事業の内容
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/ 原文長 約3911文字
3【事業の内容】 当社グループは2021年3月31日現在、当社、連結子会社135社及び関連会社11社により構成されております。 当社グループは、人材にまつわる様々なサービスを提供する総合人材サービスを運営しております。人生100年時代における新しいはたらき方、雇用のあり方を提案し、あらゆる個人のワークエンゲージメント向上に貢献することを通じて、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指しております。Strategic Business Unit(以下、「SBU」)体制の下、意思決定の迅速化を図り、グループ全体の事業成長を目指しております。あらゆる個人のあらゆるライフステージにおいて個人に合わせたはたらき方の選択肢を提供するほか、テクノロジーを積極的に活用することで、新しいはたらき方や雇用の在り方を創造し、アジア・パシフィック地域における事業・経営基盤の強化を実施することで、着実な企業価値向上を目指してまいります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 当社グループの各セグメントにおける主な事業内容は次のとおりであります。 ①Staffing SBU <人材派遣事業> 当社グループが行う人材派遣事業は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という。)の規定に従い、労働者派遣事業の許可を受けて行う人材派遣事業であります。 人材派遣(労働者派遣)を行うにあたっては、派遣での就業を望む労働者を広く募集し、当社グループが定めた登録基準及び登録手続きに則り登録した労働者(以下「派遣スタッフ」という。)の中から、企業の依頼内容(期間・業務内容・必要とされる経験や技能等)に適した派遣スタッフを選定し、企業と当社グループとの間で派遣契約(期間・業務内容等を定めるもの)を締結、また派遣スタッフと当社グループとの間で期間を定めた雇用契約(期間・業務内容・就業条件等を定めるもの)を締結したうえで企業に派遣しております。労働者派遣は、派遣スタッフの雇用者(当社グループ)と使用者(派遣先企業)が異なることが特徴であり、派遣スタッフは派遣先企業での就業において派遣先企業から指揮命令を受け、派遣契約で定めた業務を行います。 当社グループと派遣先企業、派遣スタッフの関係は次の図のようになります。 <Business Process Outsourcing(BPO)事業> 当社グループが行うBPO事業は、企業と業務委託契約を締結し、業務コンサルティング及び業務設計、業務の運営・管理等を行うものであります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4328文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)現状の認識について 2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、グローバルな景気や企業の活動及び採用動向にも大きな影響が生じております。当社グループに関しても、国内事業及び海外事業ともに、人材紹介事業を中心に影響を受けております。足元は総じて回復傾向にあるものの、人材紹介事業では、企業の採用に対する慎重姿勢の継続等の影響を引き続き受けており、人材派遣事業でも、企業からの新規の派遣需要が減少しております。 このような状況ではありますが、COVID-19収束後は、国内において少子高齢化という構造のもと、再び、中途採用の積極化、女性や高齢者、外国人等の活躍等、人材サービス業界の社会的役割、当社の果たすべき役割やその責任は大きいものと捉えております。「人生100年時代」として、世界的に寿命が延びていく中で“はたらく”期間が長くなることから、生涯にわたって様々な仕事をする機会が多くなり、また、「テクノロジー、AIの進化」により、あらゆる産業における個人のはたらき方が変わっていくことが想定されております。テクノロジーの進歩によって、ライフスタイルやはたらき方の本質的で不可逆な変化が起きていく中、COVID-19の影響により、リモートワークの急速な浸透に代表されるような変化は加速するものと考えております。はたらく世界が変化しつつある中、2030年時点の社会を予測しながら、人生100年時代における新しいはたらき方、そして企業や組織の新たな雇用のあり方を提案し続けることで、あらゆる個人が、当社グループビジョン「はたらいて、笑おう。」を実現できる企業を目指して、『価値創造ストーリー』を策定いたしました。 ・価値創造ストーリー 価値創造ストーリーを実現するために、事業活動において3つの重点戦略を策定いたしました。 第一に、『個人』にフォーカスしてまいります。 すべてのはたらく個人のワークエンゲージメント向上に資する取り組みに、優先的に投資を行います。「はたらく個人」の視点から、よりよい仕事、よりよいはたらき方、よりよい人生とはなにかを見つめ、これからの未来を形づくる多様な“はたらく”を創造し、支援していきます。具体的には、ライフステージの変化や適性・能力に合わせたはたらく機会と気づきの提供を行います。また、仕事選びのタイミングだけではなく、はたらく個人の生涯に寄り添い続けるパートナーとして、仕事以外の領域での支援も行います。すべてのライフステージにおいて、継続的に十分な選択肢を得られるよう、学びの機会を提供してまいります。 第二に、『テクノロジー』を積極的に活用してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4328文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)現状の認識について 2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、グローバルな景気や企業の活動及び採用動向にも大きな影響が生じております。当社グループに関しても、国内事業及び海外事業ともに、人材紹介事業を中心に影響を受けております。足元は総じて回復傾向にあるものの、人材紹介事業では、企業の採用に対する慎重姿勢の継続等の影響を引き続き受けており、人材派遣事業でも、企業からの新規の派遣需要が減少しております。 このような状況ではありますが、COVID-19収束後は、国内において少子高齢化という構造のもと、再び、中途採用の積極化、女性や高齢者、外国人等の活躍等、人材サービス業界の社会的役割、当社の果たすべき役割やその責任は大きいものと捉えております。「人生100年時代」として、世界的に寿命が延びていく中で“はたらく”期間が長くなることから、生涯にわたって様々な仕事をする機会が多くなり、また、「テクノロジー、AIの進化」により、あらゆる産業における個人のはたらき方が変わっていくことが想定されております。