株式会社トクヤマ

証券コード: 4043 / 対象年度: 2026 / 提出日: 2026-06-19
業種 化学
年度切替

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

化学製品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業の5つの主要な事業領域を展開する企業です。特に半導体向け多結晶シリコンなどの高度な技術を要する素材や、医療・健康関連の分野で強みを持っており、カーボンニュートラルへの貢献に向けた水素や太陽光パネルリサイクル等の取り組みも積極的に推進しています。

主な事業領域

化学製品(苛性ソーダ等)、セメント、電子先端材料(半導体用多結晶シリコン等)、ライフサイエンス(医療・健康関連)、環境事業の5つの主要な報告セグメントを展開。また、物流や不動産管理などの付随的な事業も行っています。

主な製品・サービス

  • 苛性ソーダ
  • ソーダ灰
  • 塩化カルシウム
  • 重炭酸ナトリウム
  • 珪酸ソーダ
  • 水素
  • 塩化ビニルモノマー
  • 塩化ビニル樹脂
  • 酸化プロピレン
  • 塩素系溶剤
  • セメント
  • 生コンクリート
  • セメント系固化材
  • 多結晶シリコン
  • 乾式シリカ
  • 四塩化珪素
  • 窒化アルミニウム
  • 電子工業用高純度イソプロピルアルコール
  • フォトレジスト用現像液
  • 工業用イソプロピルアルコール
  • 医療診断システム
  • 体外診断用医薬品
  • 体外診断用医薬品材料
  • 歯科器材
  • 医薬品原薬・中間体
  • プラスチックレンズ関連材料
  • 微多量質フィルム
  • イオン交換膜

ビジネスモデル

製品の製造・販売を通じて収益を得ており、特に電子先端材料やライフサイエンスといった成長領域への投資と事業ポートフォリオの転換を進めています。

セグメント・事業構成

1.化成品(苛性ソーダ等)、2.セメント(建設資材)、3.電子先端材料(半導体関連)、4.ライフサイエンス(医療・健康)、5.環境事業(イオン交換膜、リサイクル)の5つの報告セグメント。

戦略・方向性

「事業ポートフォリオの転換」を軸に、成長分野である「電子」「健康」「環境」への投資強化と、不採算事業や既存事業の見直しを通じた構造改革を進めています。また、2050年度カーボンニュートラル達成に向けた水素・アンモニア等の次世代エネルギー技術の開発も推進しています。

強みとして読み取れる点

  • 半導体向け多結晶シリコンの強固な供給体制
  • 高度な技術力を要するライフサイエンス分野での優位性(特許庁長官賞受賞など)
  • 環境課題解決に向けたリサイクル技術や水素関連事業への積極的な参画

課題として読み取れる点

  • 地政学リスクや原材料価格の変動による影響
  • カーボンニュートラル達成に向けた生産プロセスの脱炭素化
  • 不採算事業からの撤退と構造改革の進捗

確認ポイント

  • 半導体市場の動向と多結晶シリコンの供給体制
  • 水素・アンモニア等の次世代エネルギーへの投資成果
  • カーボンニュートラルに向けた技術開発の進捗状況

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント構成、経営戦略(特に成長分野への注力と構造改革)が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

自然災害、火災・爆発等の事故、感染症パンデミック、地政学的リスクに伴う供給網混乱やコスト増、サイバー攻撃による情報漏洩、脱炭素への対応遅れによる競争力低下、人材確保の困難、ガバナンス不備、財務環境の変化(金利・為替)、事業上の原材料調達難、製品品質・安全性の欠如、物流における事故や品質管理不足、環境汚染や水リスク、貿易管理違反、訴訟等による信用失墜、労務管理の不備が経営に影響を及理する可能性がある。これらに対し、BCP策定、情報セキュリティ対策、カーボンニュートラルへの取り組み、人材確保に向けたジョブ型雇用、品質管理システム、サプライチェーンにおける人権デュー・ディリジェンス等で対応している。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、伝統的な化学・セメント事業から、成長性の高い「電子」「健康」「環境」分野への構造転換を積極的に進めています。カーボンニュートラルへの強いコミットメントと、インドを含むグローバル展開、そして人的資本への投資を通じた組織力の強化により、持続可能な成長を目指す明確な戦略を有しています。

成長方針

「電子」「健康」「環境」の3分野を成長戦略の柱に据え、事業ポートフォリオの転換を推進。具体的には、半導体向け材料の拡充、医療・歯科領域への進出、太陽光パネルリサイクルや水素関連技術の開発、およびインド市場を含むグローバルな展開を加速させる。

