事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約828文字
3 【事業の内容】 当社企業集団は,当社および子会社19社で構成され,主に冷却ファン,電源機器,サーボモータを生産,販売しており,国内においては当社および国内連結子会社が,海外においては,各地域における連結子会社がそれぞれ担当しています。連結子会社はそれぞれ独立した経営単位であり,取り扱う製品について包括的な戦略を立案し,事業活動を展開しています。 したがって,当社グループは,生産,販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており,各連結会社を集約し,日本,北米,ヨーロッパ,東アジア,東南アジアの5つを報告セグメントとしています。 (1) 日本 日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社,山洋電気ITソリューション株式会社があります。 (2) 北米 北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。 (3) ヨーロッパ ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。 (4) 東アジア 東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.,上海山洋電气技術有限公司,山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。 (5) 東南アジア 東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。 〔事業系統図〕 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1322文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する記載は,有価証券報告書提出日現在において,将来に関する見通しおよび計画に基づき当社グループが合理的に判断したものであり,これらの記載は実際の成果と異なる可能性があるとともに,その達成を保証するものではありません。 (1) 経営の基本方針 当社グループは,人間社会における存在価値を高めることを目指し,次の企業理念を掲げています。 「私たち山洋電気グループは,すべての人々の幸せをめざし,人々とともに夢を実現します。」 この企業理念の遂行のために,次の6つの経営理念と私たち自身が遵守すべき行動規範を定め,企業活動をおこなっています。 ・ 社会や環境に対しては,企業活動を通じて,地球環境の保全および人類の繁栄に寄与する経営をします。 ・ お客さまやユーザに対しては,技術,製品,サービスを通じて,お客さまやユーザにとっての,新たな価値の創造が実現できる経営をします。 ・ 協力会社や取引会社に対しては,部品材料の取引,製造委託,共同開発を通じて,相互の技術の発展と共存共栄を目指す経営をします。 ・ 投資家や金融機関に対しては,健全かつ発展的な経営と,わかりやすい情報を通じて,投資メリットと信用を増大させる経営をします。 ・ 同業者や競争会社に対しては,技術提携や競争を通じて,産業の発展と技術の発展を共創する経営をします。 ・ 社員に対しては,仕事や会社生活を通じて,社員が自己実現を図れる会社とする経営をします。 (2) 目標とする経営指標等 当社グループでは,2021年4月から期間を5年とする「第9次中期経営計画」をスタートさせました。 「受注の確保」と「損益分岐点の引き下げ」を軸とした業務品質の向上に取り組み,また,「山洋電気グループ全体が,グローバル企業として,“世界のトップブランド”を構築する。」ことを目的に,以下の重要方針と行動指針を掲げています。 ① 計画の目的 ・殻を破る。 ・山洋電気グループが,グローバル企業として「世界のトップブランド」を構築する。 ② 重要方針 ・私たちの強みを武器にすべての殻を破る。 ・新たな地域・新たな業界で市場を広げる。 ・新たな夢を実現する製品を開発する。 ・新たなビジネスを創り出す。 ・ナンバーワンの業務品質にする。 ・どんな変化も得意に出来る企業体質にする。 ③ 行動指針 ・殻を破って新しいもの,新しいこと,新しいやりかたを創出する。 ・不得意なことは,得意なことに変化させる。得意なことは,ナンバーワンになる。 ・どんな変化も得意にできるようにする。 ・世界中のいかなるお客さまへも,トップブランドにふさわしい高品質な製品とサービスを提供する。 ・グループ全体でリアルタイムに情報を共有し,高品質な業務をおこなう。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1349文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題等 ① 経営環境 当連結会計年度における世界経済は,新型コロナウイルスの新規感染者の減少にともない回復基調にありましたが,ロシア・ウクライナ情勢の影響により,世界的な資源高が急速に進行するなど,年度末にかけて減速する懸念が強まりました。 また,日本経済も,企業収益の改善にともなう設備投資の活発化などにより,製造業を中心に回復基調にありますが,半導体不足や原油高にともなうエネルギー価格の上昇を受け,回復のペースは鈍化しました。 そのような中で,当社グループの主要な販売市場である通信装置,ロボット,半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が大幅に増加しました。 これらの前提のもとに翌連結会計年度(2023年3月期)は売上収益108,000百万円,営業利益12,700百万円,税引前当期利益12,900百万円,親会社の所有者に帰属する当期利益9,500百万円を予想としています。 ② 対処すべき課題等 このような経営環境のもと,当社グループでは,現在, 第9次中期経営計画の達成に向けて,次の取り組みを推進しています。 ・ 品質・性能・信頼性において,「世界一の製品」を絶え間なく開発し続けること。 ・ 「殻を破る」をテーマに,新しいもの,新しいこと,新しいやり方を創出し,山洋電気グループがグローバル企業として「世界のトップブランド」を構築することを目標として,グローバルな設計・開発体制や営業体制の拡充を推進すること。 ・ 「狭くて深い」市場から「広くて深い」市場で,当社の製品が活躍できる場面を増やしていくこと。 ・ 新しいビジネス方法の拡大を推進していくこと。 当連結会計年度の取り組みに対する主な成果は次のとおりです。 ・ 17件の新製品を開発し,精密測定機器,医療用機器業界からの新たなニーズに応えました。今後も顧客ニーズを先取りした製品開発を積極的に推進します。 ・ 台湾に当社グループ3拠点目となるテクノロジーセンターを新設しました(2022年4月)。グローバルな製品開発体制の強化を推進します。 ・ SANYO DENKI GERMANY GmbHが,バイエルン州ミュンヘンに新たな支店を設立しました(2022年4月)。ドイツ南部とオーストリアを中心に,幅広い市場に向けた新規開拓を推進します。 さらに,持続的成長を課題とする取り組みは次のとおりです。 ・ 社員が生き生きと働き,それぞれの能力を最大限に発揮することこそが,当社グループの中長期的な成長と社会貢献に繋がるという考えのもと,「山洋電気グループ健康経営宣言」を策定しました。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7148文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下,「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (1) 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は,新型コロナウイルスの新規感染者の減少にともない回復基調にありましたが,ロシア・ウクライナ情勢の影響により,世界的な資源高が急速に進行するなど,年度末にかけて減速する懸念が強まりました。 また,日本経済も,企業収益の改善にともなう設備投資の活発化などにより,製造業を中心に回復基調にありますが,半導体不足や原油高にともなうエネルギー価格の上昇を受け,回復のペースは鈍化しました。 そのような中で,当社グループの主要な販売市場である通信装置,ロボット,半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が大幅に増加しました。 その結果,当連結会計年度における連結売上収益は101,123百万円(前年同期比30.5%増)となり,連結営業利益は10,971百万円(前年同期比127.1%増),連結税引前当期利益は11,787百万円(前年同期比135.9%増),親会社の所有者に帰属する当期利益は9,015百万円(前年同期比128.7%増)となりました。 受注高は150,128百万円(前年同期比73.9%増),受注残高は74,731百万円(前年同期比190.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 ①日本 日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社,山洋電気ITソリューション株式会社があります。セグメント売上収益は100,599百万円(前年同期比28.7%増)となり,セグメント利益は5,578百万円(前年同期比109.1%増)となりました。 ②北米 北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は15,217百万円(前年同期比41.9%増)となり,セグメント利益は1,298百万円(前年同期比68.8%増)となりました。 ③ヨーロッパ ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は5,814百万円(前年同期比27.7%増)となり,セグメント利益は314百万円(前年同期比30.7%増)となりました。 ④東アジア 東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約5165文字
(3) 報告セグメントに関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 日本 北米 ヨーロッパ 東アジア 東南 アジア 調整額 連結 売上収益 外部顧客への 売上収益 53,399 10,519 4,521 8,691 374 77,506 77,506 セグメント間の 内部売上収益または 振替高 24,747 204 30 3,998 23,536 52,518 △ 52,518 78,146 10,724 4,552 12,689 23,910 130,024 △ 52,518 77,506 セグメント利益 2,667 769 240 809 534 5,021 △ 190 4,830 金融収益 274 金融費用 108 税引前当期利益 4,996 当期利益 3,942 セグメント資産 98,724 6,250 4,006 9,892 15,196 134,070 △ 20,108 113,962 セグメント負債 45,512 2,745 1,361 4,337 6,805 60,762 △ 17,187 43,575 その他の開示項目 減価償却費及び 償却費 4,054 32 48 181 1,125 5,441 △ 12 5,429 資本的支出 (無形資産含む) 3,727 19 404 4,166 △ 18 4,147 (注) 1.セグメント間の内部取引価格は一般的な市場価格に基づいています。 2.「調整額」の内容は次のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額△190百万円は,セグメント間取引消去です。 (2) セグメント資産の調整額△20,108百万円は,セグメント間取引消去です。 (3) セグメント負債の調整額△17,187百万円は,セグメント間取引消去です。 (4) 減価償却費及び償却費には,使用権資産から生じた減価償却費が含まれています。 (5) 減価償却費及び償却費の調整額△12百万円は,セグメント間取引消去です。 (6) 資本的支出(無形資産含む)の調整額△18百万円は,セグメント間取引消去です。…