事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1155文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社11社、持分法適用会社2社)が営んでいる主な事業内容と、当社及び当社の関係会社の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりです。 [耐火物事業](各種工業窯炉に使用する耐火物全般の製造販売) 当社は、耐火物を製造販売しています。 ㈱SNリフラテクチュア東海(連結子会社)は、耐火物を製造しており、当社がこれを買い上げ販売しています。 無錫黒崎蘇嘉耐火材料有限公司(連結子会社)、TRL KROSAKI CHINA LIMITED(連結子会社)及び営口黒崎播磨耐火材料有限公司(持分法適用関連会社) は、中国で耐火物を製造するとともに、中国内外の市場で販売しています。 黒崎播磨(上海)企業管理有限公司(連結子会社)は、中国投資会社の管理を行うとともに、中国内外の市場で耐火物を販売しています。 Krosaki Amr Refractarios,S.A.(連結子会社)及びRefractaria,S.A.(連結子会社)は、スペインで耐火物を製造するとともに、欧州内外の市場で販売しています。 TRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITED(連結子会社)は、インドで耐火物を製造するとともに、インド内外の市場で販売しています。 Krosakiharima Europe B.V.(連結子会社)は、オランダで同社が投資する会社に関わる事業戦略管理を行うとともに、欧州市場で耐火物を販売しています。 Krosaki USA Inc.(連結子会社)は、北米市場で耐火物を販売しています。 TRL KROSAKI ASIA PRIVATE LIMITED(連結子会社)は、シンガポールで同社が投資する会社に関わる事業戦略管理を行っています。 [ファーネス事業](各種窯炉の設計施工及び築造修理) 当社は、各種窯炉の設計施工及び築造修理をしています。 黒播築炉㈱(連結子会社)は、築炉工事及び耐火物加工の請負をしています。 [セラミックス事業](各種産業用セラミックスの製造販売及び景観材の販売) 当社は、セラミックスを製造販売するとともに、景観材を販売しています。 新日本サーマルセラミックス㈱(持分法適用関連会社)は、セラミックファイバーを製造販売しています。 [不動産事業](店舗・倉庫等の賃貸) 当社は、店舗・倉庫等を賃貸しています。 [その他](製鉄所向け石灰の製造販売) 当社は、製鉄所向け石灰を製造販売しています。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。 (注) 上記「事業の内容」においては、当社の連結子会社・持分法適用関連会社各社間の製品の流れ(販売)は、当社への製品の流れ(販売)に含めて表示しています。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1344文字
(2) 目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 ① 2025経営計画(2021年度~2025年度)について 当社グループは、「鉄と産業を支える世界第一級の総合セラミックス企業」を目指し、中長期的な経済社会情勢も見据え、2025年度までを実行期間とする「2025経営計画」を策定し、実行しています。 [2025経営計画 概要] ○国内耐火物需要の構造的変化に対応した事業の抜本的体質強化策の実行 ○海外事業では、高い技術力を活かした拡販、パートナー企業との連携・提携等による事業拡大 ○ファーネス事業では、鉄鋼分野における整備作業領域拡大、省エネ工業炉・環境炉分野での拡販 ○セラミックス事業では、半導体製造装置・環境関連分野・電子部品分野での拡販、新規分野へ進出 ○安全・環境・防災・内部統制分野でより高次元なレベルを追求、カーボンニュートラル、SDGsへの取り組み、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進 以上の施策を推進することにより、ROS8%以上を目指します。 Ex. 2025年度連結売上高1,500億円、連結経常利益120億円 ② 2025経営計画(2021年度~2025年度)の進捗状況について 当社グループの主要得意先である鉄鋼業界における2022年の世界粗鋼生産量は、前年比4.2%減の18億7,850万トン、当連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)の国内粗鋼生産量は、前年度比8.1%減の8,785万トンとなりました。加えて、原材料価格の高止まり、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー・食料価格高騰に起因するインフレ、金利上昇、急激な円安等、当社を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いております。 こうした状況下、実行2ヵ年目の当連結会計年度においては、国内外における耐火物事業・ファーネス事業・セラミックス事業における徹底したコストダウン、大型案件の着実な受注、高収益品の拡販、適正マージンの追求等による収益基盤強化を推進いたしました。とりわけ、当社の成長戦略上の最重要課題のひとつである海外事業拡大については、成長するインド市場におけるTRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITEDで確立したフルメニュー生産・販売体制の最大活用による更なる競争力向上、欧州及び北米・南米市場でのアライアンスパートナー企業との連携深化やマーケティング強化等により、非鉄分野を含めた需要の確実な捕捉に努めて参りました。これら諸施策の成果として、2022年度の海外売上高比率は過去最高となる45%まで拡大し、売上・利益ともに大きく貢献しております。 上記取り組みの結果、当連結会計年度における実績は、売上高1,652.0億円、経常利益120.8億円、ROS7.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1344文字
