事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約10075文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社28社及び関連会社17社(2018年12月31日現在)により構成されており、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームの制作・開発、配信に関連した事業を行っております。取り扱う商品・サービスについて、国内では主に当社、株式会社gloopsが、海外においては現地連結子会社が、それぞれ独立した経営単位として各地域における包括的な戦略を立案し、事業を展開しております。 したがって、当社グループは、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームの制作・開発、配信を基礎とした各社の所在地別のセグメントから構成されております。報告セグメントは「日本」、「韓国」、「中国」、「北米」、「その他」の5つとしており、「その他」の区分には欧州及びアジア諸国が含まれております。 各社の事業の内容等につきましては、後述「(5) 当社グループについて」における「<当社及び連結子会社の事業内容並びにその位置付け>」をご参照下さい。 日本:当社、株式会社gloops、株式会社PURERO 韓国:ネクソン・コリア・コーポレーション、ブロックチェーン・エンターテイメント・ラボ・カンパニー・リミテッド(旧ロシモ・カンパニー・リミテッド)、ネオプル・インク、ネクソン・ネットワークス・コーポレーション、ネクソン・ジーティー・カンパニー・リミテッド、ネクソン・コミュニケーションズ・カンパニー・リミテッド、ネクソン・スペース・カンパニー・リミテッド、シング・ソフト・インク、ブリアン・ゲームズ、ネクソン・レッド・コーポレーション、エヌ・メディア・プラットフォーム・カンパニー・リミテッド、株式会社中央板橋開発、エヌジン・スタジオズ、ナット・ゲームズ・カンパニー・リミテッド、テン・イヤーズ・カンパニー・リミテッド 中国:ルシアン・ソフトウェア・デベロップメント・上海・カンパニー・リミテッド 北米:ネクソン・アメリカ・インク、ネクソン・エム・インク、ロシモ・アメリカ・インク、ネクソン・ユーエス・ホールディング・インク、ビッグ・ヒュージ・ゲームズ・インク、ピクセルベリー・スタジオズ、ネクソン・オーシー・スタジオ その他:ネクソン・ヨーロッパ・GmbH、ネクソン台湾リミテッド、ネクソン・タイランド・カンパニー・リミテッド 当社グループでは事業部門を、①PCオンライン事業、②モバイル事業に区分しております。 (1) 事業部門について (a) PCオンライン事業 PCオンライン事業部門では、主にPCオンラインゲームの制作・開発、配信を行っています。また、付随してPCオンラインゲーム配信に係るコンサルティング事業やゲーム内広告事業並びにマーチャンダイジング事業などの業務も行っています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約860文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 ゲーム業界では、主に「オンライン型」、「マルチプレイヤー型」、「Free-to-Playモデル」などの三つの特徴をもったゲームが主流となっています。 当社グループは内部開発及びパブリッシングを通じた新規ゲームコンテンツの調達力、ゲームの運用力、グローバルな事業基盤、強固な財務体質といった強みを持っております。これらの強みを生かし、長期的には世界最高のゲーム会社を目指して、ゲーム業界のリーディングプレイヤーとしてのポジションを築き、世界中のユーザーに向けて楽しくて、独創的で他のゲームと異なる高品質なゲームを提供し続けます。 当社グループは、世界最高のゲーム会社を目指し、3つの強みを活かし、差別化された、面白くて高品質なゲームを長期的に提供してまいります。 アジア市場における巨大な事業機会 :エンターテインメント業界において、アジアは市場規模の観点から、今や米国や欧州と並ぶ巨大市場となりました。エンターテインメントの中でも成長率が高く、中心的な存在であるゲーム事業において、このアジア市場で人気IPシリーズを持つ当社は、大きな事業機会を有しています。 ロングランタイトルからの安定した収益の創出 :ゲーム内における強固なコミュニティーを構築し、長期にわたりゲームを育てる運用力により、安定的な収益源を創出しています。具体的には、『アラド戦記』( Dungeon&Fighter )を始め、『メイプルストーリー』( MapleStory )、『マビノギ』などが10年以上サービスを提供しています。 多様性に富む、強力な新作のラインナップ :ロングランタイトルから創出される安定的な収益基盤を元手に、当社は、ゲームに対するクリエイティブな挑戦をし続け、豊富な新作ラインナップを取りそろえています。ゲーム開発に対するこうしたクリエイティブなアプローチにより、ゲーム内における強固な既存のコミュニティーを構築することに加え、将来の成長における貴重な選択肢を生み出すことに成功しています。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1051文字
