事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約797文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社18社で構成され、主に冷却ファン、電源機器、サーボモータを生産、販売しており、国内においては当社および国内連結子会社が、海外においては、各地域における連結子会社がそれぞれ担当しています。連結子会社はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。 したがって、当社グループは、生産、販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、各連結会社を集約し、日本、北米、ヨーロッパ、東アジア、東南アジアの5つを報告セグメントとしています。 (1) 日本 日本には、当社および連結子会社の山洋工業株式会社、山洋電気テクノサービス株式会社、山洋電気ITソリューション株式会社があります。 (2) 北米 北米には、連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。 (3) ヨーロッパ ヨーロッパには、連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。 (4) 東アジア 東アジアには、連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司、山洋電氣(香港)有限公司、台灣山洋電氣股份有限公司、SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.、上海山洋電气技術有限公司、山洋電气貿易(深圳)有限公司、中山市山洋電气有限公司、山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。 (5) 東南アジア 東南アジアには、連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.、SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。 〔事業系統図〕 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約998文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する記載は、有価証券報告書提出日現在において、将来に関する見通しおよび計画に基づき当社グループが合理的に判断したものであり、これらの記載は実際の成果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、人間社会における存在価値を高めることを目指し、次の企業理念を掲げています。 「私たち山洋電気グループは、すべての人々の幸せをめざし、人々とともに夢を実現します。」 この企業理念の遂行のために、次の6つの経営理念と私たち自身が遵守すべき行動規範を定め、企業活動をおこなっています。 ・ 社会や環境に対しては、企業活動を通じて、地球環境の保全および人類の繁栄に寄与する経営をします。 ・ お客さまやユーザに対しては、技術、製品、サービスを通じて、お客さまやユーザにとっての、新たな価値の創造が実現できる経営をします。 ・ 協力会社や取引会社に対しては、部品材料の取引、製造委託、共同開発を通じて、相互の技術の発展と共存共栄を目指す経営をします。 ・ 投資家や金融機関に対しては、健全かつ発展的な経営と、わかりやすい情報を通じて、投資メリットと信用を増大させる経営をします。 ・ 同業者や競争会社に対しては、技術提携や競争を通じて、産業の発展と技術の発展を共創する経営をします。 ・ 社員に対しては、仕事や会社生活を通じて、社員が自己実現を図れる会社とする経営をします。 (2) 目標とする経営指標等 当社グループでは、2021年4月から期間を5年とする「第9次中期経営計画」をスタートさせました。 ① 計画の目的 ・殻を破る。 ・山洋電気グループが、グローバル企業として「世界のトップブランド」を構築する。 ② 重要方針 ・私たちの強みを武器にすべての殻を破る。 ・新たな地域・新たな業界で市場を広げる。 ・新たな夢を実現する製品を開発する。 ・新たなビジネスを創り出す。 ・ナンバーワンの業務品質にする。 ・どんな変化も得意に出来る企業体質にする。 また、当社グループは持続的な成長のために、中長期的に重視すべき目標と経営指標を定めています。 ① フリー・キャッシュ・フローを重視した経営をする。 ② ROE 10%以上を目標とする。 ③ 営業利益率を重視した経営をする。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1710文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題等 ① 経営環境 当連結会計年度における世界経済は、急激な資源価格の高騰や、中国のロックダウンの影響などにより低迷しましたが、徐々に経済活動が活発化し、回復の兆しがみられました。一方、年度末にかけて金融引き締めの影響を受け、景気の後退が懸念される状況となりました。 日本経済は、製造業では、部品材料の供給が制約されながらも設備投資が堅調に推移し、景気は緩やかに回復しつつあります。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要は堅調に推移しました。 これらの前提のもとに翌連結会計年度(2024年3月期)は売上収益131,100百万円、営業利益16,600百万円、税引前当期利益16,800百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益12,500百万円を予想としています。 ② 対処すべき課題等 このような経営環境のもと、当社グループでは、現在、 第9次中期経営計画の達成に向けて、次の取り組みを推進しています。 ・ 品質・性能・信頼性において、「世界一の製品」を絶え間なく開発し続けること。 ・ 「殻を破る」をテーマに、新しいもの、新しいこと、新しいやり方を創出すること。 ・ 「狭くて深い」市場から「広くて深い」市場で、当社の製品が活躍できる場面を増やしていくこと。 ・ 新しいビジネス方法を拡大すること。 当連結会計年度の取り組みに対する主な成果は次のとおりです。 ・ 11件の新製品を開発し、精密測定機器、医療用機器業界からの新たなニーズに応えました。 ・ ヨーロッパにおけるビジネスのさらなる拡大を目指し、SANYO DENKI EUROPE S.A.のステッピングモータの組立工場を新設しました。営業拠点に組立工場を併設することで、ヨーロッパ市場への製品供給リードタイムを短縮し、カスタマイズ製品についてもさらに柔軟に供給できる体制を整備します。また、本工場の拡大に伴いSANYO DENKI EUROPE S.A.は、フランス・グッサンヴィルに所在地を移転しました。 ・ 当社グループの主要な販売市場である通信装置、半導体製造装置向けをはじめ、医療機器やEV用急速充電器向けの市場は、今後も大きな成長が見込まれます。これらの事業環境をふまえ、将来を見据えた生産能力の増強を目的に、グループ会社であるSANYO DENKI PHILIPPINES, INC. の敷地内に新たに第4工場(2024年4月稼働開始予定)を建設中です。 さらに、持続的成長を課題とする取り組みは次のとおりです。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7199文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (1) 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、急激な資源価格の高騰や、中国のロックダウンの影響などにより低迷しましたが、徐々に経済活動が活発化し、回復の兆しがみられました。一方、年度末にかけて金融引き締めの影響を受け、景気の後退が懸念される状況となりました。 日本経済は、製造業では、部品材料の供給が制約されながらも設備投資が堅調に推移し、景気は緩やかに回復しつつあります。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要は堅調に推移しました。 その結果、当連結会計年度における連結売上収益は120,803百万円(前年同期比19.5%増)となり、連結営業利益は13,421百万円(前年同期比22.3%増)、連結税引前当期利益は14,226百万円(前年同期比20.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は11,410百万円(前年同期比26.6%増)となりました。 受注高は127,996百万円(前年同期比14.7%減)、受注残高は81,925百万円(前年同期比9.6%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 ①日本 日本には、当社および連結子会社の山洋工業株式会社、山洋電気テクノサービス株式会社、山洋電気ITソリューション株式会社があります。 セグメント売上収益は118,762百万円(前年同期比18.1%増)となり、セグメント利益は6,960百万円(前年同期比24.8%増)となりました。 ②北米 北米には、連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。 セグメント売上収益は25,206百万円(前年同期比65.6%増)となり、セグメント利益は2,290百万円(前年同期比76.5%増)となりました。 ③ヨーロッパ ヨーロッパには、連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。 セグメント売上収益は8,296百万円(前年同期比42.7%増)となり、セグメント利益は499百万円(前年同期比59.0%増)となりました。 ④東アジア 東アジアには、連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司、山洋電氣(香港)有限公司、台灣山洋電氣股份有限公司、SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約5190文字
(3) 報告セグメントに関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 日本 北米 ヨーロッパ 東アジア 東南 アジア 調整額 連結 売上収益 外部顧客への 売上収益 68,037 14,948 5,768 11,011 1,357 101,123 101,123 セグメント間の 内部売上収益または 振替高 32,561 269 46 6,949 33,103 72,930 △ 72,930 100,599 15,217 5,814 17,961 34,461 174,054 △ 72,930 101,123 セグメント利益 5,578 1,298 314 1,625 2,354 11,170 △ 198 10,971 金融収益 917 金融費用 101 税引前当期利益 11,787 当期利益 9,016 セグメント資産 106,383 8,914 4,726 11,361 21,030 152,416 △ 23,749 128,667 セグメント負債 49,537 4,115 1,727 3,881 9,342 68,604 △ 20,592 48,012 その他の開示項目 減価償却費及び 償却費 4,217 39 50 192 1,165 5,665 △ 13 5,651 資本的支出 (無形資産含む) 3,270 46 1,209 4,539 △ 11 4,528 (注) 1.セグメント間の内部取引価格は一般的な市場価格に基づいています。 2.「調整額」の内容は次のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額△198百万円は、セグメント間取引消去です。 (2) セグメント資産の調整額△23,749百万円は、セグメント間取引消去です。 (3) セグメント負債の調整額△20,592百万円は、セグメント間取引消去です。 (4) 減価償却費及び償却費には、使用権資産から生じた減価償却費が含まれています。 (5) 減価償却費及び償却費の調整額△13百万円は、セグメント間取引消去です。 (6) 資本的支出(無形資産含む)の調整額△11百万円は、セグメント間取引消去です。…