事業の内容
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/ 原文長 約2917文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社、海外子会社3社により構成されており、半導体、液晶、電子機器、電池等に関連する商品の仕入及び販売を主たる業務としております。 当社は、国内の電子機器及び産業用機器メーカを主な顧客としております。海外子会社は、それぞれの地域で主に日系企業に販売しております。 当社グループの当該事業に係る主な取扱商品及び位置づけは、次のとおりであります。なお、当社グループの取扱商品はセグメント間で共通しているため、セグメント情報に関連づけた記載はしておりません。参考のため、品目区分ごとに記載しております。 (1)半導体 ① メモリ:メモリは、主にパソコンの主記憶装置として使われております。また、多くのデジタル製品に使われるDRAM(Dynamic Random Access Memory)及びフラッシュメモリ等、多様な種類の商品があります。 韓国及び中国のメモリメーカより仕入れた商品を顧客へ販売しております。これらは当社グループの主力商品であり、複合機を含むプリンタ等の事務用機器、カーナビ等の車載用機器、工作機械等の産業用機器等、様々な用途の機器向けに販売しております。 ② ASSP(注)1、ASIC(注)2、CPU(注)3、GPU(注)4:ASSP、ASICについては、米国、韓国メーカより仕入れた商品を顧客へ販売しております。 また、CPU、GPUについては、パソコンで多く使われておりますが、米国メーカより仕入れた商品をパソコン用途以外の顧客に販売しております。 ③ LED(注)5:韓国メーカより仕入れたLEDを顧客に販売しております。 ④ ファウンドリ(注)6:顧客からの半導体の設計データを受け、その要求を満たすことのできる、韓国・米国半導体メーカに製造依頼し、完成品を依頼元の顧客へ販売しております。 (注)1.ASSP(Application Specific Standard Product):ある特定用途(アプリケーション)に向けて開発された汎用IC(集積回路)です。 2.ASIC(Application Specific Integrated Circuit):ある特定用途、顧客向けに開発されたカスタムIC(集積回路)です。 3.CPU(Central Processing Unit):コンピュータ等において中心的な処理装置として働く電子回路のことです。中央処理装置や中央演算処理装置等と訳されます。 4.GPU(Graphics Processing Unit):3Dグラフィックスの表示に必要な計算処理を行う半導体デバイスです。 5.LED(Light Emitting Diode):電圧を加えた際に発光する半導体素子です。長寿命、低消費電力等の特長より、照明等の幅広い用途で利用されております。 6.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約960文字
(3) 優先的に対処すべき 事業上及び財務上の課題並びに経営戦略等 当社グループは、汎用品のボリュームビジネスが主力であり、それらの仕入先が東アジアに偏重傾向であるとの現状認識を有しております。このような厳しい外部環境の中で、当社グループの安定的かつ持続的成長のために対処すべき課題は、主力の汎用品ビジネス及び既存メーカの維持拡大のみならず、世界的視点で欧米や国内の高付加価値商品を発掘のうえ、システムソリューションとしてお客様に提供することと認識しております。そして、それらを具現化するための「収益構造改革」にかかる以下の戦略を有機的に運用することで、最大価値の創出に努めてまいります。 ① 基本戦略 a. 中核分野(半導体製品・ディスプレイ)の高利益化 b. 収益のもう一つの柱となるビジネスモデルの確立 c. 資金効率の向上と財務体質の強化 ② 市場・顧客戦略 a. 5G(第5世代移動通信システム)・IoT(Internet of Things:モノのインターネット)及びEV (Electric Vehicle)市場 : 基地局等の通信インフラ、FA(Factory Automation)向け応用製品への拡販 b. 新規市場及び優良顧客の開拓 : 農機具・輸送機器・建設機器・データセンタ・医療機器等の市場(顧客)を開拓 ③ 製品戦略 a. 国内・台湾・欧米の既存メーカの深掘及び新規開拓 b. 半導体製品 : ASIC、CPU等の高付加価値商品の拡販 c. ディスプレイ : 有機ELの新規仕入先の発掘及び拡販、サイネージビジネスの事業化 d. バッテリ : ESS(Energy Storage System)向けの拡販 e. 駆動系商品 : バッテリ及びモータの拡販 f. EMSの強化 ④ 資金効率の向上と財務体質の強化 a. 現在の良好な取引金融機関との関係を維持し、業容拡大に対応できる安定的な資金調達手段を確保 b. 高利益化による資金効率の向上をもって自己資本を充実させ、財務体質を強化 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営方針の実効性を定量的に図る経営指標として「経常利益」及び配当原資の基礎となる「1株当たり当期純利益」を重要視しております。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約69文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2404文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、コロナ禍の影響で、年度初めより生産・消費等の経済活動が停滞しましたが、その後、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための措置を講じつつ徐々に経済活動のレベルの引き上げが進み、持ち直しの動きがみられました。しかし、中国向け輸出の回復が下支えしているものの、同感染症の収束の兆しが見えないために行動の制約にかかる各種の措置が継続していることと、米中貿易摩擦の影響等の通商問題の先鋭化といった懸念材料によって、先行きの不透明感を増している状況となっております。 当社グループが属するエレクトロニクス業界は、デジタル化の進展による5G、IoT、AI等のデジタル関連市場や脱炭素社会に向けた再生可能エネルギー関連分野への投資の拡大が期待される市場がある一方で、コロナ禍により苦戦を強いられている市場があり、明暗がわかれております。