事業の内容
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/ 原文長 約2633文字
3 【事業の内容】 DNPグループは、当社及び子会社145社、関連会社27社で構成され、スマートコミュニケーション、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスに関連する事業活動を行っております。 DNPグループの事業における位置づけ等は、おおむね次のとおりです。なお、次の3部門は、セグメントの区分と同一であります。 ≪スマートコミュニケーション部門≫ 単行本・辞書・年史等の書籍、週刊誌・月刊誌・季刊誌等の雑誌、企業PR誌、教科書、電子書籍、 販促から顧客分析に関わるデジタルマーケティング支援、 企業の業務プロセス・販売プロセスに関わるBPRコンサルとBPOサービス、 コンタクトセンター事業、IPS、ICカード、決済関連サービス、カード関連機器、 認証・セキュリティサービスと関連製品、ICタグ、ホログラム、ビジネスフォーム、 カタログ、チラシ、パンフレット、カレンダー、POP、デジタルサイネージ(電子看板)、 イベント・店舗・商品・コンテンツ等の企画・開発・制作・施工・運営、 生成AIを活用したサービス、バーチャル空間の企画・開発・制作・運営、 昇華型熱転写製品(カラーインクリボン、受像紙、昇華型フォトプリンター)、 溶融型熱転写製品(モノクロインクリボン)、証明写真機事業、顔写真・IDソリューション、 エンタメ・アミューズフォトソリューション、 電子書籍流通・販売、図書販売、図書館運営、その他 [主な関係会社] (製 造) ㈱DNPイメージングコム、㈱DNPコミュニケーションデザイン、 ㈱DNPデータテクノ、㈱DNPマーコムプロダクツ (製 造・販 売) 大口製本印刷㈱、㈱DNP出版プロダクツ、㈱DNPメディアサポート、 DNP Imagingcomm Asia Sdn. Bhd.、DNP Imagingcomm Europe B.V.、 DNP Imagingcomm America Corporation ※MK Smart Joint Stock Company (販売・サービス) 丸善CHIホールディングス㈱、㈱インテリジェント ウェイブ、 ㈱DNPアイディーシステム、㈱DNPアートコミュニケーションズ、 ㈱DNPコアライズ、㈱DNPデジタルソリューションズ、 ㈱DNPハイパーテック、㈱DNPフォトイメージングジャパン、 ㈱DNPプランニングネットワーク、㈱DNPホリーホック、㈱トゥ・ディファクト、 ㈱ハコスコ、㈱モバイルブック・ジェーピー、 丸善雄松堂㈱、丸善出版㈱、㈱丸善ジュンク堂書店、 ㈱図書館流通センター、㈱丸善リサーチサービス、 DNP Photo Imaging Europe SAS、DNP Photo Imaging Russia, LLC、 DNP Photo Imaging Spain S.L.U.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5464文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 DNPグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、DNPグループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 DNPグループは、サステナブルな社会の実現を目指し、「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する。」ことを企業理念に掲げています。この理念に基づき、持続可能なより良い社会と、より心豊かな暮らしを実現するために、長期を見据えて、自らが「より良い未来」をつくり出すための事業活動を展開していくことを「経営の基本方針」としています。 さまざまな活動を通じて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値を創出し、それらの価値を生活者の身近に常に存在する「あたりまえ」のものにしていきます。人々にとって「欠かせない価値」を生み出し続けることで、DNPグループ自身が「欠かせない存在」になるように努めており、こうした姿勢を「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントで表明しています。 DNPグループは、「経営の基本方針」に沿った取り組みを通じて、持続的に事業価値・株主価値を創出していきます。また、事業活動の評価指標としてROEやPBRなどを用いて、価値向上の達成状況を評価・分析し、次の施策の効果を高めていきます。 (2)中長期的な会社の経営戦略 DNPグループは2026年4月を開始年度とする3か年の新しい中期経営計画を実行しています。この計画では、事業戦略として「注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、それを財務戦略と非財務戦略で支えることで持続的な事業価値・株主価値の創出を図り、企業価値の向上を目指します。中期経営計画の最終年度となる2028年度には過去最高の営業利益を超える1,300億円、ROE9.0%を計画しています。 <三つの戦略> 〔1:事業戦略〕 〔1-1:中長期の事業ポートフォリオの考え方〕 「事業戦略」では、「注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、「P&I」(印刷と情報)から生まれた注力事業への積極投資による事業拡大、新たな価値の創出と構造改革による収益性強化、「P&I」を強みとする新たな注力事業の育成、の3つの施策を実行します。これらの取り組みを進めるにあたって、中期経営計画では、事業ポートフォリオの4象限を「注力事業(*)」「基盤事業」「再構築事業」「成長ポテンシャル事業」と定義付けました。 高いシェアと良好な収益性を備え、持続的な成長が見込まれる「注力事業」については、引き続き積極的な投資を実施し、さらなる成長を目指します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5464文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 DNPグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、DNPグループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 DNPグループは、サステナブルな社会の実現を目指し、「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する。」ことを企業理念に掲げています。この理念に基づき、持続可能なより良い社会と、より心豊かな暮らしを実現するために、長期を見据えて、自らが「より良い未来」をつくり出すための事業活動を展開していくことを「経営の基本方針」としています。 さまざまな活動を通じて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値を創出し、それらの価値を生活者の身近に常に存在する「あたりまえ」のものにしていきます。