事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社9社で構成され、エンジン部品、機械装置、環境機器の製造販売とそれに関連する事業を展開しております。 各事業における当社グループ各社の位置付け及びセグメントとの関連等は、次のとおりであります。 セグメントの名称 事業の内容 事業における位置付け 主要な会社(当社との関係) 位置付け エンジン部品 コネクティングロッド、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、カムシャフト、クランクシャフト、フライホイルハウジング、エキゾーストマニホールド、ベアリングキャップ、ラッシュアジャスター、ハウジングコンバーター、ドアヒンジ、微細形状加工箔ほかの製造販売 国内 当社 製造販売 海外 安永インドネシア㈱ (連結子会社) 製造販売 安永タイ㈱ (連結子会社) 製造販売 安永メキシコ㈱ (連結子会社) 製造販売 安永アメリカ㈱ (連結子会社) 米国における当社製品の販売 機械装置 トランスファーマシン、NC工作機械、マイクロフィニッシャー、リークテスト機、インバーター組立機、ワイヤソー、外観検査装置、レーザセンサ、電極活性化装置ほかの製造販売 国内 当社 製造販売 海外 上海安永精密切割機 有限公司 (連結子会社) 中国におけるワイヤソーの販売・サービス及び検査測定装置の販売・サービス等 環境機器 浄化槽用・医療健康機器用・燃料電池用・活魚輸送用・観賞魚用等の各種エアーポンプ、ディスポーザシステムほかの製造販売 国内 安永エアポンプ㈱ (連結子会社) 製造販売 安永クリーンテック㈱ (連結子会社) ディスポーザシステムの設計・施工・サービス 海外 安永インドネシア㈱ (連結子会社) エアーポンプの製造販売 その他 運送事業 ビルメンテナンス・工場清掃・社員給食ほか 国内 安永運輸㈱ (連結子会社) エンジン部品等の輸送・梱包 安永総合サービス㈱ (連結子会社) サービス事業 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2026年度から2028年度までの3年間の事業戦略や数値目標を定めた、第8次中期経営計画(「グローバルニッチ No.1」の柱を太くする)を2026年5月14日付けで発表しております。 グローバルニッチNo.1製品数のさらなる拡大と新事業による新たな収益源の育成を目指し、以下の3つの項目を重点施策として取り組んでまいります ① 経営基盤の強化 ② 「グローバルニッチNo.1」製品のさらなる拡大と充実 ③ 安永ならではの価値の提供による新事業の創造 (3)目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値の向上を目指すに当たり、売上高、営業利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでまいります。 第7次中期経営計画の勢いをさらに加速させ、2026~2028年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、最終年度の2029年3月期の主たる経営指標は、売上高450億円、営業利益41億円、ROE15%としております。
対処すべき課題
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(4) 対処すべき課題 当社グループは企業理念のもと、『安永にしかできないこと グローバルニッチNo.1』を目指し、イノベーションを通じて事業活動に取組み、企業価値の向上とサステナブルな成長を遂げていくべく以下の項目を重点施策として取り組んでまいります。 ① 経営基盤の強化 ・「技術で世の中を驚かせてやろう!」「何か新しいことに挑戦しよう!」という価値観を全社に広げ、挑戦的な企業風土のさらなる浸透 ・新システム構築などによる業務効率化で、生産性向上を実現 ・個人の成長と組織の成長を両立する人的資本経営 ・職場環境の改善、健康経営の推進を図り、「働きがい」、「働きやすさ」を感じられる職場環境づくりを目指す ・地域社会への貢献(地域参加&支援、ウェルビーイングな取組)を通じて、愛される会社に向けたブランディング ② 「グローバルニッチNo.1」製品のさらなる拡大と充実 ・国内外でのコンロッドシェア拡大 ・北米市場、アジア市場の拡大と生産能力増強(部品、機械装置、環境機器) (部品) ・自動車メーカーの外注化需要への対応によるさらなる売上・シェア拡大 ・建機、農機、産機、マリン・レジャー用エンジン部品の受注拡大 ・海外での生産拡大、日系・米系自動車メーカーの現地調達・現地生産の需要取り込み ・北米における大型ディーゼル車両の新排ガス規制への対応 (機械装置) ・エンジン部品向け工作機械:自動車メーカーの増産に対応した工作機械の製造及び拡販 ・改造・メンテナンスサービスの強化によるストック収益確保 ・ワイヤソー、検査装置:成長が期待できる電子部品・半導体産業への取り組み強化、各要素技術のさらなる製品力の向上 (環境機器) ・エアーポンプ・ディスポーザシステムの利益強化とシェア拡大 ・材料費高騰や為替変動の影響を受けにくい体制づくり ・DX活用による業務の効率改善と高付加価値化 ・海外のグループ会社を活かした海外直販体制の再構築と販売エリアの拡大 ③ 安永ならではの価値の提供による新規事業の創造 ・微細形状加工技術を「微匠」と命名。その用途拡大によるさらなる新事業の創造 ・ベイパーチャンバー用ウィックシートの受注拡大
