キリンホールディングス株式会社

証券コード: 2503 / 対象年度: 2023 / 提出日: 2024-03-28
業種 食料品

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

発酵・バイオテクノロジーを核とした技術力を基盤に、酒類・飲料事業(食領域)と医薬事業(医領域)を展開する企業グループです。さらに、独自の強みを活かしたヘルスサイエンス領域の拡大にも注力しており、社会課題の解決と経済的価値の創出を両立させるCSV経営を推進しています。

主な事業領域

発酵・バイオテクノロジーを核とした技術力を基盤に、酒類・飲料事業および医薬事業を展開。さらにヘルスサイエンス領域の拡大にも取り組んでいます。

主な製品・サービス

  • ビール
  • 発泡酒
  • 新ジャンル
  • 洋酒
  • 清涼飲料
  • 医薬品
  • 健康食品(サプリメント等)

ビジネスモデル

独自の技術力を基盤とした製品開発と販売、および持株会社としてグループ戦略の策定・モニタリングを行う。

セグメント・事業構成

「国内ビール・スピリッツ」「国内飲料」「オセアニア酒類」「医薬」「その他(ワイン、北米飲料、バイオケミカル等)」の5つの主要な区分で構成される。

戦略・方向性

長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」に基づき、食領域の利益増大、医領域のグローバル基盤強化、ヘルスサイエンス領域の拡大を推進。CSV経営を通じて社会課題解決と企業価値最大化を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 発酵・バイオテクノロジーのコア技術
  • 多角的な事業ポート1フォリオ(食・医・ヘルスサイエンス)
  • 高い評価を受けるESG/サステナビリティへの取り組み

課題として読み取れる点

  • 原材料価格の高騰への対応
  • 地政学リスクやインフレ、為替変動等の不確実な外部環境への対応

確認ポイント

  • ヘルスサイエンス領域の成長加速
  • グローバル市場における医薬事業の展開状況
  • CSV経営による企業価値向上への寄与度

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に、事業内容、セグメント構成、経営戦略、サステナビリティへの取り組みが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 1 / 5

有報ナビによる整理

食領域では、原材料・燃料価格の高騰や新規事業の成否が課題であり、これらに対し過去の知見に基づく対応策や地政学リスクの注視で対応。医領域では、製品品質・安定供給、研究開発、医療費抑制による価格引き下げリスクがあり、品質保証体制の強化やデジタル化、価値評価の多角化で対応。ヘルスサイエンス領域では、新事業の立ち上げに伴うブランド毀損や組織能力不足のリスクに対し、ガバナンス強化と組織能力向上で対応。共通リスクとして、人財確保、DX推進の遅れ、品質問題、サプライチェーン分断(自然災害・地政学)、調達コスト(為替・市況)の変動、サイバー攻撃、コンプライアンス違反等が挙げられ、これらに対しBCP策定、ヘッジ、情報セキュリティ体制の構築等でリスク低減を図っている。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

キリンホールディングスは、食・医・ヘルスサイエンスを軸とした「KV2027」長期経営構想に基づき、非常に明確な成長戦略を有している。特に新領域のヘルスサイエンスにおいて積極的な投資とM&Aを通じた規模拡大を図りつつ、既存事業での高付加価値化による収益性向上を目指す。資本政策も配当維持と成長投資のバランスを重視しており、経営方針が極めて明確で将来への期待が高い。

成長方針

「食」「医」「ヘルスサイエンス」の3本柱で構成されるポートフォリオ戦略(KV2027)に基づき、特に新領域であるヘルスサイエンスでの成長加速と、既存事業における高付加価値・高単価商品の展開による収益性向上を目指す。

資本政策

配当性向40%以上を維持しつつ、成長投資(特にヘルスサイエンス領域)への優先的な資源配分を行う。M&Aによる規模拡大と非コア事業の売却による資金創出を組み合わせ、バランスシートの最適化を図る。

リスク対応方針

リスクマネジメントを経営の基盤とし、食・医・ヘルスサイエンス各分野固有のリスク(原材料価格、品質保証、サプライチェーン等)に対し、独自の管理体制と高度な技術力(発酵・バイオテクノロジー)による対応力を強化。DXや人財育成を通じた組織能力向上も推進。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

