事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社8社で構成されております。また、当社の親会社はVTホールディングス株式会社であります。同社は、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場する会社であり、同社を中核とするVTホールディングスグループは、自動車販売事業及び住宅関連事業を営んでおります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しておりますので、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループは、建設事業、不動産開発事業及び不動産管理事業を営んでおります。当社の報告セグメント区分は、前連結会計年度において「分譲マンション事業」「注文建築事業」「戸建分譲事業」「不動産管理事業」「賃貸事業」としておりましたが、事業活動の実態を適正に反映させ、セグメントごとの戦略立案による成長を目指すことを目的として、当連結会計年度の期首より「建設事業」「不動産開発事業」「不動産管理事業」の3つのセグメントに集約しております。 (建設事業) 建設事業では、自動車関連施設をはじめとする商業施設、分譲マンション、収益不動産(テナントビル・賃貸マンション等)及び注文住宅の設計・施工、並びに土木工事の施工を請け負っております。 本事業においては、株式会社アーキッシュギャラリーが東京、名古屋、大阪を中心とした都市圏近郊エリアで、高いデザイン性と優れた機能性を兼ね備えた商業施設、賃貸マンション、高級注文住宅等の設計・施工を手掛けております。また、株式会社髙垣組が岐阜県及び愛知県において、分譲マンションの施工を中心に、商業施設・医療施設・公共施設等の施工を行っております。 (不動産開発事業) 不動産開発事業では、分譲マンション及び戸建分譲住宅の企画・開発及び販売を行っております。 分譲マンションについては、ファミリー向けの新築分譲マンションの企画・開発を行い、第一次取得者層向けに販売を行っております。 株式会社エムジーホームが名古屋市、一宮市、岐阜市を中心に、「More Grace(モアグレース)」ブランドで事業を展開しております。 また、戸建分譲住宅については、新築戸建分譲住宅の設計・施工を行い、第一次取得者層向けに販売を行っております。 株式会社TAKI HOUSEが川崎市、横浜市、西東京エリアで「ブランピュール」等のブランドで事業を展開しております。また、株式会社川﨑ハウジングが熊本市、福岡県久留米市、三重県津市、四日市市を中心としたエリアで、「トレステージ」ブランドで事業を展開しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約628文字
(2) 経営戦略等 当社グループは、建設事業及び不動産開発事業を主たる事業セグメントと位置付けております。不動産開発事業は、経済市況、プロジェクト用地の仕入状況、工事の引渡時期等により、期毎の業績が大きく変動する事業となります。その一方で、建設事業は、年間を通じて安定的に売上高と利益を計上できる事業となります。このため、当社グループでは、各事業の売上高の及び利益の比率をバランス良く構成することで、グループ全体の業績の安定化を図っております。 また、旺盛な建設需要及び建設従事者の減少により、建設事業の受注環境や収益性は大幅に改善されております。将来的には更なる収益性の改善が見込めることから、当社グループでは、建設事業の売上高及び利益の比率をグループ全体の50%まで引き上げることを目標としております。今後も労働環境の改善、技術系の若年層社員の育成を通じて建設技術者数を増やすことで、既存の建設事業の売上拡大を図ると共に、建設会社のM&Aを通じて、建設事業の事業規模拡大を進めてまいります。 (3) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、利益成長の実現と安定的な事業展開を行うため、自己資本の拡充による財務基盤の強化を目指しております。このため、当社グループでは、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として営業利益及び自己資本比率を重視しております。これらの目標を設定し、その達成に向けて取り組んでまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1060文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 建設・不動産業界においては、プロジェクト用地及び建設資材価格の高止まり並びに建設労務費の値上がりが続いております。不動産開発事業におきましては、住宅ローン金利上昇による住宅取得費用の値上がりも懸念されることから、引き続き予断を許さない状況が続いております。その一方で建設事業におきましては、首都圏を中心に法人による商業施設等への設備投資や建替えの需要は堅調に推移しております。このような環境のもと、当社グループは以下の課題に対処してまいります。 ① 従業員の年齢構成の適正化 事業を継続する上で、経験と実績を積んだ社員の確保が必要不可欠となります。当社グループは、中間層及び若年層社員が多い釣鐘型の年齢ピラミッド構成を目指し、働き方改革を更に推進させ、労働環境の整備・改善を積極的に行い、その質の向上を図ることで、中間層及び若年層社員が長く働くことができる環境の整備を図ってまいります。 ② 原価低減、建設技術者の確保及び建設セグメントの強化 建設事業は、今後も収益力の向上が期待できるセグメントと考えております。これは、建設需要の増加に対し、工事の受け手が減少しているため、請負価格への価格転嫁が可能な環境が整いつつあるためです。 建設技術者数は高齢化により年々減少しており、建設労務費の上昇も続いておりますが、建設技術者数を確保できれば、売上高とセグメント利益を増加させることが可能となります。このため、当社グループは、働き方改革を更に推進させ、技術系社員の労働環境の整備・改善を積極的に行うことで建設技術者の育成と確保に努めてまいります。 ③ プロジェクト用地仕入の強化及び原価低減 不動産開発事業におけるプロジェクト用地価格の上昇は、今後も継続するものと想定されます。引き続き用地取得ルートの拡大、土地所有者との相対商談の強化、他社との協働開発等を通じて、早期に販売可能なプロジェクト用地の仕入、開発を積極的に進めてまいります。 また、設計段階での仕様の見直し、外国籍社員による工事の内製化、造成工事の一部内製化等を通じて原価低減を図り、顧客が購入できる価格での住宅の供給を進めてまいります。 ④ 財務基盤の強化 先行きが不透明な環境下においても経営の安定性を維持し、持続的な成長を実現するためには、財務基盤の強化を図ることが重要であると考えております。自己資本比率30%以上を維持するとともに、販売用不動産の早期売却等により、総資産回転率を改善してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約902文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 当期の経営成績の概況 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益の改善や所得環境の改善により、引き続き緩やかな回復基調が続いております。