事業の内容
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/ 原文長 約7298文字
3【事業の内容】 当社グループは、保険持株会社である当社、100%子会社であるアニコム損害保険株式会社、アニコム パフェ株式会社、アニコム フロンティア株式会社、アニコム先進医療研究所株式会社及びアニコム キャピタル株式会社の6社により構成されております。 当社は、経営管理及びそれに附帯する業務を行う持株会社として、各連結子会社の経営状況を把握し、グループのリスク管理、コンプライアンスの強化に努めるとともに、グループとしての事業戦略の策定、グループ間におけるシナジー発揮の促進等を業としております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループは、中核事業となる「(1)損害保険事業」、「(2)動物病院支援」「(3)保険事業以外の事業 ① 保険代理店 ② 動物医療分野における研究・臨床 ③ その他」を行っており、各事業の内容は以下のとおりであります。 (1)損害保険事業 (アニコム損害保険株式会社) 当社グループのペット保険は、契約者が保険契約に基づく保険料を支払い、保険契約期間中に対象となるペットが病気やケガで診療を受けたとき、その診療費に対し、約款に基づき保険金を支払うものです。当社グループのペット保険には次のような特徴があります。 ① 商品について 対象となる動物は「犬・猫・その他(鳥・うさぎ・フェレット・モモンガ・リス・ハムスター・ネズミ・モルモット・ハリネズミ・カメ・トカゲ)」です。2018年3月末時点のアニコム損害保険株式会社における保有契約件数は、698,566件となっております。 2018年3月現在のアニコム損害保険株式会社における取扱商品は下表のとおりです。 商品名 販売チャネル 商品内容 「どうぶつ健保ふぁみりぃ」 直販 ペットショップ代理店 一般代理店 1年間の契約期間のうちに発生する、動物(注1)のケガ・病気に対し、補償対象となる診療費の50%又は70%(注2)を補償する。支払割合は、加入時に選択が可能。 「どうぶつ健保ぷち」 直販 ペットショップ代理店 一般代理店 1年間の契約期間のうちに発生する、犬・猫のケガ・病気に対し、補償対象となる診療費の70%(注3)を入院と手術のみ補償する。支払割合は、70%のみ選択が可能。 「どうぶつ健保べいびぃ」 ペットショップ代理店 ペットショップで販売する満1歳未満の犬・猫が契約対象となり、犬・猫のケガ・病気に対し、契約後最初の1ヶ月間は補償対象となる診療費の100%を補償(注4)する。その後の11ヶ月は診療費の50%又は70%(注2)を補償する。支払割合は、加入時に選択が可能。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2533文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 ペット保険を中核事業とする当社グループは、「家族の一員であるペットにも安心して医療をうけることができる環境を整え、すべてのどうぶつの幸せと、あんしんを創造すること」を目指しております。そして、「日本経済の活性化につながる、ペット保険市場の創造」という高い志を持ち、連結ベースでの企業価値の向上と、持続的な成長を具現化してまいります。その基軸となる経営の基本方針は以下3つであります。 ○オープン・マネジメント 組織が大きくなるにつれて、お客様やステークホルダーの皆様の声は法人に届きにくくなりがちです。当社グループでは、お客様やステークホルダーの皆様から「見える」「話せる」と実感していただける「対話のできる法人グループ」を目指します。 ○マーケットアウト・マネジメント 当社グループでは、常にお客様の視点に立ち、お客様の求めるサービスを創り出す、マーケットアウト(お客様の真のニーズのお応えすること)を意識した経営を徹底し、お客様の願いを実現するとともに、新しい価値を創造することに努めます。 ○ロールプレイング・マネジメント 当社グループは、個々に与えられた役割(ロール)を最高に演じる(プレイング)ことで、個人と組織の飛躍的成長を推進します。個々と組織の役割を明確にし、その役割を役者のごとく最高に演じることで、何事にも果敢に挑戦し続け、常に新たなスキルを吸収し、飛躍的な成長を促進させる経営を実践します。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、ペット保険市場の持続的な成長と安全性を重視したうえでの資本効率追求を重視しております。そのための経営指標として「成長性」「安全性」「効率性」を重要な経営上の指標としており、連結経常収益について前期比10%以上増の持続的成長、中期的にはROE二桁の維持・向上、アニコム損害保険株式会社単体でのソルベンシー・マージン比率360%以上を目標としてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、中期経営VISIONとして、「どうぶつ業界のインフラプレーヤーとして、すべての生命の多様性を認識し、遺伝病の不安のない世界と「健康寿命延伸」という新たな価値を提供する」ことを掲げています。 また、2018年度の経営VISIONとして、「グループのリソースを結集し、どうぶつ業界における川上から川下までの全てを発展的に繋ぐインフラプレーヤーの確立に向けた足取りを加速する」ことを掲げています。 (4)経営環境及び対処すべき課題 現代社会において、わたしたち人間とともに暮らすどうぶつは「家族の一員」であることはもちろん、隣に寄り添うだけで心の豊かさをもたらし、明日への大きな活力を与えてくれる存在となっています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2533文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 ペット保険を中核事業とする当社グループは、「家族の一員であるペットにも安心して医療をうけることができる環境を整え、すべてのどうぶつの幸せと、あんしんを創造すること」を目指しております。そして、「日本経済の活性化につながる、ペット保険市場の創造」という高い志を持ち、連結ベースでの企業価値の向上と、持続的な成長を具現化してまいります。その基軸となる経営の基本方針は以下3つであります。 ○オープン・マネジメント 組織が大きくなるにつれて、お客様やステークホルダーの皆様の声は法人に届きにくくなりがちです。当社グループでは、お客様やステークホルダーの皆様から「見える」「話せる」と実感していただける「対話のできる法人グループ」を目指します。 ○マーケットアウト・マネジメント 当社グループでは、常にお客様の視点に立ち、お客様の求めるサービスを創り出す、マーケットアウト(お客様の真のニーズのお応えすること)を意識した経営を徹底し、お客様の願いを実現するとともに、新しい価値を創造することに努めます。 ○ロールプレイング・マネジメント 当社グループは、個々に与えられた役割(ロール)を最高に演じる(プレイング)ことで、個人と組織の飛躍的成長を推進します。個々と組織の役割を明確にし、その役割を役者のごとく最高に演じることで、何事にも果敢に挑戦し続け、常に新たなスキルを吸収し、飛躍的な成長を促進させる経営を実践します。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、ペット保険市場の持続的な成長と安全性を重視したうえでの資本効率追求を重視しております。そのための経営指標として「成長性」「安全性」「効率性」を重要な経営上の指標としており、連結経常収益について前期比10%以上増の持続的成長、中期的にはROE二桁の維持・向上、アニコム損害保険株式会社単体でのソルベンシー・マージン比率360%以上を目標としてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、中期経営VISIONとして、「どうぶつ業界のインフラプレーヤーとして、すべての生命の多様性を認識し、遺伝病の不安のない世界と「健康寿命延伸」という新たな価値を提供する」ことを掲げています。 また、2018年度の経営VISIONとして、「グループのリソースを結集し、どうぶつ業界における川上から川下までの全てを発展的に繋ぐインフラプレーヤーの確立に向けた足取りを加速する」ことを掲げています。 (4)経営環境及び対処すべき課題 現代社会において、わたしたち人間とともに暮らすどうぶつは「家族の一員」であることはもちろん、隣に寄り添うだけで心の豊かさをもたらし、明日への大きな活力を与えてくれる存在となっています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3307文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、中国景気の安定や米国景気の堅調さを背景に海外経済が緩やかに回復しているなか、日銀による金融緩和政策の継続や政府の景気対策等の効果もあり、個人消費は回復途中であるも の、堅調な雇用・所得情勢に支えられ、緩やかな景気回復基調で推移しました。 このようななか、当社グループの中核子会社であるアニコム損害保険株式会社(以下、「アニコム損保」)で は、重点施策と位置付けている「ペット保険の収益力向上」に向け精力的な営業活動に注力しており、保有契約 数は698,566件(前連結会計年度末から62,896件の増加・同9.9%増)と、順調に増加しております。一方、E/I 損害率 注1)は加齢に伴う保険金支払増加により59.2%と前年同期比で0.3pt上昇し、既経過保険料ベース事業費率 注2)は、経費管理の徹底やシステムを中心とした業務改善等を行っているものの、NB営業強化による代理店手数料の増加やペット保険規模拡大に向けた投資等(WEB広告強化等)により35.2%と前年同期比で3.1pt上昇いたしました。この結果、両者を合算したコンバインド・レシオ(既経過保険料ベース)は前年同期比で3.4pt上昇し94.4%となりましたが、当連結会計年度については成長に向けた投資フェーズと位置付けており、計画通りの決算となりました。 もうひとつの重点施策である「予防に向けた取り組み強化」に関しては、これまでに投資を進めてきた人材・ 設備・データを活用し引き続き取り組んでおり、特に遺伝病撲滅に向けて、遺伝子検査事業の立ち上げを進めました。あわせて、遺伝病フリーに向けたブリーディング支援や、共生細菌をキーにした発症予防研究、予防特化型の病院運営などどうぶつの健康寿命延伸に向けた各種施策を進めております。 以上の結果、当社グループにおける連結成績は次のとおりとなりました。 保険引受収益31,290百万円(前年同四半期比11.5%増)、資産運用収益420百万円(同16.8%減)などを合計した経常収益は32,339百万円(同11.6%増)となりました。