事業の内容
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/ 原文長 約6472文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(アルコニックス株式会社)、連結子会社54社、関連会社8社(うち、持分法適用関連会社1社)により構成されており、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアース等の各種製品並びにそれらの原材料の輸出、輸入及び国内取引の業務を行うほか、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を行っています。特に近年、製造業のM&A、事業投資に注力した結果、利益面で製造業の比率が飛躍的に高まっており、商社機能と製造業を融合した新しい企業集団の形成が進んでおります。 (1)非鉄金属業界における当社グループの位置付けについて 当社グループを取り巻く非鉄金属業界は鉱山会社、精錬メーカー、圧延・加工メーカーと各工程に介在する商社で成り立っており、当社グループの事業は大きく区分すると、アルミニウム、銅等のベースメタル製品、並びにレアメタル等の原料から製品を取扱う商社流通事業、及び非鉄金属等を素材とした金属加工と金属加工に絡む装置材料等の製造事業に分けられます。 これらを体系図で示すと下記の通りとなります。 (2)当社グループの報告セグメント及びその事業内容 ・商社流通 「電子機能材事業」は、日本企業が世界をリードする電子材料・部品分野であり、特に、需要が拡大するスマートフォン、タブレット端末、電気自動車並びにハイブリッド車や、IT関連機器等に使用される電子部品、化合物半導体、結晶材料、またこれら材料の生産に不可欠なレアメタル(チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等)の取扱いを行っております。とりわけ当社グループにおけるレアメタルの取扱いは他の企業とは異なり、原料から材料・製品まで一貫して取扱っているのが特徴であります。 また、新たな商流、分野、素材による成長機会、及びモノづくり支援による成長機会の獲得を目的としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とその運営子会社を設立いたしました。「先端・高成長分野での事業取組機会の確保」「素材、モノづくり分野での当社プレゼンスの拡大」「事業投資から生じる財務収益の取込み」をファンド運営の目的とし、将来有望なスタートアップ企業等に出資してまいります。 当セグメントには、当社の電子・機能材本部、海外ネットワーク機能としての現地法人のほか、チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等レアメタルに特化し鉱石から地金、中間原料までを一貫して取扱う国内連結子会社(当該子会社は中国及びシンガポールに海外現地法人を設立)に加え、CVC運営子会社とCVCファンドが所属しております。 「アルミ銅事業」は、歴史のある安定成長ビジネスとして多くの優良な取引先・商権を持つ「製品」と、世界的な地球温暖化防止、省エネルギーで脚光をあびる非鉄金属のリサイクル原料、再生原料を手掛ける「原料」が主要な事業であります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4605文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「非鉄金属の取引を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献します」を企業理念としており、「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに掲げ、法令・企業倫理を遵守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行いながら、一方で株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持しつつ、地域社会に留まらず世界から信頼される企業を目指すべく活動を行っております。 (2)経営成績に重要な影響を与える要因について 国内外の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の変異型であるオミクロン株の感染拡大が世界各地で急速に進み、またロシアによるウクライナ侵攻等に伴う地政学的リスクの高まりや資源価格の高騰が、来期以降の景気回復に影響を及ぼすことが懸念され、期を通して不透明な状況が続くものと予想されます。当社を取り巻く事業環境は、引続き自動車、半導体関連需要の拡大が継続する一方で、物流の混乱や原材料の供給不足の解消には相応の時間を要することが見込まれ、上述のマクロ的要因も併せて今後の動向に注視する必要があります。 このような環境において、当社グループでは半導体需要の更なる増加及び自動車の電動化に伴う新たな加工部品の発生に伴い、商社流通における電子・電池材料、アルミ圧延品・伸銅品、及び製造における金属精密加工部品、自動車向け材料、化成品等の出荷は、一時的な停滞や落込みが想定されるものの、中長期的には増加していくものと見込んでおります。当社グループは引続き「電子部品」「半導体」「自動車」を中期経営計画の注力すべき成長3事業分野として掲げ、商社流通及び製造の既存事業における営業収益力向上を目指す他、製造グループ会社における生産効率向上のための設備拡張投資、M&A、そして新たな成長機会を創出する施策としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じたスタートアップ企業への投資及び育成を推進し、更なる企業価値の向上に努めてまいります。 (3)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは中期経営計画において次に掲げる経営方針を全体戦略として位置づけ、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長を目指してまいります。そのため、数値化した具体的な経営目標を設定し、「取り組むべき課題」と「目標達成のためのアクションプラン」を掲げ、積極的かつ大胆に実行することで目標の達成に努めてまいります。 (全体像とビジョン) ① 基本理念 「夢みた未来を描く」 アルコニックスは、非鉄金属の取引を通じて、「新たな価値=夢みた未来」を創造し、社会の発展に貢献します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4605文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「非鉄金属の取引を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献します」を企業理念としており、「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに掲げ、法令・企業倫理を遵守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行いながら、一方で株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持しつつ、地域社会に留まらず世界から信頼される企業を目指すべく活動を行っております。 (2)経営成績に重要な影響を与える要因について 国内外の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の変異型であるオミクロン株の感染拡大が世界各地で急速に進み、またロシアによるウクライナ侵攻等に伴う地政学的リスクの高まりや資源価格の高騰が、来期以降の景気回復に影響を及ぼすことが懸念され、期を通して不透明な状況が続くものと予想されます。当社を取り巻く事業環境は、引続き自動車、半導体関連需要の拡大が継続する一方で、物流の混乱や原材料の供給不足の解消には相応の時間を要することが見込まれ、上述のマクロ的要因も併せて今後の動向に注視する必要があります。 このような環境において、当社グループでは半導体需要の更なる増加及び自動車の電動化に伴う新たな加工部品の発生に伴い、商社流通における電子・電池材料、アルミ圧延品・伸銅品、及び製造における金属精密加工部品、自動車向け材料、化成品等の出荷は、一時的な停滞や落込みが想定されるものの、中長期的には増加していくものと見込んでおります。当社グループは引続き「電子部品」「半導体」「自動車」を中期経営計画の注力すべき成長3事業分野として掲げ、商社流通及び製造の既存事業における営業収益力向上を目指す他、製造グループ会社における生産効率向上のための設備拡張投資、M&A、そして新たな成長機会を創出する施策としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じたスタートアップ企業への投資及び育成を推進し、更なる企業価値の向上に努めてまいります。 (3)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは中期経営計画において次に掲げる経営方針を全体戦略として位置づけ、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長を目指してまいります。そのため、数値化した具体的な経営目標を設定し、「取り組むべき課題」と「目標達成のためのアクションプラン」を掲げ、積極的かつ大胆に実行することで目標の達成に努めてまいります。 (全体像とビジョン) ① 基本理念 「夢みた未来を描く」 アルコニックスは、非鉄金属の取引を通じて、「新たな価値=夢みた未来」を創造し、社会の発展に貢献します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3588文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度における国内外の経済環境は、2022年に入り変異株であるオミクロン株の感染拡大が世界各地で本格化し、景気回復ペースは当連結会計年度末にかけて鈍化が見られました。また、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる国際情勢の不安やこれに伴う原油、資源価格の高騰が重なり、先行きの不透明感は一層強まる状況で推移いたしました。 当社グループを取巻く業界は、自動車関連分野においてはEV化・軽量化、自動運転技術に関係する素材及び部品の需要が増大し、生産及び販売は好調に推移いたしました。半導体・電子部品関連においても需要が高水準で推移いたしました。しかし急速な需要回復と生産の急拡大に起因した製造装置等の部品、半導体を含む原材料の供給不足から一部の需要家において減産や生産調整等が行われ、世界的な物流の混乱や原材料不足は当連結会計年度末まで継続いたしました。 このような経済環境のもと、当社グループにおいては、半導体製造装置向け等の加工部品の出荷及びスマートフォン等IT機器向け電子・電池材料の取扱いが好調でありました。また国内外の自動車向け需要は好調に推移しており、金属精密プレス部品、及びカーボンブラシ等の出荷が急増した他、非鉄原料、アルミ圧延品並びに伸銅品等の取扱いも伸長し、通期で当社グループの収益に大きく貢献いたしました。 当連結会計年度における主な経営成績は次のとおりであります。 