コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社

証券コード: 2579 / 対象年度: 2022 / 提出日: 2023-03-29
業種 食料品

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社は、飲料事業を主たる業務とする企業です。コカ・コーラ等の炭酸飲料、コーヒー・紅茶飲料、ミネラルウォーター、アルコール等の仕入、製造、販売、ボトリング、パッケージ、流通、マーケティング、および自動販売機関連事業を展開しています。国内最大級の物流拠点や高度なサプライチェーン管理を通じて、安定的な製品供給と成長を目指しています。

主な事業領域

飲料事業(コカ・コーラ等の炭酸飲料、コーヒー、ミネラルウォーター、アルコール等の仕入、製造、販売、流通、マーケティング、および自動販売機関連事業)

主な製品・サービス

  • 炭酸飲料(コカ・コーラ等)
  • コーヒー・紅茶飲料
  • ミネラルウォーター
  • アルコール飲料
  • 自動販売機関連事業

ビジネスモデル

飲料の仕入、製造、販売、流通、マーケティング、および自動販売機関連事業を通じて収益を得る。また、原材料・資材・エネルギー価格の高騰や為替変動への対応として、価格改定やコスト削減、サプライチェーンの最適化を通じて収益基盤を強化しています。

セグメント・事業構成

飲料事業(単一セグメント)

戦略・方向性

「持続可能な成長のための基盤づくりの年」として、価格改定の実施、収益性・投資効率重視の営業活動、コスト削減とビジネス基盤の強化、およびDXによる効率化を推進。また、ESG目標の実現に向けたリサイクルスキームの構築や、温室効果ガス排出量削減に向けた取り組みを継続。

強みとして読み取れる点

  • 国内最大級の物流拠点(埼玉メガDC、明石メガDC)の活用
  • 強固なサプライチェーンネットワーク
  • ブランド力(コカ・コーラ等)
  • ESGへの取り組み(DJSI Asia Pacific構成銘柄に5年連続選定)

課題として読み取れる点

  • 原材料・資材・エネルギー価格の高騰
  • 為替相場の変動
  • 国内インフレによる消費者マインドの低下
  • 価格改方による数量への影響

確認ポイント

  • 価格改用による売上・数量への影響
  • コスト構造の改善進捗
  • ESG関連の取り組みの進展
  • 自動販売機関連のデジタルプラットフォーム(Coke ON)の活用状況

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント、経営戦略、課題、ESG活動など、主要な情報が詳細に記載されているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 1 / 5

有報ナビによる整理

コモディティ価格(為替、原材料不足、製品価格変動)による調達コスト上昇リスクに対し、デリバティブ取引や共同調達による緩和策を講じている。マクロ経済の変化(紛争、インフレ等)への対応として、需要予測の精度向上と危機対応の強化を実施。サイバーセキュリティにおけるシステム障害や情報漏洩のリスクに対し、バックアップサイトの整備や社員教育を通じた対策を講じている。消費者嗜好の変化(健康意識向上等)に対応し、低カロリー/ノーカロリー飲料の強化やポートフォリオ拡充を行う。人材確保・育成および労働環境改善に向けた施策を実施。自然災害による事業停滞リスクに対し、BCPの整備と代替拠点の確保、地震保険の付保を行う。小売・競争環境の変化に対応し、製品ポートフォリオの多様化とオンラインチャネル拡大を推進。成長戦略の遂行における不確実性に対し、複数シナリオに基づく強固な体制を構築。財務リスク(資金調達コスト増、退職給付債務)への対応として、年金ガバナンス委員会によるモニタリング強化を実施。サスティナビリティ関連(プラスチック規制等)の懸念に対し、リサイクルPET樹脂の使用率向上や軽量化容器の開発を推進。品質・安全性の確保に向け、仕入先監査と報告体制の強化を行う。倫理・コンプライアンス違反への対応として、経営陣主導の行動規範周知とシステム再構築を実施。製造・物流における供給阻害リスクに対し、インフラ投資とサプライチェーン管理の強化を講じている。気候変動による原材料不足や設備影響に対し、持続可能な調達と代替仕入先の確保を行う。安全衛生に関する重大事故への対応として、ISO45001認証取得とメンタルヘルス調査を実施。フランチャイズ関係における商標権者(TCCC/CCJC)への依存リスクに対し、協力関係の維持・向上に努める。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、価格改定とオペレーションの最適化を通じて収益性の向上を目指す。強固なブランド力を背景に、DXやサプライチェーンの高度化によりコスト構造を改善しつつ、持続可能な成長に向けた投資を継続する方針である。