さらに、昨今の半導体をはじめとする部品の供給不足を背景とした生産調整の懸念や仕入価格の上昇等、予断を許さない状況にあります。 当社グループは、感染防止策を講じつつ通常業務の維持に努め、既存ビジネスの供給責任を果たすことに注力してまいりました。さらに、「収益構造改革」の一環として、高採算ビジネスの獲得のため、将来的に成長が見込める前述のデジタル関連市場や再生可能エネルギー関連市場等に着眼し、新規開拓等の中長期的取組みも推進してまいりました。 当連結会計年度においては、当初はコロナ禍により、主力ビジネスである車載用機器向け及び事務用機器向けの需要が減少し、ESS向け等の一部のバッテリビジネス及び開発案件の遅延も加わり、厳しいスタートとなりました。しかしながら第2四半期より、事務用機器向けの不振、バッテリビジネス及び開発案件の遅延が継続しているものの、液晶分野における特別需要及び前倒し需要による増加、並びに半導体分野及び液晶分野において車載用機器向け等のボリュームビジネスの需要が増加したこと等の要因により、経営成績が急回復しました。その結果、売上高は、490億84百万円(前年同期比10.9%増)となりました。営業利益は、売上総利益が増加したこと、そして、感染拡大防止のため在宅勤務等の移動の抑制策を推進し、海外出張をはじめとする活動経費が大幅に圧縮され、販売費及び一般管理費が減少したことにより8億19百万円(前年同期比65.2%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約915文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 日本 海外 売上高 外部顧客への売上高 40,588,517 3,689,078 44,277,596 44,277,596 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,830,507 293,563 3,124,070 △ 3,124,070 43,419,024 3,982,642 47,401,666 △ 3,124,070 44,277,596 セグメント利益又は損失(△) 488,979 △ 11,948 477,030 19,078 496,108 (注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、未実現損益の消去等によるものであります。 2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産は、最高経営責任者が業績を評価する対象となっていないため記載しておりません。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 日本 海外 売上高 外部顧客への売上高 46,849,660 2,234,876 49,084,536 49,084,536 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,018,568 71,794 2,090,363 △ 2,090,363 48,868,229 2,306,671 51,174,900 △ 2,090,363 49,084,536 セグメント利益又は損失(△) 858,642 △ 37,482 821,160 △ 1,646 819,513 (注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、未実現損益の消去等によるものであります。 2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産は、最高経営責任者が業績を評価する対象となっていないため記載しておりません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4605文字
4.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 (a) 売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ10.9%、48億6百万円増加し、490億84百万円となりました。 品目別では、液晶分野は、車載用機器向けが第2四半期より回復に転じたことと、スマートフォン向け有機ELビジネスの特別需要、GIGAスクール構想の前倒し執行による液晶モジュールの需要の増加により売上高223億11百万円(前年同期比42.4%増)となりました。半導体分野は、スマートフォン周辺機器向けメモリの需要増、そして年度中盤より車載用機器向けの需要が回復に転じましたが、事務用機器向けメモリが低調に推移したことにより売上高167億89百万円(前年同期比2.7%減)となりました。電子機器分野は、台湾製サーバの販売を開始し、異物検出装置が堅調に推移しましたが、事務用機器向けメモリモジュールが低調に推移したことにより売上高44億91百万円(前年同期比3.1%減)となりました。その他分野は、EMSビジネスが堅調に推移しましたが、ESS向け等のバッテリビジネスが遅延状況にあり売上高54億92百万円(前年同期比18.1%減)となりました。 (b) 売上原価、販売費及び一般管理費 当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べ11.0%、46億2百万円増加し、462億80百万円となり、売上原価率は同0.2ポイント増加し94.3%となりました。これは、比較的利益率の高いビジネスがコロナ禍により遅延となった一方で、ボリュームビジネスが増加したため、売上原価率が上昇しました。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ5.6%、1億18百万円減少し、19億84百万円となりました。これは主に、感染拡大防止のため在宅勤務等の移動の抑制策を推進し、海外出張をはじめとする活動経費が大幅に圧縮されたことが要因となります。 (c) 営業利益 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ65.2%、3億23百万円増加し、8億19百万円となり、営業利益率は同0.6ポイント増加し1.7%となりました。これは売上総利益の増加と、販売費及び一般管理費の減少によるものであります。…