キリンホールディングスは、伝統的な飲料・酒類事業を基盤としつつ、バイオテクノロジーを核としたヘルスサイエンスおよび医薬事業への戦略的投資を加速させている。特に「プラズマ乳酸菌」などの独自技術を活用した新領域での成長と、DXによる組織能力の強化が競争力の源泉となる。M&Aを通じたポートフォリオの最適化と、持続可能な経営(CSV)に向けた環境・品質への投資も積極的に行っている。

設備投資の方向性

基盤投資および成長投資を重視。特にヘルスサイエンス領域における設備投資と、医薬事業のグローバルな生産・営業基盤構築に向けた投資を積極的に推進。また、非コア事業の売却による資金捻出とM&Aを通じたポートフォリオ強化を図る。

研究開発・商品開発

発酵およびバイオテクノロジーを核とした技術開発に注力。ヘルスサイエンス領域でのプラズマ乳酸菌関連の研究・製品化、医薬分野における次世代パイプラインの拡充(特に免疫系や希少疾患等)、およびDXを通じた業務プロセス改革と効率化を推進。

投資・変化テーマ

  • バイオテクノロジー
  • ヘルスサイエンス
  • DX推進
  • M&Aによる事業拡大
  • サステナビリティ投資

関連キーワード

  • 発酵技術
  • バイオテクノロジー
  • 生成AI
  • デジタル技術
  • プラズマ乳酸菌
  • サプライチェーン管理(SCM)の高度化

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2023-01-01 〜 2023-12-31 表示状況表示可能

提出日: 2024-03-28

財務情報

業績

収益

2.13兆円
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収益
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1,502.94億円
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税引前利益

1,970.49億円
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1,126.97億円
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財政状態・流動性

総資産

2.87兆円
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資本

1.43兆円
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親会社所有者帰属持分

1.13兆円
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現金及び現金同等物

1,313.99億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+2,032.06億円
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-2,260.91億円
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+359.09億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

622.39億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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2023-01-01 〜 2023-12-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抽出本文 / 原文長 約937文字

3 【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社171社、持分法適用会社30社によって構成されております。当社は、持株会社として、グループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への専門サービスの提供を行っております。当社グループの主な事業の内容と主な会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 また、当社は特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 <国内ビール・スピリッツ事業> 麒麟麦酒㈱(連結子会社)を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。 <国内飲料事業> キリンビバレッジ㈱(連結子会社)を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。 <オセアニア酒類事業> LION PTY LTD(連結子会社)を統括会社としてオセアニア地域等におけるビール、洋酒等の製造・販売を行っております。 <医薬事業> 協和キリン㈱(連結子会社、東京証券取引所プライム市場上場)を統括会社として医薬品の製造・販売を行っております。 <その他> メルシャン㈱(連結子会社)は、日本における酒類の輸入・製造・販売を行っております。Coca-Cola Beverages Northeast,Inc.(連結子会社)は、米国におけるコカ・コーラ製品の製造・販売を行っております。協和発酵バイオ㈱(連結子会社)は、医薬品原料、各種アミノ酸、健康食品の製造・販売を行っております。Blackmores Limited(連結子会社)は、アジア・パシフィックにおいてサプリメント等の健康食品の製造・販売を行っております。SAN MIGUEL BREWERY INC.(持分法適用会社)は、フィリピン等におけるビールの製造・販売を行っております。㈱ファンケル(持分法適用会社)は、日本における化粧品、健康食品の製造・販売を行っております。 事業の系統図及び主要な会社名は次のとおりであります。

