事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約746文字
3 【事業の内容】 当社グループは当社、子会社3社および関連会社3社で構成されており、食品、化成品の製造販売および不動産事業ほかを営んでおります。 事業内容と当社および関係会社の当該事業における位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分 主要製品等 主な関係会社等 食品事業 チョコレート、粉末飲料、バウムクーヘン、ゼリー、アイスクリーム、キャンディ、ケーキ、栄養食品 当社および㈱エースベーカリー(連結子会社)、名糖乳業㈱(連結子会社)が製造販売しております。 ㈱エースベーカリーは、当社製品の一部を受託製造しております。 名糖乳業㈱は、当社製品の一部を受託製造し、また、当社製品の一部を仕入販売しております。 名糖㈱(関連会社)は、当社製品の一部を仕入販売しております。 化成品事業 レンネット(チーズ用凝乳酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)、デキストラン(血漿増量剤、血流改善剤等)、香料(食品添加物)、デキストラン・サルフェート(高脂血症剤等)、デキストランマグネタイト(MRI造影剤、医療機器材料等)、混合飼料、デキストラン鉄(動物薬) 当社が製造販売しております。 名糖㈱は、包材を製造し、当社は同社製品の一部を仕入れております。 不動産事業 ゴルフ場の経営、不動産賃貸 当社は不動産の賃貸を行っております。 プリンスゴルフ㈱(連結子会社)は、ゴルフ場の経営を行っております。 なお、関連会社であります名糖アダムス㈱はチューインガムの製造販売、㈱名糖蓼科山荘は福利厚生施設の取得及び管理を行っています。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2051文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境につきましては、新型コロナウイルスの地球規模での感染拡大により、世界経済は急速に悪化しました。日本経済におきましては、GoToキャンペーンなど政策面での後押しもありましたが、感染拡大が長期化するなか、緊急事態宣言による不要不急の行動自粛の要請やワクチンの普及停滞により雇用や所得への更なる悪影響が懸念されるようになりました。 当社の主力事業であります食品事業につきましては、少子高齢化に伴い、国内人口が減少していくなかで、ドラッグストアやディスカウントストアの台頭等により価格競争が激化し、消費者の低価格志向が進む一方で、高価格帯の健康志向商品や機能性商品の需要が増加するなど、消費の二極化が進んでおります。また、コロナ禍において、大容量商品の需要が増加する一方、インバウンド商品の需要が大きく減少するなど、不安定な需要環境になっております。なお、コスト面においては、人件費・物流費・原材料費等の費用は上昇傾向にあり、厳しい経営環境が続くものと予想されます。 また、国内外に市場をもつ化成品事業につきましては、技術の進歩や情報化社会の高度化により、異業種からの市場参入やM&Aによる市場再編が起きやすい環境になっております。また、新型コロナウイルスの世界的蔓延による市場動向、各国間同士の複雑な政治問題や国政の変動による為替変動や貿易規制への影響が読みにくい状況であります。 このような状況のもと、当社グループは2020年度からスタートした中期経営計画の実現に向け、次に掲げたスローガン・コンセプトのもと成長戦略に取り組んでまいります。 ■スローガン ・Challenge&Change チャレンジ精神と変化をもたらす行動力 ・原点回帰 企業理念・経営基本姿勢・企業行動憲章の徹底 ■コンセプト ・更なるブランド価値の向上と高品質な商品の提供により利益創出構造を確保します ・組織風土を改革しChallenge&Changeの新しい組織文化を生み出します ・SDGsを意識した活動を含めステークホルダーの満足度を高める企業活動を展開します ■成長戦略 ①売上・利益拡大 次の成長戦略を進め、連結売上高、営業利益、経常利益の拡大を重視し、収益力の向上に努めてまいります。 ②ブランド強化 食品事業 「アルファベットチョコレート」などの中核ブランドへ戦略的に経営資源を投下することにより売上拡大を図ってまいります。また、新チョコレート工場で製造する新規ブランドの創出に取り組んでまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2051文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境につきましては、新型コロナウイルスの地球規模での感染拡大により、世界経済は急速に悪化しました。日本経済におきましては、GoToキャンペーンなど政策面での後押しもありましたが、感染拡大が長期化するなか、緊急事態宣言による不要不急の行動自粛の要請やワクチンの普及停滞により雇用や所得への更なる悪影響が懸念されるようになりました。 当社の主力事業であります食品事業につきましては、少子高齢化に伴い、国内人口が減少していくなかで、ドラッグストアやディスカウントストアの台頭等により価格競争が激化し、消費者の低価格志向が進む一方で、高価格帯の健康志向商品や機能性商品の需要が増加するなど、消費の二極化が進んでおります。また、コロナ禍において、大容量商品の需要が増加する一方、インバウンド商品の需要が大きく減少するなど、不安定な需要環境になっております。なお、コスト面においては、人件費・物流費・原材料費等の費用は上昇傾向にあり、厳しい経営環境が続くものと予想されます。 また、国内外に市場をもつ化成品事業につきましては、技術の進歩や情報化社会の高度化により、異業種からの市場参入やM&Aによる市場再編が起きやすい環境になっております。また、新型コロナウイルスの世界的蔓延による市場動向、各国間同士の複雑な政治問題や国政の変動による為替変動や貿易規制への影響が読みにくい状況であります。 このような状況のもと、当社グループは2020年度からスタートした中期経営計画の実現に向け、次に掲げたスローガン・コンセプトのもと成長戦略に取り組んでまいります。 ■スローガン ・Challenge&Change チャレンジ精神と変化をもたらす行動力 ・原点回帰 企業理念・経営基本姿勢・企業行動憲章の徹底 ■コンセプト ・更なるブランド価値の向上と高品質な商品の提供により利益創出構造を確保します ・組織風土を改革しChallenge&Changeの新しい組織文化を生み出します ・SDGsを意識した活動を含めステークホルダーの満足度を高める企業活動を展開します ■成長戦略 ①売上・利益拡大 次の成長戦略を進め、連結売上高、営業利益、経常利益の拡大を重視し、収益力の向上に努めてまいります。 ②ブランド強化 食品事業 「アルファベットチョコレート」などの中核ブランドへ戦略的に経営資源を投下することにより売上拡大を図ってまいります。また、新チョコレート工場で製造する新規ブランドの創出に取り組んでまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3714文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、需要が急激に落ち込んだうえに経済活動が制限されて、大きな打撃を受けました。経済危機を防ぐために各国が財政出動や金融緩和を続けた結果、国内の製造業は輸出・生産の持ち直しで改善が見られた一方で、非製造業は自粛生活の影響で持ち直しの鈍さが目立ち、景況感は業種によって割れるかたちとなりました。 