事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3578文字
3 【事業の内容】 当社は、「アートやデザインを日常の暮らしに気軽に取り入れる」ライフスタイルの提案を目指して、ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエア、フラワー関連商品などを中心としたライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を主要な内容として事業を展開しております。販売先は、国内の100円ショップを主とした国内外の小売業者や卸売業者であります。 当社の事業は「ライフスタイル雑貨事業」の単一セグメントでありますが、取扱商品群としては以下のとおりとなります。 (1) ワンプライス商品事業 ギフトラッピング商品、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなどで、最終消費者向けに均一価格ショップにて販売される商品群であり、100円ショップを中心として、国内外の小売業者、卸売業者を通じて消費者に提供しております。『amifa』ブランドにて販売される商品と、販売先ブランド名にて提供している商品があります。 (2) プチプライス商品事業 希望小売価格100円を超える商品群をプチプライス商品と呼び、主な商品群は「フルール」、「OEM」、「一般小売商品」の3つで構成されています。 「フルール」分野は、花材を全国の花関連事業者へオンライン販売しています。fleur(フルール)はフランス語で「花」。「花、関連資材は、市場や卸、小売店を通して消費者に届く」という従来の流通経路ではなく、アミファで企画した商品を直接海外委託工場で製造し、全国へダイレクトにオンライン販売する流通を初めて実現しました。お客様の声をビビッドにいただいて製品作りを進めています。 「OEM」分野は、主に大手量販店、食品メーカーを取引先として、ラッピング商品、包装資材、販売促進用品などを受注生産しています。単なる御用聞き商売ではなく、営業・開発チームが一丸となって、取引先の売上アップに貢献するためのコンサルティングから行っています。ワンプライス商品開発で培ったノウハウとデザイン力を「OEM」分野で活かせることが当社の強みとなっています。 「一般小売商品」分野は、希望小売価格200円~数百円単価の商品群です。2023年9月期現在はまだ売上些少ですが今後注力してまいります。この価格帯で高付加価値・競争力のある商品を作るという高い目標は、企業価値を高め、主力のワンプライス事業強化にもつながると考えています。キッチンやインテリアのカテゴリーからスタートして、着実にしっかりと成長させていきたいと考えています。 当社商品のターゲットは主に女性で、いわゆる日用品や生活必需品などの無いと生活に困る商品というよりも、あったら暮らしが楽しくなる、いわゆる嗜好品を中心としているために、消費者の心の琴線に触れる商品であることが大切と考えております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約671文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、3年間の基本的な経営戦略を毎年度見直し、策定しております。2023年10月20日に創業50周年となり、次の新たな50年に向けての成長戦略「GO NEXT 50」を策定し、売上高100億円の早期実現、さらには未来の300億円企業を目指してまいります。これからの3年間において、以下の重点戦略を引き続き維持・加速してまいります。 ① ワンプライス(100円)商品のさらなる強化とプチプライス(100円超)商品の拡大 ② ICT(情報通信技術)の推進 ③ アミファの世界観を実現するプロフェッショナル集団への進化 (3) 経営環境 当事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する行動制限もなくなり、最低賃金の改定等賃上げの広がりもあり、個人消費を中心に経済活動に回復の動きが見られましたが、一方で、急激な円安の進行や、ロシアのウクライナ侵攻の長期化によるエネルギー価格や原材料価格の上昇が続いており、諸物価の高騰の中、先行き不透明な状況で推移いたしました。 こうした環境下、ウィズ・コロナが日常となり、消費者の嗜好品ニーズが復活してきた中で、当社は消費者のニーズ、シーズを捉えた新商品、新企画に積極的に取り組み、大幅な増収を達成することが出来ました。さらに円安、資源価格高騰等も踏まえ、物流費をはじめとして積極的な原価低減、生産性向上に努めました。しかし、これらの取り組みも、急激な円安により、損益面では厳しい状況となりました。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1294文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は株式公開会社としての社会的責任を果たし、事業を発展させ、永続的な成長を図っていくために、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 多様化する趣味嗜好に合わせたスピード感ある新商品開発 当社の販売するライフスタイル雑貨は、人々の身近な暮らしの中にアートやデザインをお届けすることで、楽しみや安らぎ、ワクワクする時間を提供するものです。SNSの利用が日常化し、「推し活」、「オタ活」など、趣味嗜好が多様化する中で、ライフスタイル雑貨に求められる価値も常に変化しています。こうした変化をいち早く捉え、環境への配慮、価格優位性も磨きながら、消費者の方々に高い付加価値の実感と大きな満足感を感じていただける新企画・新商品開発をスピード感を持って取り組んでまいります。 ② ワンプライス商品の利益率向上とプチプライス商品の拡大 当社は、100円ショップで販売する小売価格100円の商品群をワンプライス商品、100円超で販売する高額商品群をプチプライス商品として区分し、それぞれ戦略を立てております。ワンプライス商品は企画力、デザイン力の高さが評価され、売上は引き続き好調ですが、円安に伴う輸入原価上昇を受けて利益率が減少しました。そのため、適正利潤確保を目指すため、商品内容、材料の見直しなどをさらに進めてまいります。プチプライス商品は、新たな販売チャネルへの営業努力と新商品カテゴリー開拓を並行して進めることで拡大を進めてまいります。 ③ サプライチェーンの強化 当社は、恒常的に品質の維持・向上を図り、低価格で良質な商品を提供し続けることが、得意先様の信頼と消費者の方々からのリピート率の向上につながるものと認識しており、品質管理体制の強化に一層努めてまいります。また、販売計画を大きく上回る需要があった場合、欠品による販売機会損失が生じます。そこで生産能力を一層強化することと併せて需要予測精度を高める取り組みを行い、安定した生産体制を目指してまいります。 ④ ICT(情報通信技術)の基盤強化 当社の総出荷数量は年間1億50百万個に及び、その種類も3千アイテム以上と多岐に亘り、商品の約95%を海外で生産しています。出荷能力向上とスピードアップが付加価値に直結するため、企画・製造・販売の各段階を遅滞なく効率的にハンドリングするためのICT基盤強化を行い、競争力の向上に努めてまいります。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したことで、出社とリモートワークを組み合わせた勤務形態が平準化し、働き方改革も進みました。今後はAIの活用など新たなICT活用に取り組んでまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約4614文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)に関する経営成績の状況及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 増減及び増減率 自 2021年10月1日 至 2022年9月30日 自 2022年10月1日 至 2023年9月30日 増減 増減率(%) 売上高 5,919,488 8,131,382 2,211,893 37.4 売上原価 3,542,737 5,430,019 1,887,281 53.3 販売費及び一般管理費 2,081,253 2,519,767 438,513 21.1 営業利益 295,497 181,596 △113,901 △38.5 営業外収益 418 24,650 24,232 5,795.8 営業外費用 35,529 3,518 △32,010 △90.1 経常利益 260,386 202,728 57,657 △22.1 税引前当期純利益 260,386 202,728 △57,657 △22.1 法人税等 38,314 55,292 16,977 44.3 当期純利益 222,071 147,436 △74,635 △33.6 (売上高) 消費者が新しい生活様式に慣れ、徐々に日常を取り戻す中で当社が主力とする嗜好品を好む余裕が生まれてきたことを踏まえ、当社では変化する消費者マインドを深くリサーチしてタイムリーな商品提供に注力してきました。その効果が「イエナカ消費(巣ごもり消費)」の需要を的確に捉えた商品や小売価格100円より高価に感じられる「高見え」商品群のヒットとして現れ、販売は好調に推移しました。また、上期はクリスマスやバレンタインといったイベント関連商品の販売数の増加が売上高を牽引しました。さらに、ライセンス企画商品の拡大、年度を通じて販売できる「通年型商品」の企画・開発・販売にも力を入れて取り組んだ結果、下期も売上高が堅調に推移し、通期で前年を大きく上回りました。 この結果、 売上高は8,131,382千円 と前年同期比 2,211,893千円増加 ( 37.4%増 )いたしました。 また、ライフスタイル雑貨の商品群別累計売上高は、「ワンプライス商品」が 7,723,490千円 と前年同期比 2,129,882千円 ( 38.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約50文字
【セグメント情報】 当社はライフスタイル雑貨事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
抽出本文
/ 原文長 約1001文字
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日 ) 当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日 ) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 株式会社セリア 3,119,352 52.7 4,396,746 54.1 株式会社大創産業 1,476,560 24.9 1,882,452 23.2 株式会社キャンドゥ 654,815 11.1 1,003,217 12.3 (5) 資本の財源及び資金の流動性に関する情報 当社の資金需要の主なものは、商品の仕入れ代金の支払いから販売代金の入金までの期間の運転資金であります。事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としておりますが、 当事業年度において売上の急拡大に伴う運転資金の増加に対応するため、当座貸越契約に基づく短期借入金を調達しております。 運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行3行と当座貸越契約(総額3,000,000千円)を締結しており、 当事業年度の末日における借入金残高は当座貸越契約に基づく短期借入金 1,300,000千円 であります。 また、現金及び現金同等物の残高は 876,207千円 となっております。適正利潤の確保に加え、売掛債権及び棚卸資産の管理を徹底することにより、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めてまいります。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、会計年度における資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える将来に関する見積りを実施する必要があります。経営者は、これらの見積りについて、事業年度末において過去の実績やその他の様々な要因を勘案し、総合的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、将来においてこれらの見積りとは異なる場合があります。 当社の財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 (注記事項)」に記載しております。