サステナビリティ
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/ 原文長 約7317文字
(3) 重要なサステナビリティ課題 ① マテリアリティの特定プロセス 事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら企業価値を向上させるため、当社を取り巻くあらゆる社会課題のうち、将来にわたって事業活動を継続するために重要な課題をマテリアリティ(サステナビリティ課題)として定めました。マテリアリティは外部環境の変化や当社の事業成長に応じて変化しうるものと考えています。そのため、マテリアリティは2018年度に一度特定しましたが、2021年度に見直しを行いました。 ② マテリアリティ 「Kanro Vision 2030」の実現に向け、「糖の価値創造」、「事業を通じた環境負荷削減」、「食の安全・安心」、「人権の尊重・ダイバーシティの推進」、「組織統治」の5つのテーマを掲げました。また、それぞれのテーマに関連するマテリアリティ(重要課題)とアプローチを下表のとおり整理しています。 マテリアリティ アプローチ 糖の価値創造 健康福祉の増進 糖に対する正しい知識の普及活動を実施する 健やかな生活に寄与する商品・サービス開発 事業を通じた 環境負荷削減 気候変動 温室効果ガス排出量を削減する 資源循環と廃棄物削減 食品廃棄物を削減する 商品容器に環境にやさしい素材(バイオマス・生分解性・リサイクル素材・紙等)を使用 使用するエネルギーを削減 持続可能な原材料の調達 サプライチェーンにおけるサステナブル調達 食の安全・安心 商品の安全衛生 原料、製造委託先の品質リスク評価に基づき、品質審査を計画的に実施 消費者品質満足度の向上 責任あるマーケティングと表示 ユニバーサルデザインを意識した商品設計 マテリアリティ アプローチ 人権の尊重・ ダイバーシティの推進 人権の尊重 人権に関する方針整備 ダイバーシティと機会均等 男性の育児休業取得者比率を上げる 女性管理職(課長職以上)比率を上げる 障がい者雇用比率を上げる 労働安全衛生と人材育成 従業員エンゲージメントスコアを上げる 有給休暇取得率を上げる 多様な人材を活かし、価値創造につなげる 持続可能な原材料の調達 サプライチェーンにおけるサステナブル調達 組織統治 ガバナンス ステークホルダーへの説明責任を重視する コンプライアンス意識の向上 リスクマネジメント強化 情報セキュリティの強化 ③ 指標と目標 上記で掲げたサステナビリティ課題のうち、指標を用いて進捗を管理する項目については下表のように整理しています。下記以外のマテリアリティに関しても、今後適切な指標の設定を行い、進捗を管理していきます。…
研究開発活動
抽出本文
/ 原文長 約985文字
6 【研究開発活動】 当社は、「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」というパーパスのもと、「糖を科学する技術」をコア・コンピタンスとし「素材を活かす技術」及び「機能を発揮させる技術」の構築に資する研究開発に取組んでまいりました。また、温室効果ガス排出量の削減をはじめ脱プラスチックや食品廃棄物の発生抑制・有効活用等、サステナブル社会の実現へ向けた取組みに加え、グローバル化や外部環境変化への適応に向けた研究開発活動も積極的に実施しております。 様々な分野の研究開発を実施するにあたり、「配合、製法開発」と「設備開発」の2つの側面ごとにテーマを設定することで、研究開発の質的向上と効率化を目指しております。 (1) 配合、製法開発における取組み 「素材を活かす技術」について、サステナブルな経営基盤強化を目的とした研究方針を打ち出し、研究テーマとして「素材本来の美味しさを引き出すテーマ」のみならず、「環境に配慮した原料選定と配合技術の追究」、「加工度の低い菓子の製法開発」などを掲げてテーマを推進いたしました。 「機能を発揮させる技術」については、外部研究機関との共同研究を通して、オープンイノベーションを継続して推進しております。2022年に実施いたしました新型コロナ患者(軽症者)を対象にしたヒト臨床試験において、柿渋を含む飴を摂取した際の唾液に含まれるウイルスの不活性化を確認いたしました。この研究成果は、2023年7月27日付の国際科学誌「Viruses」にオンライン掲載されるに至りました。 また、「糖を科学する技術」という観点から糖の持つ新たな可能性の探索についても基礎研究レベルにまで踏み込んで実施しております。 また製法開発の応用例として、ピュレスライス、パンデミーナなどの既存ブランドに他の製品の製造技術を組み合わせた商品も発売いたしました。 (2) 設備開発における取組み キャンディに更なる付加価値を持たせるため、既存技術に留まらない菓子の周辺技術を用いて、事業領域を拡大し得る新たなカテゴリー開発にも着手しております。また、温室効果ガス削減を目的とした工場外壁の断熱塗装・太陽光発電を始めとした各種施策の検討・実施、また働く従業員の負担軽減を目的とした自動化設備の検討・導入、省人化設備の検討も併せて行っております。
設備投資等の概要
抽出本文
/ 原文長 約652文字
2 【主要な設備の状況】 ( 2023年12月31日 現在) 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (人) 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 本社 (東京都新宿区) 菓子食品事業 本社ビル 55,964 (-) 176,467 232,431 215 (17) ひかり工場 (山口県光市) 菓子食品事業 キャンディ 製造設備 561,690 1,417,474 298,234 (37,599) 106,345 2,383,743 120 (49) 松本工場 (長野県松本市) 菓子食品事業 キャンディ 製造設備 1,590,106 1,436,392 419,711 (19,214) 268,162 3,714,372 101 (35) 朝日工場 (長野県朝日村) 菓子食品事業 キャンディ 製造設備 896,140 909,626 426,810 (38,924) 173,255 2,405,833 69 (35) R&D豊洲研究所 (東京都江東区) 菓子食品事業 その他設備 426,778 211,733 (444) 132,806 771,317 32 (4) (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及びリース資産並びに建設仮勘定の合計であります。 2.従業員数の( )は、臨時従業員数を外書しております。 3.本社は賃貸物件であり当事業年度における賃借料は117,052千円であります。