事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約719文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社(全て在外子会社)で構成されており、日本、北米、東アジア及び欧州にセグメント分けしております。当社グループの事業内容に係る当社及び子会社の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の4区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 日本 連結財務諸表提出会社(当社)のフィルム事業は、フィルムを素材としてその表面に加工する数々の技術を開発し、多様な機能を付加した各種工業用材料を製造及び販売するとともに在外子会社に供給しております。データキッチン事業は、デジタルデータ画像処理サービス及び地理情報データ作成サービス、ソフト開発と空中写真処理及び図面複製の受託業務を行なっております。コンサルティング事業については、製造業向けデジタルサイネージキット製品の開発及び販売を行っております。 (2) 北米 米国に所在する製造・販売会社KIMOTO TECH,INC.は、フィルム事業の製品を製造し、この製品を当社並びに東アジア及び欧州に所在する当社グループ販売拠点に供給するとともに、当社グループの製商品を米国内外で販売しております。 (3) 東アジア 中国に所在する製造・販売会社瀋陽木本実業有限公司は、データキッチン事業及びコンサルティング事業の製品を製造し、当社に供給するとともに、当社グループの製商品を中国国内で販売しております。 (4) 欧州 スイスに所在する販売会社KIMOTO AGは、当社グループの製商品を欧州で販売しております。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約427文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 経営計画の推進を強化するため各事業において以下の項目に注力し進めてまいります。 <フィルム事業> IoT関連ビジネスへの進化を目指し、主として電子・工業材料分野に継続的に供給されており、引き続き、拡大が期待される東アジア市場に向け事業を展開してまいります。更にグローバルな営業体制が整備されたことから、米国及び欧州市場への展開強化を進めてまいります。 当連結会計年度に 連結子会社KIMOTO TECH, INC.(米国) の製造設備等の減損を実施し、655百万円の特別損失を計上いたしましたが、収益性の向上が発揮できるように、米国、欧州への開発を日本で当面行い、グループ現地法人と連携し、収益性の高いビジネス創出を図ります。 <データキッチン事業> 従来事業を中心に、環境、エネルギー、空間情報、画像処理、製造業向けコミュニケーションデザインなどの新しい市場に向け新事業、新製品の開発に注力し、収益性向上を目指します。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約857文字
(4) 経営環境及び対処すべき課題 米中貿易摩擦の長期 化、COVID-19の感染拡大の 影響等不透明な状況が予想されます。当社グループは、今後も内外の諸情勢を慎重に注視し、環境の変化に柔軟な対応を行っていく方針です。KIMOTOグループは、加速化する技術進歩や情報量の増大等、急速に変化し続ける事業環境に即応し、安定的な成長を実現するため、フィルム事業に偏ることなく、画像処理技術を中心としたデータキッチン事業をグローバルに推進し、IoT/AI時代に向けた収益性と効率性の高いビジネスの創出を図ってまいります。 また、連結子会社であるKIMOTO TECH, INC.(米国)の収益向上を重点施策と考え、開発案件について人的補強等による製品開発のスピードアップ、日本国内で製造している製品の販売強化を含め進めてまいります。また米国、欧州自動車業界へ向け製品開発・販売を推進いたします。 ① 新製品開発とプロセスの最適化 付加価値の高い魅力的な新製品を継続的に生み出す開発体制を構築するため、全世界の開発テーマの共有化と技術開発力の強化を基盤とした製品の創造と開発に努め、フレキシブルな生産を可能にすべく、ものづくりプロセスの最適化を積極的に進めてまいります。 ② 更なるグローバル化への対応 IoT関連市場へのグローバルな事業展開を推進するため、KIMOTO製品の性能・品質に関連する豊富な知識はもとより、多様な文化を理解し、コミュニケーションスキルの高い人材を、グローバルに育成してまいります。 また、業務ワークフローの簡素化を推進し、多様化する顧客ニーズに迅速、柔軟かつ的確に対応できるスマートな組織を目指してまいります。 ③ マーケティングの強化 グローバルに展開する顧客のニーズをくみ取ったソリューションを提供するため、マーケティングを強化し、 顧客の価値創造プロセスへの理解を深め、新たな価値創造に結びつけます。これにより、KIMOTOグループのブランド力の向上と製品シェアの拡大を目指してまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約1969文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 2020年3月期は、世界中で飛躍的にデジタル化が進む市場に向け、革新的な技術変化に対応した独自性のある高付加価値製品の開発・生産及びサービスの提供を推進いたしました。フィルム事業は、家電や自動車、産業機器などIoT関連製品の事業拡大と、幅広い分野での開発品の先行生産体制を構築し、品質及び利益率向上に注力いたしました。データキッチン事業は、デジタルツイン事業部を新設しました。技術と営業が一つの組織となりコミュニケーションの質とスピードUP、そして品質向上を目指し、デジタルツインを実現する、あらゆるデータの取得・加工サービスを様々な分野に提案し、海外現地法人および国内外の協力会社と共に、グローバルにビジネスを展開しております。 売上は、米中貿易摩擦およびCOVID-19の感染拡大など世界的に不透明な市場動向の影響により一部のIoT関連製品の受注量が減少したこと、また米国における大型案件の失注により減収となりました。一部のIoT関連製品の高利益製品の販売が堅調に推移したこと、および数年前より取り組んできた製品構成の見直しの効果等により売上総利益率が改善しましたが、受注量減少の影響により営業利益は減益となりました。なお、連結子会社のKIMOTO TECH, INC.(米国)が保有する固定資産(生産設備等)の減損損失を特別損失として計上し、また、第3四半期に判明した過年度の時間外労働手当は売上原価と販売費及び一般管理費に計上しております。