成長方針

価格改定を通じた収益構造の確立、コアカテゴリーへのフォーカス、イノベーションによる製品ポートフォリオ拡大、デジタルプラットフォーム(Coke ON等)の活用、およびサプライチェーンの最適化とDX推進。

資本政策

バランスシートの改善、社債の償還による財務体質の強化、および適切な資本管理・運用のための戦略的な投資(自動販売機や物流拠点への投資)を実施。

リスク対応方針

ERM(エンタープライズリスクマネジメント)に基づく包括的な管理体制を構築。原材料・資材・エネルギー価格の高騰や為替変動への対応策、サイバーセキュリティ強化、気候変動への対応、サステナビリティ(廃棄物ゼロ、GHG削減)への取り組みを含む。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

同社は、既存の強力なブランド力を背景に、自動販売機ネットワークの拡充と物流・製造の効率化に向けた設備投資を積極的に行っています。DX推進による業務プロセスの標準化と、環境対応型パッケージへの移行といったサステナビリティ戦略も重要な柱となっており、コスト構造の強靭化を目指しています。

設備投資の方向性

自動販売機の新規設置、製造工程の効率化、新製品対応設備の取得、および「明石メガDC」を含む物流ネットワークの最適化に向けた投資。

研究開発・商品開発

公式な研究開発活動の記載はないが、新製品の開発(ファンタ プレミアレモン等)やパッケージの環境配慮型への転換に注力している。

投資・変化テーマ

  • 自動販売機ネットワークの強化
  • 物流網の最適化
  • DXによる業務効率化
  • サステナビリティ(リサイクルPET、軽量化)

関連キーワード

  • 自動販売機
  • S&OPシステム
  • デジタルプラットフォーム(Coke ON)
  • サプライチェーン管理
  • リサイクル技術

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2022-01-01 〜 2022-12-31 表示状況表示可能

提出日: 2023-03-29

財務情報

業績

収益

8,074.3億円
根拠・定義
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収益
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営業利益

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税引前利益

-124.91億円
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親会社帰属利益

-80.7億円
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財政状態・流動性

総資産

8,267.37億円
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資本

4,763.58億円
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親会社所有者帰属持分

4,762.16億円
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現金及び現金同等物

840.74億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+427.17億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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different_value
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different_value

参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

18.69億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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S100QHJG
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連結 / consolidated
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2022-01-01 〜 2022-12-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

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事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抽出本文 / 原文長 約667文字

3【事業の内容】 当社グループは、当社(コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社)、子会社9社、関連会社1社により構成されており、飲料事業を主たる業務としております。 また、ザ コカ・コーラ カンパニーはその他の関係会社であります。 当社グループの事業内容および持株会社である当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 飲料事業 (コカ・コーラ等の飲料の製造・販売) a.飲料の販売 コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、コカ・コーラ ボトラーズジャパンベンディング株式会社、FVジャパン株式会社、コカ・コーラ ボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社等が行っております。 b.飲料の製造 コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が行っております。 (自動販売機関連事業) コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社等が行っております。 (原材料・資材の調達) コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が行っております。 (情報システムの開発・保守運用) コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が行っております。 なお、ザ コカ・コーラ カンパニーは飲料(含む原液)の販売を行っております。 (事業系統図) 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2312文字

