事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1144文字
3 【事業の内容】 当社グループは、2010年10月1日から持株会社制を導入しており、当社、連結子会社10社により構成されております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められている数値基準について連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループが営んでいる主な事業内容と、当該事業に係る位置付けは、事業の種類別セグメント情報における事業区分によれば次のとおりであります。 流通事業 「井村屋㈱」が製造販売するほか、同社製品の一部については、製造を「井村屋フーズ㈱」に委託しております。また中国国内においては北京市所在の「井村屋(北京)食品有限公司(IBF)」が菓子、点心・デリ商品の販売及び日本からの輸入商品の販売を行っており、菓子商品については、製造を大連市所在の「井村屋(大連)食品有限公司(IDF)」に委託しております。また「井村屋(大連)食品有限公司(IDF)」において、菓子の輸出販売を行っております。米国カリフォルニア州アーバイン市所在の「IMURAYA USA, INC.」ではアメリカ国内における冷菓の製造販売及び日本及び中国からの輸入商品の販売を行っております。加えて、「スイーツ」カテゴリーとして、「Anna Miller’s(アンナミラーズ)」「JOUVAUD(ジュヴォー)」のブランドを活かした流通商品化の取り組み及びサービスの提供を行っております。 また、「IMURAYA MALAYSIA SDN. BHD.(IMM)」はマレーシア国内で製造委託した冷菓の販売を行っております。ASEAN市場での開拓を目指しております。 調味料事業 「井村屋フーズ㈱」が各種調味料素材を製造・販売しております。また、中国大連市に設立している「井村屋(大連)食品有限公司(IDF)」では粉末調味料の製造を行う他に、「井村屋フーズ㈱」の製造受託を行っており、中国北京市に設立している「北京京日井村屋食品有限公司(JIF)」では、委託加工した調味料の販売を行っております。 その他事業 「イムラ㈱」がリース代理業を営み、当社との賃貸住宅ヴィルグランディールの管理業務等を行っております。また、当社が自社所有の土地を活用した不動産の賃貸を営んでおります。中国北京市所在の「井村屋(北京)企業管理有限公司(ICM)」は、中国事業会社全体の管理及び支援等を行っております。 「井村屋スタートアッププランニング㈱」は井村屋グループの将来の柱と成る事業を創出することを目的とし、新規事業の企画、事業化に関する総合的な支援を行っております。 以上を、事業系統図によって示しますと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3967文字
(2) 取締役会規則に基づき、グループ各社に係る重要事項が取締役会で審議されています。取締役会の事前審議機関として毎月経営戦略会議を開催し、意思決定の迅速化を図るとともに業務遂行状況の監督を強化しています。 (3) 毎月、事業会社社長報告会、グループ全体会議が開催されており、状況の報告、情報の共有が行われるとともに、代表取締役(経営者)からグループ経営に関する方針が説明され、グループ全体への周知が図られています。 6.財務報告の信頼性を確保するための体制 内部統制モニタリング規程、及び内部統制システムに係る監査の実施基準によりその基準と行動の指針を定め、内部統制監査が計画的に実施され、その結果については代表取締役に報告されています。「経理規程」、「勘定科目取扱規程」など財務報告作成に関する規程を整備し、規程に沿って運用されています。その有効性については、経営品質・ガバナンス室と監査役が連携して、内部統制モニタリングと財務報告に係る内部統制評価を実施するとともに、会計監査人五十鈴監査法人から監査を受けています。財務報告は四半期決算ごとに取締役会で報告、検証がされ、適切に監督が行われています。 7.当社の監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項 監査役の職務を補助する使用人を定めてはいませんが、監査役会、合同監査役会、代表取締役等との情報交換会、内部統制担当部門との情報交換会の議事録の作成に限り、内部監査担当部門である経営品質・ガバナンス室が補助を行っており、議事録の客観性と適正化を図っています。 8.前号の使用人の当社取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 経営品質・ガバナンス室が監査役会などの議事録作成の補助を行う際は、監査役の指示に基づきその職務を行っています。 9.当社及びグループ各社の取締役及び使用人が当社の監査役に報告をするための体制その他当社監査役への報告に関する体制及び報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 (1) 監査役は取締役会、経営戦略会議、事業会社社長報告会に出席し、経営上の重要事項は監査役に報告されています。各会議での議事録や稟議書は監査役に回覧され、書面による報告がなされる体制が整備、運用されています。内部統制モニタリングには監査役も同席するとともに、結果は経営戦略会議を通じて報告されています。また、経営者と監査役との情報交換会が年2回実施され、円滑なコミュニケーションが図られています。 (2) 全体最適を重視した報告・連絡・相談が事業運営の要となることを周知しており、監査役に報告を行った当社及びグループ各社の取締役及び使用人が、報告をしたことを理由としていかなる不利な取扱いを受けないことは周知、徹底されています。 10.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2550文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「おいしい!の笑顔をつくる」のミッションのもと、お客さまに満足いただける商品・サービスを提供し、継続・進化することで社会から「よい会社」として信頼される企業グループを目指して活動しております。 井村屋グループ理念として M(ミッション)おいしい!の笑顔をつくる V(ビジョン) Be always for Customers! P(パッション)イノベーション(革新) を掲げ、「不易流行」の考え方のもと、「特色経営」を磨き、独創的な楽しい商品とすぐれたサービスの提供を通じて、社会から必要とされるグループ企業を目指します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、SDGsのゴールでもある2030年を見据えた成長戦略の実行と経営基盤の強化を図るため2024年度から始まる新中期経営計画「Value Innovation 2026(新価値創造)」を策定しました。 当社グループは、売上高、営業利益、売上高営業利益率、海外事業売上高比率を重要な経営指標としております。