サステナビリティ
抜粋表示
/ 原文長 約7466文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティに関する考え方 当グループはサステナビリティ基本方針でトップコミットメントを表明しております。その中で、社会価値と経済価値の両方の創出を同時実現させることを目指している旨を明記しており、この取り組みを推進するため、当グループでは理念実践経営の体系を整備しております。 (サステナビリティ基本方針) フジッコグループは、企業を取り巻く社会環境の変化や社会的課題を中長期的な視点で捉え、フジッコ独自のサステナブル経営として“5つの健康”を打ち出しております。 サステナブル経営の実現のためには、従業者自らが変化し変革を受け入れる姿勢と、共通の価値観である組織風土の変革が必要不可欠と考えております。 企業理念のもと、「社会のサステナビリティ」としてESGを自律的に推進し社会価値を創出することと、「企業のサステナビリティ」として資本コストを意識した持続的な稼ぐ力の発揮で経済価値を創出することの両方を同時実現させることを目指してまいります。 「健康創造企業」として、フジッコ独自の商品とサービスの提供を通じて切実な社会的課題を解決し、お客様からの信頼を築き上げ、その結果として、不確実な時代に生き残るための強靭な事業ポートフォリオを形成してまいります。 自社の価値観として、フジッコのパーパス“5つの健康”(健全経営、健康経営、健康提供、健康社会、地球健康)を置き、すべてのステークホルダーにとっての「健康創造企業」となることを目指しております。“5つの健康”のうち「地球健康」と「健康経営」は、サステナビリティの中でもとりわけ重要として扱われる「気候変動」及び「人的資本・多様性」との関係性が強いため、当該2つの健康については取り組み状況を整理の上、詳細に開示しております。 (2)ガバナンス 当グループはサステナビリティ基本方針に基づき活動を推進するため、取締役会を、サステナビリティに関するリスクと機会の監視・管理に責任を持つガバナンス組織としております。当グループは、サステナビリティをはじめ経営に関する重要事項については経営執行会議で社内協議のうえ取締役会に報告する体制を築いております。(体制図は、「 第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 」をご参照ください。) なお、取締役会が適切な監視・管理を行うため、3月に開催する取締役会で、サステナビリティに関する一年間の取り組みを報告することを基本としつつ、適宜、次のような議案を上程し、報告・審議を行っております。…
研究開発活動
抜粋表示
/ 原文長 約1882文字
6【研究開発活動】 (1)「豆」に関する研究 神戸大学と長年共同で取り組んでいる「黒豆ポリフェノール クロノケア®」の機能性研究では、既に機能性表示食品の届出が受理されている「一過性の疲労感の軽減」「一時的な日中の眠気の軽減」「パソコンやスマートフォンなどのディスプレイ作業により生じる一過性の疲労感の軽減」とは別の機能性に着目し、起床時の疲労感や睡眠の質に不満をもつ健常男女を対象に臨床試験を実施しました。現在解析中ですが、有効な結果が得られれば、今後、機能性表示食品の届出を進め、健康素材「クロノケア®」の販売を一層強化してまいります。 大豆イソフラボンの機能性研究では、株式会社ダイセルとの共同研究により、当社が開発した大豆イソフラボン素材「フジフラボン®」と発酵オリゴ糖の一種であるラクトビオン酸を合わせて摂取することで、イソフラボンの吸収が促進され、肌の乾燥を自覚する健常な成人女性の肌機能が改善する結果が得られ、機能性表示食品の届出が受理されました。引き続き、株式会社ダイセルと協力して健康素材原料「フジフラボン®」の素材販売を推進してまいります。 2021年に発売した「ダイズライス」は、お米と比べて高タンパク質、低糖質なのに満腹感を得られる大豆食品です。お米の代わりの主食として食べることで、糖質を抑えつつ、手軽に植物性タンパク質を摂取できます。この「ダイズライス」を体験してもらうため、本社の社員食堂に提供し、さらにタウンドクター株式会社が提供する食事コーチングサービス「N・Partner」による食事指導と合わせた健康増進プログラムを実施しました。その結果、2か月間で全参加者の70%が0.5kg以上の減量に成功し、体脂肪率の減少や内臓脂肪レベルの低下等の体組成の変化が見られ、体内年齢の改善につながりました。食事指導と合わせた方が体重と腹囲の減少が見られたため、今後はN・Partnerの食事コーチングによる食事指導サービスと一緒に展開し、全国の社員食堂を持つ事業者向けに「ダイズライス」を提案していく予定です。 (2)「乳酸菌」に関する研究 高齢になるにつれ嚥下(えんげ)力の低下により、水のような粘りのない食品は飲みこみにくくなります。これは薬やサプリメントの服用時にも言えることで、水では服用が困難となります。「カスピ海ヨーグルト」は独特の粘りと水分の分離が少ない点が特徴であり、他のプレーンヨーグルトと比べて嚥下しやすいことが分かっております。当社では「カスピ海ヨーグルト」を服薬補助食品として活用するための研究を進め、第27回日本病態栄養学会年次学術集会(2024年1月)にて、医療法人藤仁会藤立病院らとの研究グループにより、「カスピ海ヨーグルト」を高齢者の服薬補助食品として活用した症例に関する研究報告を行いました。…
設備投資等の概要
抜粋表示
/ 原文長 約1383文字
2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 2024年3月31日現在 事業所名 (所在地) 生産品目 又は 業務内容 設備の 内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (名) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 土地 (面積㎡) 合計 鳴尾工場 (兵庫県西宮市) 昆布製品 惣菜製品 生産設備 2,602 2,198 33 2,287 (26,172) 7,122 71 (注)3 関東工場 (埼玉県加須市) 昆布製品 豆製品 2,998 2,511 42 412 (27,435) 5,964 79 和田山工場 (兵庫県朝来市) 豆製品 昆布製品 2,223 1,726 484 (19,533) 4,444 90 東京工場 (千葉県船橋市) 惣菜製品 1,069 1,036 34 1,239 (23,108) 3,379 46 (注)3 北海道工場 (北海道千歳市) ヨーグルト製品豆製品 惣菜製品 1,336 744 381 (33,983) 2,472 37 境港工場 (鳥取県境港市) 豆製品 デザート製品 611 493 519 (22,285) 1,630 58 横浜工場 (横浜市緑区) 惣菜製品 102 10 989 (5,147) 1,103 (注)3 浜坂工場 (兵庫県美方郡新温泉町) 昆布製品 豆製品 513 451 175 (12,135) 1,145 62 東京FFセンター (東京都文京区)他16所 販売管理業務 販売管理 設備 2,043 45 107 1,165 (414) 3,362 203 本社 (神戸市中央区) 統括管理業務 統括管理 設備 1,199 187 353 1,823 (7,179) 3,563 241 関西ロジスティクスセンター (神戸市東灘区) 物流管理業務 倉庫設備 541 1,162 (19,295) 1,711 23 あかつきハイツ (千葉県千葉市)他4所 福利厚生施設他 福利厚生 設備他 204 1,434 (6,830) 1,638 (注)1 上記の他、主要な賃借設備はありません。 2 横浜工場の設備・土地の全部、東京工場及び鳴尾工場の設備・土地の一部は、連結子会社であるフジッコNEWデリカ株式会社に賃貸しており、これらは提出会社側で記載しております。 3 横浜工場の従業員数、東京工場及び鳴尾工場で勤務するフジッコNEWデリカ株式会社への出向者数は、フジッコNEWデリカ株式会社の従業員数に含めて記載しております。…