事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1126文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社の計5社により構成され、建設機械の開発・製造・販売を主たる業務とした事業を営んでおり、主要品目は、ミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダー((注)1)であります。なお、報告セグメントは地域別としております。 セグメント 当社グループ 日本 当社 (開発・製造・販売会社) 米国 TAKEUCHI MFG.(U.S.),LTD. (製造・販売会社) 英国 TAKEUCHI MFG.(U.K.)LTD. (販売会社) フランス TAKEUCHI FRANCE S.A.S. (販売会社) 中国 竹内工程機械(青島)有限公司 (製造会社) 北米市場へは、当社が開発・製造した建設機械を米国の連結子会社に販売し、同子会社から現地のレンタル会社及びディーラー((注)2)等へ販売する形態のほか、クローラーローダーにつきましては、当社が開発し、自走できる状態にまで組み立てた仕掛品を、米国の連結子会社で完成させて、現地のレンタル会社及びディーラー等へ販売する形態があります。 欧州市場へは、当社が開発・製造した建設機械を英国及びフランスの連結子会社へ販売し、これら連結子会社から現地のレンタル会社及びディーラー等へ販売する形態、当社から現地ディストリビューター((注)3)へ直接販売する形態(主に英国及びフランスを除く欧州)があります。 欧米を除く海外市場へは、当社から商社を通じて現地ディーラーへ販売する形態、当社から現地ディーラーへ直接販売する形態があります。 日本国内においては、当社から国内メーカーを対象にOEM契約(相手先ブランドによる生産)に基づく製品供給を行っているほか、特殊建機をレンタル会社等に直接販売しております。 竹内工程機械(青島)有限公司では、当社が製造する建設機械の部品を生産しております。 当社グループの事業全体の系統図は、以下のとおりであります。 (注)1.ミニショベルとは機械質量0.5トン以上6.0トン未満のショベル系掘削機を指します。 油圧ショベルとは機械質量6.0トン以上のショベル系掘削機を指します。 クローラーローダーとは不整地用の積込・運搬・掘削機を指します。 2.ディーラーとはエンドユーザーへの小売業を主な商いとする業態を指します。 3.ディストリビューターとはディーラーへの卸売業を主な商いとする業態を指します。 4.当社からTAKEUCHI MFG.(U.S.),LTD.への流れは、当社製品及びアフターパーツの販売、並びに現地生産用の仕掛品及び部品の供給です。 5.竹内工程機械(青島)有限公司から当社への流れは、現地で生産した部品の供給です。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであり、米国の関税政策による影響を見込んでおりません。 当社グループは、世界最高品質の小型建設機械の開発・製造・販売を強みとしており、事業を通して「全世界の人々の幸福で豊かな暮らしに貢献」していきたいと考えております。これからも、ユーザーエクスペリエンスの徹底追求、 ファン創出のため、次に掲げる内容に取り組み、持続的な成長を目指してまいります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の「社是」及び「企業理念」を経営の基本方針としております。 社是 創造・・・豊かな感性をもって、ニーズに応えた商品開発をする。 挑戦・・・夢と若さをもって、より高い目標に向かって果敢に行動する。 協調・・・和と思いやりの心をもって、調和の取れた社会との共生を図る。 企業理念 世界初から世界の へ ・私たちは、創造、挑戦、協調の精神で切磋琢磨し のものづくりを追求します。 ・グローバルな視野と感覚をもって、お客さまに信頼される商品とサービスを提供します。 ・一人ひとりがもつ力を活かし、地球にやさしく、豊かな社会の実現に貢献します。 (2)経営環境 当社グループが提供する小型建設機械は、住宅建築の基礎工事、水道管、ガス管及び道路等の生活インフラ整備、工場、商業施設及び公共施設などの官民の建設投資をはじめ、衣食住の「住」に深く関わる製品で、人々の毎日の暮らしを支え続けております。 ① 企業構造、主要品目、販売形態 当社グループは、当社及び連結子会社4社の計5社により構成され、建設機械の開発・製造・販売を主たる業務とした事業を営んでおり、主要品目はミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダーであります。主要品目及び販売形態に関する内容の詳細につきましては、「第一部 企業情報 第1 企業の概況 3事業の内容」に記載しております。 ② 事業を行う市場の状況 当社グループの主力販売市場は米国及び欧州であり、当連結会計年度の業績は、売上高、各段階利益ともに過去最高となりました。 欧米各国の水道管、ガス管及び道路等の生活インフラは老朽化が進んでおり、景気動向や社会情勢に関係なく、継続的に工事を行う必要があります。住宅ローン金利の様子見や住宅価格の高止まり等により、住宅関連工事は、引き続き調整局面にありますが、新築住宅の需要は底堅く継続すると見込んでおります。建設投資においては、全世界的に進んでいるデータセンターの建設工事にも小型建設機械が使用されており、当社の製品需要は引き続き堅調に推移すると考えております。…
