事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社(インスペック株式会社)、First EIE SA、クラーロ株式会社(平成29年1月12日付でテラ 株式会社から社名変更)及び台湾英視股份有限公司の4社により構成されており、当社グループの事業は、半導体パ ッケージ基板・精密基板検査装置関連、精密基板製造装置関連及びデジタルパソロジー(※)関連機器の製造・販売 を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発及び保守・サービス等の事業活動を展開しております。 なお、台湾英視股份有限公司については、連結財務諸表に及ぼす影響に重要性が乏しいため、連結の範囲より除外 しております。 ※ 病理診断材料のデジタル化・電子化 半導体パッケージ基板・ 精密基板検査装置関連事業 インスペック株式会社 スマートフォン、タブレットPCやウェアラブル端末などの先端的なデジタル機器に使用される半導体パッケージ基板や精密プリント基板などの外観検査装置の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 精密基板製造装置関連事業 First EIE SA プリント基板用フォトプロッター、インクジェットプリンター、ダイレクトイメージング装置の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 デジタルパソロジー関連機器事業 クラーロ株式会社 医療用画像処理システム「バーチャルスライドシステム(※)」の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 ※ バーチャルスライドシステム(国際的な名称は、WSI:Whole Slide Imaging) 病理検査等に使用する高倍率・高解像度の顕微鏡画像をコンピュータに取り込み、デジタルデータ化して複数 の病理専門医による診断や、遠隔地での診断を可能とするもの [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略 当社は前事業年度から、ニーズの拡大が続いているフレキシブル基板メーカー様及び普及期に入りつつある4Kテレビや有機ELテレビに使用されるCOFメーカー様に、ロールtoロール型高性能検査装置の提案を行い、複数の大手メーカー様との商談を進める中で受注実績を積み上げて参りました。当社では、メーカー様各社とも今後の生産規模拡大に伴う設備投資を実行していくと予想しており、継続するニーズの拡大にタイムリーに対応することが出来るよう取り組んでまいります。 また、当社が2年前から取り組んでいた精密電子部品のインライン検査システムは、実際の製造ラインでの評価テストで優れた検査性能が確認され、今後徐々に量産ラインへの導入が進むと予想しております。さらに、すでに多くの実績をもつフラットパネルディスプレイ向けインライン検査システムは、中国市場での旺盛な増産計画に伴う設備投資需要を背景に、今後も引き続き受注を獲得できると見込んでおります。 従来から高い競争力を持つ超精密基板向け検査装置分野では、拡大を続けるクラウドサーバー分野や急展開しているAI分野でCPUやGPUの高性能化に伴い、次世代の超精密基板向け検査装置のニーズに継続して対応してまいります。 以上の通り、検査装置事業の主力製品のいずれもが成長基調にあるため、生産能力、品質保証体制及びサービス体制の強化を進め、検査装置事業の成長を確実に実行できるよう取組んで参ります。 プリント基板製造装置事業においては、主力製品であるフォトプロッター及びダイレクトイメージング装置に 加え、大判フィルムに対応したレーザープロッタ-をラインナップに加え、事業の拡大に取り組みます。 一方、デジタル化の大きな変革期を迎えている病理検査分野では、大きな可能性を持つWSI事業について、国内市場のみならず海外市場も視野に入れ、製品の販売はもとより顧客となる国内外の医療機関への最適なサービスの開発に注力し、法改正のビッグチャンスを確実に捉えるべく取り組んでまいります。 以上の通り、当社グループは、それぞれが持つ高い技術をベースとした競争力のある製品をベースとして、高い成長性を持つ製品分野にフォーカスしていくことで、グループ全体の成長戦略を実行していく方針であります。 (3) スリムでシンプルな経営体制 当社グループはいずれも製造業ですが、メーカーとしては極めて小規模な企業体制を取っております。この小規模体制であることを強みとして生かし、その上でグローバルマーケットに向けて事業を展開していくため、コア技術及び業務は社内で確立し、アウトソーシングが可能な業務については、外部企業の協力を得ることで必要な生産能力を確保し事業の拡大を図ってまいります。…
対処すべき課題