(2) 目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 ① 2025経営計画(2021年度~2025年度)について 当社グループは、「鉄と産業を支える世界第一級の総合セラミックス企業」を目指し、中長期的な経済社会情勢も見据え、2025年度までを実行期間とする「2025経営計画」を策定し、実行しています。 [2025経営計画 概要] ○国内耐火物需要の構造的変化に対応した事業の抜本的体質強化策の実行 ○海外事業では、高い技術力を活かした拡販、パートナー企業との連携・提携等による事業拡大 ○ファーネス事業では、鉄鋼分野における整備作業領域拡大、省エネ工業炉・環境炉分野での拡販 ○セラミックス事業では、半導体製造装置・環境関連分野・電子部品分野での拡販、新規分野へ進出 ○安全・環境・防災・内部統制分野でより高次元なレベルを追求、カーボンニュートラル、SDGsへの取り組み、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進 以上の施策を推進することにより、ROS8%以上を目指します。 Ex. 2025年度連結売上高1,500億円、連結経常利益120億円 ② 2025経営計画(2021年度~2025年度)の進捗状況について 当社グループの主要得意先である鉄鋼業界における2022年の世界粗鋼生産量は、前年比4.2%減の18億7,850万トン、当連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)の国内粗鋼生産量は、前年度比8.1%減の8,785万トンとなりました。加えて、原材料価格の高止まり、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー・食料価格高騰に起因するインフレ、金利上昇、急激な円安等、当社を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いております。 こうした状況下、実行2ヵ年目の当連結会計年度においては、国内外における耐火物事業・ファーネス事業・セラミックス事業における徹底したコストダウン、大型案件の着実な受注、高収益品の拡販、適正マージンの追求等による収益基盤強化を推進いたしました。とりわけ、当社の成長戦略上の最重要課題のひとつである海外事業拡大については、成長するインド市場におけるTRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITEDで確立したフルメニュー生産・販売体制の最大活用による更なる競争力向上、欧州及び北米・南米市場でのアライアンスパートナー企業との連携深化やマーケティング強化等により、非鉄分野を含めた需要の確実な捕捉に努めて参りました。これら諸施策の成果として、2022年度の海外売上高比率は過去最高となる45%まで拡大し、売上・利益ともに大きく貢献しております。 上記取り組みの結果、当連結会計年度における実績は、売上高1,652.0億円、経常利益120.8億円、ROS7.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3605文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)における我が国経済は、世界的な原材料価格の高止まり、ロシアによるウクライナ侵攻に伴うエネルギー・食料価格の高騰に起因するインフレ・金利上昇・急激な円安等により先行き不透明な状況で推移しました。 当社グループの主要顧客である鉄鋼業界においても、半導体不足など部品供給網の混乱を背景とした自動車生産減の継続等により一部地域を除き国内外で鋼材需要が減少しました。当連結会計年度の国内粗鋼生産量は、前年同期に比べ8.1%減の8,785万トンとなりました。また、世界鉄鋼協会発表による2022年1~12月間の世界の粗鋼生産量は、インドは前年同期に比べ5.5%増の1億2,470万トンであったものの、世界全体では前年同期に比べ4.2%減の18億7,850万トンとなりました。 このような逆風環境下、2025経営計画の基本方針である「世界第一級のセラミックス企業」の地位確立を目指し、各種施策に取り組んだ結果、売上・利益ともに過去最高を達成致しました。 当連結会計年度における当社グループの経営成績は次のとおりです。 [売上高] 耐火物事業におけるコスト上昇分の着実な販売価格転嫁及び国内外での事業拡大、ファーネス事業における大型工事案件の受注等により、売上高は 前連結会計年度に比べ23.5%増収 の 1,652億2百万円 となりました。 [損益] 売上高の増加に加え、生産性向上・製造原価低減の自助努力により、営業利益は 前連結会計年度に比べ47.7%増益 の 111億73百万円 、経常利益は 同39.2%増益 の 120億83百万円 となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は 同50.8%増益 の 82億82百万円 となりました。 