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約7903文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 当社は2019年度に、2027年に向けた新たなキリングループ長期経営構想である「キリングループ・ビジョン2027」(略称:KV2027)を策定しました。また、KV2027の実現に向けて、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針である「キリングループCSVパーパス」(略称:CSVパーパス)を策定しました。 長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」 キリングループは、グループ経営理念及びグループ共通の価値観である“One KIRIN”Values のもと、食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となることを目指します。 食から医にわたる領域における価値創造に向けては、既存事業領域である「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループならではの強みを 活かし た「ヘルスサイエンス領域」を立ち上げました。「ヘルスサイエンス領域」では、キリングループ創業以来の基幹技術である発酵 &バイオテクノロジー に磨きをかけ、これまで培ってきた組織能力や資産を 活用し 、キリングループの次世代の成長の柱となる事業を育成しています。また、社会課題 の解決をグループの成長機会と捉え 、イノベーションを実現する組織能力をより強化し、持続的な成長を可能にする事業ポートフォリオを構築しています。 持続的成長のための経営諸課題「グループ・マテリアリティ・マトリックス:GMM」 キリングループは、社会とともに、持続的に存続・発展していく上での重要テーマを事業へのインパクトとステークホルダーへのインパクトの2つの観点から評価し、「持続的成長のための経営諸課題(グループ・マテリアリティ・マトリックス:GMM)」に整理しています。GMMは時間の経過とともに変化していくものと捉え、中期経営計画策定(3年)ごとに再評価し、改訂しています。 2022年中期経営計画の策定に合わせ、新型コロナウイルス感染症の拡大をはじめとする環境変化やステークホルダーからの期待を踏まえて、GMMの粒度を細分化して重要性を再評価することにより、社会的要請への適合度を高めました。 ※各象限内の重要性に差異はありません。 「キリングループCSVパーパス」 GMMに基づき、当社は「酒類メーカーとしての責任」を果たすことを前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の4つの領域の課題解決を目指しており、これを「CSVパーパス」と定めています。また、具体的なアクションプランをCSVコミットメントとして、成果指標を会社別により具体化して目標値を設定し、グループ各社の取り組みに繋げています。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約7903文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 当社は2019年度に、2027年に向けた新たなキリングループ長期経営構想である「キリングループ・ビジョン2027」(略称:KV2027)を策定しました。また、KV2027の実現に向けて、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針である「キリングループCSVパーパス」(略称:CSVパーパス)を策定しました。 長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」 キリングループは、グループ経営理念及びグループ共通の価値観である“One KIRIN”Values のもと、食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となることを目指します。 食から医にわたる領域における価値創造に向けては、既存事業領域である「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループならではの強みを 活かし た「ヘルスサイエンス領域」を立ち上げました。「ヘルスサイエンス領域」では、キリングループ創業以来の基幹技術である発酵 &バイオテクノロジー に磨きをかけ、これまで培ってきた組織能力や資産を 活用し 、キリングループの次世代の成長の柱となる事業を育成しています。また、社会課題 の解決をグループの成長機会と捉え 、イノベーションを実現する組織能力をより強化し、持続的な成長を可能にする事業ポートフォリオを構築しています。 持続的成長のための経営諸課題「グループ・マテリアリティ・マトリックス:GMM」 キリングループは、社会とともに、持続的に存続・発展していく上での重要テーマを事業へのインパクトとステークホルダーへのインパクトの2つの観点から評価し、「持続的成長のための経営諸課題(グループ・マテリアリティ・マトリックス:GMM)」に整理しています。GMMは時間の経過とともに変化していくものと捉え、中期経営計画策定(3年)ごとに再評価し、改訂しています。 2022年中期経営計画の策定に合わせ、新型コロナウイルス感染症の拡大をはじめとする環境変化やステークホルダーからの期待を踏まえて、GMMの粒度を細分化して重要性を再評価することにより、社会的要請への適合度を高めました。 ※各象限内の重要性に差異はありません。 「キリングループCSVパーパス」 GMMに基づき、当社は「酒類メーカーとしての責任」を果たすことを前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の4つの領域の課題解決を目指しており、これを「CSVパーパス」と定めています。また、具体的なアクションプランをCSVコミットメントとして、成果指標を会社別により具体化して目標値を設定し、グループ各社の取り組みに繋げています。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約9799文字