その一方で、2026年初頭からの中東情勢悪化は、サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰を招き、世界経済に大きな影響を与え、国内の景気を下押しする可能性があるため、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 不動産業界においては、地価の高止まりに加え、建設コストの値上がりが依然として続いております。また、住宅ローン金利上昇による住宅取得費用の値上がりも懸念されることから、引き続き予断を許さない状況が続いております。 建設業界においては、法人による商業施設等への設備投資や建替えの需要は堅調に推移しております。しかし、中東情勢の悪化がサプライチェーンに大きな影響を及ぼしており、建築資材、住宅設備機器等の受注停止、値上げ等が相次いで発生していることから、予断を許さない状況となっております。 そのような状況の中、当社グループの当連結会計年度における業績は、売上高31,352百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益1,930百万円(前年同期比24.5%増)、経常利益1,812百万円(前年同期比25.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,159百万円(前年同期比18.9%増)となりました。 ② 事業の種類別セグメントの業績概要 当社の報告セグメント区分は、前連結会計年度において「分譲マンション事業」「注文建築事業」「戸建分譲事業」「不動産管理事業」「賃貸事業」としておりましたが、事業活動の実態を適正に反映させ、セグメントごとの戦略立案による成長を目指すことを目的として、当連結会計年度の期首より「建設事業」「不動産開発事業」「不動産管理事業」の3つのセグメントに集約しております。そのため、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注) 合計 建設事業 不動産開発事業 不動産管理 事業 売上高 一時点で移転される財又はサービス 997,697 19,447,279 682,523 21,127,500 21,127,500 一定の期間にわたり移転される財又はサービス 9,203,018 9,203,018 9,203,018 顧客との契約から生じる収益 10,200,715 19,447,279 682,523 30,330,518 30,330,518 その他の収益 87,133 87,133 87,133 外部顧客への売上高 10,200,715 19,447,279 769,656 30,417,651 30,417,651 セグメント間の内部売上高又は振替高 50,919 47,235 94,275 192,430 △ 192,430 10,251,634 19,494,515 863,931 30,610,081 △ 192,430 30,417,651 セグメント利益 589,948 1,383,239 200,662 2,173,849 △ 622,755 1,551,094 セグメント資産 3,923,121 23,711,618 1,478,866 29,113,606 212,353 29,325,960 セグメント負債 1,940,430 14,240,375 822,876 17,003,682 1,339,731 18,343,414 その他の項目 減価償却費 7,070 57,130 17,544 81,745 15,131 96,876 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 4,005 71,053 5,557 80,616 80,616 (注) セグメント利益の調整額△622,755千円は、セグメント間取引消去30,323千円、各報告セグメントに配分していない全社費用536,542千円が含まれております。 セグメント資産の調整額212,353千円は全社資産8,319,825千円及びセグメント間消去△8,107,472千円であります。 セグメント負債の調整額1,339,731千円は全社負債7,216,204千円及びセグメント間消去△5,876,472千円であります。 減価償却費の調整額15,131千円は全社費用18,408千円、セグメント間取引消去△3,276千円であります。…
主要な顧客・販売先
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(3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称 数量(戸) 前期比(%) 金額(千円) 前期比(%) 建設事業 86 138.7 9,062,257 93.7 不動産開発事業 478 103.7 19,467,451 105.1 合計 564 107.8 28,529,708 101.2 (注) 建設事業は請負金額500万円以上のものを計上しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 「(経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (2) 財政状態 ① 資産 当連結会計年度末における流動資産は28,931百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,698百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が374百万円、物件の契約により受取手形、売掛金及び契約資産が817百万円、物件の完成により販売用不動産が2,303百万円増加し、仕掛販売用不動産が1,093百万円減少したことによります。 固定資産は3,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ56百万円減少いたしました。これは主に固定資産の減価償却によります。 以上の結果、総資産は31,968百万円となり前連結会計年度末に比べ2,642百万円増加いたしました。 ② 負債 当連結会計年度末における流動負債は16,083百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,475百万円増加いたしました。これは主にプロジェクト資金借入による短期借入金が2,112百万円増加し、物件完成引渡によるプロジェクト資金の返済により、1年内返済予定の長期借入金が1,085百万円減少したことによります。 固定負債は3,899百万円となり、前連結会計年度末に比べ163百万円増加いたしました。これは主にプロジェクト資金の借入により、長期借入金が259百万円増加したことによります。 以上の結果、負債合計は19,982百万円となり前連結会計年度末に比べ1,639百万円増加いたしました。 ③ 純資産 当連結会計年度末における純資産は11,985百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,002百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益1,159百万円の計上により増加し、配当金の支払により182百万円減少したものであります。 以上の結果、自己資本比率は37.5%(前連結会計年度末は37.4%)となりました。…