事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、キヤノンマーケティングジャパン(株)とその連結子会社14社によって構成されており、グローバルに展開するキヤノングループの一員として、日本市場におけるキヤノン製品の販売、サービス、マーケティングに加え、独自事業としてITソリューションや産業機器、ヘルスケア等のビジネスを行っております。 当社グループの各事業内容と各関係会社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの主要な事業領域を一部変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (コンスーマ) 主に個人のお客さま向けのデジタルカメラやインクジェットプリンター等を販売しております。 (エンタープライズ) 主に大手、準大手・中堅企業向けに、キヤノンの入出力機器の販売及び業種ごとの経営課題解決に寄与するソリューションを提供しております。 (エリア) 主に全国の中小企業向けに、キヤノンの入出力機器の販売及び顧客の経営課題解決に寄与するソリューションを提供しております。 (プロフェッショナル) 各専門領域の顧客向けに、ソリューションを提供しております。 <プロダクションプリンティング> 主に印刷業向けに、高速連帳プリンター及び高速カット紙プリンター等を提供しております。 <産業機器> 主に半導体メーカー及びその他電子デバイスメーカー向けに、半導体製造関連装置、検査計測装置等を提供しております。 <ヘルスケア> 主に医療ヘルスケア分野向けに、ITソリューションの提供、システム開発、ネットワーク構築、ハードウエアを提供しております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約517文字
(1) 経営方針 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指して、「2021-2025 長期経営構想」及び「2022- 2025 中期経営計画」を策定いたしました。長期経営構想については、当社グループの企業理念である「共生」の考え方に基づき、事業活動を通じ社会課題を解決することが、社会と当社グループ双方の持続的な発展、いわゆるサステナビリティ経営そのものであるとした上で、策定しております。 中期経営計画については、長期経営構想における基本戦略に基づき、2025年ビジョン及び経営指標の実現に向けた実行計画として推進いたします。 (2025年ビジョン) 社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ (基本戦略) 1.事業を通じた社会課題解決による、持続的な企業価値の向上 2.高収益企業グループの実現 ・ITソリューション事業を成長の中核とした事業変革 ・顧客基盤を活かした顧客層別営業体制の強化 ・キヤノン製品事業の付加価値向上と更なる高収益化 3.経営資本強化による、好循環の創出 ・人材の高度化・エンゲージメント向上による事業成長の加速 ・戦略的事業投資による事業成長の加速
対処すべき課題
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/ 原文長 約451文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 わが国の経済は回復傾向になることが見込まれるものの、新型コロナウイルスの変異株をはじめ感染症による内外経済への影響や、半導体不足やサプライチェーンの混乱による供給制約、原材料価格の動向等により、先行き不透明な状況が続くものと見込まれます。 このような経済環境のもと当社グループは、キヤノン製品事業については、更なる収益性の強化を図っていくことが課題と捉えております。一方で、市場の拡大が見込まれるIT ソリューション事業については、収益性の向上を伴った売上の拡大を図っていくことが課題と捉えております。 また、当社グループは、2021年4月に発表しました2021-2025 長期経営構想で掲げたビジョン「社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ」の実現に向けて、2022-2025 中期経営計画を策定しました。2022-2025 中期経営計画で定めた、以下4つの基本方針の実行を通じて、業容の拡大と業績の向上に努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3529文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 (1) 業績 当期におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による、厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、変異株の出現による感染再拡大への懸念が生じていること等から、景気持ち直しの動きには引き続き弱さが見られます。個人消費は、持ち直しの動きがみられるものの、旅行や外食を中心に引き続き低調な状況が続いています。企業の設備投資については、海外経済の改善等もあり、持ち直しの動きが見られます。特に、IT投資については、金融業や製造業で投資意欲が高い状態にあり、好調に推移しています。なお、半導体不足やサプライチェーンの混乱による供給制約や、原材料価格の動向を背景に、製造業の一部で弱さが見られます。 このような経済環境のもと、当社グループは、注力している中高級のミラーレスカメラやRFマウントの交換レンズの販売拡大、企業の積極的なIT投資を背景としたSIサービスやデータセンターの売上拡大等により、売上高は5,520億85百万円(前期比1.3%増)となりました。 利益については、売上の増加に伴い、売上総利益が増加したことにより、営業利益は396億99百万円(前期比26.8%増)、経常利益は410億96百万円(前期比16.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は294億20百万円(前期比33.7%増)となりました。 