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(1) 経営方針及び対処すべき課題 当社グループは、経営の基本方針に基づき次の課題に取り組んでおります。 ① 営業力及び販売力の強化 当社グループの主力製品である当社の基板AOIや基板AVI、First EIE SAのフォトプロッターやダイレクト イメージング、クラーロ株式会社のWhole Slide Imaging(バーチャルスライドシステム)は、いずれも潜在ユー ザーの数が多く、グローバルマーケットでの販売が成長戦略のキーとなることから、当社グループそれぞれが属す る分野に強みを持つ販売会社との協力関係の構築が不可欠であります。当社はこれら販売会社との連携を密にし て、アジア地域のみならず欧米を含めたグローバルマーケットで積極的に販売活動を展開しております。 また、それぞれの事業において、既存顧客のサポートを一層強化することで関係の強化を図り、顧客からの様々 なニーズに対応すべく、営業力及び販売力の強化に努めております。 ② 製品競争力の強化 当社は主に国内市場において難易度の高いハイスペックのAOIのニーズに積極的に応えるため、主力ユーザー と連携して高性能AOIの開発及び供給に取り組んでおります。また、急速にニーズが高まっているフレキシブル 基板やCOF(※)向けのロールtoロール型検査装置の供給を開始しました。また、ロールtoロール型検査装置の 技術をベースとした精密電子部品製造ライン用のインライン検査システムについても供給を始めております。これ らの製品分野はIoT(Internet of Things:モノのインターネット)やAI(人工知能)の急速な普及にともない 市場が拡大することが見込まれるため、ニーズの進化に対応した開発を積極的に進めることで、競争力の強化に取 り組んでまいります。 当社は、世界市場を対象に事業を展開し厳しい競争を勝ち抜いていくため、性能面での高い競争力のみならず、 あらゆる手段を講じて徹底したコスト対策を推し進め、総合的に高い競争力の製品を武器に事業を展開しており ます。 ※ COF(チップ・オン・フィルム):液晶や有機ELパネルの表示用半導体に使用されるフィルム状の精密基板 ③ サービス体制の構築 当社が供給している検査装置は、ユーザー企業の品質維持のための重要な生産工程で使用されており、故障等の トラブルで正常な稼働が出来ない状態になれば、生産活動そのものに影響を及ぼし、損失の発生につながることが 想定されます。そのため、トラブル時やトラブルに限らずメーカーのサポートを必要とするときに迅速に対応可能 なサービス体制を構築することは、ユーザーがメーカーを信頼する大きなファクターとなります。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成27年5月1日 至 平成28年4月30日) (単位:千円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業 精密基板製造装置関連事業 デジタルパソロジー関連機器事業 売上高 外部顧客への売上高 1,068,279 534,240 25,701 1,628,220 1,628,220 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,068,279 534,240 25,701 1,628,220 1,628,220 セグメント利益又は損失(注)1 55,960 △ 81,110 △ 5,355 △ 30,505 10,756 △ 19,748 セグメント資産 1,301,964 612,005 202,193 2,116,162 △ 911 2,115,251 セグメント負債 841,344 482,730 3,065 1,327,139 △ 911 1,326,228 その他の項目 減価償却費 41,615 6,703 232 48,550 48,550 のれんの償却額 40,712 40,712 40,712 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 83,319 7,261 312 90,892 90,892 (注)1.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益又は営業損失と一致しております。 2.セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間債権債務消去であります。…
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は 次のとお りであります。 相手先 前連結会計年度 (自 平成27年5月1日 至 平成28年4月30日) 当連結会計年度 (自 平成28年5月1日 至 平成29年4月30日) 金額 (千円) 割合 (%) 金額 (千円) 割合 (%) JMC ELECTRONICS CO.,LTD. 96,025 5.9 283,220 13.1 横河商事株式会社 187,977 11.5 102,079 4.7 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。