1【経営方針、経営環境および対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「Paint it RED! 未来を塗りかえろ。」を総称とする企業理念「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を定めています。 ミッションは、私たちがビジネスを行う上での使命であり、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」としています。 ビジョンは、私たちのあるべき姿を描いています。 ・すべてのお客さまから選ばれるパートナーであり続けます ・持続可能な成長により、市場で勝ちます ・常に学びながら成長します ・コカ・コーラに誇りを持ち、誰もが働きたいと思う職場をつくります また、ミッション・ビジョンを実現するために、私たちが日々の活動で常に意識し、大切にしていることを4つのバリューとして定めています。 ・Learning:学ぶ向上心を忘れません ・Agility:変化を恐れず機敏に行動します ・Result-orientation:結果を見据え最後までやりきります ・Integrity:誠実と信頼に基づいた気高い志で行動します ミッション・ビジョン・バリューに基づいた日々の活動により、持続的な成長を目指してまいります。 (2) 主要な目標 今後の飲料市場や経営環境については、世界的な原材料・資料・エネルギー価格の高騰や、為替の変動影響等により、引き続き不透明な状況が続くと想定されます。そのコスト圧力による収益性悪化に対応すべく、以下の点に関して取り組みを進めてまいります。 ・価格改定の実施 ・収益性・投資効率重視の営業活動 ・コスト削減とビジネス基盤の強化 (3)当面の対処すべき課題の内容等 国内清涼飲料市場の今後の見通しにつきましては、ウィズコロナの新たな段階への移行が進む中、人出の増加や経済活動の活性化が飲料需要の増加に貢献すると予想されるものの、国内インフレの影響継続による消費者マインドの低下や飲料の価格改定、2022年の記録的な猛暑の反動などが市場動向に影響を及ぼすものと考えられます。また、引き続き、世界的な原材料・資材・エネルギー価格の高騰や為替相場の変動の影響が想定されるなど、収益性の観点においても厳しい環境が継続すると見込まれます。 このような状況の中、2023年は収益性改善を最優先に取り組んでまいります。その一環として、外部要因によるコスト上昇への対応と収益基盤の強化を図るべく、5月1日出荷分より缶製品および大型PETボトル製品等の一部の製品について価格改定を実施いたします。また、収益性および投資効率を重視した営業戦略の徹底や、安定的かつ低コストでのオペレーションの実現に向けたさらなる変革の推進などに取り組んでまいります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2312文字

1【経営方針、経営環境および対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「Paint it RED! 未来を塗りかえろ。」を総称とする企業理念「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を定めています。 ミッションは、私たちがビジネスを行う上での使命であり、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」としています。 ビジョンは、私たちのあるべき姿を描いています。 ・すべてのお客さまから選ばれるパートナーであり続けます ・持続可能な成長により、市場で勝ちます ・常に学びながら成長します ・コカ・コーラに誇りを持ち、誰もが働きたいと思う職場をつくります また、ミッション・ビジョンを実現するために、私たちが日々の活動で常に意識し、大切にしていることを4つのバリューとして定めています。 ・Learning:学ぶ向上心を忘れません ・Agility:変化を恐れず機敏に行動します ・Result-orientation:結果を見据え最後までやりきります ・Integrity:誠実と信頼に基づいた気高い志で行動します ミッション・ビジョン・バリューに基づいた日々の活動により、持続的な成長を目指してまいります。 (2) 主要な目標 今後の飲料市場や経営環境については、世界的な原材料・資料・エネルギー価格の高騰や、為替の変動影響等により、引き続き不透明な状況が続くと想定されます。そのコスト圧力による収益性悪化に対応すべく、以下の点に関して取り組みを進めてまいります。 ・価格改定の実施 ・収益性・投資効率重視の営業活動 ・コスト削減とビジネス基盤の強化 (3)当面の対処すべき課題の内容等 国内清涼飲料市場の今後の見通しにつきましては、ウィズコロナの新たな段階への移行が進む中、人出の増加や経済活動の活性化が飲料需要の増加に貢献すると予想されるものの、国内インフレの影響継続による消費者マインドの低下や飲料の価格改定、2022年の記録的な猛暑の反動などが市場動向に影響を及ぼすものと考えられます。また、引き続き、世界的な原材料・資材・エネルギー価格の高騰や為替相場の変動の影響が想定されるなど、収益性の観点においても厳しい環境が継続すると見込まれます。 このような状況の中、2023年は収益性改善を最優先に取り組んでまいります。その一環として、外部要因によるコスト上昇への対応と収益基盤の強化を図るべく、5月1日出荷分より缶製品および大型PETボトル製品等の一部の製品について価格改定を実施いたします。また、収益性および投資効率を重視した営業戦略の徹底や、安定的かつ低コストでのオペレーションの実現に向けたさらなる変革の推進などに取り組んでまいります。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約7452文字

