事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約505文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社オーネックス(以下、「当社」という。)及び連結子会社2社及び持分法適用関連会社1社により構成されており、金属熱処理加工事業及び運送事業を営んでおります。 事業内容と当社グループ各社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [金属熱処理加工事業] 1.金属熱処理加工事業 当社及び株式会社オーネックステックセンターが金属熱処理加工事業を営んでおります。 2.金属矯正加工事業 金属矯正加工事業は、持分法適用関連会社の株式会社昌平が営んでおります。当社は同社へ、金属熱処理加工に伴って発生する製品の曲り、捩れなどの矯正加工を委託しております。 [運送事業] 株式会社オーネックスラインが一般貨物運送業の認可を受けて営んでおります。当社及び株式会社オーネックステックセンターは同社へ、取引先との熱処理製品等の運送を委託しております。 以上記述した事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約846文字
(2) 経営戦略及び経営方針 ① 経営戦略 1.熱処理技術力の向上と新しい熱処理技術への取組み 2 環境の変化に対応した柔軟な事業展開 3.顧客志向を徹底した提案型営業 4.ITを活用したワークスタイルの変革 5.人材の育成 当社は、この5項目を経営戦略の柱としその実現のために、当期の情勢を見据え以下の「オーネックス方針」 を掲げ、社会に一層貢献できる企業価値の高い会社の実現を目指していきます。 ② 経営方針 1.法令遵守の徹底 オーネックスグループ企業行動憲章を踏まえ、コンプライアンスを経営の根幹と捉えて推進するために、 「企業倫理」、「コーポレートガバナンス・内部統制」を堅持し、企業の社会的責任(CSR)を遂行す る。 2.リスク管理 新型コロナウイルス感染症及び自然災害や金融危機が生起することを念頭に、危機管理体制を強化し、迅 速に対応することにより被害を最小限に抑えて事業の継続を図る。今年冬に新型コロナウイルスの再流行が 起こることを前提に対策を構築する。 3.強固な収益体質の確立 自動化による生産性効率化、サイクルタイム短縮、段取り削減のための工夫、取引採算の見直しなどを推 し進めるとともに、問題点の徹底した究明と迅速な処置、不良品の撲滅を図り強固な収益体質を確立する。 4.技術・品質の継続的な探究 IATF16949認証更新に止まらず、最先端の熱処理技術の研究開発、低ひずみ熱処理技術の向上、航空宇宙産 業や船級規格の認証取得など高い水準の品質システムを維持し、顧客ニーズに応え、さらなる受注拡大に資 する基盤整備を進める。 5.次世代に繋がる人材育成と働き方改革 熱処理技能士など国家資格取得比率を向上させ、技術レベルの底上げを図るとともに多能工化を推進し、 オーネックスの伝統である“現場力”の一層の強化を図り技術を確実に次の世代に伝承する。また、労働人 口の減少に備えITや産業用ロボット等の活用により職場環境の改善を図り、引き続き働き方改革を実現す る。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1077文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題等 当社グループを取り巻く経営環境は、米中摩擦の影響や消費税増税に伴う景気の下振れにより、企業収益は減 少傾向で推移し、製造業を中心に弱含みが続きました。さらに新型コロナウイルス感染症の脅威により世界的な経 済成長の低下が懸念され、感染症の収束時期や景況の回復時期の見通しも予断を許さない状況が続くものと思わ れます。 一方で米中摩擦に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、製造業の海外事業拠点の国内回帰の 動きが加速し、熱処理受注の拡大が期待されます。 このような状況のもと当社グループは、感染症対策を適切に実施しつつ、受注活動の強化及び既存取引の見直 し等を行い、生産性の向上に努め、また取引先ニーズに合った設備の増設、原価の低減等による収益性の向上等 の対応が必要であると考えております。 (金属熱処理加工事業) 金属熱処理業界につきましては、主力取引業界である産業工作機械関連、自動車部品関連からの受注が新型コロ ナウイルス感染症の影響等によりさらに低調に推移し、関連企業では影響が大きく先行きは不透明な状況です。一 方で熱処理業界においては、メーカーの熱処理外製化による受注獲得機会の拡大が期待されています。 また、地球環境保護・保全の観点から、CO2排出規制が一段と強化されると電気自動車やハイブリッド車の需要が 拡大するものと思われることから、長期的には自動車業界の市場拡大は続くものと考えています。さらに、再生可 能エネルギーとして風力発電機等が建設され機械関連の需要も増えるものと考えています。 このような環境を踏まえ、自動化による生産性向上、サイクルタイムの短縮、取引採算の見直しを進め、「強固 な収益体質の確立」を目指すとともに、市場シェアの高い近畿・東海エリアをカバーする株式会社オーネックス テックセンター(三重県亀山市)を順次拡充し、「顧客基盤の拡大」を推進いたします。 (運送事業) 運送事業においても新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界貿易と製造業の減速は貨物輸送需要を押し下 げ、特に自動車関連貨物、鉄鋼を中心とした生産関連貨物、建設機械関連貨物の荷動きが鈍化し、今後の経営環境 への影響は不透明な状況にあります。 