一方、保険引受費用21,771百万円(同14.8%増)、営業費及び一般管理費8,479百万円(同16.6%増)などを合計した経常費用は30,486百万円(同14.6%増)となりました。この結果、経常利益は1,853百万円(同21.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,320百万円 (15.3%減)となりました。 注1)E/I損害率:発生ベースでの損害率。 (正味支払保険金+支払備金増減額+損害調査費)÷既経過保険料 にて算出。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1043文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 損害保険事業 動物病院支援事業 外部顧客への経常収益 28,587 171 219 28,978 セグメント間の内部経常収益又は振替高 28,587 171 219 28,978 セグメント利益又は損失(△) 2,848 △ 97 △ 379 2,372 セグメント資産 27,234 228 661 28,123 セグメント負債 15,715 78 48 15,842 その他の項目 減価償却費 342 79 37 459 資産運用収益 502 504 支払利息 持分法投資利益又は損失(△) △ 118 △ 118 持分法適用会社への投資額 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 799 46 95 941 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事業、小動物先進医療臨床・研究事業等を含んでおります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 損害保険事業 動物病院支援事業 外部顧客への経常収益 31,795 207 337 32,339 セグメント間の内部経常収益又は振替高 31,795 207 337 32,339 セグメント利益又は損失(△) 2,438 △ 206 △ 377 1,853 セグメント資産 30,115 240 808 31,164 セグメント負債 17,404 87 84 17,576 その他の項目 減価償却費 397 66 41 505 資産運用収益 418 420 支払利息 持分法投資利益又は損失(△) △ 115 △ 115 持分法適用会社への投資額 43 43 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 787 30 93 911 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事業、動物医療分野における研究・臨床事業等を含んでおります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約9766文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、全体の10%を超える相手先が無いため記載しておりません。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当社グループに関する財政状況及び経営成績の分析・検討内容は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択適用、合理的な見積りを必要としますが、実際には見積りと異なる結果となることもあります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の項目については、連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。 ①有価証券の減損 売買目的有価証券以外の有価証券について、時価もしくは実質価額が取得原価に比べて著しく下落した場合、回復する見込みがあると認められるものを除き、減損処理を行っております。 ②支払備金 保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積り、支払備金として積み立てております。このうち既発生未報告損害に対する支払備金については、主に統計的見積法により算出しております。各事象の将来における状況変化などにより、支払備金の計上額が、将来の保険金支払額と異なる可能性があります。 ③責任準備金 保険契約に基づく将来における債務の履行に備えるため、責任準備金等を積み立てております。当初想定した環境や条件等が大きく変化し、責任準備金等を上回る支払が発生する可能性があります。 ④固定資産の減損 固定資産については、資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に、その差額を減損損失に計上しております。 ⑤繰延税金資産及び繰延税金負債 繰延税金資産及び繰延税金負債については、「税効果会計に係る会計基準(平成10年10月30日企業会計審議会)」に基づき回収可能と認められる額を計上しております。 (2)経営成績及び財政状態の分析 ①経常収益 当連結会計年度における経常収益の主なものは、アニコム損害保険株式会社の正味収入保険料31,290百万円、資産運用収益420百万円などであります。その合計は、保有契約件数の増加等により、前連結会計年度と比べると3,361百万円増加(前年同期比11.6%増)して32,339百万円となりました。…