対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであり、米国の関税政策による影響を見込んでおりません。 当社グループは、世界最高品質の小型建設機械の開発・製造・販売を強みとしており、事業を通して「全世界の人々の幸福で豊かな暮らしに貢献」していきたいと考えております。これからも、ユーザーエクスペリエンスの徹底追求、 ファン創出のため、次に掲げる内容に取り組み、持続的な成長を目指してまいります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の「社是」及び「企業理念」を経営の基本方針としております。 社是 創造・・・豊かな感性をもって、ニーズに応えた商品開発をする。 挑戦・・・夢と若さをもって、より高い目標に向かって果敢に行動する。 協調・・・和と思いやりの心をもって、調和の取れた社会との共生を図る。 企業理念 世界初から世界の へ ・私たちは、創造、挑戦、協調の精神で切磋琢磨し のものづくりを追求します。 ・グローバルな視野と感覚をもって、お客さまに信頼される商品とサービスを提供します。 ・一人ひとりがもつ力を活かし、地球にやさしく、豊かな社会の実現に貢献します。 (2)経営環境 当社グループが提供する小型建設機械は、住宅建築の基礎工事、水道管、ガス管及び道路等の生活インフラ整備、工場、商業施設及び公共施設などの官民の建設投資をはじめ、衣食住の「住」に深く関わる製品で、人々の毎日の暮らしを支え続けております。 ① 企業構造、主要品目、販売形態 当社グループは、当社及び連結子会社4社の計5社により構成され、建設機械の開発・製造・販売を主たる業務とした事業を営んでおり、主要品目はミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダーであります。主要品目及び販売形態に関する内容の詳細につきましては、「第一部 企業情報 第1 企業の概況 3事業の内容」に記載しております。 ② 事業を行う市場の状況 当社グループの主力販売市場は米国及び欧州であり、当連結会計年度の業績は、売上高、各段階利益ともに過去最高となりました。 欧米各国の水道管、ガス管及び道路等の生活インフラは老朽化が進んでおり、景気動向や社会情勢に関係なく、継続的に工事を行う必要があります。住宅ローン金利の様子見や住宅価格の高止まり等により、住宅関連工事は、引き続き調整局面にありますが、新築住宅の需要は底堅く継続すると見込んでおります。建設投資においては、全世界的に進んでいるデータセンターの建設工事にも小型建設機械が使用されており、当社の製品需要は引き続き堅調に推移すると考えております。…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当社グループは第四次中期経営計画(2026年2月期から2028年2月期まで)において、「Building Excellence ハイクオリティ、ハイパフォーマンス、ハイエンゲージメントで連結売上高3,000億円にチャレンジする。」をスローガンに掲げ、①販売網の拡充とアフターパーツの販売拡大、②生産機種の再編成とクローラーローダー新工場の建設、③電池式ミニショベルのラインナップ拡充、④人的資本への投資、⑤サステナビリティ経営の推進を重点施策として取り組んでおります。当期においては、2025年7月にクローラーキャリアの新製品「TCR50-3」を市場投入し、積極的な販売活動を展開しております。 当連結会計年度(2025年3月1日から2026年2月28日まで)における当社グループの販売台数は、北米、欧州及びアジア・オセアニアでの販売が堅調に推移し、前連結会計年度を上回りました。 北米では、ショベルの販売が想定以上に低調だったものの、クローラーローダーの販売が好調に推移し販売台数は前連結会計年度を上回りました。欧州では、引き続き国ごとに差はありますが、低迷していた製品需要が底打ちしたことで英国の販売子会社、及び欧州ディストリビューターでのショベル販売が好調に推移し、販売台数は前連結会計年度を上回りました。新しく注力地域に位置付けているアジア・オセアニアでは、主にオーストラリアの新規ディストリビューターが販売台数の増加に貢献し、前連結会計年度を上回りました。 当連結会計年度の受注高は1,904億3千4百万円(前連結会計年度比17.0%増)となりました。欧州からの受注はショベルを中心に順調に推移しました。米国の販売子会社においては、現地在庫が充足したことを背景に、お客様のご注文サイクルに変化が見られ、第3四半期では受注が一時的に落ち込みましたが、第4四半期では回復に転じました。この結果、当連結会計年度末の受注残高は、前連結会計年度末に比べ348億4千9百万円減少して435億6千8百万円となりました。 以上により、当連結会計年度の販売台数が前連結会計年度を上回ったことや、製品価格の値上げ等により売上高は過去最高の2,252億8千4百万円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1036文字
