事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3313文字
3 【事業の内容】 当社は、「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というコーポレートビジョンのもと、日本の社会課題である「少子高齢化」に対して、家族の繋がりを起点にテクノロジーやファミリーデータの有効活用によって課題解決できる会社を目指し、ライフイベント毎に応じたファミリーデータプラットフォーム事業を展開しております。 ファミリーデータプラットフォーム事業として現在、対象者別に大きく3つに分類しております。一つ目は、企業様向けにファミリーデータの利活用によるマーケティング支援を行う「データベースマーケティング」。二つ目は、ユーザーの家族生活環境の効率化支援を行う目的として、モバイル等での記録ツールの提供並び、生活インフラの改善に向けた自社サービスの提供を行う「家族サポート」。三つ目は、「データベースマーケティング」や「家族サポート」で培った知識・ノウハウを活用として大企業向けにライフイベントマーケティンによるDX支援を行う「DX推進」の3つに分類し、サービスを運営しております。 事業の流れとしては、主に妊娠育児層のママを対象として、自社コンテンツや外部広告を通じて、応募するとプレゼントがもらえるアンケート付きキャンペーンページに誘導し、そこで取得したユーザーの生活状況などを含む個人情報をパーソナルデータとしてお預かりし、蓄積しております。蓄積したパーソナルデータをもとに、ユーザーのニーズに沿ったサービスをレコメンドし、当該サービスを提供する企業に合致するパーソナルデータを提供し、家族の意思決定を支援していくとともに、企業のマーケティングの効率化を支援しております。 なお、ファミリーデータプラットフォーム事業の主な特徴は、以下のとおりであります。 (ⅰ)家族サポートにおけるコンテンツ開発力 当社は創業来、大手製薬企業から請け負ったアプリの制作実績を活かし、世代を問わないコンテンツを多数開発してまいりました。現在は、メインターゲットである妊娠育児層のママに対して、「ママびより」などのウェブメディアの他、妊娠週数や月齢の課題に応じた機能を特化する形で、アプリケーションを多数運営しております。 主要アプリとして、プレママ向け情報提供コンテンツとして「ママびより」、陣痛間隔計測ツールとして「陣痛きたかも」、授乳の記録管理ツールとして「授乳ノート」、離乳食管理ツールとして「ステップ離乳食」、予防接種管理ツールとして「ワクチンノート」を提供しております。妊娠中から1歳未満の子供を持つ親における当社アプリの年間ダウンロード率(※1)は2018年、2019年、2020年と3年連続約90%となっております。これらアプリケーションをママの課題に応じて、機能を切り出すことにより、ユーザーのニーズに合った機能をシンプルに提供し、ユーザー満足度の向上に繋げております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1008文字
(2) 経営戦略等 当社が属しているヘルスケア市場は、精神的な健康を支援するウェルネス市場(想定市場規模:約15兆円)、健康管理・予防を支援する狭義のヘルスケア市場(想定市場規模:約31兆円)、公的医療・介護等のシックケア市場(想定市場規模:約41兆円)の3つに分類されます。日本国においては、少子高齢化という大きな社会課題もあり、今後はシックケア市場からより入り口に近い、ウェルネス市場および狭義のヘルスケア市場へ官民ともに資金の流入が加速するものと捉えております。そのため、当社は「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というコーポレート・ビジョンのもと、家族のつながりを起点にウェルネス・ヘルスケア市場での事業展開をより加速してまいります。 当該事項を念頭に、ファミリーデータプラットフォーム事業の拡大に向けて、「ファミリーデータベースの拡大」と「収益性の向上」の二つの方向性から注力しております。 ファミリーデータベースの拡大に関しては、子育てアプリの充実化によるアプリユーザー数の拡大、妊娠中や育児初期だけでなく未就学児期全般にも紹介可能な商材の充実化によるアクションユーザー数(※1)の拡大のみならず、ヘルスケアアプリの充実化による初孫世代ユーザーの拡大により、子育て世代を軸に世代の輪を広げ、初孫世代の中高年まで拡大していく方針でおります。最終的には日本の全世帯への拡大を目指していきます。 収益性の向上に関しては、新規提携先の拡充、クライアント企業向けのコールセンター業務効率化及びマニュアル支援だけでなく、保険代理業「かぞくの保険」、宅配水サービス「カラダノートウォーター」などを中心とする自社事業領域の拡大により、1人当たりの獲得収益の拡大を考えております。 ※1 アクションユーザー:当社の収益につながる行動をしたユーザー アクション:当社の収益につながった行動 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は株主価値向上のため、中長期的にはROE(自己資本利益率)を最大化していく方針でありますが、短期的には売上を増加させ利益を安定的に出す体制を構築することに注力しております。そのため、現在はROEについては公表可能な目標値を設定しておらず、期初予算で設定した売上高並びに営業利益を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として取締役会等で監視を行っております。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2147文字