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 詳細につきましては、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等]内、連結財務諸表注記」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績の状況 ①事業全体の状況 2023年、日本国内では、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の感染症法上の位置付けが5類に移行し、社会生活や働き方がふたたび変化した1年でした。人の移動が活発になり、街は賑わいを取り戻しつつあります。一方、世界では様々な地域で地政学リスクが高まり、世界的なインフレや為替変動等が続いています。加えて、地球温暖化による新たな感染症のリスク増大や、生成AIをはじめとしたITテクノロジーが急速に進化するなど、消費者の価値観や行動、社会の変化はますます複雑で先行きが見通せない時代です。 キリングループは、創業以来一貫して発酵・バイオテクノロジーをコア技術とし、酒類・飲料事業だけでなく、医薬事業にも強みを持つ、世界でも類を見ない企業グループへ進化を続けています。 このコア技術を背景に、「プラズマ乳酸菌」等特長ある素材を生かしたヘルスサイエンス事業に2019年から取り組んでいます。 健康課題のみならず、社会が抱える課題をキリングループの強みで解決し、同時に企業としての経済的価値を創出し企業価値の最大化を実現していきます。 2023年のキリングループは、不確実性が高まる厳しい環境下でも、着実に成果を上げました。長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」(略称:KV2027)のもと、「キリングループ 2022年-2024年中期経営計画」(略称:2022年中計)の達成に向け、食領域の利益増大や医領域のグローバル基盤強化、ヘルスサイエンス領域の拡大を推進しました。 ・食領域 酒類・飲料事業では、国内外で主力ブランドの強化と、新たな成長エンジン育成に向けた高付加価値商品の拡大に取り組みました。また、原材料価格の高騰など厳しい環境下でもコスト削減や価格改定で対応し、収益性改善に取り組みました。 ・医領域 協和キリン㈱では、グローバル戦略品の価値最大化に注力しました。また、次世代パイプラインの拡充と将来の医療ニーズへの対応に向けて英国のバイオ医薬品メーカー、Orchard Therapeutics plcの株式取得のための契約を締結するなど、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、持続的成長に向けた基盤強化を進めました。…

