事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約1228文字
3【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社である当社(PCIホールディングス株式会社)並びに情報サービス事業を営む連結子会社9社(うち、孫会社4社)により構成されており、ソフトウェア及びハードウェア開発、自社ソリューションの開発・保守、半導体のテスト・設計等を主たる業務としております。 純粋持株会社である当社は、グループ経営戦略の策定、コーポレート・ガバナンスの構築、経営資源のグループ内最適配分及びグループ各社に対する経営全般における指導・管理等を行っております。 当社グループの事業内容及び当社とグループ各社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであり、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 (1) ITソリューション事業 ① エンベデッドソリューション 比較的参入障壁が高いとされる自動車、重機・建機等に必要不可欠な制御ソフトウェアの開発並びに移動体通信のインフラとなる電気通信分野向け装置の開発を行っている他、情報家電機器、各種産業機器や半導体製造装置等の制御ソフトウェアの開発を行っております。 また、組込みパソコン、コントローラー等、特定の機能を実現するためのコンピュータシステムの開発、設計、製造を行っております。 ② ビジネスソリューション 金融・製造・流通・その他一般情報系ソフトウェア開発及び交通等の社会インフラ系ソフトウェア開発を行っております。 また、オープンソースソフトウェアをコアとした顧客の要求に基づくITシステムの構築、独自に企画・開発したパッケージソフトウェア製品を活用したソリューションの提供、システム運用・保守、その他メインフレーム・周辺機器のリース・販売・保守サービス等を行っております。 (2) IoT/IoEソリューション事業 当社グループ各事業における数多くの開発実績を背景に、IoT/IoE技術のベースとなる通信技術・組込み制御技術・アプリケーション技術等の当社グループの強みを活かし、ソリューションの提案あるいは顧客企業との共同開発を行っております。 また、エネルギー業界向けIoTソリューションの企画・開発の他、電気通信事業における各種通信サービスの提供等を行っております。 (3) 半導体トータルソリューション事業 テスト、アナログ、画像処理をコアコンピタンスとして、LSI設計・テスト・FPGA、システム機器、ソフトウェア開発等、様々な製品開発への先進テクノロジーの提供を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2091文字
(1) 経営方針 当社グループは、経営理念として「我々は、お客様の満足を通じて全社員の幸せを追求し、そして社会の発展に貢献します。」を掲げ、以下の行動指針及び行動方針のもと、事業を展開しております。 (行動指針) 積極的(Positively)に、変化(Change)と革新(Innovate)をし続ける (行動方針) ・安定した事業成長を実現します ・ユーザーに適したソリューションを提供します ・応援して頂ける企業を目指します ・積極的に変化を求め、革新します ・全てのステークホルダーの満足して頂ける企業を目指します (2) 経営環境 ① 企業構造 当社グループは、純粋持株会社である当社を中心に、ソフトウェア開発、自社ソリューションの開発・保守、半導体のテスト・設計等の情報サービス事業を営む連結子会社9社(うち、孫会社4社)を傘下に構成されております。各事業会社それぞれの文化と独自性を尊重しながら、グループ全体のシナジー効果を発揮し、市場環境の変化や多様化する社会ニーズに機動的かつ柔軟に対応することで、更なる企業価値の向上を図っております。 ② 市場の状況と中長期的な経営戦略等 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により国内外の経済活動は不安定な状況が続いておりますが、ワクチン接種の促進や各種政策に伴い、2022年9月期には緩やかな回復傾向に進むものと想定しております。 当社グループが属する情報サービス産業におきましては、国内外の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、顧客先訪問による商談機会の減少等の新規受注案件に対する営業活動の制約やサプライチェーンの停滞等による顧客企業における一時的な予算縮小等のリスクはありますが、生活様式や働き方の変化、急速に進展するデジタル化・DX化の加速等による企業社会のIT投資は引き続き底堅い需要があるものと予測しております。 このような状況下、当社グループでは、2022年9月期が2期目となる中期経営計画「PCI-VISION 2023」の基本方針に基づき、時流を勘案した選択と集中を行い、主力事業の差別化戦略による確実な事業成長と従来から当社グループが得意としている通信・組み込み制御技術、アプリケーション開発力等の知的資本を基軸としたグループ事業間及び業務提携先とのシナジー創出を図ってまいります。加えて、1期目に実施いたしました株式会社ソードの子会社化と資本業務提携先との関係強化の成果を発揮するべく、既存事業の高付加価値化と事業横断的なグループ間シナジー創出に努める他、ハードウェアとソフトウェアの融合による自社製品の展開及び付加価値向上のためのOne-Stopソリューションの実現、サイバーセキュリティ関連事業の強化を推進いたします。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約429文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記の経営方針及び中長期的な経営戦略を実行していく上で、当社グループは、中期経営計画「PCI-VISION 2023」に基づき、以下の取り組みを推進してまいります。 (中期経営計画PCI-VISION 2023の概要) 1.中期経営計画基本方針 「ITにより『安心・安全・豊かな社会の実現』に貢献するエンジニアリング企業集団」として確固たる地位を確立する ・高付加価値ITサービスを提供し、顧客企業に寄り添い、企業のDX促進を支援する ・ハードウェアとソフトウェアの融合による自社製品を提供し、One‐Stopソリューションを実現する 2.重点施策 ① システムエンジニアリングサービス事業の規模拡大・質的向上 ② 最適な自社ブランド製品/ソリューション/サービスの創出 ③ サイバーセキュリティ関連事業の推進 ④ 業務提携先との更なる連携強化及び積極的なM&Aの推進 ⑤ 組織体制の強化及び働き方改革の推進
