事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社の合計6社で構成されており、個人や企業に対する商品の販売やサービスの提供を行うコンシューマ事業及び将来性があり、キャピタルリターンの期待できるビジネスや企業への投資を行う投資事業を推進しております。 事業系統図は、下記のとおりであります。 2021年6月30日 現在 (1) コンシューマ事業 コンシューマ事業では、旅行商品やサービスの提供、リユース商品の販売を行っており、各事業の特徴は下記のとおりであります。 ① 旅行商品やサービスの提供 当社は航空券等の旅行商品の比較・予約サイト「skyticket」等を中心に事業を運営しております。航空券事業の特徴は下記のとおりであります。 (a)「航空券の横断検索」 当社が運営するサイト・アプリは、国内及び海外の格安航空券をオンラインで予約することが可能であり、「横断検索」機能による世界中の航空券の検索、また日本国内の空港発着以外の航空券の購入が可能であります。当社の顧客は、この機能を使うことにより、世界の航空会社のフライトスケジュールを1つ1つ確認することなく、航空券を購入する際に、搭乗日と出発・到着する空港名を指定することで、条件に合う航空会社を一度に検索し、表示することが可能となっております。 当社は、大手航空会社のみならずLCCやリージョナル航空会社、海外資本の航空会社等、国内外における多くの航空会社の航空券を取り扱っており、顧客が航空券を購入する際の利便性を高めております。 (b)「オンライン予約・販売」 インターネットやソーシャルメディアが普及し、個人が能動的に様々な情報を検索、取得したり、さらには発信したりすることが一般的な消費者行動となった現代ではありますが、国内の旅行業界は、なお店舗型サービスを中心としている企業が多く存在しております。 当社は創業以来、店舗を持つことなく、インターネットによるオンライン販売に特化して、国内・海外航空券を中心とした旅行商品の販売を行ってまいりました。こうしたオンライン旅行事業におけるノウハウを生かし、順次領域を拡大しております。 (c)「技術力とマーケティング力」 当社の事業の特徴としている多言語化やITによるサービス提供を支えるのが、「技術力」と「マーケティング力」であります。 当社はインターネットやソーシャルメディアに対する技術力とマーケティング力を強みとしており、この強みを駆使して、様々なオンライン旅行サービスを提供しております。 技術力に関しては、開発経験が豊富なエンジニアを社内に抱えております。そのため、新たな旅行商品が販売された場合やシステムにおけるトラブルや仕様変更等が発生した場合でも、迅速かつ正確に対応することが可能であります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
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(4) 経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としては、収益の継続的な成長を考えております。今後の経済見通しにつきましては、引き続き新型コロナウイルスの感染の動向が経済に与えるリスクが懸念されており、少なくとも2022年6月期においては、同感染症の経済に与える影響は継続するものと予想されます。一方で、わが国においては2021年2月よりワクチン接種が開始されており、既に接種の先行している諸外国の事例からも今後順調に接種が進み、変異種に対してもワクチンが有効であれば、感染拡大が沈静化し、旅行需要が急速に回復することも期待されています。 また、連結会計年度を通してコロナ禍であった当期におきましても、当社グループは、主力である旅行関連事業の収益改善、広告宣伝費のコストコントロール等に取り組むことにより、2021年3月10日に発表しました予想を大きく上回る業績となりました。来期につきましても、引き続きこれらに取り組んで参ります。 以上に基づき、2022年6月期における業績に関しましては、収益は370億円、営業利益は17億円、税引前当期利益は16.5億円及び親会社の所有者に帰属する当期利益は11億円といたしました。
対処すべき課題
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、外出自粛要請や海外渡航制限、休業要請などが発出されるなど大変厳しい状況にあります。当社グループは、同感染症による影響を、翌連結会計年度までは売上高の減少の影響が継続するものの、それ以降は徐々に回復すると、当連結会計年度末現在において想定しておりますが、景気後退リスクの増大も懸念され、先行きの不透明感は一段と強まっており、短期・中期の両面から企業リスクへの対応が求められているものと認識しております。 中期的には当社グループの中核をなす旅行業につきましては、店舗を中心とした営業を展開する既存の大手旅行会社に加え、インターネットを中心としたOTAの成長、そしてLCCを含めた直販を拡大する航空会社等との競争が更に激しくなると思われます。そのような中、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。 ① 海外への事業拡大 当社グループでは、国内市場における継続的な事業の拡大を図っておりますが、当社グループが更なる成長を遂げるためには、新型コロナウイルス感染症の収束を前提として、海外への事業拡大が必要不可欠であると考えております。 特に東南アジア諸国では、日本以上にLCCのシェアが拡大しており、今後もシェアが拡大するものと予想されております。当社がこれらのLCC全ての路線を取り扱うためには、海外航空券の仕入先であるホールセラーが提供しているAPIだけでは対応できないことから、各国のLCCのAPIに個別接続する必要があります。 当社グループでは、これらの状況に対処するため、国内で培った技術力やノウハウを活かし、堅牢なシステム構築を図ってまいります。 ② グローバル人材の採用 当社グループは、国内市場のみならず、世界各国の旅行商品の取り扱いを充実させることによって国際競争力を高め、更なる事業拡大を図る方針であります。このため、当社としましては、外国人顧客向けのオペレーターや、国内外の優秀な人材を確保することが重要と認識しており、社内における研修制度の充実や語学の堪能な人材の採用強化に取り組んでまいります。 ③ 新サービスの展開 多様化する顧客のニーズに応えるため、当社グループは常に新しいサービスを提供することを検討し、実施しております。 今後も既存サービスの充実に加えて、当社グループが有するサイト運営能力、サービス開発力等を活かして、航空券のみならず様々な新サービスを展開することによって、既存顧客への付加価値を提供するとともに、新規顧客の獲得を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績の状況 当社グループをとりまく経営環境につきましては、観光庁「宿泊旅行統計調査」(確報値)によりますと、2020年度の国内旅行者数は、3億3,165万人泊で前年比44.3%減、うち日本人延べ宿泊者数が3億1,131万人泊(前年比35.2%減)、外国人延べ宿泊者数が2,035万人泊(前年比82.4%減)となっており、国内旅行者数は全体として大幅な減少となりました。