このような環境を踏まえ、運送事業における対面での対応や接客時の感染防止対策を実施し、従業員の衛生管理 に最大限留意します。また、これまで以上に運行管理の徹底、配車の効率化及びエコドライブによる燃費の削減に 努め「強固な収益体質の確立」を推進いたします。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4335文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の影響や消費税増税に伴う景気の下振れにより、企業収益は減少傾向で推移し、製造業を中心に弱含みが続きました。さらに新型コロナウイルス感染症の流行により、国内消費活動の冷え込み、インバウンド需要の減少、中国向けを始めとする輸出の減少など依然として先行きは不透明な状況が続いています。このような経済状況のもとで当社グループは、受注活動の強化、既存取引の見直し、生産性向上等に努めてまいりました。 しかしながら、米中貿易摩擦及び新型コロナウイルス感染症拡大の影響などで、主力取引業界である産業工作機械関連、自動車部品関連等全般に受注が減少したため、売上高は前期と比較して減少しました。経費面では、外注加工費や人件費等の削減を行い利益確保に努めましたが、売上高の落ち込みによる減益分をカバーするまでには至らず、営業利益は前期と比較して減益となりました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,317百万円(前期比△15.0%減)、営業利益19百万円(同△92.1%減)、経常利益25百万円(同△90.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は13百万円(同△91.9%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (金属熱処理加工事業) 金属熱処理業界につきましては、主力取引業界である産業工作機械関連、自動車部品関連からの受注が新型コロナウイルス感染症の影響等により、低調に推移しました。外注加工費や人件費等の削減を行い利益確保に努めましたが、セグメント利益は減少しました。 株式会社オーネックステックセンターの売上は、建設機械関連からの受注伸長により、前期と比較して増加しまし た。 売上高は4,665百万円(前期比△15.8%減)、セグメント損失は21百万円(前期はセグメント利益185百万円)となり ました。 (運送事業) 運送事業につきましては、収益向上のための取引見直しを実施したものの新型コロナウイルス感染症の影響による受注減により、売上高は減少しました。また、運行管理の徹底、配車の効率化及びエコドライブによる燃費の削減などに努めましたが、セグメント利益は減少しました。 売上高は651百万円(前期比△8.7%減)、セグメント利益は7百万円(同△85.4%減)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1324文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 金属熱処理 加工事業 運送事業 売上高 外部顧客への売上高 5,539,499 713,491 6,252,991 6,252,991 セグメント間の内部 売上高又は振替高 322,364 322,364 △ 322,364 5,539,499 1,035,855 6,575,355 △ 322,364 6,252,991 セグメント利益 185,093 54,480 239,573 13,410 252,983 セグメント資産 9,509,395 624,978 10,134,374 132,769 10,267,144 その他の項目 減価償却費 522,697 64,853 587,550 587,550 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 457,392 74,966 532,358 532,358 (注) 1.セグメント利益の調整額13,410千円は、セグメント間取引の消去額であります。 また、セグメント資産の調整額132,769千円は、セグメント間債権債務等消去△37,885千円及び報告セグメントに帰属しない余資運用資金(預金)、長期投資資金(投資有価証券、保険積立金)等に係る資産170,654千円であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 金属熱処理 加工事業 運送事業 売上高 外部顧客への売上高 4,665,412 651,654 5,317,067 5,317,067 セグメント間の内部 売上高又は振替高 286,427 286,427 △ 286,427 4,665,412 938,082 5,603,494 △ 286,427 5,317,067 セグメント利益又は損失(△) △ 21,925 7,933 △ 13,991 33,870 19,878 セグメント資産 9,287,831 565,777 9,853,609 155,484 10,009,094 その他の項目 減価償却費 526,353 73,594 599,947 599,947 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 435,510 92,450 527,961 527,961 (注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額33,870千円は、セグメント間取引の消去額であります。…