事業の内容
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/ 原文長 約332文字
3 【事業の内容】 当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、当社と連結子会社4社で構成されており、薬業及び不動産事業を事業として取り組んでおります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の2事業は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)」と同一の区分であります。 区分 主要な事業 会社名 薬業 医薬品、医療機器及び農業薬品の製造・販売 当社 科研ファルマ㈱ アーサム㈱ KAKEN INVESTMENTS INC. アーディ社 不動産事業 不動産賃貸 当社 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)事業遂行上の影響が小さい連結子会社については、事業の系統図への記載を省略しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1108文字
(1) 経営方針 当社グループは「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる」を企業理念として、株主の皆様から負託された企業活動を行うにあたり、経営の基本方針として次の三つの方針を掲げております。この基本方針に則り、企業価値の最大化をはかり、ステークホルダーの信頼と期待に応えてまいります。 ① 患者さんと医療関係者のニーズに即した、有用な医薬品の創製・提供につとめる。 ② 医薬品企業としての社会的責任を自覚し、高い倫理観をもって企業活動を行い、社会から信頼される企業をめざす。 ③ 社員がその仕事に歓びと誇りをもち、活力あふれる存在感のある企業をめざす。 (2) 経営環境 製薬業界を取り巻く環境は日々急速に変化し、厳しさを増しております。国内医薬品事業におきましては、高齢化社会の進行等によって国の医療財政が逼迫する中、薬価制度の抜本改革をはじめとする様々な医療費抑制策が進められており、長期収載品の選定療養制度が導入されるなど、当連結会計年度においても引き続き厳しい事業環境にあります。 このような環境の中、当社グループは、2022年を起点とする10か年の経営計画において、製薬業界を取り巻く厳しい状況や、それに伴う当社グループの長期的課題を分析し、2031年ビジョンとして「画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業」「皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業」を掲げました。また、当社グループは、ビジョン実現のための戦略として「研究開発」「海外展開」「経営基盤」の3つのTransformationを策定し、研究開発への積極的な戦略投資、高い有効性と安全性を有し世界に通用する医薬品を効率良く創出・販売できる体制の構築、挑戦と変革を追求し続ける人材の育成等を進めております。 農業薬品事業におきましては、主力品である微生物由来の天然物質農薬「ポリオキシン」の成長戦略を柱とした価値の最大化をはかっております。以上の戦略を通じて経営計画達成に向けて取り組んでおります。 なお、経営環境の変化や計画の進捗等を踏まえ、2025年4月8日に「長期経営計画2031」の一部見直しを発表いたしました。主な変更内容は、①画期的・革新的新薬の継続的な上市のための戦略投資金額の増額、②財務規律の維持、③株主還元の強化であります。詳細につきましては当社グループのウェブサイトをご参照ください。 https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html
対処すべき課題
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/ 原文長 約969文字
(4) 会社の対処すべき課題 当社グループが企業価値の最大化をめざし、社会から信頼される企業であり続けるため、対処すべき当面の課題は、次のとおりであります。 ① 研究開発及び導出入活動への重点投資 当社グループの成長には新薬の継続的な上市が不可欠である一方、新薬創出の難易度の高まりによる研究開発費用の増加や導出入活動の競争激化による投資金額の増大が見込まれます。このような状況の下、資源投入の集中と研究開発の効率化をめざし、資本効率や投資体力を勘案した資源投入、3領域(免疫系・神経系・感染症)を柱とした研究開発テーマへの集中投資、国内外の企業・研究機関との共同研究や戦略的提携等を積極的に進めることにより、パイプラインの充実をはかり、世界に通用する画期的新薬の継続的な上市をめざしてまいります。また、アーディ社を米国市場での自社販売拠点とし、グローバルな医療ニーズに応えるための基盤構築を加速させて海外展開や適応拡大にも積極的に取り組んでまいります。 ② 営業基盤の強化 営業面では、皮膚科領域、整形外科領域等の当社グループが強みを持つ領域でのプレゼンスをより一層高め、各領域における製品価値の最大化をはかってまいります。また、製品特性と領域に沿った人員配置・組織開発・教育研修を進め、積極的にICTを活用してリアルとデジタルを融合させることにより、医療現場のニーズの変化や制度の変更に柔軟に対応した付加価値の高い情報を提供してま いります。2025年3月には医療関係者向けウェブサイトをリニューアルし、会員制コンテンツを含む「KAKEN Medical Pro」を開設いたしました。デジタル技術を介した情報提供プラットフォームとして、医療関係者の皆様のニーズに即したソリューションを創出してまいります。 ③ 人材育成 人材育成は企業経営の根幹であり、社員一人ひとりの成長が当社グループの持続的成長につながると考えております。イノベーティブなチャレンジの奨励と人を活かすマネジメントを推進することにより全社員の生産性を高め、次世代のリーダーやグローバルで成果を出せる人材の育成を行ってまいります。また、新たな働き方に対して柔軟に対応し、全社員のエンゲージメントを高めて持てる力を十分に発揮できるよう、働く環境の整備を進めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6962文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 2025年3月26日に行われたアーディ社との企業結合について、前連結会計年度末において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループの当連結会計年度の業績は、減収減益となりました。 売上高は76,871百万円 (対前年同期比 18.3%減 )、 営業損失は899百万円 (前年同期は営業利益21,034百万円)、 経常損失は206百万円 (前年同期は経常利益21,279百万円)、 親会社株主に帰属する当期純利益は2,144百万円 (対前年同期比 84.6%減 )となりました。なお、研究開発費につきましては、 20,585百万円 (対前年同期比 9.9%増 )となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 薬業 売上高は74,328百万円 (対前年同期比 18.8%減 )となりました。 なお、海外 売上高は12,840百万円 (対前年同期比 51.7%減 )となりました。 不動産事業 不動産事業の主たる収入は文京グリーンコート関連の賃貸料であります。 売上高は2,543百万円 (対前年同期比 2.5%増 )となりました。 当連結会計年度末の総資産は、前期末比 15,159百万円減少 し、 178,217百万円 となりました。これは主に、法人税等の支払により現預金が減少したことによるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は、前期末比 10,144百万円減少 し、 30,597百万円 となりました。これは主に、未払法人税等の減少によるものであります。 正味運転資本(流動資産から流動負債を控除した金額)は、73,248百万円であり、流動比率は452.1%で財務の健全性は保たれております。 当連結会計年度末の純資産合計は、前期末比 5,015百万円減少 し、 147,619百万円 となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。 自己資本比率は、 82.8% となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年同期に比べ 19,380百万円減少 し、 50,705百万円 となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、 11,079百万円の支出 (前年同期は29,780百万円の収入)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1318文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産及びその他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) 報告セグメント 調整額 (百万円) (注)1 連結財務諸表 計上額 (百万円) 薬業 (百万円) 不動産事業 (百万円) (百万円) 売上高 商品及び製品の販売 71,137 71,137 71,137 製品の販売等に関する ライセンス契約 20,416 20,416 20,416 顧客との契約から生じる 収益 91,553 91,553 91,553 その他の収益 2,481 2,481 2,481 外部顧客への売上高 91,553 2,481 94,035 94,035 セグメント間の内部売上高 又は振替高 91,553 2,481 94,035 94,035 セグメント利益 19,659 1,375 21,034 21,034 セグメント資産 103,175 11,285 114,460 78,916 193,377 その他の項目 減価償却費 (注)2 3,086 340 3,426 3,426 のれんの償却額 79 79 79 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 (注)2 20,225 56 20,281 20,281 (注) 1 セグメント資産の調整額 78,916百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金であります。 2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。…