事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1074文字
3【事業の内容】 当社グループは、2020年11月30日現在、当社及び子会社7社 (㈱エスプールヒューマンソリューションズ、㈱エスプールプラス、㈱エスプールロジスティクス、㈱エスプールリンク、㈱エスプールセールスサポート、ブルードットグリーン㈱、世霹股份有限公司(Shipeee)) により構成されております。 当社グループの事業における当社及び当社子会社の位置付け、並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 [ ビジネスソリューション事業 ] ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者雇用を希望する企業に同社が運営する農園を貸し出し、主に知的障がい者を企業が直接雇用し、収穫した野菜を従業員の健康促進に役立てる福利厚生プログラムの提供を行っています。また、株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるプロフェッショナル人材サービスを提供しています。 後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを提供しています。また、株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。ブルードットグリーン株式会社は、CO2の排出量算出やカーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供しており、2020年6月に子会社となりました。 [人材ソリューション事業] 人材ソリューション事業は、人材派遣サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンター等のオフィスサポート業務と、スマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを主に展開しています。サービスの特徴は、フィールドコンサルタント(FC)と呼ばれる同社の従業員と派遣スタッフをチームで派遣する「グループ型派遣」の形態を採用している点になります。派遣先に配置されたFCが、現場で派遣スタッフを手厚くフォローすることで、未経験者を短期間で育成できるだけでなく定着率の向上にもつながり、顧客満足度の向上とシェア拡大に寄与しています。 (事業系統図)
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3043文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社経営の基本方針 当社グループは、「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、社会課題を解決する」を企業理念に掲げております。事業活動を通じて社会課題を解決するソーシャルビジネスを推進することで、新たな社会的価値を創造し、社会にとって必要不可欠な存在となることを目標としております。また、経営面では、ポートフォリオ経営を基本方針とし、社会貢献性及び付加価値が高く、景気変化に強い事業を異なる事業領域で複数展開してくことで、いかなる環境変化にも負けない企業体となることを目指しております。 国内経済においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、依然として先行きは不透明な状況となっております。このような中、ビジネスソリューション事業においては、景気変化の影響が相対的に小さい障がい者雇用支援サービス、コロナ禍においても市場拡大が続く通販の発送代行サービス(ロジスティクスアウトソーシングサービス)を中心に事業拡大に取り組んでまいります。障がい者雇用支援サービスでは、障がい者雇用を定める法定雇用率が2021年3月より2.2%から2.3%に引き上がることから、企業の障がい者雇用に対する関心が高まっております。これら需要の積極的な取り込みを図るため、大阪エリアに農園を初開設し、三大都市圏全てでのサービスの提供を開始いたします。巣ごもり消費の拡大により追い風が続くロジスティクスアウトソーシングサービスについては、通販の発送代行サービスの拡大に向けて、つくばセンターの拡大移転を進めてまいります。一方、人材ソリューション事業においては、有効求人倍率の低下など足元では人材派遣需要に対する逆風が強まっていますが、当社グループが得意とするコールセンター業務については、コロナ禍の中でも人材需要は堅調に推移しております。強みであるグループ型派遣を強化し、顧客内シェアを高めるNo.1戦略をより一層推進するとともに、新規顧客獲得による総合的な底上げを図ってまいります。 また、新たな成長機会の獲得を目指し、今後の市場拡大が期待される環境ビジネス分野での事業展開にも積極的に取り組んでまいります。同分野においては、CO2の排出量算出やカーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供するブルードットグリーン株式会社(2020年6月に子会社化)を中心に展開してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために収益性を重視しております。その指標としましては、連結売上高営業利益率10%以上の継続的な維持を目指しています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3043文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社経営の基本方針 当社グループは、「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、社会課題を解決する」を企業理念に掲げております。事業活動を通じて社会課題を解決するソーシャルビジネスを推進することで、新たな社会的価値を創造し、社会にとって必要不可欠な存在となることを目標としております。また、経営面では、ポートフォリオ経営を基本方針とし、社会貢献性及び付加価値が高く、景気変化に強い事業を異なる事業領域で複数展開してくことで、いかなる環境変化にも負けない企業体となることを目指しております。 国内経済においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、依然として先行きは不透明な状況となっております。このような中、ビジネスソリューション事業においては、景気変化の影響が相対的に小さい障がい者雇用支援サービス、コロナ禍においても市場拡大が続く通販の発送代行サービス(ロジスティクスアウトソーシングサービス)を中心に事業拡大に取り組んでまいります。障がい者雇用支援サービスでは、障がい者雇用を定める法定雇用率が2021年3月より2.2%から2.3%に引き上がることから、企業の障がい者雇用に対する関心が高まっております。これら需要の積極的な取り込みを図るため、大阪エリアに農園を初開設し、三大都市圏全てでのサービスの提供を開始いたします。巣ごもり消費の拡大により追い風が続くロジスティクスアウトソーシングサービスについては、通販の発送代行サービスの拡大に向けて、つくばセンターの拡大移転を進めてまいります。一方、人材ソリューション事業においては、有効求人倍率の低下など足元では人材派遣需要に対する逆風が強まっていますが、当社グループが得意とするコールセンター業務については、コロナ禍の中でも人材需要は堅調に推移しております。強みであるグループ型派遣を強化し、顧客内シェアを高めるNo.1戦略をより一層推進するとともに、新規顧客獲得による総合的な底上げを図ってまいります。 また、新たな成長機会の獲得を目指し、今後の市場拡大が期待される環境ビジネス分野での事業展開にも積極的に取り組んでまいります。同分野においては、CO2の排出量算出やカーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供するブルードットグリーン株式会社(2020年6月に子会社化)を中心に展開してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために収益性を重視しております。