事業の内容
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/ 原文長 約6332文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(アルコニックス株式会社)、連結子会社61社、関連会社4社により構成されており、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアース等の各種製品並びにそれらの原材料の輸出、輸入及び国内取引の業務を行うほか、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を行っています。特に近年、製造業のM&A、事業投資に注力した結果、利益面で製造業の比率が飛躍的に高まっており、商社機能と製造業を融合した新しい企業集団の形成が進んでおります。 当社グループの報告セグメント及びその事業内容 <商社流通> 「電子機能材事業」は、日本企業が世界をリードする電子材料・部品分野であり、特に、需要が拡大するスマートフォン、タブレット端末、電気自動車並びにハイブリッド車や、IT関連機器等に使用される電子部品、化合物半導体、結晶材料、またこれら材料の生産に不可欠なレアメタル(チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等)の取扱いを行っております。とりわけ当社グループにおけるレアメタルの取扱いは他の企業とは異なり、原料から材料・製品まで一貫して取扱っているのが特徴であります。 また、新たな商流、分野、素材による成長機会、及びモノづくり支援による成長機会の獲得を目的としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とその運営子会社を設立いたしました。「先端・高成長分野での事業取組機会の確保」「素材、モノづくり分野での当社プレゼンスの拡大」「事業投資から生じる財務収益の取込み」をファンド運営の目的とし、将来有望なスタートアップ企業等に出資してまいります。 当セグメントには、当社の電子・機能材本部、海外ネットワーク機能としての現地法人のほか、チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等レアメタルに特化し鉱石から地金、中間原料までを一貫して取扱う国内連結子会社であるアドバンストマテリアルジャパン株式会社に加え、CVC運営子会社であるアルコニックスベンチャーズ株式会社とCVCファンドのアルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合が所属しております。 「アルミ銅事業」は、歴史のある安定成長ビジネスとして多くの優良な取引先・商権を持つ「製品」と、世界的な地球温暖化防止、省エネルギーで脚光をあびる非鉄金属のリサイクル原料、再生原料を手掛ける「原料」が主要な事業であります。「製品」は国内市場においてはすでに成熟しておりますが、世界的な視点でみると自動車、家電、半導体向けの需要増加が見込まれており、将来性のある事業であります。 当セグメントでは主にアルミ圧延品、伸銅品、及びバルブ部品等の建設資機材の輸出、三国間取引及び国内取引を中心に事業を展開しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3063文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、従前の企業理念を刷新し下記のパーパス・ビジョンを策定しました。 (パーパス・ビジョン) 本文 説明文 パーパス 《グループの存在意義》 どこかにいる、だれかの未来のために 当社グループが取り扱い、製造している原料・素材・製品の多くは、そのままでは用途が分からないものですが、全てが地球のどこかにいるだれかの豊か(well-being *)な未来のためのものであるという誇りを持っています。 *“Health is a state of complete physical, mental and social well-being.” (WHO憲章) ビジョン 《グループのありたい姿》 ヒトをつなぐ、モノをつなぐ、技術をつなぐ 当社グループは、“どこかにいる、だれかの未来のために”あらゆる機会をとらえ、ヒト、モノ、技術を縦横無尽につなぐ存在でありたいと考えています。 目指すべき「存在意義・ありたい姿」を明確にすると共に、上場企業として「資本コストや株価を意識した経営」という株主要請にも応え、グループの持続可能性を維持向上していく道筋を、方針・戦略としてグループ全体に明示すると共に、グループの全ての事業活動において、「パーパス・ビジョン適合性」「株主期待適合性」「戦略適合性」の3軸のバランスで議論し、「注力」「効率化」「変革」を判断、実行して参ります。 (2)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは新たに2030年度を最終年度とする6年間の「長期経営計画2030」を策定しました。また、「中期経営計画2024」において策定した3年間の数値目標につき、初年度実績及び足許の内外環境変化を踏まえ見直し、下記の数値目標の達成を目指します。 (数値目標) (「中計2024」目標数値見直し) 「長計2030」 2025年度見通し 2026年度目標 2030年度目標 連結売上高 2,150億円 2,300億円以上 連結経常利益 82億円 110億円以上 150億円以上 EBITDA 130億円 160億円以上 ROE(株主資本利益率) 9.2% 12%以上 12%以上 ROIC(投下資本利益率) 5.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3063文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、従前の企業理念を刷新し下記のパーパス・ビジョンを策定しました。 (パーパス・ビジョン) 本文 説明文 パーパス 《グループの存在意義》 どこかにいる、だれかの未来のために 当社グループが取り扱い、製造している原料・素材・製品の多くは、そのままでは用途が分からないものですが、全てが地球のどこかにいるだれかの豊か(well-being *)な未来のためのものであるという誇りを持っています。 *“Health is a state of complete physical, mental and social well-being.” (WHO憲章) ビジョン 《グループのありたい姿》 ヒトをつなぐ、モノをつなぐ、技術をつなぐ 当社グループは、“どこかにいる、だれかの未来のために”あらゆる機会をとらえ、ヒト、モノ、技術を縦横無尽につなぐ存在でありたいと考えています。 目指すべき「存在意義・ありたい姿」を明確にすると共に、上場企業として「資本コストや株価を意識した経営」という株主要請にも応え、グループの持続可能性を維持向上していく道筋を、方針・戦略としてグループ全体に明示すると共に、グループの全ての事業活動において、「パーパス・ビジョン適合性」「株主期待適合性」「戦略適合性」の3軸のバランスで議論し、「注力」「効率化」「変革」を判断、実行して参ります。 (2)当面の対処すべき課題の内容等 当社グループは新たに2030年度を最終年度とする6年間の「長期経営計画2030」を策定しました。また、「中期経営計画2024」において策定した3年間の数値目標につき、初年度実績及び足許の内外環境変化を踏まえ見直し、下記の数値目標の達成を目指します。 (数値目標) (「中計2024」目標数値見直し) 「長計2030」 2025年度見通し 2026年度目標 2030年度目標 連結売上高 2,150億円 2,300億円以上 連結経常利益 82億円 110億円以上 150億円以上 EBITDA 130億円 160億円以上 ROE(株主資本利益率) 9.2% 12%以上 12%以上 ROIC(投下資本利益率) 5.