事業の内容
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/ 原文長 約6081文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(アルコニックス株式会社)、連結子会社50社、関連会社7社(うち、持分法適用関連会社1社)により構成されており、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアース等の各種製品並びにそれらの原材料の輸出、輸入及び国内取引の業務を行うほか、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を行っています。特に近年、製造業のM&A、事業投資に注力した結果、利益面で製造業の比率が飛躍的に高まっており、商社機能と製造業を融合した新しい企業集団の形成が進んでおります。 (1)非鉄金属業界における当社グループの位置付けについて 当社グループを取り巻く非鉄金属業界は鉱山会社、精錬メーカー、圧延・加工メーカーと各工程に介在する商社で成り立っており、当社グループの事業は大きく区分すると、アルミニウム、銅等のベースメタル製品、並びにレアメタル等の原料から製品を取扱う商社流通事業、及び非鉄金属等を素材とした金属加工と金属加工に絡む装置材料等の製造事業に分けられます。 これらを体系図で示すと下記の通りとなります。 (2)当社グループの報告セグメント及びその事業内容 ・商社流通 「電子機能材事業」は、日本企業が世界をリードする電子材料・部品分野であり、特に、需要が拡大するスマートフォン、タブレット端末、電気自動車並びにハイブリッド車や、IT関連機器等に使用される電子部品、化合物半導体、結晶材料、またこれら材料の生産に不可欠なレアメタル(チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等)の取扱いを行っております。とりわけ当社グループにおけるレアメタルの取扱いは他の企業とは異なり、原料から材料・製品まで一貫して取扱っているのが特徴であります。 当セグメントには、当社の電子・機能材本部、海外ネットワーク機能としての現地法人のほか、チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等レアメタルに特化し鉱石から地金、中間原料までを一貫して取扱う国内連結子会社(当該子会社は中国及びシンガポールに海外現地法人を設立)が所属しております。 「アルミ銅事業」は、歴史のある安定成長ビジネスとして多くの優良な取引先・商権を持つ「製品」と、世界的な地球温暖化防止、省エネルギーで脚光をあびる非鉄金属のリサイクル原料、再生原料を手掛ける「原料」が主要な事業であります。「製品」は国内市場においてはすでに成熟しておりますが、中国及び新興国等では自動車、家電、半導体向けの需要増加が目覚ましく世界的な視点でみると将来性のある事業であります。当セグメントでは主にアルミ圧延品、伸銅品、及びバルブ部品等の建設資機材の輸出、三国間取引及び国内取引を中心に事業を展開しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4638文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「非鉄金属の取引を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献します」を企業理念としており、「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに掲げ、法令・企業倫理を遵守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行いながら、一方で株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持しつつ、地域社会に留まらず世界から信頼される企業を目指すべく活動を行っております。 (2)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループをとりまく事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の中、テレワーク等のオンラインによる経済活動が浸透し、これに伴うスマートフォンやIT機器の普及が一段と進んでいることから半導体・電子部品関連需要が好調に推移しており、このトレンドは来期以降も継続するものと見込んでおります。また当連結会計年度後半以降に生産が急回復した自動車向け需要も底堅く持続する一方で、電装化、自動運転技術、脱炭素化に呼応したEV車への世界的転換が電子部品・半導体関連需要の増加に拍車をかけており、業界の垣根を越えた更なる需要拡大が見込まれます。また、新型コロナウイルス感染症による世界各国の動向はワクチン接種が進む北米、英国、及び感染拡大封じ込めに早期から取り組んだ中国で景気回復が進んでいるのに対し、EU圏、インド等では感染拡大に伴う事業活動並びに移動制限が継続し国内経済が停滞する等、まだら模様に推移するものと見込んでおります 。 (3)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは中期経営計画において次に掲げる経営方針を全体戦略として位置づけ、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長を目指してまいります。そのため、数値化した具体的な経営目標を設定し、「取り組むべき課題」と「目標達成のためのアクションプラン」を掲げ、積極的かつ大胆に実行することで目標の達成に努めてまいります。 ① 基本理念 「夢みた未来を描く」 アルコニックスグループは非鉄金属及びその周辺素材、部品、及び製品の取引を通じて新たな価値を創造し、社会の発展に努めます。 ② 経営理念(行動規範、価値観) イ.法令・企業倫理を順守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行い、誠実で信頼されるグループへ成長します。 ロ.株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持し、「良き企業市民」としての責務を果たします。 ハ. 3R(Reduce、Recycle、Reuse)関連事業を中核として、資源循環型・環境配慮型社会の発展に貢献するとともに、新たな「環境親和型ビジネス」の創出に挑戦します。 ニ.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4638文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「非鉄金属の取引を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献します」を企業理念としており、「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに掲げ、法令・企業倫理を遵守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行いながら、一方で株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持しつつ、地域社会に留まらず世界から信頼される企業を目指すべく活動を行っております。 (2)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループをとりまく事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の中、テレワーク等のオンラインによる経済活動が浸透し、これに伴うスマートフォンやIT機器の普及が一段と進んでいることから半導体・電子部品関連需要が好調に推移しており、このトレンドは来期以降も継続するものと見込んでおります。また当連結会計年度後半以降に生産が急回復した自動車向け需要も底堅く持続する一方で、電装化、自動運転技術、脱炭素化に呼応したEV車への世界的転換が電子部品・半導体関連需要の増加に拍車をかけており、業界の垣根を越えた更なる需要拡大が見込まれます。また、新型コロナウイルス感染症による世界各国の動向はワクチン接種が進む北米、英国、及び感染拡大封じ込めに早期から取り組んだ中国で景気回復が進んでいるのに対し、EU圏、インド等では感染拡大に伴う事業活動並びに移動制限が継続し国内経済が停滞する等、まだら模様に推移するものと見込んでおります 。 (3)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは中期経営計画において次に掲げる経営方針を全体戦略として位置づけ、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長を目指してまいります。そのため、数値化した具体的な経営目標を設定し、「取り組むべき課題」と「目標達成のためのアクションプラン」を掲げ、積極的かつ大胆に実行することで目標の達成に努めてまいります。 ① 基本理念 「夢みた未来を描く」 アルコニックスグループは非鉄金属及びその周辺素材、部品、及び製品の取引を通じて新たな価値を創造し、社会の発展に努めます。 ② 経営理念(行動規範、価値観) イ.法令・企業倫理を順守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行い、誠実で信頼されるグループへ成長します。 ロ.株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持し、「良き企業市民」としての責務を果たします。 ハ. 3R(Reduce、Recycle、Reuse)関連事業を中核として、資源循環型・環境配慮型社会の発展に貢献するとともに、新たな「環境親和型ビジネス」の創出に挑戦します。 ニ.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4730文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度における世界の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の影響が残るものの、第2四半期連結累計期間以降には世界的に経済活動が再開したことにより景気が持ち直し、米国及び中国においては政府主導の景気刺激対策により好調に推移いたしました。一方、欧州においては新型コロナウイルスワクチン接種が進む英国で経済活動の回復が進みましたが、域内全体は依然として先行き不透明な状況で推移いたしました 。 我が国の経済は、世界的な経済活動の再開を受けて、個人消費、生産及び輸出が急速に回復いたしましたが、企業収益全般においては本格的な回復には至りませんでした 。 当社グループを取巻く業界は、自動車関連においては電装化、軽量化、自動運転技術に関係する素材並びに部品需要の多様化が進み、また新型コロナウイルス感染症の影響により一時的に落ち込んだ自動車販売が第2四半期連結累計期間以降に急速に回復したことで自動車関連部材の需要が増加いたしました。一方、半導体・電子部品関連では、IoT、AI等におけるデータ通信量の増加や自動車の電装化進行、次世代通信規格(5G)の本格稼働により市場が拡大し、さらにオンラインでの経済活動の広がりやリモートワークの浸透を背景にIT機器、半導体関連部材の需要が高水準で推移いたしました 。 