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当社は、以下の事項を主要な課題として認識しており、継続的に取り組んでおります。 ① 認知度の向上とユーザー数の拡大 当社が持続的に成長するためには、当社及び当社サービスの知名度を向上させ、新規ユーザーを継続的に獲得し、ユーザー数を拡大していくことが必要不可欠であると認識しております。そのためには、効果的な広告宣伝活動等により当社の知名度を向上させること、また既存メディアにおけるPDCAサイクルの強化を進めることにより認知度の向上とユーザー数の拡大に努めてまいります。認知度の向上とユーザー数の拡大については、費用対効果を見極めながら、広告宣伝活動及び広報活動に積極的に取り組んでまいります。 ② 継続的な事業の創出 インターネット関連事業は、サービス等の新陳代謝が激しく、一般的にプロダクトライフサイクルが短い傾向にあると考えられます。こうした環境の中で継続的な成長を実現するために、当社は、既存事業の成長を図るだけではなく、様々な新規事業に取り組み続けることが重要であると考えております。 当社は、ファミリーデータプラットフォーム事業で構築したビジネスモデルを、現在のターゲットのみならず、中長期的には家族全般へのターゲットを進めるべく、横展開を実施していく予定でおります。今後も中長期の競争力確保につながる事業開発のノウハウの蓄積を積極的に行い、インターネット市場向けの新規事業開発に取り組むことで、将来にわたる持続的な成長につなげてまいります。 ③ プロダクトやサービスの拡大 ファミリーデータプラットフォーム事業では 、当社で作成している商品を用いた 「全員プレゼントキャンペーン」を基軸として、ユーザーと商材を効率的にマッチングさせることで収益化を実現しており、ファミリーデータプラットフォームで獲得したユーザー に対し、 ライフスタイルにあった商材をレコメンドするだけでなく、会員限定のコンテンツの配信等を通じて、ユーザーからの信頼を高めつつ、収益を獲得してまいりました。今後、ファミリーデータプラットフォーム事業の横展開だけでなく、各サービスで獲得したデータを活用したプロダクトやサービスの開発を進めてまいります。 ④ ユーザーのアクセスログの蓄積、解析体制の強化 当社は、多くのユーザーのアクセスログを有しており、ユーザーに更なる付加価値を提供するためにも、これらのアクセスログに基づき、独自のサービスを開発していく必要があると考えております。そのため、より一層アクセスログを独自に解析する体制を強化してまいります。 ⑤ 優秀な人材の確保と育成 継続的に成長するために、優秀な人材の確保と育成が重要であると考えております。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約4562文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社の財政状態、経営状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 (2)財政状態の分析 (資産) 当事業年度 における流動資産は1,090,819千円(前事業年度末比667,699千円増加)となりました。これは主に、現金及び預金の増加649,953千円、売掛金の増加34,627千円によるものであります。固定資産は46,996千円(前事業年度末比31,679千円増加)となりました。これは主に、新オフィス移転に伴う有形固定資産の増加12,664千円、新オフィスの敷金払込に伴う投資その他の資産の増加11,904千円、新規アプリ制作に伴う無形固定資産の増加7,110千円によるものであります。 以上の結果、総資産は1,137,816千 円 (前事業年度末比699,379千円増加)となりました。 (負債) 当事業年度 における流動負債は166,093千円(前事業年度末比44,408千円増加)となりました。これは主に、 未払法人税等の増加23,335千円、未払消費税の増加12,153千円、買掛金の増加7,710千円 があったことによるものであります 。固定負債は3,868千円(前事業年度末は発生無し)となりました。これは、新オフィスに関する資産除去債務となります。 以上の結果、負債合計は169,962千円(前事業年度末比48,277千円増加)となりました。 (純資産) 当事業年度における純資産は、967,853千円(前事業年度末比651,102千円増加)となりました。これは主に、新規上場に伴う公募増資及び有償第三者割当増資等により資本金が256,023千円、資本準備金が256,023千円、当期純利益の計上により利益剰余金が136,754千円増加したことによるものであります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約164文字
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前事業年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日 ) 当社の事業セグメントは、ファミリーデータプラットフォーム事業のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当事業年度(自 2020年8月1日 至 2021年7月31日 ) 該当事項はありません。