セグメント関連

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(2) 報告セグメントに関する情報 各報告セグメントに関連する情報を以下に記載しております。 前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 調整額 (注2) 連結 国内ビール・ スピリッツ 国内飲料 オセアニア 酒類 医薬 外部顧客からの 売上収益 663,522 243,257 255,900 397,863 428,925 1,989,468 セグメント間 売上収益 1,976 2,513 91 507 74,819 △ 79,907 665,498 245,770 255,991 398,371 503,744 △ 79,907 1,989,468 セグメント利益(注3) 74,660 18,786 31,545 82,462 37,545 △ 53,838 191,159 その他の営業収益 29,454 その他の営業費用 104,594 金融収益 10,978 金融費用 6,478 持分法による投資利益 22,780 持分法で会計処理されている投資の売却益 48,088 税引前利益 191,387 (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 調整額 (注2) 連結 国内ビール・ スピリッツ 国内飲料 オセアニア 酒類 医薬 セグメント資産 432,140 133,184 546,729 880,281 885,775 △ 335,845 2,542,263 その他の項目 減価償却費 及び償却費 16,409 6,982 15,106 18,319 18,922 10,199 85,937 減損損失(金融 資産を除く) 3,525 17,979 44,696 66,200 減損損失戻入益 231 12,921 13,152 持分法で会計処理されている投資 10,090 8,960 342,714 361,764 資本的支出 17,940 9,326 13,107 33,298 30,421 12,708 116,799 (注) 1 「その他」の区分は、国内ワイン事業、北米飲料事業、バイオケミカル事業等を含んでおります。 2 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない費用が含まれております。当該費用は、主に純粋持株会社である当社のグループ管理費用及び機能分担子会社において発生する複数の報告セグメントに関わる管理費用であります。 (2) セグメント資産の調整額は、セグメント間債権債務消去及び各報告セグメントに配分していない資産が含まれております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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3 【事業等のリスク】 (1) リスクマネジメントの考え方 キリングループでは、経営目標の達成や企業の継続性に大きな影響を与える不確実性を「リスク」、ある時点を境にリスクが顕在化し対応に緊急性を要するものを「クライシス」と定義しており、お客様、従業員、株主および社会から長期的な信頼を獲得できるよう、以下の考え方のもとリスクマネジメントシステムを構築・運用することで、事業活動上で発生するさまざまなリスクを特定し、適切にコントロールしていくことを基本方針としています。なお、リスク情報は、当社ホームページなどを通じて適時適切に開示してまいります。 (基本方針) ① 経営理念および価値観のもと、経営目標の達成や企業の継続性を確保し、企業の社会的責任を果たし、中長期的な企業価値の向上を目的として、リスクマネジメントを実行する。 ② 戦略とリスクを一体で検討を行い、適切なリスクテイクを実現する。 ③ リスクマネジメントの推進のため、組織や仕組みを整え、環境変化に柔軟に対応できる組織能力の向上を図る。 ④ 平時からリスクの洗い出しを行い、企業活動に伴うさまざまなリスクを把握の上、リスクの特定・分析・評価・対策+モニタリングを行い、リスクへの適切な対応(保有、低減、回避、移転)を行っていく。 ⑤ リスクマネジメントは全社員が参画して取り組む活動であるとの認識を持ち、教育や訓練等の啓発活動を通じて、リスクへの感度の醸成を図る。 ⑥ クライシスに対しては、未然防止を徹底するとともに、早期発見、迅速な報告・情報共有・対応を通じ、影響を最小化する。クライシスの対応後には、その発生要因・対処法などを分析し、再発防止に努める。 ⑦ 会社におけるリスクの内容や対策等のリスク情報について、適時、ステークホルダーに対し適切な情報開示を行う。 (2)リスクマネジメント体制及び、グループ重要リスクの確定プロセスとモニタリング キリングループでは、キリンホールディングスの常務執行役員以上で構成され、リスク担当執行役員が委員長を務める「グループリスク・コンプライアンス委員会」を設置しています。同委員会は、リスク情報の収集やグループリスク方針の立案、リスク低減に向けた取り組み、クライシス発生時の情報共有や対策の検討、グループ会社への必要な指示や支援など、リスクマネジメント活動の全般を統括しています。また、取締役会ではグループ重要リスクの審議や報告を通じ、リスクマネジメントの有効性を監督しています。(図1) グループ重要リスクの確定プロセスについては、各年度で設定するキリングループのリスクマネジメント方針に基づき、グループ会社で戦略・事業遂行上のリスクや重大なクライシスに転ずる可能性のあるリスクを検討し抽出しています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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サステナビリティ

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2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 経営理念・長期経営計画に基づき、当社は気候変動や人的資本等のサステナビリティに関連する課題について、リスク低減のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識し、CSV経営を積極的・能動的に推進することで、中長期的な企業価値の向上とサステナビリティ課題の解決の両立を目指しています。当社はサステナビリティ課題全般およびテーマごとに、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の観点から考え方を整理し、取り組みを強化しています 。 (1)サステナビリティ課題全般 項目 内容 ガバナンス 当社はサステナビリティに関する重要事項について、グループ経営戦略会議及び取締役会で審議・決議しています。また、当社はCSV経営を推進していくため、キリンホールディングス社長を委員長としてグループCSV委員会を年3回実施し、CSVの方針・戦略および取り組み計画策定のための討議や計画実行状況のモニタリングを行っています。その内容を取締役会に報告し、議論の結果をグループ全体戦略に反映させています。 グループCSV委員会開催報告 https://www.kirinholdings.com/jp/impact/csv_management/promotion_impact/#link-1648082512 環境・健康・従業員という3つのテーマで設定したグループ非財務目標を、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役員の業績評価に反映させています。それらについては、 1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](2)中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 に記載しています。 グループCSV委員会の討議を踏まえ決定されたCSVの方針・戦略の実効性を高めるため、キリンホールディングス各部門および主要事業会社企画部門の実務担当者で構成されるCSV担当者会議を設置し、情報共有と意見交換を行っています。(図1参照) グループCSV委員会の傘下には、グループ横断の会議体である、CSV戦略担当役員を議長とするグループ環境会議、人事総務戦略担当役員を議長とするグループ ビジネスと人権会議/グループ健康経営推進会議を設定し、サステナビリティに関する個別課題への対応を促進しています。(図2参照) サステナビリティ課題別会議開催報告 https://www.kirinholdings.com/jp/impact/csv_management/promotion_impact_sustainability/ (図1) (図2) 戦略 ①グループ・マテリアリティ・マトリックス 当社は社会とともに持続的に存続・発展していくうえでの重要課題をグループ・マテリアリティ・マトリックス(GMM)に整理しています。…