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約3688文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1) 業績 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化する中で社会経済活動が制限を受けることとなり、厳しい状況が続きましたが、ワクチン接種の促進等もあり、一部持ち直しの動きがみられました。一方で、国内外の感染症の動向、サプライチェーンを通じた影響による下振れリスクへの懸念等、依然として先行き不透明な状況下で推移いたしました。 当社グループが属する情報サービス産業におきましては、IoT(※1)、IoE(※2)、人工知能(AI)等の先端技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に加え、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、テレワーク導入企業の増加によるITインフラ整備・強化、非接触対応、医療ICT化促進、サイバー攻撃等の脅威に対する情報セキュリティ対策強化への優先的な投資傾向がみられ、IT投資需要は底堅く推移いたしました。一方で、IT技術者不足は常態化しており、人材確保が継続的な課題となっております。 このような状況下において、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による経済・社会の不可逆的なビジネスモデル・産業構造の変化及び生活者変化を捉え、社会全体のデジタル化の加速による新規需要の取り込みを図ってまいりました。また、2020年10月1日付で株式会社シー・エル・シーを存続会社としてサイバーセキュリティ事業を営むSafer Connected World株式会社と合併し、巧妙化・複雑化するサイバー攻撃に対応する情報セキュリティビジネスに注力する等、社会的課題の解決と「安心・安全・豊かな社会」を目指した事業展開を推進してまいりました。2021年1月には、組込みパソコン、コントローラー及び周辺機器の開発、設計、製造等のエンベデッドソリューション事業を展開する株式会社ソードを完全子会社化する等、事業規模拡大に向けた各種施策に取り組んでまいりました。なお、新たに連結子会社となった株式会社ソードの業績は第3四半期連結会計期間の4月より計上しております。一方で、新型コロナウイルス感染症の長期化により、ITソリューション事業における文教系分野が顧客の予算計画変更の影響を受け、大幅な案件の停滞が継続したことから、事業の選択と集中のため、戦略的に事業を縮小いたしました。 当社は、2020年11月13日に公表いたしました当連結会計年度を初年度とする3ヶ年の中期経営計画「PCI-VISION 2023」に基づき、持続的成長を目指して事業活動を推進しております。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は21,248百万円(前連結会計年度比26.8%増)、営業利益は1,174百万円(前連結会計年度比56.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約2171文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 IT ソリューション 事業 IoT/IoEソリューション事業 半導体トータル ソリューション 事業 売上高 外部顧客への売上高 12,523,858 2,452,921 1,781,372 16,758,152 16,758,152 セグメント間の内部売上高又は振替高 13,513 1,285 228 15,027 △ 15,027 12,537,371 2,454,206 1,781,600 16,773,179 △ 15,027 16,758,152 セグメント利益又は損失(△) 587,938 151,478 △ 18,802 720,614 29,593 750,207 資産 4,084,134 2,714,154 425,961 7,224,250 5,217,764 12,442,015 その他の項目 減価償却費 43,579 34,706 12,667 90,952 21,058 112,010 のれん償却額 16,108 76,575 11,897 104,581 104,581 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 88,774 14,810 2,206 105,791 249 106,041 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社収益520,678千円及び全社費用△505,914千円、その他調整額14,829千円が含まれております。全社収益は、各グループ会社からの経営指導料、業務委託収入が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない持株会社運営に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去△3,659,095千円及び全社資産8,876,860千円であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の余資運用資金(現金及び預金等)、管理部門に係る資産等であります。 (3)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社の減価償却費であります。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社における設備投資額であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約4360文字
3.前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、合理的に判断して行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 なお、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響に関しては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 追加情報(新型コロナウイルス感染症拡大の影響について)」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度における総資産は、17,391百万円(前連結会計年度は12,442百万円)となり、4,949百万円増加しました。これには、株式会社ソードの新規連結による資産の増加が含まれております。 流動資産は11,198百万円(前連結会計年度は8,625百万円)となり、2,572百万円増加しました。その主な要因は、売上債権の増加2,793百万円、たな卸資産の増加1,072百万円の一方で、現金及び預金の減少1,521百万円によるものであります。 固定資産は6,193百万円(前連結会計年度は3,816百万円)となり、2,376百万円増加しました。 有形固定資産は946百万円(前連結会計年度は260百万円)となり、686百万円の増加、無形固定資産は2,493百万円(前連結会計年度は1,355百万円)となり、1,138百万円の増加、投資その他の資産は2,753百万円(前連結会計年度は2,200百万円)となり、552百万円増加しました。有形固定資産の増加の主な要因は、建物の増加379百万円、建物附属設備の増加275百万円であります。無形固定資産の増加の主な要因は、のれんの増加1,319百万円であります。投資その他の資産の増加の主な要因は、退職給付に係る資産の増加226百万円、その他の増加250百万円であります。…