このような経済環境のもと当社グループにおいては、半導体、情報通信関連向け需要の増加により半導体製造装置向け等の金属加工部品が収益に貢献した他、商社流通においてもスマートフォン等IT機器向け電子・電池材料の取扱いが前期に比べ増加いたしました。また国内外の自動車向け需要の急速な回復に伴い、金属精密プレス部品、及び小型モーター向けカーボンブラシは第2四半期連結累計期間以降、出荷が急増し収益が改善した一方、商社流通における非鉄原料、アルミ圧延品並びに伸銅品等の取扱いは、当連結会計年度前半の自動車関連需要の落ち込みをカバーできず前期水準には及びませんでした。利益面においては当社連結子会社における不適切な会計処理による損失があったものの、上記の収益改善の他、前期に計上した電子機能材におけるレアメタルのたな卸資産評価損が概ね解消されたこと等により営業利益、経常利益は前期に比べ増益となりました。なお、関連会社株式の売却に伴う関係会社株式売却損を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ減益となりました 。 この結果、当連結会計年度における連結経営成績は、売上高 214,987百万円 (前期比 7.4%減少 )、 営業利益5,621百万円 (同 8.6%増加 )、 経常利益5,718百万円 (同 5.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約984文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 外部顧客に対する売上高 68,950 115,283 25,728 22,279 232,242 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,759 3,303 126 149 6,338 71,710 118,586 25,855 22,428 238,581 セグメント利益 80 694 403 4,220 5,398 セグメント資産 26,796 47,880 41,188 25,777 141,642 その他の項目 減価償却費 52 109 1,260 1,626 3,048 のれんの償却額 579 45 625 受取利息 33 12 47 12 105 支払利息 280 320 49 63 713 持分法投資利益 270 270 持分法適用会社への投資額 2,648 2,648 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 48 277 715 2,487 3,528 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 外部顧客に対する売上高 60,315 108,007 24,664 22,000 214,987 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,879 903 255 122 4,161 63,195 108,910 24,919 22,123 219,148 セグメント利益 1,699 530 333 3,159 5,722 セグメント資産 30,124 54,005 40,911 29,943 154,984 その他の項目 減価償却費 62 112 1,252 1,856 3,283 のれんの償却額 583 47 631 受取利息 14 10 36 63 支払利息 106 305 17 43 472 持分法投資利益 125 125 持分法適用会社への投資額 411 411 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 57 98 943 2,105 3,205
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4829文字
3.最近2連結会計年度において総販売実績販売比率が10%を超過する販売先はありません。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 ・財政状態 ① 流動資産 当連結会計年度における流動資産は 106,604百万円 であり、前連結会計年度末比 11,178百万円の増加 となりました。主な内訳は受取手形及び売掛金の 増加5,590百万円 、現金及び預金の 増加4,294百万円 、並びにたな卸資産の 増加168百万円 であります 。 ② 固定資産 当連結会計年度における固定資産は 41,313百万円 であり、前連結会計年度末比 2,276百万円の増加 となりました。主な内訳は、有形固定資産の 増加1,939百万円 、投資その他の資産の 増加1,362百万円 、及び無形固定資産の償却による 減少1,026百万円 であります。 ③ 流動負債 当連結会計年度における流動負債は 78,011百万円 であり、前連結会計年度末比 12,478百万円の増加 となりました。主な内訳は短期借入金の 増加4,327百万円 、支払手形及び買掛金の 増加3,497百万円 、コマーシャル・ペーパーの 増加2,999百万円 、及び1年内返済予定の長期借入金の 増加1,850百万円 であります。 ④ 固定負債 当連結会計年度における固定負債は 26,533百万円 であり、前連結会計年度末比 1,118百万円の減少 となりました。主な内訳は長期借入金の 減少1,803百万円 、社債の 増加100百万円 であります。 ⑤ 純資産 当連結会計年度における純資産は 43,372百万円 であり、前連結会計年度末比 2,094百万円の増加 となりました。…