研究開発活動

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(2) 研究開発費及びソフトウェア開発費 期中に費用認識した研究開発費は、前年度及び当年度においてそれぞれ 74,289百万円 及び 84,920百万円 であり、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しております。なお、期中に費用認識したソフトウェア開発費は、前年度及び当年度においてそれぞれ 7,096百万円 及び 286百万円 であり、連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しております。 9.非金融資産の減損 (1) 資金生成単位 当社グループは投資の意思決定単位である各社の事業を資金生成単位としております。なお、のれんについては、内部管理目的でモニタリングする単位をもって資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しております。また、遊休資産については個別の物件を資金生成単位とし、本社・厚生施設等については独立したキャッシュ・フローは生み出しませんが、他の資金生成単位から生じるキャッシュ・フローに寄与していることから全社資産としております。 (2) 減損損失 前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) 減損損失のセグメント別内訳は、以下のとおりであります。 (単位:百万円) セグメント 減損損失額 主な資産の種類 国内ビール・スピリッツ 国内飲料 オセアニア酒類 3,525 建物及び構築物・機械装置及び運搬具・ソフトウェア 医薬 17,979 建設仮勘定・ソフトウェア仮勘定・その他の無形資産 その他 44,696 建物及び構築物・機械装置及び運搬具・工具器具及び備品・土地・建設仮勘定・のれん・ソフトウェア・ソフトウェア仮勘定・その他の無形資産 合計 66,200 医薬事業において、ザンデリシブ(開発番号:ME-401)の日本以外での共同開発中止の決定に伴う無形資産(仕掛研究開発費)の減損損失14,330百万円を計上しました。回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値をゼロとしております。 その他事業にはバイオケミカル事業 が含まれております。 当年度において、新型コロナ及び地政学リスクの顕在化に起因した世界的な原燃料高騰影響による収益性悪化などを受け、同事業に係る事業用資産について減損テストを実施しました。この結果、当年度において、バイオケミカル事業に係る非流動資産の減損損失42,957百万円を計上しました。 当該減損損失42,957百万円の主な内訳は、のれん12,874百万円、建物及び構築物11,351百万円、 機械装置及び運搬具11,305百万円であります。 なお、回収可能価額は、使用価値を基に測定しており、当該使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映させて作成され、経営陣によって承認された事業計画を基礎とした5ヵ年のキャッシュ・フロー見積額を現在価値に割り引いて算定しております。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約660文字

1 【設備投資等の概要】 当社グループは、効率的な生産体制の構築を図りながら、お客様のニーズにお応えする製品を提供するため、設備投資を行いました。当年度の設備投資の総額は 90,786 百万円であります。 国内ビール・スピリッツ事業では、主として麒麟麦酒㈱において、生産基盤の再構築、生産性の向上に向けて、工場の製造設備の新設・増設等を行いました。その結果、国内ビール・スピリッツ事業の設備投資額は 16,819 百万円となりました。 国内飲料事業では、キリンビバレッジ㈱において、 自動販売機の更新等を行ったほか、収益改善等のため工場の製造設備へ投資を行いまし た。その結果、国内飲料事業の設備投資額は 9,915 百万円となりました。 オセアニア酒類事業では、LION PTY LTDにおいて、生産設備の拡充・合理化などのため、製造設備等への投資を行いました。その結果、オセアニア酒類事業の設備投資額は 14,729 百万円となりました。 医薬事業では、協和キリン㈱において、生産設備の拡充・合理化及び研究開発力強化などのため、製造設備及び研究設備への投資を行いました。その結果、医薬事業の設備投資額は 17,678 百万円となりました。 その他の各事業の設備投資額は、 31,644 百万円となりました。 また、当年度において、減損損失 18,332百万円 を計上しております。減損損失の内容については、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等][連結財務諸表注記] 9.非金融資産の減損」に記載のとおりであります。