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 前期比増減額 (百万円) 前期比増減率 (%) 売上高(注) 214,987 156,286 営業利益 5,621 11,020 5,398 96.0 経常利益 5,718 11,009 5,290 92.5 親会社株主に帰属する 当期純利益 2,860 7,507 4,647 162.4 当連結会計年度におけるセグメントの業績は次のとおりであります。また、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値であります。 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 前期比増減額 (百万円) 前期比増減率 (%) 商社流通 -電子機能材 売上高(注) 57,966 36,806 セグメント利益 1,567 4,273 2,706 172.6 商社流通 -アルミ銅 売上高(注) 116,325 60,848 セグメント利益 645 2,032 1,387 214.9 製造 -装置材料 売上高(注) 24,919 36,269 セグメント利益 333 1,245 912 273.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1033文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 外部顧客に対する売上高 52,874 115,448 24,664 22,000 214,987 セグメント間の内部売上高又は振替高 5,092 877 255 122 6,348 57,966 116,325 24,919 22,123 221,335 セグメント利益 1,567 645 333 3,159 5,706 セグメント資産 27,371 57,313 40,911 29,943 155,540 その他の項目 減価償却費 61 113 1,252 1,856 3,283 のれんの償却額 583 47 631 受取利息 14 10 36 63 支払利息 106 305 17 43 472 持分法投資利益 125 125 持分法適用会社への投資額 411 411 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 57 98 943 2,105 3,205 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 顧客との契約から生じる収益 33,712 59,614 35,775 27,184 156,286 外部顧客に対する売上高 33,712 59,614 35,775 27,184 156,286 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,094 1,233 494 348 5,170 36,806 60,848 36,269 27,532 161,457 セグメント利益 4,273 2,032 1,245 3,449 11,001 セグメント資産 38,302 74,125 43,755 28,119 184,302 その他の項目 減価償却費 95 113 1,271 2,013 3,494 のれんの償却額 592 48 640 受取利息 10 30 44 支払利息 135 299 26 58 519 持分法投資利益 持分法適用会社への投資額 453 453 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 230 154 1,253 2,893 4,531
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約5241文字
2.最近2連結会計年度において総販売実績販売比率が10%を超過する販売先はありません。 3. 「 収益認識に関する会計基準 」 (企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており 、 2022年3月期に係る販売高については 、 当該会計基準等を適用した後の数値となっており 、 対前年同期比(%)は記載しておりません 。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 ・財政状態 ① 流動資産 当連結会計年度における流動資産は135,119百万円であり、前連結会計年度末比28,515百万円の増加となりました。主な内訳は棚卸資産の増加17,397百万円、受取手形及び売掛金の増加9,663百万円、並びに現金及び預金の減少358百万円であります。 ② 固定資産 当連結会計年度における固定資産は41,317百万円であり、前連結会計年度末比4百万円の増加となりました。主な内訳は、有形固定資産の増加2,216百万円、投資その他の資産の減少1,243百万円、及び無形固定資産の償却による減少968百万円であります。 ③ 流動負債 当連結会計年度における流動負債は94,643百万円であり、前連結会計年度末比16,631百万円の増加となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金の増加8,990百万円、短期借入金の増加2,480百万円、コマーシャル・ペーパーの増加1,999百万円、及び1年内返済予定の長期借入金の増加330百万円であります。 ④ 固定負債 当連結会計年度における固定負債は24,462百万円であり、前連結会計年度末比2,071百万円の減少となりました。主な内訳は長期借入金の減少1,984百万円、及び社債の減少149百万円であります。…