当社グループの中核事業の一つである菓子・食品の市場におきましては、コロナ禍における生活防衛意識の高まりによる消費の冷え込みや、巣ごもり生活により外食から内食・中食への変化が見られました。 こうした情勢のもと、当社グループは、新型コロナウイルス対策を徹底するなかで、商品の品質向上と安全性確保のため品質管理体制の強化に引き続き注力するとともに、おいしさや健康を追求した高付加価値商品の提供や販売促進プロモーションなど中核ブランドの強化を推進してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、巣ごもり需要の高まりなどにより前連結会計年度比5.2%増の24,180百万円となりました。営業利益につきましては、新チョコレート工場の減価償却費の負担は重いものの売上高の増加や生産性の向上などにより、403百万円となりました。前連結会計年度は629百万円の営業損失でありました。また、経常利益は営業利益の改善や受取配当金の増加などにより、前連結会計年度比385.7%増の1,356百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益の増加や前連結会計年度の特別利益に固定資産売却益1,137百万円を計上したことなどにより、前連結会計年度比68.3%増の1,023百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (食品事業) 当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が抑制されるなか、主力の菓子部門は巣ごもり消費による需要の高まりなどにより増収となりました。チョコレート類は、発売50周年を迎えた「アルファベットチョコレート」の記念日設定や増量企画などの販売促進プロモーションを実施しましたところ、「アルファベットチョコレート」や「ナッツチョコレートコレクション」などのファミリーサイズの商品が順調に売上を伸ばして増収となりました。キャンディ類は、受託商品の売上が若干増加しましたが、自社商品の売上が落ち込み減収となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1382文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) 食品事業 化成品事業 不動産事業 売上高 外部顧客への売上高 20,515 2,169 311 22,995 22,995 セグメント間の内部 売上高又は振替高 20,515 2,169 311 22,995 22,995 セグメント利益又は損失(△) △ 125 64 122 61 △ 690 △ 629 セグメント資産 26,185 3,633 1,863 31,681 35,267 66,949 その他の項目 減価償却費 1,834 351 44 2,230 38 2,268 減損損失 93 93 93 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,989 237 44 2,272 110 2,383 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△690百万円は、各報告セグメントに帰属しない一般管理費△690百万円であります。 (2)セグメント資産の調整額35,267百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。 (3)減価償却費の調整額38百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費であります。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額110百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。 2 セグメント利益又は損失の合計額は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) 食品事業 化成品事業 不動産事業 売上高 外部顧客への売上高 21,584 2,295 300 24,180 24,180 セグメント間の内部 売上高又は振替高 21,584 2,295 300 24,180 24,180 セグメント利益 611 349 117 1,078 △ 675 403 セグメント資産 26,340 3,677 1,680 31,697 42,454 74,152 その他の項目 減価償却費 1,716 251 39 2,008 27 2,035 減損損失 57 57 57 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,203 359 12 1,576 22 1,598 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△675百万円は、各報告セグメントに帰属しない一般管理費△675百万円であります。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2694文字
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 三菱食品株式会社 2,309 10.0 2,441 10.1 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 (経営成績) 当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきましては、売上高は24,180百万円(前連結会計年度比5.2%増)となり、前連結会計年度と比較して1,185百万円の増収となりました。なお、売上高の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 売上総利益は8,394百万円(前連結会計年度比18.3%増)となりました。新チョコレート工場の減価償却費の負担は重いものの売上高の増加や生産性の向上などにより、売上総利益は増加しました。 営業損益は403百万円の営業利益(前連結会計年度は629百万円の営業損失)となりました。売上総利益の増加などにより、営業損益は増加しました。 経常利益は1,356百万円(前連結会計年度比385.7%増)となりました。営業利益の改善や受取配当金の増加などにより、経常利益は増加しました。 特別利益は、固定資産売却益の計上により155百万円となりました。特別損失は、減損損失57百万円、製品回収廃棄損55百万円などの計上により、138百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は増加しましたが、前連結会計年度で特別利益に固定資産売却益1,137百万円を計上したことに伴い、前連結会計年度比68.3%増の1,023百万円となりました。 なお、新型コロナウイルス感染症の対策や影響については、当社グループでは、顧客、取引先および従業員の安全と健康を確保するため、出勤前と出社時の検温の実施・手洗い・マスクの着用に加え、テレワーク・Web会議システムの活用・時差勤務・出張自粛を導入するなど様々な対策を行っております。また、現時点では、販売状況・生産体制・原材料調達などにおいて大きな影響は生じておりませんので、新型コロナウイルス感染症による当社グループの業績に与える影響は、現時点では軽微であると考えております。…