セグメントの経営成績を示すと、次のとおりです。 なお、各セグメントの売上高は、外部顧客への売上高であり、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれていません。また、セグメント利益は営業利益ベースです。 [耐火物事業](各種工業窯炉に使用する耐火物全般の製造販売) 国内外での原料価格等コスト上昇分の着実な販売価格転嫁に加え、堅調なインド鉄鋼市場での事業拡大並びに非鉄分野向け拡販等に取組んだ結果、売上高は 前連結会計年度に比べ27.0%増収 の 1,405億38百万円 、利益は 同64.2%増益 の 84億58百万円 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1780文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額(注)3 耐火物 事業 ファーネ ス事業 セラミッ クス事業 不動産 事業 売上高 外部顧客への売上高 110,659 13,226 8,486 737 133,110 668 133,778 133,778 セグメント間の内部 売上高又は振替高 358 366 366 △ 366 110,667 13,584 8,486 737 133,476 668 134,145 △ 366 133,778 セグメント利益 5,149 668 1,124 592 7,535 36 7,571 △ 5 7,566 セグメント資産 116,653 8,674 7,950 620 133,897 332 134,230 8,464 142,694 その他の項目 減価償却費 2,371 450 319 40 3,181 22 3,204 43 3,247 のれんの償却額 473 482 482 482 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 2,756 280 347 3,384 3,385 80 3,465 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製鉄所向け石灰の製造販売です。 2 調整額は次のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額 △5百万円 には、主に未実現利益の調整額が含まれています。 (2) セグメント資産の調整額 8,464百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、その主なものは、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等です。 (3) その他の項目の減価償却費の調整額 43百万円 及び有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 80百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものです。 3 セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4098文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 日本製鉄㈱ 52,240 39.1 62,633 37.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としています。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っています。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細については、第5[経理の状況]、1[連結財務諸表等]の「(1) 連結財務諸表」、「注記事項」、「(重要な会計上の見積り)」に記載しています。 なお、重要な会計上の見積りが必要となる項目は次のとおりです。 (のれんの評価) 当社の連結貸借対照表上、連結子会社を取得した際におけるのれんが当連結会計年度末現在において 38億52百万円 計上されています。当該のれんの減損損失認識要否の判断は、連結子会社の割引前将来キャッシュ・フローを用いています。当該割引前将来キャッシュ・フローは、連結子会社の現状及び中期経営計画を基にするとともに、中期経営計画以降の将来見通しを基礎としています。しかし、中期経営計画並びに将来見通しの実現には不確実性を伴うため、これらに係る経営者の判断は、会計上の見積りに影響を及ぼしています。 TRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITEDの中期経営計画及び将来見通しの前提となる販売数量及び成長率の見込みは、アクション・プランの確実な実行等により達成することを目指しています。 ② 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.事業全体の状況に関する認識及び分析・検討内容 [売上高] 当連結会計年度の売上高は、 前連結会計年度に比べ314億23百万円増加 の 1,652億2百万円 ( 前年同期比23.5%増 )となりました。これは主に、耐火物事業におけるコスト上昇分の着実な販売価格転嫁及び国内外での事業拡大、ファーネス事業における大型工事案件の受注等によるものです。地域ごとの売上高は、日本が905億30百万円(前年同期比16.…