資本政策

成長分野(電子、健康、環境)への重点投資に向けた自己資金および借入金の活用。また、従業員の当事者意識を高めるためのESOP信託を活用した株式交付制度や、役員向けの業績連動型株式報酬制度を導入し、長期的な企業価値向上と人的資本の強化を図る。

リスク対応方針

自然災害、サイバーセキュリティ、脱炭素対応(2050年カーボンニュートラル)、人権尊重など多岐にわたるリスクに対し、具体的な対策を策定。特に脱炭素については中期経営計画と連動した数値目標を設定し、サプライチェーン全体での管理体制を強化している。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、従来の化学製品から「電子」「健康」「環境」という高付加価値かつ成長性の高い分野への事業ポートフォリオ転換を積極的に進めています。特に半導体材料における強固な技術基盤と、脱炭素社会に向けた水素・バイオマス関連の投資が将来の競争力の源泉となります。DXやAIの活用も研究開発に組み込んでおり、技術革新と環境対応の両立を目指す成長志向の強い投資姿勢が見て取れます。

設備投資の方向性

成長分野である「電子」「健康」「環境」への重点投資を推進。具体的には、ベトナムでの半導体用多結晶シリコン製造拠点構築、台湾でのリサイクル設備建設、および脱炭素に向けたバイオマス燃料関連の設備導入など、将来の競争力強化に直結する領域へ資本を集中させている。

研究開発・商品開発

「電子」「健康」「環境」の3分野を成長戦略の柱とし、先端半導体材料、医療・診断用資材、リサイクル技術などの高度な研究開発を実施。AIを活用したDX推進や分析技術の高度化を通じて、R&Dの効率化と新価値創出の両立を図る体制を構築している。

投資・変化テーマ

  • 半導体向け先端材料
  • ライフサイエンス(医療・健康)
  • 脱炭素・環境技術
  • 水素エネルギー
  • DX推進による生産性向上

関連キーワード

  • 多結晶シリコン
  • 窒化アルミニウム
  • アニオン交換膜
  • バイオマス燃料
  • 高度分析技術
  • AI活用

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2025-04-01 〜 2026-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2026-06-19

財務情報

業績

売上高

3,494.76億円
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経常利益

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364.62億円
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財政状態・流動性

総資産

5,574.32億円
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キャッシュフロー

3区分

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+509.85億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

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確認事項

開示上の確認事項

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2025-04-01 〜 2026-03-31
表示状況
表示可能
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有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1732文字

