事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約662文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社79社、持分法適用会社4社から構成されており、医薬品の研究開発、製造及び販売を主要な事業としています。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。 なお、当社グループは、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは医薬品事業単一となっています。 当社は研究開発及び販売を行っており、各地域の関係会社へ原料及び製品の一部を供給しています。 また、主に以下の関係会社が、研究開発、製造及び販売の各機能を担っています。 機能 主な関係会社の名称 研究開発 アステラス ファーマ グローバル ディベロップメント Inc. (米国) アステラス インスティチュート フォー リジェネレイティブ メディシン (米国) オーデンテス セラピューティクス Inc. (米国) 製造 アステラス ファーマ テック株式会社 (日本) アステラス アイルランド Co.,Ltd. (アイルランド) アステラス ファーマ ヨーロッパ B.V. (オランダ) アステラス製薬 (中国) 有限公司 (中国) 販売 アステラス ファーマ US, Inc. (米国) アステラス ファーマ GmbH (ドイツ) アステラス ファーマ S.A.S (フランス) アステラス ファーマ S.A. (スペイン) アステラス製薬 (中国) 有限公司 (中国) 韓国アステラス製薬株式会社 (韓国) 以上で述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約11001文字
2.取締役会は、経営の基本方針、経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たしています。 3.業務執行に関わる体制として、重要事項の協議を行うエグゼクティブ・コミッティを設置するとともに、業務執行の責任を担うトップマネジメント (取締役社長並びに経営戦略・財務担当、経営管理・コンプライアンス担当、メディカル担当及び販売統括担当の総称) を選任しています。上記会議体及びトップマネジメントの業務執行の責任と権限の所在は決裁権限規程を制定して明確にしています。 4.取締役会の諮問機関として、過半数を社外取締役で構成する指名委員会及び報酬委員会を設置しています。 提出日現在の当社のコーポレートガバナンスの体制図は以下のとおりです。 <当該体制を選択する理由> 取締役会の業務執行決定権限の相当な部分を業務執行取締役に委譲することが可能となる監査等委員会設置会社を選択することにより、取締役会における経営戦略等の議論を一層充実させるとともに、取締役会の監督機能のさらなる強化を図っています。また、取締役の選任等・報酬等に関わる事項などコーポレートガバナンスに関わる重要な事項については、社外取締役が過半数を占める取締役会において議論し、決定することが適当であると考えています。 (取締役/取締役会) 取締役は株主総会において選任され、監査等委員でない取締役の任期は1年、監査等委員である取締役の任期は2年としています。取締役会は、原則として毎月1回開催し、議長は取締役会長が務めています。 取締役会は、経営の基本方針、経営戦略等を決定し、業務執行の監督機能を果たすことで、経営の透明性及び妥当性を確保しています。また、取締役会は、その決議によって重要な業務執行の決定の相当部分を業務執行取締役に委任するとともに、決裁権限規程を制定してトップマネジメント等の業務執行の責任と権限を明確にし、経営の機動性を確保しています。 取締役会は、専門性・経験等の観点から、その多様性とバランスを考慮の上、機動性が確保できる適正な規模の取締役数で構成しています。なお、取締役会は、より広い見地からの意思決定と客観的な業務執行の監督を行うため、その過半数を社外取締役で構成しています。提出日現在において、取締役会は11名 (男性9名/女性2名) で構成し、その過半数である7名は独立性の高い社外取締役です。 取締役会全体の実効性を一層向上させていくため、各取締役の自己評価等の方法により、毎年、取締役会全体の実効性について取締役会としての分析・評価を行い、その結果の概要を開示しています。 (監査等委員会) 監査等委員会は、原則として毎月1回開催しています。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2772文字
