事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約672文字
3【事業の内容】 当社は、2021年4月1日付で単独株式移転の方法により、あすか製薬株式会社の完全親会社として設立され、持株会社としてグループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社5社、関連会社6社により構成されており、主な事 業内容と当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 医薬品事業 ……主に医療用医薬品を製造・販売しております。 アニマルヘルス事業 ……主に動物用医薬品、飼料添加物等の製品を製造・販売しております。 海外事業 ……主に海外で医療用医薬品を製造・販売しております。 その他事業 ……臨床検査および医療機器等の事業を含んでおります。 事業の系統図は次のとおりです。 (注)1.あすか製薬㈱、㈱あすか製薬メディカル、あすかアニマルヘルス㈱、Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Company、およびHa Tay Pharmaceutical and Medical Equipment Joint Stock Companyの5社は当社の連結子会社です。 2.なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2700文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」という経営理念のもと「医療用医薬品事業」を中核に「アニマルヘルス事業」、「海外事業」、「検査事業」の医療関連ビジネスを通じ、社会から信頼される会社として成長・発展していきたいと考えております。 当社グループの中核となる国内医療用医薬品事業では産婦人科等のスペシャリティ領域でリーディングカンパニーとして飛躍するとともに、これまで培ってきた専門性をさらに深化させることで、アジアを中心としたグローバル展開を支える事業基盤の構築を着実に進め、将来の持続的な成長とグローバル競争力の確立を目指します。さらに今後も「いのち」に関わる企業として持続的な成長と社会課題の解決を図ることに加えて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を推進し、豊かな社会の実現に向けて貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは2021年4月から2026年3月末までの中期経営計画を策定しており、その最終年度となる2025年度には目標である、売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%を達成いたしました。 上記を踏まえ、当社グループでは長期ビジョン「ASKA VISION 2035」を策定するとともに、2026年4月から2029年3月末までの中期経営計画2028を開始いたしました。2028年度には、売上高850億円、営業利益率10%、自己資本当期純利益率(ROE)10%を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略および会社の対処すべき課題 長期ビジョン「ASKA VISION 2035」および中期経営計画2028を策定し、持続的成長と社会課題の解決の両立を目指す新たなステージへ移行しております。中期経営計画2028では、グループの成長を牽引する「5本の柱」とこれを支える「2つの土台」を基軸にさらなる成長に挑戦してまいります。 ■ 5本の柱 1.国内医療用医薬品事業-スペシャリティ領域の拡充による収益力の強化- 産婦人科および甲状腺領域を中心としたスペシャリティ領域の深化を図るとともに、性差に由来する健康課題への対応を通じて社会に貢献してまいります。新領域への進出にあたっては、権利取得やパイプライン拡充を進め、アジア展開も見据えた投資を行ってまいります。 2.創薬事業-グローバル展開の推進- イオンチャネルを含む研究開発基盤の強化とオープンイノベーションの活用により、継続的な新薬創出およびパイプライン拡充を図ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2700文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」という経営理念のもと「医療用医薬品事業」を中核に「アニマルヘルス事業」、「海外事業」、「検査事業」の医療関連ビジネスを通じ、社会から信頼される会社として成長・発展していきたいと考えております。 当社グループの中核となる国内医療用医薬品事業では産婦人科等のスペシャリティ領域でリーディングカンパニーとして飛躍するとともに、これまで培ってきた専門性をさらに深化させることで、アジアを中心としたグローバル展開を支える事業基盤の構築を着実に進め、将来の持続的な成長とグローバル競争力の確立を目指します。さらに今後も「いのち」に関わる企業として持続的な成長と社会課題の解決を図ることに加えて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を推進し、豊かな社会の実現に向けて貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは2021年4月から2026年3月末までの中期経営計画を策定しており、その最終年度となる2025年度には目標である、売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%を達成いたしました。 上記を踏まえ、当社グループでは長期ビジョン「ASKA VISION 2035」を策定するとともに、2026年4月から2029年3月末までの中期経営計画2028を開始いたしました。2028年度には、売上高850億円、営業利益率10%、自己資本当期純利益率(ROE)10%を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略および会社の対処すべき課題 長期ビジョン「ASKA VISION 2035」および中期経営計画2028を策定し、持続的成長と社会課題の解決の両立を目指す新たなステージへ移行しております。中期経営計画2028では、グループの成長を牽引する「5本の柱」とこれを支える「2つの土台」を基軸にさらなる成長に挑戦してまいります。 ■ 5本の柱 1.国内医療用医薬品事業-スペシャリティ領域の拡充による収益力の強化- 産婦人科および甲状腺領域を中心としたスペシャリティ領域の深化を図るとともに、性差に由来する健康課題への対応を通じて社会に貢献してまいります。新領域への進出にあたっては、権利取得やパイプライン拡充を進め、アジア展開も見据えた投資を行ってまいります。 2.創薬事業-グローバル展開の推進- イオンチャネルを含む研究開発基盤の強化とオープンイノベーションの活用により、継続的な新薬創出およびパイプライン拡充を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3180文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、国内では景気の緩やかな回復基調が続いた一方、地政学リスクの高まりや為替相場の変動に加え、資源・原材料価格の高止まりによるコスト上昇圧力等により、依然として先行き不透明な状況が続きました。