3 【事業の内容】 当社および当社の関係会社(当社、子会社5 5 社および関連会社33社(2026年3月31日現在)により構成)においては、化成品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業の5つの報告セグメントでの事業を主として行っております。各セグメントにおける当社および関係会社の位置付け等は次のとおりです。 なお、次の5つのセグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一です。 <化成品セグメント> 化成品セグメントにおいては、苛性ソーダ、ソーダ灰、塩化カルシウム、重炭酸ナトリウム、珪酸ソーダ、水素、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、酸化プロピレン、塩素系溶剤等を製造・販売しております。 ≪主な関係会社≫ (製造販売) サン・アロー化成㈱ (販売) ㈱トクヤマソーダ販売 <セメントセグメント> セメントセグメントにおいては、セメント、生コンクリート、セメント系固化材等の製造・販売および資源リサイクルを行っております。 ≪主な関係会社≫ (製造販売) 広島トクヤマ生コン㈱、Tokuyama Nouvelle Calédonie S.A.、東京トクヤマコンクリート㈱、西部徳山生コンクリート㈱、川崎徳山生コンクリート㈱、九州徳山生コンクリート㈱、中国生コンクリート㈱、㈱しろかわ、㈱トクヤマエムテック、山陽徳山生コンクリート㈱、山口エコテック㈱ (販売) トクヤマ通商㈱ <電子先端材料セグメント> 電子先端材料セグメントにおいては、多結晶シリコン、乾式シリカ、四塩化珪素、窒化アルミニウム、電子工業用高純度イソプロピルアルコール、フォトレジスト用現像液、工業用イソプロピルアルコール等を製造・販売しております。 ≪主な関係会社≫ (製造販売) TOKUYAMA VIETNAM CO., LTD.、徳山化工(浙江)有限公司、台湾徳亞瑪股份有限公司、Tokuyama Singapore Pte. Ltd.、台塑德山精密化學股份有限公司、STAC Co., Ltd.、TDパワーマテリアル㈱、韓徳化学㈱ (販売) ㈱トクヤマソーダ販売 <ライフサイエンスセグメント> ライフサイエンスセグメントにおいては、 医療診断システム、体外診断用医薬品、体外診断用医薬品材料、 歯科器材、医薬品原薬・中間体、プラスチックレンズ関連材料、微多孔質フィルム等を製造・販売しております。 ≪主な関係会社≫ (製造販売) ㈱エイアンドティー、 ㈱MBLマテリアルズ、㈱医学生物学研究所、MBL Shenzhen Biotech Co., Ltd.、㈱トクヤマデンタル (販売) 愛研徳医療器械貿易(上海)有限公司、 MBL Beijing Biotech Co., Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4179文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営理念および中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、社会全体の大きな変革の中で、直面する事業環境にあわせて、当社の経営理念としての存在意義を「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」と定義しました。持続可能な社会に貢献するために環境と調和して事業を継続させ、顧客と共に未来を創造することのできるトクヤマでありたいとの思いを込めています。 そして、存在意義に基づいた経営方針として、以下のありたい姿を策定しています。 ①マーケティングと研究開発から始める価値創造型企業 ②独自の強みを磨き、活かし、新領域に挑み続ける企業 ③社員と家族が健康で自分の仕事と会社に誇りを持てる企業 ④世界中の地域・社会の人々との繋がりを大切にする企業 なお中期経営計画2030(2026年5月29日公表)にて、①は「顧客起点のマーケティングから始める価値創造型企業」に改めております。 (2)対処すべき課題とその対応 当社は、中長期的な当社の経営戦略として2021年2月25日に中期経営計画2025を策定し、3項目の重点課題を設定しました。当連結会計年度における課題の対応及び進捗等は以下のとおりです。 1.事業ポートフォリオの転換 成長事業を「電子」「健康」「環境」と位置付け、当連結会計年度においても重点的に投資を行うとともに、中国における不採算事業の撤退(微多孔質フィルムの製造販売事業)と既存事業の見直し(セメント事業)を進めました。 「電子」分野では、マレーシアにおいて韓国OCIグループと半導体用多結晶シリコンの半製品の製造販売を行うことを目的にOCI Tokuyama Semiconductor Materials Sdn. Bhd.を設立しました。ベトナムに建設中の製造販売拠点と連携することで、半導体用多結晶シリコンの生産・供給体制の構築を進めてまいります。 「健康」分野では、体外診断用医薬品事業および体外診断用医薬品材料事業を取得しました。この事業取得により体外診断分野、さらには生化学分野への展開に向けた足がかりを築くことができました。また、株式会社トクヤマデンタルが開発した歯科充填用コンポジットレジン「オムニクロマ®」は、「構造色を活用した歯科用修復材料」としての功績が認められ、全国発明表彰において「特許庁長官賞」を受賞するなど、技術力に強みを有しています。これらの優位性を生かし、健康分野のさらなる強化・事業領域の拡大に努めてまいります。 「環境」分野では、太陽光パネルリサイクルの取り組みとして、「使用済太陽光パネル資源循環推進・北海道コンソーシアム」に参画し、低温熱分解リサイクル技術の事業化を進めています。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4179文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営理念および中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、社会全体の大きな変革の中で、直面する事業環境にあわせて、当社の経営理念としての存在意義を「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」と定義しました。持続可能な社会に貢献するために環境と調和して事業を継続させ、顧客と共に未来を創造することのできるトクヤマでありたいとの思いを込めています。 そして、存在意義に基づいた経営方針として、以下のありたい姿を策定しています。 ①マーケティングと研究開発から始める価値創造型企業 ②独自の強みを磨き、活かし、新領域に挑み続ける企業 ③社員と家族が健康で自分の仕事と会社に誇りを持てる企業 ④世界中の地域・社会の人々との繋がりを大切にする企業 なお中期経営計画2030(2026年5月29日公表)にて、①は「顧客起点のマーケティングから始める価値創造型企業」に改めております。 (2)対処すべき課題とその対応 当社は、中長期的な当社の経営戦略として2021年2月25日に中期経営計画2025を策定し、3項目の重点課題を設定しました。当連結会計年度における課題の対応及び進捗等は以下のとおりです。 1.事業ポートフォリオの転換 成長事業を「電子」「健康」「環境」と位置付け、当連結会計年度においても重点的に投資を行うとともに、中国における不採算事業の撤退(微多孔質フィルムの製造販売事業)と既存事業の見直し(セメント事業)を進めました。 「電子」分野では、マレーシアにおいて韓国OCIグループと半導体用多結晶シリコンの半製品の製造販売を行うことを目的にOCI Tokuyama Semiconductor Materials Sdn. Bhd.を設立しました。ベトナムに建設中の製造販売拠点と連携することで、半導体用多結晶シリコンの生産・供給体制の構築を進めてまいります。 「健康」分野では、体外診断用医薬品事業および体外診断用医薬品材料事業を取得しました。この事業取得により体外診断分野、さらには生化学分野への展開に向けた足がかりを築くことができました。また、株式会社トクヤマデンタルが開発した歯科充填用コンポジットレジン「オムニクロマ®」は、「構造色を活用した歯科用修復材料」としての功績が認められ、全国発明表彰において「特許庁長官賞」を受賞するなど、技術力に強みを有しています。これらの優位性を生かし、健康分野のさらなる強化・事業領域の拡大に努めてまいります。 「環境」分野では、太陽光パネルリサイクルの取り組みとして、「使用済太陽光パネル資源循環推進・北海道コンソーシアム」に参画し、低温熱分解リサイクル技術の事業化を進めています。…