その指標としましては、連結売上高営業利益率10%以上の継続的な維持を目指しています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3412文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により個人消費や企業活動が停滞したことで非常に厳しい状況で推移しており、経済活動に段階的な再開の動きが見受けられたものの、依然として先行きは不透明な状況となっております。 そのような中、当社グループは、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進してきたことにより、新型コロナウイルスの影響を上手く分散し、確実に増収増益を達成することができました。 主力の人材派遣サービスでは、コールセンター業務が好調を維持し、計画を大きく上回る水準で推移しました。計画に遅れが生じていた障がい者雇用支援サービスについても、営業活動及び障がい者の採用・教育活動が急回復し、当第4四半期では過去最高の売上・利益となりました。また、ロジスティクスアウトソーシングサービスにおいては、通販の発送代行サービスが巣ごもり消費の拡大を追い風に堅調に推移したほか、新型コロナウイルスの影響を最も受けたセールスサポートサービスについても、キャンペーン需要が急ピッチで戻ってきており、新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで回復しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は 21,009 百万円(前連結会計年度比19.9%増)、営業利益は 2,228 百万円(前連結会計年度比38.9%増)、経常利益は 2,229 百万円(前連結会計年度比37.1%増)、 親会社株主に帰属する当期純利益は1,580 百万円(前連結会計年度比46.0%増)といずれも過去最高を更新いたしました。 当連結会計年度のセグメント業績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。 (ビジネスソリューション事業) [事業概要] ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者雇用を希望する企業に同社が運営する農園を貸し出し、主に知的障がい者を企業が直接雇用し、収穫した野菜を従業員の健康促進に役立てる福利厚生プログラムの提供を行っています。また、株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるプロフェッショナル人材サービスを提供しています。 後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを提供しています。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1144文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年12月1日 至 2019年11月30日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)2 連結損益計算書計上額(注)3 ビジネスソリューション事業 人材ソリューション事業 売上高 (1)外部顧客への売上高 5,023 12,498 17,522 17,522 (2)セグメント間の内部売上高又は振替高 20 17 37 △ 37 5,043 12,516 17,559 △ 37 17,522 セグメント利益 1,514 1,183 2,698 △ 1,093 1,604 その他の項目 減価償却費 326 14 340 28 368 (注)1.当社グループは事業セグメントに資産の配分を行っていないため、資産の記載を行っておりません。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△1,093百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,093百万円であります。また、全社費用は、当社の管理部門に係わる費用であります。 (2)減価償却費の調整額28百万円は、各報告セグメントに配分していない共通資産及び当社の管理部門の減価償却費であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年12月1日 至 2020年11月30日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)2 連結損益計算書計上額(注)3 ビジネスソリューション事業 人材ソリューション事業 売上高 (1)外部顧客への売上高 5,787 15,222 21,009 21,009 (2)セグメント間の内部売上高又は振替高 37 27 65 △ 65 5,825 15,250 21,075 △ 65 21,009 セグメント利益 1,619 1,757 3,377 △ 1,148 2,228 その他の項目 減価償却費 453 21 474 24 499 (注)1.当社グループは事業セグメントに資産の配分を行っていないため、資産の記載を行っておりません。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△1,148百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,273百万円及びセグメント間取引調整額124百万円であります。また、全社費用は、当社の管理部門に係わる費用であります。 (2)減価償却費の調整額24百万円は、各報告セグメントに配分していない共通資産及び当社の管理部門の減価償却費であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約5484文字
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 (2018年12月1日から 2019年11月30日まで) 当連結会計年度 (2019年12月1日から 2020年11月30日まで) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) ㈱ベルシステム24 3,536 20.2 4,488 21.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 本項の全ての財務情報は、本書に記載している連結財務諸表及び財務諸表に基づいております。また、本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。 ② 財政状態 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末から701百万円増加し、 5,735 百万円 となりました。新型コロナウイルスの影響による不測の事態に対応できるよう臨時的な借り入れを実施したため、現金及び預金が395百万円増加しております。また、人材ソリューション事業を中心とした継続的な売上の増加に伴い、売上債権が329百万円増加しております。 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末から1,944百万円増加し、 5,569 百万円 となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が1,754百万円増加しております。また、ビジネスソリューション事業の拡大に対応するため、株式会社エスプール、株式会社エスプールプラス及び株式会社エスプールリンクの新拠点開設により敷金及び保証金が131百万円増加しております。 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末から1,068百万円増加し、 5,674 百万円 となりました。前述の新型コロナウイルスの影響への対策のため、短期借入金を900百万円借り増ししております。また、業容の拡大に伴って、未払消費税等が256百万円増加しております。 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末から144百万円増加し、 1,163 百万円 となりました。長期借入金の返済により85百万円減少し、農園の新規建設等により資産除去債務が167百万円、繰延税金負債が42百万円、それぞれ増加しております。…