事業の内容
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/ 原文長 約1299文字
3 【事業の内容】 当企業集団は日本特殊陶業㈱(以下「当社」)、子会社49社、関連会社7社で構成され、自動車関連製品、テクニカルセラミックス関連の半導体関連製品及びセラミック関連製品の製造販売等を主な事業内容としています。当社グループの事業に係る位置付けの概要は次のとおりです。 <自動車関連> 当事業は、スパークプラグ、グロープラグ、自動車用各種センサ、セラミック製エンジン部品をはじめとした自動車部品の製造販売を行っています。 国内では当社が製造販売を行っている他、当社からセラミックセンサ㈱・㈱日特スパークテックWKSをはじめとした国内子会社7社へ原材料・部品を支給して製造委託し、完成品及び半製品・組立部品として購入した上で販売しています。また、海外においてはブラジル特殊陶業㈲でスパークプラグの一貫生産と販売を行っている他、米国特殊陶業㈱をはじめとする北米、中国・韓国及び東南アジア、欧州の海外製造販売子会社・関連会社13社において当社から部品及び原材料を購入して完成品を組立、各地域で販売を行っています。また、Wells Vehicle Electronics, L.P.では自動車関連品の一貫生産と販売を行っています。更には、各海外工場で製造した半製品・部品の一部を、当社をはじめ各製造拠点で組立部品としても活用しています。 一方、上記の海外製造販売子会社及び欧州NGKスパークプラグ㈲をはじめとした海外販売子会社11社は、当社及び上記海外製造子会社から完成品を仕入れ、各地域において顧客への販売を行っています。 <テクニカルセラミックス関連> 半導体関連 当事業は、ICパッケージをはじめとした半導体部品の製造販売を行っています。 国内ではNTKセラミック㈱が当社及び外部より原材料・部品を調達し、製造しており、完成品は当社を経由して販売しています。 海外では米国テクノロジー㈱をはじめとした海外販売子会社5社で、当社から完成品を仕入れ、各地域において顧客へ販売を行っています。 セラミック関連 当事業は、工作機械用の切削工具や産業用セラミック製品等の製造販売を行っています。 国内では当社、㈱NTKセラテック及び㈱日本エム・ディ・エムが製造販売を行っている他、当社から㈱神岡セラミックをはじめとした国内子会社・関連会社3社へ原材料・部品を支給して製造委託し、完成品及び半製品・部品として購入した上で販売しています。また、海外においてはブラジル特殊陶業㈲でセラミック応用製品の一貫生産と販売を行っている他、韓国NTKセラミック㈱で当社から半製品及び原材料の一部を購入し、機械工具完成品として直接、あるいは当社及び販売子会社を通じて顧客へ販売を行っています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1050文字
(3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2020年のありたい姿として、「ものづくり企業」、「高収益率企業」、「発展的企業」、「人“財”企業」を掲げ、その実現のためのプロセスとして、3年ごとに現業の掘り下げと新ビジネスの種まきを目指す「深化」、新製品・新ビジネスの立上げを目指す「新化」、そして、現業と新ビジネスの加速度的な発展を目指す「進化」の3つのステージに分けた『日特進化論』を策定しており、2020年に全てのステークホルダーに対して、真価(真の価値)を提供することを目指しています。 当連結会計年度は、「進化」の3年とその先の「真価」を見据えた5カ年計画(第7次中期経営計画)の2年目となり、具体的には次の基本方針と取組課題を掲げて各種施策を実行してきました。 (基本方針と取組課題) ①既存事業のさらなる強化 ・ 自動車関連事業における新興国市場でのシェア拡大 ・ 環境規制対応製品の強化 ・ Wells社を活用した自動車関連製品の拡充 ・ セラミックパッケージ事業の再生 ・ NTKセラテック社を活用した半導体製造装置用部品の拡充 ②新規事業の創出 ・ 「環境・エネルギー」、「医療」、「次世代自動車」分野での事業化の実現 ③強固な経営基盤の構築 ・ グローバルな全社最適視点でのスピード経営の実行 ・ フェアな処遇によるグローバルでの人材活用 ・ 責任と権限の明確化及び横串での統括管理機能を目指した組織改編 上記の基本方針と取組課題のもと、自動車関連事業においては、中国をはじめとした各地域で前連結会計年度を上回る販売を達成しました。テクニカルセラミックス関連事業における半導体関連は、再生計画を計画通り実行し赤字幅の縮小を達成しています。引き続き外部経営人材のもと製品の「選択と集中」やコスト削減を実施し、2020年3月期での通期黒字化を目指してまいります。 新規事業の創出については、燃料電池事業部で、三菱日立パワーシステムズ社との提携を通じて、燃料電池事業の早期の上市に向けて取り組みを強化しています。また、事業開発事業部では、当社のコア技術と市場ニーズの両面を意識した事業構想で新規事業の創出に向けた体制を整え、製品開発のスピードアップを図っています。 経営基盤の構築については、事業部を細分化することで責任と権限を明確化し、経営のスピードアップを図っています。今後は、各地域に権限を委譲する「RHQ(リージョナルヘッドクオーター)」を推進してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1548文字