人々にとって「欠かせない価値」を生み出し続けることで、DNPグループ自身が「欠かせない存在」になるように努めており、こうした姿勢を「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントで表明しています。 DNPグループは、「経営の基本方針」に沿った取り組みを通じて、持続的に事業価値・株主価値を創出していきます。また、事業活動の評価指標としてROEやPBRなどを用いて、価値向上の達成状況を評価・分析し、次の施策の効果を高めていきます。 (2)中長期的な会社の経営戦略 DNPグループは2026年4月を開始年度とする3か年の新しい中期経営計画を実行しています。この計画では、事業戦略として「注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、それを財務戦略と非財務戦略で支えることで持続的な事業価値・株主価値の創出を図り、企業価値の向上を目指します。中期経営計画の最終年度となる2028年度には過去最高の営業利益を超える1,300億円、ROE9.0%を計画しています。 <三つの戦略> 〔1:事業戦略〕 〔1-1:中長期の事業ポートフォリオの考え方〕 「事業戦略」では、「注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、「P&I」(印刷と情報)から生まれた注力事業への積極投資による事業拡大、新たな価値の創出と構造改革による収益性強化、「P&I」を強みとする新たな注力事業の育成、の3つの施策を実行します。これらの取り組みを進めるにあたって、中期経営計画では、事業ポートフォリオの4象限を「注力事業(*)」「基盤事業」「再構築事業」「成長ポテンシャル事業」と定義付けました。 高いシェアと良好な収益性を備え、持続的な成長が見込まれる「注力事業」については、引き続き積極的な投資を実施し、さらなる成長を目指します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9732文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度におけるDNPグループの状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるDNPグループを取り巻く状況は、国内のインバウンド需要の拡大や個人消費の持ち直しなどにより、景気に緩やかな回復が見られました。一方で、長期化・拡大する地政学リスクの影響や、米国をはじめとする各国・地域の政策動向、原材料費・人件費・物価の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。また、地球環境や人権に関わる課題の解決も、サプライチェーン全体で一層強く求められています。 DNPグループは、こうした環境・社会・経済の変化やリスクに対応するだけでなく、長期を見据えて自らが変革を起こし、「より良い未来」をつくり出す事業活動を展開しています。独自の「P&I」(印刷と情報)の強みを掛け合わせ、生成AIをはじめとする先進技術も活かし、多様なパートナーとの連携をさらに深めながら、事業領域の拡張と業績の向上に取り組んでいます。 当年度は、2023-2025年度の中期経営計画の最終年度として、「事業戦略」「財務戦略」「非財務戦略」に基づく取り組みを通じて、持続的な事業価値・株主価値の創出に注力しました。「事業戦略」では、中長期的に強みを発揮する事業ポートフォリオを構築するとともに、市場成長性と収益性が高い事業を中心に価値の創出を加速させました。「財務戦略」では、創出したキャッシュを事業のさらなる成長投資と株主還元に適切に配分すべく、政策保有株式の売却、計画的な自己株式の取得を行いました。「非財務戦略」では、「人への投資の拡大」「知的資本の強化」「環境への取り組み」を中心に、サステナブルな成長を支える経営基盤の強化を図りました。 その結果、当連結会計年度のDNPグループの 売上高は1兆5,125億円 ( 前期比3.8%増 )、 営業利益は1,010億円 ( 前期比7.9%増 )、 経常利益は1,192億円 ( 前期比2.9%増 )となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券の売却にともなう特別利益の計上もあり、1,039億円 ( 前期比6.1%減 )となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (スマートコミュニケーション部門) イメージングコミュニケーション関連は、新型プリンター関連の需要増加等が寄与して写真プリント用部材が欧米・アジア市場で好調に推移したほか、IDカード用インクリボンが市場回復などを背景に堅調に推移し、前年を上回りました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2055文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 スマートコミュニケーション ライフ& ヘルスケア エレクトロ ニクス 合 計 売上高(注)3 外部顧客への売上高 713,977 495,855 247,776 1,457,609 1,457,609 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,597 183 1,781 △ 1,781 715,575 496,038 247,777 1,459,391 △ 1,781 1,457,609 セグメント利益 34,667 23,789 57,363 115,820 △ 22,208 93,612 セグメント資産 788,447 484,742 385,754 1,658,944 258,894 1,917,838 その他の項目 減価償却費 16,247 21,351 14,424 52,023 1,685 53,709 のれんの償却額 448 175 626 626 減損損失 9,700 55,843 4,372 69,916 352 70,268 持分法適用会社への投資額 40,753 217 142,660 183,632 16,716 200,348 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 31,275 19,194 23,068 73,539 3,088 76,627 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額は、報告セグメントに帰属しない基礎研究並びに各セグメント共有の研究等に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産及びセグメント間取引消去等であります。 (3)減損損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。 (4)持分法適用会社への投資額の調整額は、各報告セグメントに属していないものであります。 (5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社建物等の設備投資額であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.売上高には、顧客との契約から生じる収益とそれ以外の収益を含めておりますが、そのほとんどが顧客との契約から生じる収益であり、それ以外の収益に重要性はないため、区分表示しておりません。…