テクノロジーの進歩によって、ライフスタイルやはたらき方の本質的で不可逆な変化が起きていく中、COVID-19の影響により、リモートワークの急速な浸透に代表されるような変化は加速するものと考えております。はたらく世界が変化しつつある中、2030年時点の社会を予測しながら、人生100年時代における新しいはたらき方、そして企業や組織の新たな雇用のあり方を提案し続けることで、あらゆる個人が、当社グループビジョン「はたらいて、笑おう。」を実現できる企業を目指して、『価値創造ストーリー』を策定いたしました。 ・価値創造ストーリー 価値創造ストーリーを実現するために、事業活動において3つの重点戦略を策定いたしました。 第一に、『個人』にフォーカスしてまいります。 すべてのはたらく個人のワークエンゲージメント向上に資する取り組みに、優先的に投資を行います。「はたらく個人」の視点から、よりよい仕事、よりよいはたらき方、よりよい人生とはなにかを見つめ、これからの未来を形づくる多様な“はたらく”を創造し、支援していきます。具体的には、ライフステージの変化や適性・能力に合わせたはたらく機会と気づきの提供を行います。また、仕事選びのタイミングだけではなく、はたらく個人の生涯に寄り添い続けるパートナーとして、仕事以外の領域での支援も行います。すべてのライフステージにおいて、継続的に十分な選択肢を得られるよう、学びの機会を提供してまいります。 第二に、『テクノロジー』を積極的に活用してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7882文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 ①業績 当社グループは、日本国内及びアジア・パシフィック(APAC)地域で、人材派遣及び人材紹介を主力として幅広く人材関連サービスを提供しております。 当連結会計年度の国内の事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大が影響し、日本国内の有効求人倍率(季節調整値)は2021年3月には1.10倍となり、4月からは第4波の懸念も報じられるなど先行き不透明感が強まってきております。当社においては、人材紹介事業では、足許の受注状況等は緩やかな回復基調にありますが、COVID-19感染拡大により、企業は依然として採用に慎重になっており、大きな影響を受けております。APAC地域では、総じて経済は回復基調にあるものの、豪州においては、前連結会計年度に続き、円に対する豪ドル安が進みました。 このような厳しい事業環境の下、主力であるStaffing SBUとProfessional Outsourcing SBUは増収となりましたが、COVID-19感染拡大の影響を受け、主にCareer SBUで売上高が大きく減少したことに加え、「an」事業の終了による減収の結果、当連結会計年度の連結売上高は 950,722百万円 (前連結会計年度比 2.0%減 )となりました。一方、利益面では、当社グループの主力事業であるStaffing SBUでは収益性の高いBPO領域の増収も寄与し、増益となりましたが、主に収益性の高い人材紹介事業を展開するCareer SBUでCOVID-19の影響を受けて大幅な減益となったことにより、全体の営業利益は 26,439百万円 (同 32.4%減 )となりました。また、経常利益は 29,168百万円 (同 25.9%減 )、親会社株主に帰属する当期純利益は 15,834百万円 (同 108.0%増 )となりました。 セグメントの業績(セグメント間内部取引消去前)は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 増減 百万円 百万円 百万円 Staffing 売上高 営業利益 510,177 23,869 530,240 29,123 20,062 5,253 3.9 22.0 Career 売上高 営業利益 83,449 13,268 59,568 331 △23,880 △12,936 △28.6 △97.…
セグメント関連
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/ 原文長 約2402文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 Staffing Career Professional Outsourcing Solution Asia Pacific 売上高 外部顧客への売上高 507,000 82,408 96,581 5,942 273,193 965,125 5,422 970,548 23 970,572 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,177 1,041 9,245 1,070 47 14,581 4,688 19,269 △ 19,269 510,177 83,449 105,826 7,012 273,241 979,707 10,111 989,818 △ 19,246 970,572 セグメント利益又は損失(△) 23,869 13,268 6,310 △ 1,619 △ 408 41,422 △ 427 40,994 △ 1,909 39,085 セグメント資産 139,994 74,489 57,789 4,827 115,796 392,896 8,526 401,423 △ 30,429 370,993 その他の項目 減価償却費 (注)4 1,644 1,414 532 615 4,260 8,468 70 8,538 928 9,466 持分法適用会社への投資額 331 163 460 955 955 955 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (注)4 1,726 1,631 735 2,928 3,319 10,341 699 11,041 2,341 13,383 減損損失 178 12,768 12,946 525 13,472 △ 94 13,378 のれんの償却額 2,194 1,622 900 2,910 7,628 175 7,804 7,804 のれんの未償却残高 11,162 20,445 9,441 29,345 70,395 2,167 72,562 72,562 当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他(注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 Staffing Career Professional Outsourcing Solution Asia Pacific 売上高 外部顧客への売上高 526,961 58,946 102,885 5,187 251,444 945,426 5,291 950,718 950,722 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,278…