事業の内容
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3 【事業の内容】 当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、当社と連結子会社2社で構成されており、薬業及び不動産事業を事業として取り組んでおります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の2事業は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)」と同一の区分であります。 区分 主要な事業 会社名 薬業 医薬品、医療機器及び農業薬品の製造・販売 当社 科研ファルマ㈱ アーサム㈱ 不動産事業 不動産賃貸 当社 (注) 当社は、2021年12月13日付でアーサム㈱の株式53.3%を取得し、連結子会社としております。 なお、詳細につきましては、連結財務諸表「注記事項(企業結合等関係)」に記載しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 中期経営戦略 2019 年を起点とする3か年の中期経営計画においては、その期間の業績だけにとらわれず、厳しい時代を乗り切るための「成長基盤の確立」を重要課題と位置付け、次の4点に重点的に取り組んでまいりました。 ① 開発パイプラインの充実を最優先課題とし、可能な限りの経営資源を配分する。 ② クレナフィンの海外展開、新製品の海外展開や適応拡大により、価値最大化をはかる。 ③ 連結売上高945億円達成に向け、営業基盤の強化と効率化をはかり、生産性の向上をめざす。 ④ 人材育成・人材教育により全社員の生産性を高め、存在感のある社員を育成するとともに、組織のスリム化・人員配置の適正化をはかる。 また、2021年度経営数値目標として、連結売上高945億円、連結営業利益250億円、連結ROE12.0%以上としておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関への受診抑制及び想定以上の薬価改定、競合環境の変化等により連結売上高760億円、連結営業利益170億円、連結ROE7.0%という結果でありました。 2022 年を起点とする10か年の経営計画においては、製薬業界を取り巻く厳しい状況や、それに伴う当社の長期的課題を分析し、当社の 2031 年ビジョンとそのビジョンの実現に向けた戦略を掲げております。 ≪2031年ビジョン≫ 1. 画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業 2. 皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業 ≪ ビジョンの実現に向けた戦略 ~3つのTransformation~≫ (1)研究開発 Transformation ① 自社研究基盤の活用 ② 新規診療領域への展開 ③ 新たなモダリティへの挑戦 ④ 研究開発への積極的投資 (2)海外展開 Transformation ① 自社創薬と製品・開発品の導入による海外展開品の充実 ② 海外自社展開(開発・販売)による製品の価値最大化 (3)経営基盤 Transformation ① プロフェッショナルとして変革を追求し続ける人材の育成及び就業環境整備 ② データとデジタル技術を活用して変革し続ける企業風土の醸成 ③ 患者さんファーストのための製品価値最大化及び高品質な医薬品の安定的な生産体制 の構築 また、2026年度経営数値目標として、連結売上高800億円、連結営業利益180億円、連結ROE8.0%以上、2031年度経営数値目標として、連結売上高1,000億円、連結営業利益285億円、連結ROE10.0%以上をめざしてまいります。 当連結会計年度は、開発パイプラインの充実に向けて国内バイオベンチャー企業アーサム㈱を2021年12月に買収いたしました。…
対処すべき課題
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(4) 会社の対処すべき課題 当社グループが企業価値の最大化をめざし、社会から信頼される企業であり続けるため、対処すべき当面の課題は、次のとおりであります。 ① 研究開発及び導出入活動への重点投資 当社の成長には新薬の継続的な上市が不可欠である一方、新薬創出の難易度の高まりによる研究開発費用の増加や導出入活動の競争激化による投資金額の増大が見込まれます。このような状況の下、資源投入の集中と研究開発の効率化をめざし、資本効率や投資体力を勘案した資源投入、3領域(免疫系・神経系・感染症)を柱とした研究開発テーマへの集中投資、国内外の企業・研究機関との共同研究や戦略的提携等を積極的に進めることにより、開発パイプラインの充実をはかってまいります。また、現地企業への導出を中心とした海外展開や適応拡大にも積極的に取り組んでまいります。 ② 営業基盤の強化 営業面では、皮膚科領域、整形外科領域等の当社が強みを持つ領域でのプレゼンスをより一層高め、各領域における製品価値の最大化をはかってまいります。また、製品特性と領域に沿った人員配置・組織づくりを進め、積極的にICT(情報通信技術)を活用し、医療現場のニーズの変化や制度の変更に柔軟に対応した付加価値の高い情報を提供してまいります。 ③ 人材育成 人材は企業経営の根幹にかかわるものであり、社員一人ひとりの成長が当社の持続的成長につながると考えております。人を活かすマネジメントを推進することにより全社員の生産性を高め、次世代のリーダーやグローバルで成果を出せる人材の育成を行ってまいります。