(4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループが、事業展開するゲーム市場では、技術の進化やユーザーの嗜好の変化のスピードが益々速くなるとともに、グローバル市場における競争環境がより激しくなることが予想されます。このような環境を踏まえて、当社グループでは将来にわたる成長を遂げるため、以下の事項を対処すべき課題として取り組んでいく方針であります。 ① 魅力ある高品質な新規ゲームタイトルの提供及び既存ゲームタイトルへのコンテンツアップデートの実施 ゲームを提供するハードウェアがPCでもモバイルでも、またゲームを提供する地域が日本、韓国、中国、米国など世界のどこであっても、ゲームの事業において優劣を決するのは、ゲームコンテンツの品質が高いかどうかです。『アラド戦記』( Dungeon&Fighter )や『メイプルストーリー』( MapleStory )をはじめとする、当社グループが現在サービスを提供している人気ゲームタイトルだけに満足することなく、世界最高のゲーム会社を目指して、最高の楽しさと特別な経験をユーザーに提供するため、当社グループは楽しくて、独創的で他のゲームとは異なる、高品質なゲームを提供するとともに、既存ゲームタイトルにおいては、魅力的なコンテンツアップデートとユーザーを長期間にわたって惹きつけて満足させられるようなゲーム運用を目指しています。そのために、グループ内におけるゲーム開発力の強化、他社との共同開発を含めた事業提携、有力なゲーム開発会社の買収等による高品質な新規ゲームタイトルの配信、モバイル事業における開発力強化、既存ゲームタイトルの魅力的なコンテンツアップデートを実施するための事業基盤の更なる強化等に取り組んでおります。 ② 情報セキュリティの強化 当社グループがサービスを提供するPCオンラインゲームやモバイルゲームは、情報システムを介してゲームデータやユーザーの個人情報を取り扱うサービスであるため、外部者からの不正アクセスや不正利用等を防止するための高度な情報システム基盤や適切な内部情報管理組織を含む情報セキュリティ体制の強化が求められております。 当社グループでは、これまでも情報セキュリティに関するグループ横断的な組織の強化や最新の情報システムの導入などを通じて、情報セキュリティ体制を強化してまいりましたが、ユーザーの皆様に安心して当社グループのサービスを楽しんでいただけるよう、引き続き、情報セキュリティ体制全般の強化に注力してまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2419文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国政府の保護主義的な政策運営や、関税導入に端を発した貿易及び地政 学上の緊張の高まりが見られ、依然として先行きは不透明な状況となっております。わが国経済は、企業の設備投 資や輸出の増加、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直しの動きを見せ、緩やかな回復傾向が続いて おります 。 このような状況の下、当社グループは、PCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、グループ内におけるゲーム開発力の強化、他社との共同開発を含めた事業提携、有力なゲーム開発会社の買収等による高品質な新規ゲームタイトルの配信、モバイル事業における開発力強化、既存ゲームタイトルの魅力的なコンテンツアップデートを実施するための事業基盤の更なる強化などに取り組んでまいりました。 上記の結果、当連結会計年度の売上収益は 253,721百万円 (前期比 8.0%増 )、営業利益は 98,360百万円 (同 8.7%増 )、税引前当期利益は 117,444百万円 (同 67.8%増 )、親会社の所有者に帰属する当期利益は 107,672百万円 (同 89.7%増 )となりました。 報告セグメントの業績は、次のとおりであります。 ① 日本 当連結会計年度の売上収益は 10,154百万円 (前期比 16.1%減 )、セグメント損失は 7,229百万円 (前期は 4,009百万円の損失 )となりました。日本では、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームともに減収となりました。 ② 韓国 当連結会計年度の売上収益は 220,417百万円 (前期比 5.6%増 )、セグメント利益は 120,637百万円 (同 7.1%増 )となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるネクソン・コリア・コーポレーションの傘下にあるネオプル・インクの中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。 ③ 中国 当連結会計年度の売上収益は 3,327百万円 (前期比 4.1%増 )、セグメント利益は 1,966百万円 (同 16.3%増 )となりました。 ④ 北米 当連結会計年度の売上収益は 19,293百万円 (前期比 92.0%増 )、セグメント損失は 8,490百万円 (前期は 6,868百万円の損失 )となりました。 ⑤ その他 当連結会計年度の売上収益は 530百万円 (前期比 32.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約44574文字
(2) 報告セグメントの収益及び損益 当社グループのセグメント情報は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額(注3) 連結 日本 韓国 中国 北米 その他 売上収益 外部収益 PCオンライン 3,895 169,773 3,197 3,981 790 181,636 181,636 モバイル 8,185 37,187 6,069 51,441 51,441 その他 26 1,826 1,852 1,852 外部収益 計 12,106 208,786 3,197 10,050 790 234,929 234,929 セグメント間収益 337 1,948 632 552 3,469 △3,469 12,443 210,734 3,197 10,682 1,342 238,398 △3,469 234,929 セグメント利益又は損失 (注1) △4,009 112,602 1,690 △6,868 △272 103,143 42 103,185 その他の収益・費用(純額) △12,681 営業利益 90,504 金融収益・費用(純額) (注4) △19,904 持分法による投資損失 △605 税引前当期利益 69,995 (その他の項目) 減価償却費及び償却費 74 5,086 75 556 28 5,819 5,819 減損損失 744 7,094 4,897 12,738 12,738 資本的支出(無形資産含む) 253 2,172 80 307 64 2,876 2,876 (注) 1.セグメント利益又は損失は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しております。 2.セグメント間の内部取引価格は、一般的な市場価格に基づいております。 3.セグメント利益又は損失の調整額 42百万円 は、セグメント間取引消去であります。 4.金融費用の主な内訳は、為替差損25,694百万円であります。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約3516文字
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) 当連結会計年度 (自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) テンセント・ホールディングス・リミテッド及びその子会社 105,037 44.7 124,769 49.2 4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 なお、当連結会計年度において企業結合に係る暫定的な会計処理を確定し、暫定的に測定された公正価値の修正を行ったため、連結財政状態計算書を遡及修正しております。これに伴い、遡及修正後の数値で前期末比較を行っております。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成に当たっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。 (2) 経営成績の分析 2018年12月期における当社グループの売上収益は、 253,721百万円 (前期比 8.0%増 )となりました。 この結果、営業利益 98,360百万円 (同 8.7%増 )、税引前当期利益は 117,444百万円 (同 67.8%増 )、親会社の所有者に帰属する当期利益は 107,672百万円 (同 89.7%増 )となりました。 ① 売上収益の分析 2018年12月期における売上収益は 253,721百万円 となり、前期比で 8.0%増加 いたしました。これは主に、中国、北米及びその他の地域の事業の牽引によるものです。既存PCオンラインゲームにつきましては、『アラド戦記』( Dungen&Fighter )、『メイプルストーリー』( MapleStory )の主要コンテンツアップデートやアイテム販売が好調であったことにより堅調に推移しました。モバイルゲームにつきましては、前連結会計年度においてローンチした『OVERHIT』により対前年同期比で増加しました。…