また、医薬品事業においては、継続的な薬価改定等による医療費抑制政策に加え、原材料費や製造コストの上昇等の影響により、事業環境は引き続き厳しい状況にありました。このような状況下においても、当社グループの事業は重点品目の伸長等により増収増益となり、「中期経営計画2025」で目標として掲げた売上高700億円、営業利益率8%、ROE8%を達成いたしました。 当連結会計年度における当社グループの経営成績は以下のとおりであります。 2025年3月期 (百万円) 2026年3月期 (百万円) 増減額 (百万円) 増減率 (%) 売上高 64,139 71,127 6,988 10.9 営業利益 5,331 5,834 502 9.4 経常利益 5,107 5,665 557 10.9 親会社株主に帰属する 当期純利益 5,101 5,424 323 6.3 当連結会計年度における当社グループの売上高は前年同期から6,988百万円増加し、71,127百万円となりました。これは主に産婦人科領域の製品群等が堅調に推移した医療用医薬品事業に加えて、持分法適用会社であるベトナム製薬企業Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyを連結子会社化したこと等によるものであります。また、売上原価率が前年同期比0.9ポイント上昇し、売上原価は36,982百万円(前年同期比4,178百万円増)となりましたが、売上高の増加により売上総利益は前年同期から2,809百万円増の34,145百万円となりました。販売費及び一般管理費は研究開発の進展による費用増等の影響から、前年同期から2,307百万円増の28,311百万円となりました。以上の結果、営業利益は前年同期から502百万円増の5,834百万円となりました。経常利益につきましては、営業外収益を740百万円、営業外費用を908百万円計上したことから5,665百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1741文字
2.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、臨床検査および医療機器等の事業を含んでおります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)2 合計 医薬品事業 アニマル ヘルス事業 海外事業 (注)1 一時点で移転される財 58,927 7,334 4,640 209 71,112 一定の期間にわたり移転される財 15 15 顧客との契約から生じる収益 58,927 7,334 4,640 225 71,127 その他の収益 外部顧客への売上高 58,927 7,334 4,640 225 71,127 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、臨床検査および医療機器等の事業を含んでおります。 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報 (1) 医薬品事業 医療用医薬品の販売においては、当社グループの販売先から特約店に製商品が引き渡された時点で製商品への支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、製商品の販売から生じる収益は、製商品が引き渡された時点の販売価格を顧客との契約において約束された対価とし、販売奨励金および返品等を控除した金額で測定しております。 (2) アニマルヘルス事業 動物用医薬品、飼料添加物等の販売においては、当社グループから特約店に製商品が引き渡された時点で製商品への支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、製商品の販売から生じる収益は、製商品が引き渡された時点の販売価格を顧客との契約において約束された対価とし、販売奨励金および返品等を控除した金額で測定しております。 (3) 海外事業 医療用医薬品の販売においては、当社グループから顧客に製商品が引き渡された時点で製商品への支配が顧客に転移し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、製商品の販売から生じる収益は、製商品が引き渡された時点の販売価格を顧客との契約において約束された対価とし、返品等を控除した金額で測定しております。なお、製商品の販売のうち、代理人に該当すると判断したものについては、顧客から受け取る対価の額から他の当事者に支払う額を控除した純額により収益を測定しております。 3.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3245文字
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 武田薬品工業㈱ 55,485 86.5 57,155 80.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 当連結会計年度における財政状態の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の当社グループの売上高は前連結会計年度と比べて6,988百万円増加し、71,127百万円(前期比10.9%増)となりました。内科、産婦人科、泌尿器科の3分野に注力している医薬品事業においては、薬価改定の影響を受けつつも全般的に堅調に推移し、売上高は58,927百万円(前期比4.0%増)となりました。産婦人科領域において子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」が11,173百万円(前期比6.1%増)、月経困難症治療剤「ドロエチ」が8,312百万円(前期比10.8%増)と伸長したほか、内科領域において甲状腺ホルモン剤「チラーヂン」が8,775百万円(同8.2%増)、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」が7,883百万円(同22.1%増)と、薬価のプラス改定の影響もあり大きく伸長しました。また、2025年2月に持分法適用会社であったベトナム製薬企業Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyを連結子会社化したことに伴い、新たに報告セグメントとした海外事業において、売上高4,640百万円(前期は計上なし)を計上したことも売上高の増加要因となりました。 売上原価は前連結会計年度と比べて4,178百万円増加し、36,982百万円(前期比12.7%増)となりました。売上原価率は52.0%となり、前連結会計年度に比べ0.9ポイント上昇しました。これは主に、先発医薬品である「レルミナ」、「チラーヂン」及び「リフキシマ」の伸長による製品ミックスの改善等が寄与したものの、原価率の高い海外事業の売上高を当連結会計年度より計上したことによるものであります。…