各報告セグメントの業績は以下のとおりです。増減に関する記載は、前期との比較に基づいています。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、当期の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。 コンスーマ レンズ交換式デジタルカメラは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い市場は落ち込んだものの、当社はEOS Rシリーズ等の高単価なミラーレスカメラや、RFマウントの交換レンズ等が好調に推移し、売上は大幅に増加しました。 家庭用インクジェットプリンターについては、前期に在宅勤務やオンライン学習の需要が増加していたことに伴い台数が大きく伸びていた反動等により、出荷台数は減少となりました。一方で、高付加価値製品の構成比が高まったことや特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載した製品が伸びたことから、インクジェットプリンター全体の売上は増加しました。一方、インクカートリッジについては、カラープリントの減少等による市場の縮小に伴い、売上は減少しました。 ITプロダクトは、PC周辺機器やゲーミングPCの販売の伸びにより、売上は増加しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,294億71百万円(前期比3.8%増)となりました。セグメント利益については、135億72百万円(前期比10.5%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約961文字
3.報告セグメント、その他の事業セグメントのセグメント利益又は損失(△)及び調整額の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 コンスーマ エンター プライズ エリア プロフェッショナル 売上高 外部顧客への売上高 129,432 180,042 209,198 30,059 3,351 552,085 552,085 セグメント間の内部 売上高又は振替高 38 10,552 11,627 1,476 7,886 31,581 △ 31,581 129,471 190,594 220,826 31,536 11,238 583,667 △ 31,581 552,085 セグメント利益又は 損失(△) 13,572 13,856 12,045 2,488 △ 2,266 39,696 39,699 セグメント資産 45,913 110,214 67,621 20,157 2,220 246,128 280,289 526,418 その他の項目 減価償却費 468 7,176 1,923 296 27 9,892 354 10,246 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 858 9,493 2,023 135 55 12,566 68 12,634 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コールセンター及びBPOサービス事業を含んでおります。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。 (2)セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であります。全社資産は、主に提出会社での余資運用資金(現金及び有価証券)、本社土地、本社建物及び管理部門に係る資産等であります。 (3)減価償却費の調整額は、各報告セグメントに帰属しない本社建物等にかかる減価償却費であります。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各報告セグメントに帰属しない本社建物の設備投資額であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3767文字
3.総販売実績に対して10%以上に該当する販売先はありません。 3.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2022年3月29日)現在において、当社グループが判断しております。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たり、経営者の判断に基づく会計方針の選択と適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となりますが、その判断及び見積りに関しては連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性が伴うことから、これら見積りと異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 (流動資産) 当社グループにおける実質的資金である現金及び預金、有価証券、短期貸付金の合計額の増加78億94百万円、商品及び製品の増加74億87百万円、受取手形及び売掛金の増加20億39百万円等により、前連結会計年度末より157億32百万円増加し、3,960億82百万円となりました。 なお、売掛債権の保有日数は、前連結会計年度末と比べて3日長くなり、71日となっております。 また、在庫回転日数は、前連結会計年度末と比べて5日長くなり、23日となっております。 (固定資産) 保有上場株式の時価評価等による投資有価証券の増加60億50百万円、繰延税金資産の減少42億44百万円、主に西東京データセンター2号棟建設に伴う建物及び構築物の増加25億13百万円と建設仮勘定の増加8億15百万円等により、前連結会計年度末より40億80百万円増加し、1,303億36百万円となりました。 なお、有形固定資産は、新規取得による増加104億3百万円、減価償却による減少88億84百万円等により、前連結会計年度末より14億24百万円増加し、851億54百万円となりました。…