事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約705文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社78社、持分法適用会社3社から構成されており、医薬品の研究開発、製造及び販売を主要な事業としています。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。 なお、当社グループは、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一となっています。 当社は研究開発及び販売を行っており、各地域の関係会社へ原料及び製品の一部を供給しています。 また、主に以下の関係会社が、研究開発、製造及び販売の各機能を担っています。 機能 主な関係会社の名称 研究開発 アステラス ファーマ グローバル ディベロップメント Inc. (米国) アステラス インスティチュート フォー リジェネレイティブ メディシン (米国) オーデンテス セラピューティクス Inc. (米国) 製造 アステラス ファーマ テック株式会社 (日本) アステラス アイルランド Co.,Ltd. (アイルランド) アステラス ファーマ ヨーロッパ B.V. (オランダ) アステラス製薬 (中国) 有限公司 (中国) 販売 アステラス ファーマ US, Inc. (米国) アステラス ファーマ GmbH (ドイツ) アステラス ファーマ S.A.S (フランス) アステラス ファーマ S.A. (スペイン) 北京アステラス医薬有限公司 (中国) 韓国アステラス製薬株式会社 (韓国) (注)アステラス ファーマ テック株式会社は、2022年4月1日付で当社が吸収合併しました。 以上で述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約11281文字
2.取締役会は、経営の基本方針・経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たしています。 3.業務執行に関わる体制として、重要事項の協議を行うエグゼクティブ・コミッティを設置するとともに、業務執行の責任を担うトップマネジメント (取締役社長並びに経営戦略担当、経営管理・コンプライアンス担当、メディカル担当、販売統括担当、研究担当、財務担当、法務担当及び製薬技術担当の総称) を選任しています。上記会議体及びトップマネジメントの業務執行の責任と権限の所在は決裁権限規程を制定して明確にしています。 4.取締役会の諮問機関として、過半数を社外取締役で構成する指名委員会及び報酬委員会を設置しています。 提出日現在の当社のコーポレートガバナンスの体制図は以下のとおりです。 (当該体制を選択する理由) 取締役会の業務執行決定権限の相当な部分を業務執行取締役に委譲することが可能となる監査等委員会設置会社を選択することにより、取締役会における経営戦略等の議論を一層充実させるとともに、取締役会の監督機能のさらなる強化を図っています。また、取締役の選任等・報酬等に関わる事項などコーポレートガバナンスに関わる重要な事項については、社外取締役が過半数を占める取締役会において議論し、決定することが適当であると考えています。 (取締役/取締役会) 取締役は株主総会において選任され、監査等委員でない取締役の任期は1年、監査等委員である取締役の任期は2年としています。取締役会は、3ヶ月に1回以上 、および必要に応じて随時開催し、議長は取締役社長が務めています。 取締役会は、経営の基本方針、経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たすことで、経営の透明性及び妥当性を確保しています。また、取締役会は、その決議によって重要な業務執行の決定の相当部分を業務執行取締役に委任するとともに、決裁権限規程を制定してトップマネジメント等の業務執行の責任と権限を明確にし、経営の機動性を確保しています。 取締役会は、専門性・経験等の観点から、その多様性とバランスを考慮の上、機動性が確保できる適正な規模の取締役数で構成しています。なお、取締役会は、より広い見地からの意思決定と客観的な業務執行の監督を行うため、その過半数を社外取締役で構成しています。社外取締役には、他社での経営経験を有する者を最低1名選任することとしています。提出日現在において、取締役会は10名 (男性7名/女性3名) で構成され、その過半数である7名は独立性の高い社外取締役です。 取締役会全体の実効性を一層向上させていくため、各取締役の自己評価等の方法により、毎 年、取締役会全体の実効性について取締役会としての分析・評価を行い、その結果の概要を開示しています。 なお、2021年度における取締役会の主要な議題の例は以下のとおりです。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4659文字
(2) 対処すべき課題 製薬産業を取り巻く事業環境は時代とともに大きく変化しています。新薬開発の難易度の上昇、医療費抑制政策等マイナスの影響がある一方で、イノベーションを評価する制度の拡充や、科学技術の進歩に伴い、創薬に活用できる治療手段が増加するなどプラスの動きもあります。また、デジタル技術や工学技術の進歩は、異業種との融合を促し、患者さんに新しい医療ソリューションの提供を可能にします。当社は、これらの変化に柔軟に対応し、社会の持続可能性への貢献、その結果としてアステラスの持続可能性に寄与する戦略を策定することで、企業価値を持続的に向上させ、革新的な医療ソリューションを患者さんに届け続けていきます。 ① 経営計画2021 当社は、「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの『価値』に変える」ことをVISIONに掲げ、 最先端の科学を追求し、患者さんに「価値」をもたらす医療ソリューションの創出を継続的に目指しています。 2021年5月に公表致しました5年間の新たな経営計画である経営計画2021では、4つの戦略目標、それを推進する企業風土を醸成するための “道しるべ”となる3つの組織健全性目標、それらが全て達成された際に到達できると考える3つの成果目標を設定しています。 