当該指標を採用した理由は、投資家が当社グループの経営方針・経営戦略等を理解するうえで重要な指標であり、経営方針・経営戦略等の進捗状況や企業価値の的確な把握が可能であると判断するためであります。 井村屋グループ中期経営計画 最終年度(2026年度)の数値目標 <財務指標> 売上高 550億円 営業利益 33億円(売上高営業利益率 6.0%) 海外事業売上高比率 8.8% <非財務指標> 温室効果ガス排出削減 2023年度比30%削減(原単位) 国内事業廃棄物量削減 2023年度比30%削減(原単位) 女性管理職比率 30%以上 (3)会社の対処すべき課題及び中長期的な会社の経営戦略 今後の経済動向につきましては、企業業績の回復、所得環境の改善を受けて経済活動の正常化が進んでいるものの、長期化する国際紛争や欧米諸国の金融引き締め、中国経済減速への懸念など、先行き不透明な状況が予想されます。菓子・食品業界におきましても、原材料価格・エネルギー価格の高騰に加え、物流コスト上昇により経営環境は引き続き厳しいものと想定されます。 このような状況のもと当社グループは、SDGsのゴールでもある2030年を見据えた成長戦略の実行と経営基盤の強化を図るため2024年度から始まる新中期経営計画「Value Innovation 2026(新価値創造)」を策定しました。パーパスである「おいしい!の笑顔をつくる」ために、顧客志向を追求し、特色ある価値創造企業として、社会から共感される企業を目指してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9099文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財務状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和に伴い経済活動への正常化が進んだことなどにより、景気は緩やかな回復傾向になっております。一方、原材料・エネルギー価格が高騰する中、長期化する地政学リスクの影響なども懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは2023年度、中期3カ年計画「Be Resilient2023 〜新しい時代をしなやかに生きる〜」の最終年度を迎え、財務目標並びに非財務目標の達成と今後の中長期プランを策定する重要な年次において、パーパスである「おいしい!の笑顔をつくる」を追求していくため、活動テーマを「倦まず・弛まず・積極果敢」として、サステナブル経営を目指し、目標達成に向けたイノベーションに取り組みました。 井村屋株式会社では、三重県津市「中勢北部サイエンスシティ」内に「あのつFACTORY」を竣工し、グループ全体の成長戦略に向けて順調に稼働し、生産性の向上や省エネ、環境負荷低減の効果を発揮しております。また、「AZUKI・FACTORY」では冷凍和菓子市場拡大に向けて、新たに「冷凍たい焼き」生産ラインを、2024年2月に導入しました。お客様への新しい価値を提供し、市場拡大を目指してまいります。 井村屋フーズ株式会社の調味料事業では、粉末加工商品の拡大に向け、品質面と環境面そして生産性向上の観点から新たな付加価値を創造する新工場スプレードライヤー6号機を9月に竣工し、順調に稼働しております。独自技術を活かし、海外市場の開拓も視野に入れ、新規商材の提案活動を進めています。 当社グループの売上高については、井村屋株式会社の冷菓カテゴリーや「肉まん・あんまん」など、点心・デリカテゴリーを中心に売上が増加しました。また、井村屋フーズ株式会社におけるOEM商品の受注が順調に推移しました。 利益面では、原材料価格、物流費用が高騰する中、一部商品の価格改定を行うとともに継続した生産性向上活動によりコスト削減を図ったことで営業利益率が向上しました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は、482億22百万円(前期比7.9%増)となりました。営業利益は25億37百万円(前期比27.3%増)、経常利益は29億4百万円(同27.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億30百万円(同19.8%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに過去最高の業績となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1178文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注) 合計 流通事業 調味料事業 売上高 外部顧客への売上高 40,136,519 4,331,622 44,468,141 216,993 44,685,134 セグメント間の内部売上高又は振替高 68,294 276,908 345,202 14,598 359,801 40,204,814 4,608,530 44,813,344 231,591 45,044,936 セグメント利益 2,963,857 692,119 3,655,977 28,430 3,684,408 セグメント資産 24,158,730 4,268,485 28,427,216 1,977,480 30,404,696 その他の項目 減価償却費 1,499,880 121,735 1,621,616 36,447 1,658,063 減損損失 301,672 301,672 301,672 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,908,549 614,629 4,523,178 4,523,178 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産の賃貸・管理業及びリース代理業等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注) 合計 流通事業 調味料事業 売上高 外部顧客への売上高 43,745,616 4,248,640 47,994,256 228,315 48,222,571 セグメント間の内部売上高又は振替高 74,122 296,565 370,688 15,034 385,722 43,819,738 4,545,205 48,364,944 243,349 48,608,293 セグメント利益 3,626,197 610,402 4,236,600 55,682 4,292,283 セグメント資産 27,411,746 4,283,782 31,695,529 1,938,165 33,633,694 その他の項目 減価償却費 1,779,437 192,674 1,972,112 36,369 2,008,481 減損損失 56,089 56,089 56,089 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,745,786 355,365 3,101,151 3,101,151 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産の賃貸・管理業及びリース代理業等を含んでおります。