また、新たな働き方に対して柔軟に対応し、全社員が持てる力を十分に発揮できるよう、働く環境の整備を進めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループの当連結会計年度の業績は、増収減益となりました。売上高は76,034百万円(対前年同期比1.4%増)となり、海外売上高の増加などにより増収となりました。 利益面では、販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は17,064百万円(対前年同期比4.1%減)、経常利益は17,542百万円(対前年同期比3.7%減)となりました。販売費及び一般管理費が増加した主たる要因は、研究開発費が対前年同期比25.0%増加し、8,420百万円となったためであります。親会社株主に帰属する当期純利益はコーバス社より導入した全身性強皮症及び皮膚筋炎治療剤「レナバサム」に関する減損損失計上等による特別損失が発生したことにより、9,549百万円(対前年同期比28.8%減)となりました。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しております。前連結会計年度比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細につきましては、連結財務諸表「注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 薬業 医薬品・医療機器につきましては、爪白癬治療剤「クレナフィン」の売上は減少したものの、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」、ジェネリック医薬品等の売上増加及びJubliaの売上が伸長したことによる海外売上高増加により増収となりました。 農業薬品につきましては増収となりました。 この結果、売上高は73,623百万円(対前年同期比1.4%増)、セグメント利益(営業利益)は15,710百万円(対前年同期比4.0%減)となりました。 なお、海外売上高は6,956百万円(対前年同期比41.7%増)となりました。 不動産事業 不動産事業の主たる収入は文京グリーンコート関連の賃貸料であります。売上高は2,410百万円(対前年同期比1.9%増)となりましたが、セグメント利益(営業利益)は、関西支店建て替えに伴う費用が発生したことから、1,353百万円(対前年同期比4.5%減)となりました 。 < 新型コロナウイルス感染症の拡大への当社グループの対応及び事業・業績への影響> 新型コロナウイルス感染症が未だ収束の見通しが立たない中、当社グループは、高品質な医薬品を安定的に供給することを社会的使命と考えております。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産及びその他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 報告セグメント 調整額 (百万円) (注)1 連結財務諸表 計上額 (百万円) 薬業 (百万円) 不動産事業 (百万円) (百万円) 売上高 外部顧客への売上高 72,614 2,365 74,979 74,979 セグメント間の内部売上高 又は振替高 72,614 2,365 74,979 74,979 セグメント利益 16,370 1,418 17,788 17,788 セグメント資産 71,658 10,207 81,866 81,466 163,332 その他の項目 減価償却費 (注)2 2,455 292 2,747 2,747 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 (注)2 2,442 287 2,729 2,729 (注) 1 セグメント資産の調整額81,466百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金であります。 2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) 報告セグメント 調整額 (百万円) (注)1 連結財務諸表 計上額 (百万円) 薬業 (百万円) 不動産事業 (百万円) (百万円) 売上高 商品及び製品の販売 71,641 71,641 71,641 製品の販売等に関する ライセンス契約 1,982 1,982 1,982 顧客との契約から生じる 収益 73,623 73,623 73,623 その他の収益 2,410 2,410 2,410 外部顧客への売上高 73,623 2,410 76,034 76,034 セグメント間の内部売上高 又は振替高 73,623 2,410 76,034 76,034 セグメント利益 15,710 1,353 17,064 17,064 セグメント資産 75,581 10,393 85,974 79,206 165,181 その他の項目 減価償却費 (注)2 2,699 322 3,022 3,022 のれんの償却額 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 (注)2 11,347 508 11,856 11,856 (注) 1 セグメント資産の調整額79,206百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金であります。 2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。