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2956文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度における世界規模の経済情勢では、不動産業界の低迷に端を発した中国国内経済の停滞、中国当局によるレアメタル・レアアースの輸出規制、年間を通じてほぼ四半期毎に円安局面と円高局面を交互に繰り返す為替相場の不安定な動向等が当社グループの経営に影響を及ぼす要因となりました。 当社グループとして関与の深い業界、市場においては、米国を中心とするAI関連の旺盛な需要により、半導体世界販売が2024年4月から2025年2月まで全て前年同月比増となる等、好調を維持する一方で、日本メーカーの国内外乗用車生産台数は、海外市場での販売不振の影響で2024年4月から2025年2月までの実績で前期比5.4%の減少となり、アルミ圧延品国内出荷量と伸銅品国内生産量は、2024年4月から2025年2月までの合計においてほぼ前年並みの実績となりました。非鉄金属相場は、アルミと銅が連結会計年度期間中の変動はあったものの期間平均価格で前年度を上回ったのに対し、ニッケルは2024年5月をピークに価格が低迷し、期間平均価格で前年度を下回りました。 このような環境のもと、当連結会計年度における当社グループの売上高は、アルミ・銅原料、半導体製造装置関連金属加工品、メッキ材料などの取引が寄与して電子機能材事業、アルミ銅事業、装置材料事業、金属加工事業の4セグメント全てで前期比増となりました。同期間におけるセグメント利益も売上増に寄与した取引に加えてカーボンブラシの収益率改善等もあり、電子機能材事業、アルミ銅事業、装置材料事業、金属加工事業の4セグメント全てで前期比増となりました。 当連結会計年度における主な経営成績は次の通りであります。 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 前期比増減額 (百万円) 前期比増減率 (%) 売上高 174,901 197,004 22,102 12.6 営業利益 5,463 6,919 1,455 26.6 経常利益 5,447 7,528 2,081 38.2 親会社株主に帰属する 当期純利益 1,598 4,805 3,207 200.7 当連結会計年度におけるセグメントの業績は次の通りであります。また、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 前期比増減額 (百万円) 前期比増減率 (%) 商社流通 -電子機能材 売上高 32,321 34,141 1,819 5.6 セグメント利益 1,740 2,235 494 28.4 商社流通 -アルミ銅 売上高 71,940 83,667 11,727 16.3 セグメント利益 300 492 191 63.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1032文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 顧客との契約から生じる収益 30,144 70,561 42,672 31,523 174,901 外部顧客に対する売上高 30,144 70,561 42,672 31,523 174,901 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,177 1,378 580 339 4,476 32,321 71,940 43,252 31,863 179,378 セグメント利益 1,740 300 955 2,465 5,461 セグメント資産 34,177 72,852 44,316 40,465 191,811 その他の項目 減価償却費 143 131 1,461 2,715 4,451 のれんの償却額 24 264 49 337 受取利息 89 76 10 185 支払利息 508 370 83 136 1,099 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 95 202 1,088 2,427 3,813 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 商社流通 製造 電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工 売上高 顧客との契約から生じる収益 32,054 82,552 45,831 36,566 197,004 外部顧客に対する売上高 32,054 82,552 45,831 36,566 197,004 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,087 1,114 485 267 3,955 34,141 83,667 46,317 36,833 200,960 セグメント利益 2,235 492 1,610 3,241 7,578 セグメント資産 40,399 75,983 48,043 41,882 206,309 その他の項目 減価償却費 151 161 1,537 2,628 4,478 のれんの償却額 24 250 60 335 受取利息 80 72 169 支払利息 419 341 55 156 973 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 49 1,328 3,221 3,292 7,891
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1575文字
2.最近2連結会計年度において総販売実績販売比率が10%を超過する販売先はありません。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 ・財政状態 ①流動資産 当連結会計年度における流動資産は144,374百万円であり、前連結会計年度末比11,824百万円の増加となりました。主な内訳は受取手形及び売掛金、及び電子記録債権の増加6,297百万円、棚卸資産の増加7,273百万円、現金及び預金の減少2,709百万円であります。 ②固定資産 当連結会計年度における固定資産は52,259百万円であり、前連結会計年度末比1,918百万円の増加となりました。主な内訳は、有形固定資産の増加5,636百万円、及び投資その他の資産の減少3,625百万円でありま す。 ③流動負債 当連結会計年度における流動負債は103,196百万円であり、前連結会計年度末比13,502百万円の増加となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金、及び電子記録債務の増加8,614百万円、短期借入金の増加1,927百万円であります。 ④固定負債 当連結会計年度における固定負債は23,125百万円であり、前連結会計年度末比3,721百万円の減少となりました。主な内訳は長期借入金の減少2,926百万円であります。 ⑤純資産 当連結会計年度における純資産は70,312百万円であり、前連結会計年度末比3,961百万円の増加となりました。主な内訳は利益剰余金の増加2,977百万円、為替換算調整勘定の増加2,671百万円、その他有価証券評価差額金の減少1,358百万円であります。 ・経営成績 ①売上高 当連結会計年度における売上高は197,004百万円(前期比12.6%増加)となりました。 ②売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は26,021百万円(前期比13.5%増加)となりました。 ③販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は19,101百万円(前期比9.4%増加)となりました。…