経営成績・財政状態の概況

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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績に関する分析 ① 当期の業績全般に関する概況 当期の世界経済は、ウクライナ情勢の長期化をはじめとする地政学リスクの高まりに加え、米国の関税政策などにより国際貿易における不透明感が増しました。さらに、2026年2月に始まった中東地域の紛争により原油などの原燃料のサプライチェーンに危機的状況が生じ、不安定な状況が続いています。 日本経済においては、企業の設備投資および賃上げの動きは継続されたものの、物価高や金利上昇の影響等により、景気回復は限定的となりました。 このような経済環境のもと、当社は当年度を最終年度とする中期経営計画2025の重点課題である「事業ポートフォリオの転換」「地球温暖化防止への貢献」「CSR経営の推進」に取り組んでまいりました。 業績につきましては、半導体関連製品の販売が堅調に推移したこと、および製造コストの改善が進んだこと等により、売上高と営業利益がともに増加しました。 (単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する 当期純利益 2026年3月 期 349,476 37,017 38,203 22,205 2025年3月 期 343,073 29,968 29,588 23,388 増減率 1.9% 23.5% 29.1% △5.1% (売上高) トクヤマライフサイエンスグループの新規連結、および半導体関連製品の販売増加等により、前期より 6,402百万円増加 し、 349,476百万円 ( 前期比1.9%増 )となりました。 (売上原価) 製造コストの改善が進んだこと等により、前期より 10,399百万円減少 し、 224,530百万円 ( 前期比4.4%減 )と なりました。 (販売費及び一般管理費) トクヤマライフサイエンスグループの新規連結に伴う一般管理費の増加等により、前期より 9,753百万円増加 し、 87,928百万円 ( 前期比12.5%増 )となりました。 (営業利益) 半導体関連製品の販売が堅調に推移したこと、および製造コストの改善が進んだこと等により、前期より 7,049百万円増加 し、 37,017百万円 ( 前期比23.5%増 )となりました。 (営業外損益・経常利益) 営業外損益は、為替差益および持分法による投資利益が増加したこと等により、前期より 1,565百万円改善 しました。 以上の結果、経常利益は前期より 8,614百万円増加 し、 38,203百万円 ( 前期比29.1%増 )となりました。…

