事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約662文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社76社、持分法適用会社3社から構成されており、医薬品の研究開発、製造及び販売を主要な事業としています。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。 なお、当社グループは、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一となっています。 当社は研究開発及び販売を行っており、各地域の関係会社へ原料及び製品の一部を供給しています。 また、主に以下の関係会社が、研究開発、製造及び販売の各機能を担っています。 機能 主な関係会社の名称 研究開発 アステラス ファーマ グローバル ディベロップメント Inc. (米国) アステラス インスティチュート フォー リジェネレイティブ メディシン (米国) オーデンテス セラピューティクス Inc. (米国) 製造 アステラス ファーマ テック株式会社 (日本) アステラス アイルランド Co.,Ltd. (アイルランド) アステラス ファーマ ヨーロッパ B.V. (オランダ) アステラス製薬 (中国) 有限公司 (中国) 販売 アステラス ファーマ US, Inc. (米国) アステラス ファーマ GmbH (ドイツ) アステラス ファーマ S.A.S (フランス) アステラス ファーマ S.A. (スペイン) アステラス製薬 (中国) 有限公司 (中国) 韓国アステラス製薬株式会社 (韓国) 以上で述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約10412文字
2.取締役会は、経営の基本方針・経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たしています。 3.業務執行に関わる体制として、重要事項の協議を行うエグゼクティブ・コミッティを設置するとともに、業務執行の責任を担うトップマネジメント (取締役社長並びに経営戦略・財務担当、経営管理・コンプライアンス担当、メディカル担当、販売統括担当、研究担当及び戦略実装担当の総称) を選任しています。上記会議体及びトップマネジメントの業務執行の責任と権限の所在は決裁権限規程を制定して明確にしています。 4.取締役会の諮問機関として、過半数を社外取締役で構成する指名委員会及び報酬委員会を設置しています。 提出日現在の当社のコーポレートガバナンスの体制図は以下のとおりです。 (当該体制を選択する理由) 取締役会の業務執行決定権限の相当な部分を業務執行取締役に委譲することが可能となる監査等委員会設置会社を選択することにより、取締役会における経営戦略等の議論を一層充実させるとともに、取締役会の監督機能のさらなる強化を図っています。また、取締役の選任等・報酬等に関わる事項などコーポレートガバナンスに関わる重要な事項については、社外取締役が過半数を占める取締役会において議論し、決定することが適当であると考えています。 (取締役/取締役会) 取締役は株主総会において選任され、監査等委員でない取締役の任期は1年、監査等委員である取締役の任期は2年としています。取締役会は、原則として毎月1回開催し、議長は取締役会長が務めています。 取締役会は、経営の基本方針、経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たすことで、経営の透明性及び妥当性を確保しています。また、取締役会は、その決議によって重要な業務執行の決定の相当部分を業務執行取締役に委任するとともに、決裁権限規程を制定してトップマネジメント等の業務執行の責任と権限を明確にし、経営の機動性を確保しています。 取締役会は、専門性・経験等の観点から、その多様性とバランスを考慮の上、機動性が確保できる適正な規模の取締役数で構成しています。なお、取締役会は、より広い見地からの意思決定と客観的な業務執行の監督を行うため、その過半数を社外取締役で構成しています。提出日現在において、取締役会は11名 (男性10名/女性1名) で構成され、その過半数である7名は独立性の高い社外取締役です。 取締役会全体の実効性を一層向上させていくため、各取締役の自己評価等の方法により、毎年、取締役会全体の実効性について取締役会としての分析・評価を行い、その結果の概要を開示しています。 (監査等委員会) 監査等委員会は、原則として毎月1回開催しています。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1198文字
(2) 対処すべき課題 製薬産業を取り巻く事業環境は、時代とともに大きく変化しています。新薬開発の難易度の上昇、医療費抑制政策等マイナスの影響がある一方で、イノベーションを評価する制度の拡充や、科学技術の進歩に伴い、創薬に活用できる治療手段が増加するなどプラスの動きもあります。また、デジタル技術や工学技術の進歩は、異業種との融合を促し、患者さんに新しい医療ソリューションの提供を可能にします。 当社は、世界中の人々がより健康でより良い生活を送ることができるよう、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」という経営理念のもと取り組みを続けています。そして、革新的な治療法を常に探究し続ける組織作りを進め、アンメットメディカルニーズが依然として高い領域において「価値」をもたらすよう取り組んでいます。 ① 持続的な成長に向けた取り組み 当社は、「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」ことをVISIONに掲げ、最先端の科学を追求し、患者さんに「価値」をもたらす医療ソリューションの創出を継続的に目指しています。 このVISION実現に向けて、2021年度からの5年間を対象とする「経営計画2021」を新たに策定しました。「経営計画2021」では、これまでの基本戦略を引き継ぎつつ進化・発展させた、患者さんの「価値」を最大化する戦略目標を設定しています。また、組織健全性目標のもと、イノベーションの促進、人材の活躍、コラボレーションの浸透が相まった企業文化を醸成し、戦略の実行力を高めていきます。これによって意欲的な成果目標の達成を目指します。 