(2) 対処すべき課題 製薬産業を取り巻く事業環境は、時代とともに大きく変化しています。新薬開発の難易度の上昇、医療費抑制政策等マイナスの影響がある一方で、新薬の優先審査制度の登場等、イノベーションを評価する制度の拡充や、科学技術の進歩に伴い、創薬に活用できる治療手段が増加するなどプラスの動きもあります。また、デジタル技術や工学技術の進歩は、異業種との融合を促し、患者さんに新しい医療ソリューションの提供を可能にします。 当社は、このような事業環境変化を見据え、アンメットメディカルニーズの高い疾患領域において、付加価値の高い革新的な新薬と自社の強みを活かした医療ソリューションを創出していきます。また、多面的な視点で医療の変化を捉えることで、継続的に事業機会を見出していきます。 ① 持続的な成長に向けた取り組み (経営計画2018) 当社は、2015年に策定したVISIONにおいて、「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」ことを宣言しました。このVISIONの下、最先端の科学を追求し、患者さんに価値をもたらす医療ソリューションの創出を目指しています。 2020年度は、VISION実現のための道しるべである「経営計画2018」の最終年度にあたります。将来の成長に向けて積極的に投資を行いながら、引き続き経営計画の戦略を着実に実行していくことにより、中長期的な利益成長トレンドに回帰することで、持続的な企業価値の最大化を目指します。 1) 製品価値の最大化とOperational Excellenceの更なる追求 XTANDI/イクスタンジ、ベタニス/ミラべトリック/ベットミガの価値最大化とともに、6つの重点後期開発品の計画どおりの承認取得、発売を目指します。また、競争優位に繋がる分野への優先的な経営資源の配分や、先端技術の活用等によりOperational Excellenceを更に追求していきます。 2) Focus Areaアプローチによる価値創造 バイオロジーとモダリティ/テクノロジーの独自の組み合わせをアンメットメディカルニーズの高い疾患に応用することで特定した分野に経営資源を投下します。このFocus Areaアプローチにおいて、自社の研究開発力の強化に加え、提携等を通じて外部の優れた能力を取り込むことで、継続的に革新的な医薬品の候補を見出し、開発候補品を充実させていきます。特に、科学的妥当性、実行可能性、プロジェクトの充実度や進捗等の基準により特定した5つのPrimary Focusに注力します。 3) Rx+ TM プログラムへの挑戦 これまで当社が医療用医薬品 (Rx) 事業で培ってきた強みを、外部の最先端の医療技術や異分野の技術・知見を融合させることで、新たなヘルスケアソリューションの創出を目指します。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7119文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」) の状況の概要は次のとおりとなりました。 ① 財政状態及び経営成績の状況 [財政状態] 総資産は 2兆3,182億円 (前連結会計年度末比 4,205億円増 ) となりました。 非流動資産は 1兆4,506億円 (同 4,102億円増 ) となりました。IFRS第16号「リース」の適用により、当連結会計年度の期首に使用権資産を831億円追加で認識したことに伴い、有形固定資産は 2,686億円 (同 951億円増 ) となりました。2019年12月にXyphos社、2020年1月にAudentes社を買収したことなどに伴い、のれんは 2,675億円 (同 416億円増 ) 、無形資産は 7,385億円 (同 3,088億円増 ) となりました。 流動資産は 8,675億円 (同 104億円増 ) となりました。現金及び現金同等物は 3,184億円 (同 73億円増 ) となりました。 資本合計は、 1兆2,892億円 (同 308億円増 ) となり、親会社所有者帰属持分比率は 55.6% となりました。 当期利益1,954億円 を計上した一方で、剰余金の配当 735億円 に加え、自己株式の取得529億円を実施しました。なお、2019年5月と2020年2月にあわせて 2,094億円 (11,804万株) の自己株式の消却をしました。 負債の合計は、 1兆290億円 (同 3,897億円増 ) となりました。 非流動負債は 2,303億円 (同 887億円増 ) となりました。IFRS第16号「リース」の適用により、当連結会計年度の期首にリース負債を755億円追加で認識したことに伴い、その他の金融負債は 1,293億円 (同 764億円増 ) となりました。Audentes社の買収に伴い、繰延税金負債が増加し、277億円 (同225億円増) となりました。 流動負債は 7,987億円 (同 3,010億円増 ) となりました。Audentes社の買収資金に充当するため資金調達を行い、当連結会計年度末の残高は短期社債1,860億円、短期借入金1,400億円となりました。これに加えて、IFRS第16号「リース」の適用により、当連結会計年度の期首にリース負債を169億円追加で認識したことなどから、その他の金融負債は 3,457億円 (同 3,316億円増 ) となりました。 [経営成績] <連結業績 (コアベース) > 当連結会計年度の連結業績 (コアベース) は、下表のとおりです。売上収益、コア営業利益は前連結会計年度と同程度となりました。…