セグメント関連

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3. 分離する事業が含まれている報告セグメント セメント (業績連動型株式報酬制度) 当社は、取締役(監査等委員である取締役、非業務執行取締役、社外取締役および国内非居住者を除く)および執行役員(国内非居住者を除く)を対象とした業績連動型株式報酬制度を2018年9月3日より導入しております。 1.取引の概要 本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「BIP信託」という)と称される仕組みを採用します。BIP信託とは、欧米の業績連動型株式報酬(Performance Share)および譲渡制限付株式報酬(Restricted Stock)と同様に、業績や役位に応じて、当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭を交付および給付する制度です。 2.信託に残存する自社の株式 信託に残存する当社株式を信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額および株式数は、前連結会計年度359百万円、119千株、当連結会計年度350百万円、116千株です。 (連結貸借対照表関係) ※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。 前連結会計年度 ( 2025年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2026年3月31日 ) 投資有価証券 12,504 百万円 32,294 百万円 投資その他の資産「その他」 1,080 585 ※2 担保資産及び担保付債務 担保に供している資産は、次のとおりです。 前連結会計年度 ( 2025年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2026年3月31日 ) 機械装置及び運搬具 477 百万円 333 百万円 投資有価証券 1,170 1,170 1,647 1,503 担保付債務は、次のとおりです。 前連結会計年度 ( 2025年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2026年3月31日 ) 1年内返済予定の長期借入金 154 百万円 138 百万円 長期借入金 334 195 489 334 ※3 圧縮記帳 当連結会計年度において、補助金等の受入れにより、建物及び構築物について4百万円、機械装置及び運搬具について41百万円の圧縮記帳を行いました。 また、圧縮記帳対象の機械装置及び運搬具を除却した結果、圧縮記帳累計額が49百万円減少しております。 なお、固定資産に係る補助金等の受入れによる圧縮記帳累計額は、次のとおりです。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下に記載します。ただし、以下に記載した事項が当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載事項以外にも投資家の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスクが存在するものと考えられます。リスク選出のプロセスは、前項の「サステナビリティに関する考え方及び取組」内の「(1)サステナビリティに関する考え方 ③ リスク管理」をご参照ください。 なお、記載している事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものです。 リスクの項目 リスクの内容 リスクに対する対応策 自然災害 地震、津波、天変地異、異常気象(台風、高潮、豪雨、他)による生産設備や調達・製品販売に係る物流への影響を完全に予防または軽減できる保証はありません。また、生産量の著しい低下や、最悪の場合には長期間生産停止を余儀なくされる場合もあり、当社グループの業績および財務内容に大きな影響を与える可能性が存在します。 事業継続マネジメントを構築し、大規模地震を想定したBCP訓練や安否確認訓練を実施しています。合わせて、地域・行政と一体となった訓練を実施して、課題発見と対応力の強化を図っています。 事故・故障 生産設備における火災・爆発・漏洩、設備・機械の損傷・故障の発生や、船舶・鉄道事故等による原燃料調達の遅延により、生産活動に重大な支障を生じた場合、当社グループの業績および財務内容に大きな影響を与える可能性が存在します。また、負傷者等人的被害、環境・近隣地域への影響が生じる可能性があります。 生産活動の中断による悪影響を最小限に抑えるために、日常的および定期的な設備保全を実施しています。加えて、災害対策に関する規程を策定し、グループ会社と一体となって防災に取り組んでいます。 感染症パンデミック 当社グループにおいては、新型コロナウイルス等の重大な感染症が拡大した場合、業務の一部または全部が停止する事態が生じ、当社グループの業績および財務内容に大きな影響を与える可能性が存在します。 従業員・顧客等の安全を確保し、当社の事業活動への影響を最小限に抑えるため、感染症危機管理基準に則り、感染症危機対策本部(本部長:社長執行役員)を設置し情報共有と対策を検討します。なお、感染症は、感染力・毒性の強弱により影響度・リスク度が変化するため、危機レベルに応じた適切な対応を実施していきます。 カントリーリスク 当社グループの製品は、日本、米国、アジア、欧州等に販売されており、各国の経済状況及び市場・業界の構造変化が、当社グループの製品販売に大きな影響を与える可能性があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 文中の将来に対する記載事項は、当社グループが有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により異なる可能性があります。 (1)サステナビリティに関する考え方 ① ガバナンス(サステナビリティ・ガバナンス) ■ベースとなる考え方 当社のコーポレート・ガバナンスに対する思想を明文化し、取締役の役割と責務を明確にするために制定した「コーポレートガバナンス・ポリシー」において、サステナビリティに対する取り組みの基本となる姿勢・考え方である「サステナビリティ基本原則」を示しています。当社グループは、「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造す る」を「存在意義(Mission)」とし、4項目の「V ision」と4つの「Values」から成る 理念体系を構築しています。当社グ ループの持続的成長と中長期的な企業価値向上には、この中に示す「Vision(ありたい姿)」の実現が必要であると認識し、8項目の「サステナビリティ基本原則」を2023年4月に制定しました。この「存在意義」および「サステナビリティ基本原則」にのっとり、当社グループは事業活動に起因する環境負荷を最小化しながら、社会課題の解決に資する製品の供給を通じて、環境と調和した新しい価値を創造していきます。「トクヤマの理念体系」および「サステナビリティ基本原則」を、下図に示します。 ■サステナビリティに係る方針類 サステナビリティを含む経営課題への取り組みをガバナンス面から促進するため、コーポレートガバナンス・ポリシー、トクヤマの存在意義、サステナビリティ基本原則、行動憲章と、さまざまなサステナビリティ課題に対する当社の考え方を示す各種方針を体系化しています。その体系図を下に示します。 ■サステナビリティに係る取締役会の監督 コーポレートガバナンス・ポリシーに示す通り、取締役会は法定事項および業務執行に関する重要事項の審議・決定を行うとともに、業務の執行を委任する取締役および執行役員の業務執行の状況について監督を行います。同「第4章 2 サステナビリティを巡る課題、サステナビリティ基本原則」にあるとおり、サステナビリティに係る課題への対応は、リスクの減少のみならず機会にもつながる経営上の重要事項であるとの認識から、取締役会は中長期的な企業価値向上の観点でこれらの課題に積極的・能動的に取り組みます。この責務を確実に果たすため、取締役のスキルマトリックスに「サステナビリティ」を挙げ、適切な人材を選定しています。サステナビリティに関する重要な方針や計画は決済規則により取締役会の決議あるいは報告事項となっており、確実な指導・監督が行われています。…