また、日本政府観光局(JNTO)の報道発表によりますと、2020年度に日本を訪れた訪日外国人数は、411万5千人で、前年比で87.1%減となりました。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、当社主要事業の旅行事業を取り巻く環境は急速に変化しておりますが、2021年6月単月で国内旅行者数は、前年同月比37.6%増の1,957万人泊、特に外国人延べ宿泊者数が前年同月比44.4%増の26万人泊(いずれも速報値)となり、前年比で回復の兆しが見られました。 このような事業環境のもと、当連結会計年度におきましては、収益は36,239,453千円(前年同期比1.3%増)、営業利益は983,317千円(前年同期比29.0%減)、税引前当期利益は929,890千円(前年同期比30.2%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は850,427千円(前年同期は親会社の所有者に帰属する当期利益72,044千円)となりました。 なお、当社は当連結会計年度において、株式会社wundou、株式会社ギャラリーレア及び株式会社EDISTの株式を譲渡したことにより、これらの事業を非継続事業に分類しております。これにより、連結損益計算書に表示される収益、営業利益及び税引前当期利益は継続事業によるもののみを表示しており、前述の事業(非継続事業)については、「非継続事業からの当期利益又は損失(△)」として、継続事業と区分して表示しております。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 (コンシューマ事業) コンシューマ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、及びそれによる政府の緊急事態宣言の発出により、国内の移動自粛や海外への渡航制限、商業施設の休業や映画、美術館、コンサートなどの興行の中止などが当社グループの業績にマイナスに働き、セグメント収益は前連結会計年度比で微増となったものの、セグメント利益につきましては前連結会計年度比で減少となりました。 その結果、当セグメントの収益は36,318,814千円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は1,062,678千円(前年同期比12.8%減)となりました。…
セグメント関連
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4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) 該当事項はありません。 5 商品及びサービスに関する情報 報告セグメント別の製品及びサービスの区分については、注記「22.収益」をご参照ください。 6 地域に関する情報 外部顧客からの収益及び非流動資産の地域別内訳は、次のとおりです。 (1)外部顧客からの収益 本邦の外部顧客からの収益が当社グループの収益のほとんどを占めるため、記載を省略しております。 (2)非流動資産 本邦に所在している非流動資産の金額が連結財政状態計算書の非流動資産の金額のほとんどを占めるため、記載を省略しております。 7 主要顧客 外部顧客からの収益のうち、連結損益計算書の収益の10%以上を占める顧客が存在しないため、記載を省略しております。 6.企業結合 前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日 ) 株式会社ギャラリーレア 企業結合に係る暫定的な会計処理の確定 当社は、2018年11月に実施した株式会社ギャラリーレアとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間に確定しております。 この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得原価の当初配分額に見直しがなされており、非流動資産が53,000千円、非流動負債が17,802千円それぞれ増加し、その結果、のれんが35,197千円減少しております。 取得日現在における支払対価の公正価値、取得資産及び引受負債の主要な種類ごとに認識した金額 暫定(千円) 遡及修正(千円) 確定(千円) 現金 1,146,244 1,146,244 支払対価の合計 1,146,244 1,146,244 現金及び現金同等物 658,208 658,208 流動資産 2,510,349 2,510,349 非流動資産 503,280 53,000 556,280 流動負債 △3,016,251 △3,016,251 非流動負債 △525,850 △17,802 △543,652 純資産 129,735 35,197 164,932 非支配持分 △24,714 △24,714 のれん 1,041,224 △35,197 1,006,027 合計 1,146,244 1,146,244 (注)のれんの金額のうち、従業員の横領により生じた108,477千円は、超過収益力の源泉というのれん本来の性質ではないことから、その他の費用として、前連結会計年度において費用処理をしております。…
主要な顧客・販売先
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(2) 販売実績 ① 収益実績 セグメントの名称 内訳 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日 ) 前期比 (%) コンシューマ事業 航空券 (千円) 6,577,094 68.9 その他 (千円) 29,741,719 114.2 合計 36,318,814 102.0 (注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。 ② 取扱高実績 セグメントの名称 内訳 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日 ) 前期比 (%) コンシューマ事業 航空券 (千円) 22,260,561 41.3 その他 (千円) 32,026,909 118.0 合計 54,287,470 67.0 (注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの業績は、外部要因として世界情勢の変化、インターネット関連市場の動向、競合との競争、技術革新、法規制の変化、自然災害等の影響を受ける可能性があります。 また、内部要因として、システムや新サービスの開発、人材登用や人材育成、内部管理体制、システム障害等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がありますが、内部管理や組織体制の強化等によりこれらのリスク要因に対応するように努めております。なお、当社グループでは「価格とサービスで感動を!徹底的に無駄と戦い、顧客に還元する!」という企業理念を実現するため、当社グループのメインサービスである「skyticket」の認知向上と取扱い商品の拡充及び利便性の向上を行うことが重要であると考えております。そのためには事業環境の変化に素早く対応できる組織体制の構築、システムの開発速度の向上及び安定性の確保、情報管理体制の強化等、組織としての健全性を高めていくことが経営上の課題であると認識しております。…