3.収益の分解情報は、セグメント情報等における報告セグメントの売上高に関する情報と同一であり、地域別に分解情報を記載しております。 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額(注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 日本 米国 英国 フランス 中国 売上高 顧客との契約から生じる収益 67,812 128,711 17,976 10,776 225,284 225,284 外部顧客への売上高 67,812 128,711 17,976 10,776 225,284 225,284 セグメント間の内部売上高又は振替高 119,702 10 37 4,146 123,902 △ 123,902 187,514 128,722 17,981 10,814 4,153 349,187 △ 123,902 225,284 セグメント利益 31,363 6,735 1,238 578 254 40,170 △ 2,483 37,687 セグメント資産 102,584 108,507 14,132 8,292 3,885 237,402 △ 12,269 225,133 その他の項目 減価償却費 2,017 517 21 44 183 2,784 382 3,166 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 2,520 396 22 107 3,057 113 3,170 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△2,483百万円には、セグメント間取引消去653百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△3,136百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額△12,269百万円には、セグメント間取引消去△56,458百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産44,188百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社の余資運用資金(現金及び預金)及び管理部門に係る資産等であります。 (3)減価償却費の調整額382百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額113百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約5499文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) 当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) HUPPENKOTHEN GmbH & Co KG 27,694 13.0 24,945 11.1 United Rentals, Inc. 27,145 12.7 36,455 16.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 なお、資料中の将来に関する事項は、米国の関税政策による影響を見込んでおりません。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 当社グループの主力市場は米国及び欧州であり、欧米各国における住宅関連工事、生活インフラ整備工事、官民の建設投資に当社製品は使用されております。 当連結会計年度の販売台数が前連結会計年度を上回ったことや、製品価格の値上げ等により売上高は過去最高の2,252億8千4百万円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。利益面におきましては、米国関税による31億6千7百万円の減益(関税コスト増51億3千8百万円のうち、19億7千1百万円を価格転嫁)や、為替影響による減益があったものの、売上高の増加や、前連結会計年度で発生した電池式ショベル関連部品の評価減による影響が当期は大きく縮小(前連結会計年度の26億5千9百万円に対して、当連結会計年度は1億1千7百万円)したこと等により営業利益は376億8千7百万円(同1.5%増)となり、経常利益は、為替差益を10億7千5百万円計上したこと等により391億8千7百万円(同10.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用を109億1千7百万円計上したことにより、282億7千万円(同8.3%増)となり、各段階利益も過去最高となりました。 なお、当連結会計年度の販売状況は、ショベルは主力の欧州市場で需要が回復し、アジア・オセアニアでも販売台数を伸ばしたものの、北米が想定以上に低調で、販売台数はやや減少しました。クローラーローダーは欧州で前連結会計年度を下回ったものの、主力の北米市場で大きく増加し、アジア・オセアニアでも着実に伸ばしており、販売台数が大きく増加しました。前連結会計年度と比較した販売台数の伸長率は、上期は5.8%の増加、下期は1.2%の減少となり、通期では2.4%の増加となりました。 当連結会計年度の受注高は1,904億3千4百万円(前連結会計年度比17.0%増)となりました。…