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約3160文字

6 【研究開発活動】 当社グループは「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」ことを基本とし、研究開発本部は、特有技術の深耕と新たな技術の獲得によってトクヤマの技術力を進化させ、「電子」「健康」「環境」事業領域において、新規事業を創出する事で、当社グループの事業ポートフォリオ転換に貢献することを存在意義として活動しています。 研究開発本部は、つくば研究所、徳山研究所、技術戦略グループ、分析・解析センター、知的財産部、プロセス開発グループ、品質保証課の7組織により構成され、各セグメントに所属する事業部門の開発グループと協働して、事業部門・グループ会社の次世代テーマや既存事業関連テーマの技術開発を行っています。 つくば研究所、徳山研究所では主な開発テーマとして、先端半導体周辺材料、有機無機複合材料、ナノ粒子材料、医療材料、水電解用アニオン交換膜材料の開発を進めるとともに、フロー合成技術などのプロセス技術の改良を推進しました。中期経営計画2025で掲げた事業ポートフォリオ転換の達成を目的として開設したつくば第二研究所においては、医療材料や診断試薬開発等の健康領域、カーボンニュートラル関連材料等の環境領域の研究開発を進めました。 技術戦略グループでは、中長期の技術ロードマップやAIを活用したDX推進について検討を進めるとともに、研究開発本部のアドミ業務、化学系人材の採用・育成などの担当業務を行いました。 分析・解析センターは、分析・解析技術の高度化・効率化によって、グループ全体の事業遂行へ貢献することを目指した活動を行いました。 知的財産部は、グループ収益拡大に貢献することを目的として、戦略的知財マネジメントによる新規製品・事業の創出、マーケティング支援などを推進しました。 プロセス開発グループは、研究開発テーマの初期段階から開発チームと並走し、製造プロセス開発や設備対応など多方面から将来の量産化を見据えたサポートを行いました。 ニュービジネス本部は、電解事業化グループ、放熱アプリケーショングループ、SiNグループなどの組織により構成され、研究開発本部の各テーマと比べて事業により近いテーマを事業部門と連携しながら進めています。 電解事業化グループは、山口県柳井市の先進技術事業化センターにおいて世界最高水準の省エネ性能を実現できる大型食塩電解槽の製作を開始するとともに、食塩電解事業で長年培った電解装置関連のオリジナルの技術の活用に加え、より低価格化を可能とする高圧AWEの開発・実証に取り組んでいます。 放熱アプリケーショングループは、AI半導体やパワー半導体など先進パッケージ用放熱樹脂部材に用いられる窒化アルミニウムフィラーや窒化ホウ素フィラーの新規グレード開発・特性改良と顧客評価に取り組んでいます。…

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約3092文字

2 【主要な設備の状況】 当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりです。 (1)提出会社 2026年3月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 (百万円) 機械装置 及び運搬具 (百万円) 土地 (百万円) (面積千㎡) リース資産 (百万円) その他 (百万円) 合計 (百万円) 徳山工場 (山口県周南市) (注)2 化成品セグメント 苛性ソーダ・ソーダ灰製造設備 10,728 19,757 1,210 (817) 1,499 3,593 36,788 1,366 南陽工場 (山口県周南市) セメントセグメント セメント製造設備 3,787 10,310 1,403 (282) 95 384 15,981 184 東工場 (山口県周南市) (注)3 化成品セグメント・電子先端材料セグメント 多結晶シリコン・塩化ビニルモノマー製造設備 5,105 9,809 14,891 (1,143) 1,390 5,380 36,578 470 鹿島工場 (茨城県神栖市) ライフサイエンスセグメント 医薬品原薬・中間体・プラスチックレンズ関連材料製造設備 2,938 739 1,909 (102) 24 254 5,867 109 [2] 東京本部 (東京都千代田区他) (注)4,10 全社的管理業 務・販売業務 その他設備 710 513 1,243 (165) [14] 209 2,678 230 大阪オフィス (大阪市北区他) (注)10 販売業務 562 580 1,409 (46) [17] 35 2,588 26 福岡支店 (福岡市中央区他) (注)5,10 207 180 1,294 (54) [12] 66 1,748 広島支店 (広島市中区他) (注)10 220 284 781 (27) [0] 90 1,376 11 高松支店 (香川県高松市他) (注)10 164 47 223 (195) [3] 438 つくば研究所 (茨城県つくば市) (注)10 基礎応用研究 1,590 209 1,666 (96) 719 4,185 148 先進技術事業化 センター (山口県柳井市) 電子先端材料セグメント・電解槽の製作および開発等 852 2,433 204 (102) 425 3,916 94 その他(注)6 原料採掘 (珪石)等 142 23 374 (1,242) 26 566 (2)国内子会社 2026年3月31日 現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 (百万円) 機械装置 及び運搬具 (百万円) 土地 (百万円) (面積千㎡) リース資産 (百万円) その他 (…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約757文字