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約837文字

3 【配当政策】 当社は、2022年中計にて策定した資本政策に基づき、事業への資源配分及び株主還元について以下の通り考えております。 事業への資源配分については、ヘルスサイエンス領域を中心とした成長投資を最優先としながら、既存事業の強化・収益性改善に資する投資を行います。また、将来のキャッシュ・フロー成長を支える無形資産(ブランド・研究開発・ICT・人的資本など)及び新規事業創造への資源配分を安定的かつ継続的に実施します。なお、投資に際しては、グループ全体の資本効率を維持・向上させる観点からの規律を働かせます。株主還元についても、経営における最重要課題の一つと考えており、1907年の創立以来、毎期欠かさず配当を継続しております。「平準化EPSに対する連結配当性向40%以上」による配当を安定的かつ継続的に実施するとともに、自己株式の取得については、追加的株主還元として最適資本構成や市場環境及び投資後の資金余力等を総合的に鑑み、実施の是非を検討していきます。 当期の剰余金の配当につきましては、平準化EPSに対する連結配当性向40%以上に基づき、1株につき中間配当 34.5円 、期末配当 36.5円 とし、年間 71円 配当としました。 なお、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、毎事業年度における配当は期末と中間の2回行うこととしております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当につきましては取締役会であります。 (注) 基準日が当期に属する剰余金の配当に関する取締役会又は株主総会の決議年月日並びに各決議ごとの配当金の総額及び1株当たりの配当額は以下のとおりであります。 取締役会決議日 2023年8月8日 配当金の総額 28,007 百万円 1株当たり配当額 34.5 株主総会決議日 2024年3月28日 配当金の総額 29,630 百万円 1株当たり配当額 36.5

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約281文字

5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 2023年12月31日 現在 セグメントの名称 従業員数(人) 国内ビール・スピリッツ 4,356 [ 1,278 ] 国内飲料 3,408 [ 541 ] オセアニア酒類 3,956 [ 416 ] 医薬 5,974 [ 233 ] その他 11,203 [ 1,088 ] 全社(共通) 1,286 [ -] 合計 30,183 [ 3,556 ] (注) 1 従業員数は就業人員であります。 2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3 臨時従業員数には、派遣社員を除いております。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約3246文字

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、グループ経営理念及び当社グループ共通の価値観である“One KIRIN” Valuesのもと、当社グループ長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」(略称:KV2027)における「2027年目指す姿」を実現することが当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上につながるものと認識し、その実現を効果的、効率的に図ることができるガバナンス体制を構築します。 当社グループは、グループ経営理念及び経営理念に基づく「2027年目指す姿」を実現するためには各ステークホルダーとの協働が不可欠であることを認識し、それぞれの立場を尊重します。 当社グループは、株主・投資家に対し、透明性、公平性、継続性を基本に迅速な情報開示を行うとともに、株主・投資家との建設的な対話を積極的に行い、誠意をもって説明責任を果たします。 <グループ経営理念> キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。 <2027年目指す姿> 食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる。 <“One KIRIN” Values> 熱意、誠意、多様性 “Passion . Integrity . Diversity .” ② 企業統治の体制 の概要と当該体制を採用する理由 当社の企業統治体制は、以下のとおりです。 (概要及び当該体制を採用する理由) 当社は、食・医・ヘルスサイエンスの3領域を中核とした多様かつグローバルな事業展開を統括する体制として純粋持株会社制を採用しています。純粋持株会社である当社は、当社グループ全体戦略の策定と推進、各事業のモニタリング、グループ連携によるシナジー創出の推進、加えてサステナビリティを巡る課題への対応等の役割を担っています。 当社グループ各社は、お客様をはじめとしたステークホルダーにより近い場所で自律的かつスピーディな経営を行います。当社は、当社グループ各社の戦略ステージに合わせて適切な権限付与を行うとともに、当社グループ各社へ取締役を派遣することで各社の取締役または取締役会を通じたガバナンスの向上を図ります。当社主要グループ会社については、当社の取締役又は執行役員が各社の取締役を兼務します。 当社は、監査役会設置会社を採用し、ステークホルダーにとって透明性の高いガバナンス体制を維持、向上するため、複数の社外取締役を含む取締役会が、複数の社外監査役を含む監査役会と緊密に連携し、監査役の機能を有効に活用しながら重要案件の最終意思決定を行うとともに、経営に対する監督機能の強化を図ります。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約1367文字