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高339億51百万円(前年同期比7.9%増加)、営業利益22億15百万円(前年同期比192.3%増加)、経常利益21億69百万円(前年同期比131.0%増加)となりました。2026年3月期において繰延税金資産を追加計上し、法人税等調整額として△4億45百万円(△は利益)の計上等により親会社株主に帰属する当期純利益18億71百万円(前年同期比152.2%増加)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、第1四半期連結会計期間より売上高をセグメント間の内部売上高を含む合計値に変更しております。それ に伴い増減率についても同様に比較した増減率に変更しております。セグメント間の内部売上高及び、営業利益の セグメント間取引消去については、(セグメント情報等)「セグメント情報」をご覧ください。 (エンジン部品事業) 国内新規ラインの本格稼働や北米市場の需要が継続していることに加え、海外子会社での販売が増加しました。 加えて、新製品のスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの本格量産開始もあったことで売上高、営業利益ともに増加しました。その結果、売上高257億21百万円(前年同期比12.4%増加)、営業利益18億77百万円(前年同期比269.0%増加)となりました。 (機械装置事業) 工作機械の販売が大幅に増加したことに加えて、改造・メンテナンスサービスの強化により売上高が増加しました。利益面でも採算性の改善に努めた結果、黒字を確保しました。その結果、売上高43億12百万円(前年同期比10.2%増加)、営業利益1億2百万円(前年同期は営業損失1百万円)となりました。 (環境機器事業) エアーポンプは国内向け及び北米向けの販売が回復するなど、海外向け販売が好調に推移しました。ディスポ― ザは新築マンション向けの販売が増加したことにより、環境機器事業は増収増益となりました。その結果、売上高51億73百万円(前年同期比12.6%増加)、営業利益4億99百万円(前年同期比134.8%増加)となりました。 (その他の事業) 当セグメントには、運輸事業及びサービス事業を含んでおります。 売上高7億30百万円(前年同期比4.4%減少)、営業利益47百万円(前年同期比116.6%増加)となりました。…
セグメント関連
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(2) セグメント資産の調整額4,765百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 4 その他の項目の減価償却費及び有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の金額が含まれております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 エンジン 部品 機械装置 環境機器 売上高 外部顧客への売上高 25,721 2,791 5,173 33,686 265 33,951 33,951 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,520 1,520 465 1,985 △ 1,985 25,721 4,312 5,173 35,206 730 35,937 △ 1,985 33,951 セグメント利益 1,877 102 499 2,479 47 2,527 △ 311 2,215 セグメント資産 29,368 3,969 3,970 37,308 332 37,640 4,613 42,254 その他の項目 減価償却費(注)4 1,504 181 112 1,797 1,800 △ 11 1,789 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)4 5,735 211 142 6,090 6,090 6,090 (注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、運輸事業、サービス事業を含んでおります。 2 調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額△311百万円は、セグメント間取引消去であります。
主要な顧客・販売先
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2 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) Toyota Motor Asia 4,205 13.4 4,458 13.1 トヨタ自動車㈱ 3,090 9.8 3,672 10.8 (2) 財政状態 当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ51億12百万円(前年同期比13.8%)増加し、422億54百万円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ9億77百万円(前年同期比4.7%)増加し、217億35百万円となりました。 この増加の主な要因は、未収消費税等の増加によるその他の増加8億64百万円等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ41億34百万円(前年同期比25.2%)増加し、205億18百万円となりました。 この増加の主な要因は、有形固定資産の増加28億65百万円や退職給付に係る資産の増加7億41百万円等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ20億18百万円(前年同期比12.6%)増加し、180億29百万円となりました。 この増加の主な要因は、短期借入金の増加16億円や1年以内返済予定の長期借入金の増加3億37百万円等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ2億4百万円(前年同期比2.1%)減少し、95億37百万円となりました。 この減少の主な要因は、リース債務の減少1億16百万円や繰延税金負債の減少64百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ32億98百万円(前年同期比29.0%)増加し、146億87百万円となりました。 この増加の主な要因は、利益剰余金の増加17億17百万円や為替換算調整勘定の増加8億45百万円等によるものであります。 この結果、自己資本比率は34.8%(前期は30.7%)、ROEは14.4%(前期は6.7%)となりました。当社グループでは、今後はさらなる健全な財務体質の維持、向上に努めてまいります。 (3) キャッシュ・フロー 当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億65百万円減少し、68億2百万円となりました。…