3 【配当政策】 当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営上の重要な施策の一つとして位置付けております。持続的な成長のための投融資や研究開発を通じた中長期的な視点での企業価値の最大化、業績や財務状況、資本コスト等を総合的に勘案した上で、安定的、継続的に株主の皆さまに対し利益還元を実施していきます。こうした方針の下、配当については、単年度の業績の影響を受けにくいDOE(株主資本配当率) 3%を目標として、配当性向30%以上を目指すことを掲げております。 当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会です。なお、中間配当については、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議により行うことができる旨を定款に定めています。 当期の期末配当につきましては、上記の方針に基づき、1株当たり60円を2026年6月26日開催予定の定時株主総会で決議して実施する予定であります。これにより、年間配当は、2025年12月に実施した1株当たり60円の中間配当と合わせ、前期比20円増配の120円となり、当期の配当性向は38.9%となります。次期の配当につきましては、中東情勢に起因する原燃料調達の不透明さやコスト上昇が下振れリスクとして存在するなど、先行きの不確実性が極めて高い状況にあることから、現時点では配当金額を未定としております。 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。 決議年月日 種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2025年10月29日 取締役会決議 普通株式 4,323 60.00 2026年6月26日 定時株主総会決議(予定) 普通株式 4,323 60.00

従業員の状況

抜粋表示 / 原文長 約3546文字

(2)【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2026年3月31日 現在 セグメントの名称 従業員数(人) 化成品 360 ( 8 ) セメント 612 ( 21 ) 電子先端材料 1,162 ( 81 ) ライフサイエンス 1,586 ( 218 ) 環境事業 149 ( -) 報告セグメント計 3,869 ( 328 ) その他 1,120 ( 189 ) 全社(共通) 1,401 ( -) 合計 6,390 ( 517 ) (注)1 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であり、臨時従業員数(パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。 3 当連結会計期間において、従業員数が608名増加しております。これは主として、ライフサイエンスセグメントにおいて、㈱トクヤマライフサイエンス、㈱MBLマテリアルズおよび㈱医学生物学研究所ほか3社の株式取得による子会社化に伴い、これら各社を連結範囲に含めたことによるものです。 (2)提出会社の状況 2026年3月31日 現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の対前 事業年度増減率(%) 2,652 41.45 16.82 7,940,277 8.46 セグメントの名称 従業員数(人) 化成品 297 ( -) セメント 244 ( -) 電子先端材料 507 ( -) ライフサイエンス 182 ( 2 ) 環境事業 21 ( -) 報告セグメント計 1,251 ( 2 ) 全社(共通) 1,401 ( -) 合計 2,652 ( 2 ) (注)1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であり、臨時従業員数(パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2 平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。 3 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。 (3)労働組合の状況 当社の労働組合はトクヤマ労働組合と称し、日本化学エネルギー産業労働組合連合会(JEC連合)に加盟し、会社と円満な労使関係を持続しております。 なお、2026年3月31日現在の組合員数は1,918人です。…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約2634文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、社会全体の大きな変革の中で、直面する事業環境にあわせて、当社の存在意義を「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」と定義しています。持続可能な社会に貢献するために環境と調和して事業を継続させ、顧客と共に未来を創造することのできるトクヤマでありたいとの思いを込めています。これは、株主の皆様をはじめとして、顧客、取引先、従業員、地域社会等のステークホルダーの方々との信頼と協働によってこそ可能であり、それが持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に繋がると考えております。その実現のためには、コーポレートガバナンスは経営の重要な課題であり、常に充実を図っていく必要があると認識しています。以上が基本的な考え方です。 基本方針としては、コーポレートガバナンス・コードおよび2024年4月に制定したコーポレートガバナンス・ポリシーを踏まえて、株主の皆様の権利、平等性の尊重、各種ステークホルダーとの適切な協働、適切な情報開示と透明性の確立、取締役会の独立性整備と監督機能の強化、意思決定の迅速化と責任の明確化、および株主の皆様との建設的な対話などに努めます。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社の体制を構成する主な機関は、下記のとおりです。なお、文中の◎は議長または委員長を示しています。 1.取締役会 [目的および権限] 取締役会は、法定事項および業務執行に関する重要事項の審議・決定を行うとともに、業務の執行を委任する取締役および執行役員の業務執行の状況について監督を行います。当社は、業務執行の決定と取締役および執行役員の業務執行の監督の双方を行うハイブリッド型の取締役会を指向しています。この機能には、経営執行陣による中長期的な企業価値向上に向けた果断な取り組みに対する助言を含みます。これを踏まえ、取締役会議長は業務執行取締役または業務執行経験のある取締役がこれを務めるものとします。 [開催頻度] 取締役会は、原則として毎月1回の定例開催を行うほか、必要に応じ臨時開催を行っています。2025年度の取締役会は18回開催されました。 [構成員] 取締役会は、より広い見地からの意思決定と業務執行の監督機能の実効性を高めるため、全体の3分の1以上を独立社外取締役で構成します。 有価証券報告書提出日現在の構成員は下記のとおりです。 ◎横田浩、井上智弘、岩崎史哲、谷口隆英、宮本陽司、末岡和正、水本伸子(社外取締役)、石塚啓(社外取締役)、近藤直生(社外取締役)、斉藤史郎(社外取締役)、梶原ゆみ子(社外取締役) 2.…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約1860文字