5 【経営上の重要な契約等】 (協和キリン㈱のアトピー性皮膚炎治療薬「KHK4083」の共同開発・販売に関する契約) 当社の連結子会社である協和キリン㈱(以下「協和キリン」)は、Amgen Inc.(以下「アムジェン」)とヒト型抗OX40モノクローナル抗体KHK4083の自己免疫疾患であるアトピー性皮膚炎等を対象とした共同開発・販売に関する契約を2021年6月1日付で締結し、本契約は米国の独占禁止法に基づく待機期間が終了したことを受けて、2021年7月31日に発効しております。 KHK4083は協和キリンが保有している「完全ヒト抗体作製技術」と抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高める「POTELLIGENT ® 技術」を利用したヒト型抗OX40モノクローナル抗体であり、活性化T細胞を選択的に減少させることが確認されています。現在、G7地域で約3,000万人以上が罹患しているアトピー性皮膚炎を対象として、本剤は米国、欧州、日本で開発が進められており、アトピー性皮膚炎の治療薬としてファーストインクラスになりうる開発品です。 ADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術を利用した抗体医薬品は、現在、がんや喘息などの治療分野で応用されています。このADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術は、多くの製薬会社にもライセンスされています。 当契約に基づき、アムジェンは本剤の開発や製造を主導し、協和キリンが単独で販売活動を担当する日本を除き、グローバルでの販売活動を主導します。また、両社は米国において本剤のコ・プロモーションを行い、協和キリンは米国以外(日本を除く欧州及びアジア)においてコ・プロモーションを行う権利を有しています。アムジェンは、前連結会計年度において協和キリンに400百万ドルの契約一時金を支払い、今後最大850百万ドルのマイルストンと全世界での売上に対するロイヤルティーを支払います。両社は、日本を除く全世界での開発費及び米国での販売にかかる費用を折半します。なお、日本を除く全世界の市場における本剤の売上はアムジェンに計上されます。さらにアムジェンは、子会社であるdeCODE Genetics社の独自データを活用し、KHK4083のさらなる開発可能性も検討します。 (Blackmores Limitedの株式取得について) 当社は、豪州企業Blackmores Limitedと、同社発行済株式100%の取得に関する契約を2023年4月26日に締結し、2023年8月10日に株式取得を完了しました。 詳細につきましては、「第5 [経理の状況] 1[連結財務諸表等] [連結財務諸表注記] 38.企業結合」に記載のとおりであります。…

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約3296文字

(6) 【大株主の状況】 2023年12月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式 (自己株式を 除く。)の 総数に対する 所有株式数の 割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 港区浜松町二丁目11番3号 144,197 17.76 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 中央区晴海一丁目8番12号 57,717 7.10 明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 千代田区丸の内二丁目1番1号 (中央区晴海一丁目8番12号) 31,346 3.86 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 17,856 2.19 SMBC日興証券株式会社 千代田区丸の内三丁目3番1号 16,127 1.98 STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A. (港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 15,928 1.96 SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON MASSACHUSETTS (中央区日本橋三丁目11番1号) 10,156 1.25 日本証券金融株式会社 中央区日本橋茅場町一丁目2番10号 10,048 1.23 JPモルガン証券株式会社 千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング 9,357 1.15 THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 240 GREENWICH STREET,NEW YORK,NY 10286, U.S.A. (港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 8,593 1.05 321,329 39.58 (注)1 当社は、自己株式102,215千株(11.18%)を保有しておりますが、上記大株主から除いております。…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100T4MO 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2024
使用モデル
gemma4:12b

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