850 セグメント資産 119,694 43,475 15,886 179,056 10,261 189,317 その他の項目 減価償却費 313 299 181 794 31 826 のれん償却額 105 98 203 203 持分法適用会社への投資額 601 4,001 4,603 4,603 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,866 2,566 180 4,613 4,622 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約7264文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) サムソンペーパーホールディングスグループ 45,200 11.7 55,742 14.6 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (参考情報) 当社グループの品種別販売実績は以下のとおりであります。 品種別 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 数量(トン) 1,858,146 1,930,400 金額(百万円) 199,069 211,246 板紙 数量(トン) 884,093 894,775 金額(百万円) 72,623 73,603 紙二次加工品 数量(トン) 35,044 30,286 金額(百万円) 30,266 28,368 パルプ・古紙 数量(トン) 1,414,001 1,221,006 金額(百万円) 45,217 32,492 その他 金額(百万円) 37,796 35,686 合計 数量(トン) 4,191,284 4,076,467 金額(百万円) 384,973 381,397 (注) 1.「その他」の数量は各単位が相違するのでその記載を省略し、「合計」の数量からも除いております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.賃貸収入は「その他」に含まれております。 提出会社の商品販売実績は以下のとおりであります。 品種別 前事業年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 数量(トン) 1,411,238 1,277,550 金額(百万円) 150,052 147,106 板紙 数量(トン) 724,703 713,451 金額(百万円) 59,784 59,250 紙二次加工品 数量(トン) 18,297 18,453 金額(百万円) 25,000 24,807 パルプ・古紙 数量(トン) 1,370,066 1,231,458 金額(百万円) 44,116 30,723 その他 金額(百万円) 33,298 28,180 合計 数量(トン) 3,524,304 3,240,912 金額(百万円) 312,253 290,067 (注) 1.「その他」の数量は各単位が相違するのでその記載を省略し、「合計」の数量からも除いております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.…