5 【重要な契約等】 (当社のセメントおよび固化材の国内販売事業の会社分割による当社完全子会社への承継および当該子会社株式の譲渡) 当社は、2026年3月25日開催の取締役会において、セメントおよび固化材の国内販売事業(以下、「本事業」という)、ならびに当社の連結子会社であるトクヤマ通商株式会社(以下、「トクヤマ通商」という)と株式会社トクヤマエムテック(以下、「トクヤマエムテック」という)の全ての発行済株式を、吸収分割(以下、「本吸収分割」という)の方法により当社の完全子会社として新たに設立する子会社(以下「新会社」という)に承継させた上で、新会社の全株式を太平洋セメント株式会社(以下、「太平洋セメント」という)に譲渡すること(以下、「本株式譲渡」といい、本会社分割および本株式譲渡を「本取引」という。)を決定し、同日付で太平洋セメントとの間で株式譲渡契約を締結いたしました。 (1) 本取引の目的 当社は1938年より普通ポルトランドセメントの製造を開始してセメント事業に参入しました。これは、当社の創業事業であるソーダ灰(炭酸ナトリウム)の製造プロセスで大量に発生する炭酸カルシウムを主成分とするマッド(廃泥)や自家発電設備から出る石炭灰をセメントの主要原料とする再資源化が目的でした。 1960年には、徳山製造所内にセメント専用工場となる南陽工場が完成し、その後はエネルギー効率向上のため製法転換を図るとともに、品種の多様化(普通ポルトランドセメント・早強ポルトランドセメント・高炉セメントなど)により、日本の高度経済成長時の港湾・道路・住宅向けの需要を取り込んで事業の拡大を進めてまいりました。 しかしながら、日本国内のセメント需要は、1990年度の約8,629万トンをピークに現在まで減少を続けており、当社は構造改革の一環として2024年度にセメントの製造体制を縮小、キルン3系列のうち1系列を停止して2系列体制に移行しました。 今後のセメント需要の見通しにつきましては、国内人口の減少、公共投資の縮小、ストック型社会への移行等に伴う漸減が余儀なくされると推察される中、当社はセメント事業のあるべき姿を慎重に検討してまいりました。その結果、国内最大手のセメントメーカーである太平洋セメントに本事業、ならびにトクヤマ通商およびトクヤマエムテックの全ての発行済株式を承継させることを決定し、当該承継が完了する2028年度を目途に、セメントおよび固化材の製造を停止する検討に着手してまいります。…

大株主の状況

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(6)【大株主の状況】 2026年3月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式 (自己株式を除く)の総数に 対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 12,288 17.05 株式会社日本カストディ銀行 (信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 4,850 6.73 日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命証券管理部内 (東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR) 2,174 3.01 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 1,896 2.63 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 決済事業部) 1,764 2.44 明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区丸の内2丁目1-1 (東京都中央区晴海1丁目8番12号) 1,488 2.06 トクヤマ従業員持株会 山口県周南市御影町1-1 1,427 1.98 HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 1 QUEEN'S ROAD, CENTRAL, HONG KONG (東京都中央区日本橋3丁目11-1) 1,300 1.80 BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 33 RUE DE GASPERICH, L-5826 HOWALD-HESPERANGE, LUXEMBOURG (東京都中央区日本橋3丁目11-1) 1,235 1.71 株式会社山口銀行 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 山口県下関市竹崎町4丁目2-36 (東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR) 1,214 1.68 29,636 41.09 (注)1 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりです。…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2026Q2
使用モデル
gemma4:12b

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