4つの戦略目標 戦略目標1:患者さんのより良いアウトカムの実現 当社は、中長期的な成長を牽引するXTANDI及び重点戦略製品(注)について、最初の申請国における最適な申請計画の立案、計画したスケジュールから遅滞のない承認申請、より速く世界中の多くの方へ届けるためのグローバル展開までの期間短縮、洗練された発売計画の立案と実行を行うことなどによって、(i)アステラス製品に対する患者さんの持続的なアクセス、(ii)患者さんがアステラスの製品から享受するアウトカムの最大化に取り組んでいきます。 (注)ゾスパタ、パドセブ、ゾルベツキシマブ、エベレンゾ、fezolinetant、AT132 戦略目標2:科学の進歩を確かな「価値」へ 研究開発における重点戦略領域であるPrimary Focusに優先的に経営資源を投下し、パイプライン価値を高めます。「価値」の実証とPrimary Focus拡大の加速、バイオ医薬品における最先端のイノベーションの効果的な探究によって、経営計画2018での取り組みを新たな次元へと進化させます。特に、基盤技術として有する細胞医療や遺伝子治療によるアプローチは、これまでの「対症療法」から「根本治療」へと大きなパラダイムシフトをもたらし、いまだ治療法のない疾患に対する新たな治療法を切望する患者さんにとって大きな希望になりうると考えています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7374文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」) の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 [財政状態] 当連結会計年度末の連結財政状態計算書の概要及び前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。 総資産は、 2兆3,324億円 (前連結会計年度末比 588億円増 ) となりました。 非流動資産は、 1兆4,090億円 (同 80億円増 ) となりました。有形固定資産は、 2,690億円 (同 44億円増 ) となりました。のれんは 3,030億円 (同 190億円増 ) 、無形資産は 6,234億円 (同 280億円減 ) となりました。第4四半期連結会計期 間において、遺伝子治療薬AT132の開発計画の見直しに伴う無形資産の減損損失やDNAワクチンASP2390の開発中止に伴う無形資産の減損損失を計上したことなどにより、無形資産が減少しました。 流動資産は、 9,234億円 (同 508億円増 ) となりました。現金及び現金同等物は 3,160億円 (同 101億円減 ) となりました。 資本合計は、 1兆4,603億円 (同 742億円増 ) となり、親会社所有者帰属持分比率は 62.6% となりました。 当期利益1,241億円 を計上した一方で、剰余金の配当 852億円 に加え、自己株式の取得 507億円 を実施しました。なお、2022年3月に 514億円 (2,594万株)の自己株式を消却しました。 負債合計は、 8,721億円 (同 154億円減 ) となりました。 非流動負債は 1,847億円 (同 1,105億円減 ) となりました。その他の金融負債は 959億円 (同 1,031億円減 ) となりました。第4四半期連結会計期間に おいて、長期借入金300億円の返済及び1年以内返済予定の長期借入金への500億円の振替により、減少しました。 流動負債は 6,874億円 (同 950億円増 ) となりました。当連結会計年度末 の社債及び借入金の残高は1,400億円となりました。上述の長期借入金からの振替などにより、そ の他の金融負債は 1,850億円 (同 368億円増 ) となりま した。その他の流動負債は3,228億円(同339億円増)となりました。 [経営成績] <連結業績 (コアベース) > 当連結会計年度の連結業績 (コアベース) は下表のとおりです。 売上収益は増加した一方、コア営業利益及びコア当期利益は減少しました。…
セグメント関連
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5.セグメント情報 当社グループの主要な事業内容は医薬品の研究開発、製造及び販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一となっています。 製品及びサービスに関する情報 製品及びサービスごとの外部顧客への売上収益は次のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) XTANDI/イクスタンジ 458,434 534,317 プログラフ 182,650 185,362 ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ 163,569 172,293 その他 444,875 404,191 合計 1,249,528 1,296,163 地域に関する情報 売上収益及び非流動資産の地域別内訳は次のとおりです。 地域別売上収益 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) 日本 297,230 268,940 米国 478,768 544,103 その他 473,530 483,120 合計 1,249,528 1,296,163 (注) 地域別売上収益は、当社グループ各社の所在地を基礎として分類しています。 地域別非流動資産(有形固定資産・のれん及び無形資産) (単位:百万円) 前連結会計年度 ( 2021年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2022年3月31日 ) 日本 452,144 410,425 米国 640,120 674,761 その他 107,796 110,318 合計 1,200,060 1,195,505 主要な顧客に関する情報 連結純損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先は次のとおりです。 (単位:百万円) 関連するセグメント名 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) McKesson Group 医薬品事業 193,182 218,745 6.売上収益 (1) 収益の分解 売上収益の内訳は次のとおりです。…