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は12,019百万円(前連結会計年度比11.4%減)、営業損失は77百万円(前連結会計年度の営業利益は34百万円)、経常損失は52百万円(前連結会計年度の経常利益は156百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は821百万円(前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は292百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (日本) 当連結会計年度における売上高は10,965百万円(前連結会計年度比8.1%減)、営業利益は129百万円(同20.2%増)となりました。 (北米) 当連結会計年度における売上高は761百万円(前連結会計年度比40.9%減)、営業損失は214百万円(前連結会計年度の営業損失は45百万円)となりました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1224文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 連結財務諸表計上額 日本 北米 東アジア 欧州 売上高 外部顧客への売上高 11,933 1,288 25 320 13,568 13,568 セグメント間の内部売上高 又は振替高 267 61 121 451 △ 451 12,200 1,350 147 320 14,019 △ 451 13,568 セグメント利益又は損失(△) 107 △ 45 △ 65 20 16 18 34 セグメント資産 9,783 1,344 280 448 11,856 12,916 24,772 セグメント負債 5,636 86 27 5,751 5,751 その他の項目 減価償却費 758 150 11 921 △ 8 913 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 729 27 763 763 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額18百万円は、主に棚卸資産調整額△5百万円、セグメント間取引消去24百万円であります。 (2)セグメント資産の調整額12,916百万円に含めた主なものは、親会社での余資運用資金(預金)、投資有価証券であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 連結財務諸表計上額 日本 北米 東アジア 欧州 売上高 外部顧客への売上高 10,965 761 284 12,019 12,019 セグメント間の内部売上高 又は振替高 211 37 137 387 △ 387 11,176 798 145 285 12,406 △ 387 12,019 セグメント利益又は損失(△) 129 △ 214 △ 27 22 △ 89 12 △ 77 セグメント資産 9,303 1,110 245 474 11,133 11,480 22,613 セグメント負債 4,857 50 21 4,929 4,929 その他の項目 減価償却費 795 75 880 △ 8 871 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 529 24 563 563 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額12百万円は、主に棚卸資産調整額△6百万円、セグメント間取引消去18百万円であります。 (2)セグメント資産の調整額11,480百万円に含めた主なものは、親会社での余資運用資金(預金)、投資有価証券であります。 2.…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2607文字
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 光陽オリエントジャパン 株式会社 1,260 9.3 1,777 14.8 ④ 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 仕入高(百万円) 前年同期増減(%) 日本 913 △13.5 北米 15 △32.2 東アジア 欧州 合 計 928 △13.8 (注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2 金額は、仕入価格によっております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末における資産、負債、純資産の状況は以下のとおりであります。なお、比較増減額はすべて前連結会計年度末を基準としております。 (資産) 総資産は前連結会計年度末に比べ2,159百万円減少し、22,613百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金の減少610百万円、受取手形及び売掛金の減少191百万円、電子記録債権の減少195百万円、機械装置及び運搬具(純額)の減少905百万円、投資有価証券の減少136百万円であります。 (負債) 負債は前連結会計年度末に比べ822百万円減少し、4,929百万円となりました。主な変動要因は、支払手形及び買掛金の減少363百万円、電子記録債務の減少180百万円、流動負債その他に含まれる設備関係債務の減少139百万円であります。 (純資産) 純資産は前連結会計年度末に比べ1,336百万円減少し、17,684百万円となりました。主な変動要因は、利益剰余金の減少1,067百万円、自己株式の取得による減少185百万円、その他有価証券評価差額金の減少105百万円であります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント上昇し、78.2%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に対して4.8%減少し、11,883百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは541百万円の資金の増加(前連結会計年度は1,128百万円の資金の増加)となりました。主な増加要因として、減価償却費871百万円、減損損失655百万円、売上債権の減少376百万円があり、主な減少要因として、税金等調整前当期純損失711百万円、仕入債務の減少543百万円がありました。…