「経営計画2021」の4つの戦略目標は以下のとおりです。 1) 患者さんのより良いアウトカムの実現 中長期的な成長を牽引するXTANDI及び重点戦略製品について、計画しているスケジュールから遅滞のない承認申請やグローバル展開までの期間短縮、洗練された発売計画を実行していくことなどによって、「価値」最大化を図ります。 2) 科学の進歩を確かな「価値」へ 研究開発戦略上のPrimary Focusに優先的に経営資源を投下し、パイプライン価値を高めます。バイオ医薬品における最先端のイノベーションを効果的に探索し、革新的な医薬品を創出するためのFocus Areaアプローチの実行を新たな次元へ進めます。 3) Rx+ビジネスの進展 Rx+ビジネスは、「経営計画2021」において事業創成に向けた取り組みが実を結ぶステージに入ります。科学の進歩を患者さんの「価値」に変えることを引き続き追求します。糖尿病を対象としたデジタルセラピューティクスであるBlueStarの日本展開や、腹部及び骨盤内手術時に尿管を可視化する蛍光造影剤であるASP5354の上市など、本経営計画期間中に複数のプロジェクトで事業化を予定しています。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7101文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」) の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 [財政状態] 第1四半期連結会計期間において、2020年1月に買収したAudentes社の取得資産と引受負債の公正価値を修正したことにより前連結会計年度末の連結財政状態計算書を遡及修正しています。その結果、遡及修正前と比較し、のれんが増加、無形資産と繰延税金負債が減少しました。なお、当連結会計年度末において、支払対価の配分は完了しています。 当連結会計年度末の連結財政状態計算書の概要及び遡及修正後の前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。 総資産は、 2兆2,736億円 (前連結会計年度末比 415億円減 ) となりました。 非流動資産は、 1兆4,010億円 (同 466億円減 ) となりました。有形固定資産は、 2,646億円 (同 40億円減 ) となりました。のれんは 2,840億円 (同 58億円増 ) 、無形資産は 6,514億円 (同 733億円減 ) となりました。当連結会計年度において、抗TIGIT抗体ASP8374/PTZ-201の開発中止に伴う減損損失や遺伝子治療薬AT132の開発計画の見直しに伴う減損損失を計上したことなどにより、無形資産が減少しました。 流動資産は、 8,726億円 (同 51億円増 ) となりました。現金及び現金同等物は 3,261億円 (同 77億円増 ) となりました。 資本合計は、 1兆3,861億円 (同 969億円増 ) となり、親会社所有者帰属持分比率は 61.0% となりました。 当期利益1,206億円 を計上した一方で、剰余金の配当 762億円 を実施しました。 負債合計は、 8,875億円 (同 1,385億円減 ) となりました。 非流動負債は 2,951億円 (同 678億円増 ) となりました。その他の金融負債は 1,990億円 (同 697億円増 ) となりました。第1四半期連結会計期間において、短期借入金から長期借入金へ800億円の借り換えを実施したことにより、増加しました。 流動負債は 5,924億円 (同 2,063億円減 ) となりました。当連結会計年度末の社債の残高は1,200億円となりました。上述の短期借入金の長期借入金への借り換え及び返済などにより、その他の金融負債は 1,482億円 (同 1,975億円減 ) となりました。 [経営成績] <連結業績 (コアベース) > 当連結会計年度の連結業績 (コアベース) は、下表のとおりです。売上収益、コア営業利益、コア当期利益はいずれも減少しました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約40726文字
5.セグメント情報 当社グループの主要な事業内容は医薬品の研究開発、製造及び販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一となっています。 製品及びサービスに関する情報 製品及びサービスごとの外部顧客への売上収益は次のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) XTANDI/イクスタンジ 399,989 458,434 プログラフ 192,926 182,650 ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ 161,564 163,569 その他 546,364 444,875 合計 1,300,843 1,249,528 地域に関する情報 売上収益及び非流動資産の地域別内訳は次のとおりです。 地域別売上収益 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 日本 375,174 297,230 米国 448,083 478,768 その他 477,586 473,530 合計 1,300,843 1,249,528 (注) 地域別売上収益は、当社グループ各社の所在地を基礎として分類しています。 地域別非流動資産(有形固定資産・のれん及び無形資産) (単位:百万円) 前連結会計年度 ( 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2021年3月31日 ) 日本 462,132 452,144 米国 708,401 640,120 その他 101,092 107,796 合計 1,271,625 1,200,060 主要な顧客に関する情報 連結純損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先は次のとおりです。 (単位:百万円) 関連するセグメント名 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) McKesson Group 医薬品事業 162,361 193,182 6.売上収益 (1) 収益の分解 売上収益の内訳は次のとおりです。…