(4) 会社の対処すべき課題 前述の中長期的な経営戦略の推進にあたり、対処すべき課題として以下を設定しています。 ①コア技術を活かしたものづくり力の強化 世界トップ製品を生み出し続けるために、セラミックスで培ったオンリーワンのコア技術と新たな技術を融合し、革新的な製品の創出を目指します。生産・技術革新により最適な品質を生み出すことと、世界中のお客さまにコスト競争力のある製品を提供することを両立し続けるため、創立以来掲げている「総員参加」のもと、さらなる価値の創出に取り組んでまいります。 既存事業では、自動車関連事業においてメーカーの継続的な技術サポートを行うことによる技術優位性の確立を目指します。また、テクニカルセラミックス関連事業においては、セラミックICパッケージ事業の再生のための構造改革を推し進め、コア技術の発展へ繋げていきます。 ②グローバルな事業展開 急速に変化する時代に対応するため、当社の強みであるグローバルでの生産拠点と販売ネットワークを活用し、スピーディかつ柔軟に事業を展開していく必要があります。既存事業における高い収益力から生み出した利益を環境・エネルギー、次世代自動車、医療等の新規事業の領域へ戦略的に投資し、持続的な成長を目指します。 既存事業においては、調達・製造・販売をさらに海外へ視野を広げることで、市場の拡大と為替変動等の外部環境の変化にも耐えうる体質へと強化していきます。 ③コーポレートガバナンス体制の強化 企業の社会的責任を果たすことで企業価値を高めていくには、経営の健全性・透明性を確保しつつ公正で効率的な経営システムを構築・維持していくことが、重要な経営課題の一つと考えています。 当社は世界基準のコーポレートガバナンス体制のもと、国際的な規範や各国の法令を遵守し、環境に配慮した製品開発や環境貢献をさらに進めていきます。コーポレートガバナンスの強化を図るため、平成28年には社外取締役を増員し、経営と執行の分離をより明確にしております。 当社は平成29年12月にカナダ産業省競争局との間で、過去のスパークプラグの一部取引に関してカナダ競争法に違反したとして、同国オンタリオ州の裁判所において、罰金の支払いを命じられました。また、平成30年2月には欧州において、過去のスパークプラグの販売に関して、欧州競争法に違反する行為があったとして欧州委員会より制裁金の支払いを命ずる決定通知を受けました。 当社グループといたしましては、法令遵守を重要な経営課題と位置付けており、今後も企業の社会的責任を果たし、全てのステークホルダーから信頼される企業であり続けるために、再発防止策の徹底と全社に対するコンプライアンス教育、啓蒙活動を継続して実施していくことで、信頼回復に努めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4449文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営成績の状況 当社グループの当連結会計年度における売上高は 4,099億12百万円 (前連結会計年度比 9.9%増 )、 営業利益672億79百万円 (前連結会計年度比 25.5%増 )、 経常利益690億94百万円 (前連結会計年度比 24.4%増 )となり、親会社株主に帰属する当期純利益は 443億35百万円 (前連結会計年度比 73.2%増 )となりました。 この結果、売上高営業利益率(営業利益/売上高)は前連結会計年度14.4%に対して2.0ポイント上昇し16.4%となりました。売上高経常利益率(経常利益/売上高)は前連結会計年度14.9%に対して2.0ポイント上昇し16.9%となりました。自己資本利益率(親会社株主に帰属する当期純利益/自己資本)は前連結会計年度末の7.4%から12.0%と4.6ポイント上昇し、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の119円44銭から209円37銭と89円93銭増加しました。 セグメント別の業績は次のとおりです。 セグメントの名称 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 売上高 営業利益又は 営業損失(△) 売上高 営業利益又は 営業損失(△) 自動車関連 (百万円) 318,149 57,988 348,198 68,098 テクニカルセラミックス関連 (百万円) 51,305 △4,441 57,735 △982 半導体関連 (百万円) 19,449 △4,842 17,901 △2,571 セラミック関連 (百万円) 31,855 400 39,834 1,589 その他 (百万円) 3,464 49 3,977 163 <自動車関連> 当事業は、中国を始めとした好調な新車販売を受け、当社販売も堅調に推移しました。また、補修用製品の販売も、中国市場、北米及び南米市場での好調な販売を受け堅調に推移しました。 この結果、当事業の売上高は 3,481億98百万円 (前連結会計年度比 9.4%増 )、 営業利益は680億98百万円 (前連結会計年度比 17.4%増 )となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1340文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 連結 財務諸表 計上額 (注)2 自動車 関 連 テクニカルセラミックス関連 半導体 セラミック 売上高 外部顧客への売上高 318,149 19,449 31,855 51,305 369,454 3,464 372,919 372,919 セグメント間の内部 売上高又は振替高 318,149 19,449 31,855 51,305 369,454 3,464 372,919 372,919 セグメント利益 又は損失(△) 57,988 △ 4,842 400 △ 4,441 53,546 49 53,595 53,595 セグメント資産 478,647 30,246 53,603 83,849 562,497 1,304 563,801 563,801 その他の項目 減価償却費 17,158 308 2,123 2,431 19,590 10 19,601 19,601 減損損失 20,187 20,187 20,187 20,187 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 27,577 2,364 6,383 8,747 36,325 36,328 36,328 (注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上、福利厚生サービス業及び運送業等を含んでいます。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整しています。…