3【経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで、以下「当期」)における国内の清涼飲料市場は、COVID-19による行動制限の緩和に伴う人出の回復や経済活動の活性化、記録的な猛暑の影響により需要が増加したものの、清涼飲料各社の価格改定実施による需要へのマイナス影響もあり、数量ベースで前期比4%程度の増加となったものとみられます。また、原材料・資材・エネルギー価格の高騰や円安などが消費行動やビジネスに大きな影響を及ぼすなど、不透明かつ厳しい事業環境が続きました。 このような中、当社は2022年を「持続可能な成長のための基盤づくりの年」と位置づけ、着実かつ持続的な成長に向けた基盤の構築とさらなる変革の推進に取り組んでまいりました。営業分野では、新製品の展開や多様化する消費者ニーズへの対応、人出回復の機会を捉えた効果的なキャンペーンの実施などにより、販売数量および売上収益の成長を図ってまいりました。また、足元のコスト圧力への対応および将来の収益基盤の強化に向け、厳しい競争環境が継続する中ではあったものの、業界に先駆け製品の価格改定を実施いたしました。価格改定については、カスタマーとの丁寧な交渉に努めるとともに、自動販売機を中心に早期の価格反映に取り組んでまいりました。製造・物流分野では、原材料・資材・エネルギー価格の高騰の影響を受ける中、S&OP(Sales and Operations Planning)プロセスの刷新や、国内最大級の保管・出荷能力を備える自動物流センター「埼玉メガDC(Distribution Center)」「明石メガDC」の活用など、急激な需要の増減に柔軟に対応できる供給体制の構築を進めてまいりました。最需要期である夏場には人出回復と猛暑が重なり需要が急増する局面があったものの、これらの取り組みにより、安定的に製品供給を行ってまいりました。また、製造設備の効率的な活用や物流ネットワークの見直しによるコスト削減にも取り組んでまいりました。 社会との共創価値に基づくESG目標の実現に向けた活動にも注力してまいりました。廃棄物ゼロ社会を目指す「容器の2030年ビジョン」達成に向けた取り組みとしては、100%リサイクルPETボトルの採用拡大など、製品パッケージの設計面での取り組みを推進するとともに、自治体やパートナー企業との協働により良質な容器を着実に回収するためのリサイクルスキームの構築などに取り組んでまいりました。また、さらなる資源の循環利用に向け、アルミ缶の水平リサイクル「CAN to CAN」の仕組みを構築し、リサイクル素材を使用した製品の製造・販売を開始いたしました。…

セグメント関連

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5.セグメント情報 (1)報告セグメント 当社グループの事業セグメントは、構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会(最高経営意思決定者)が経営資源の配分の決定をするために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 なお、当社グループは「飲料事業」の単一セグメントであります。 報告セグメント 主要な製品およびサービス 飲料事業 日本におけるコカ・コーラ等の炭酸飲料、コーヒー・紅茶飲料、ミネラルウォーター、アルコール等の仕入、製造・販売、ボトリング、パッケージ、流通およびマーケティング事業、自動販売機関連事業 取締役会は、業績評価を同業他社と比較して行うために、一般に公正妥当と認められる会計基準(IFRS)に準拠して報告された営業利益に基づいて行っております。報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、注記3「重要な会計方針」における記載と同一であります。 (2)製品およびサービスごとの情報 「(1)報告セグメント」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 (3)地域ごとの情報 外部顧客への国内売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、地域別の売上収益の記載を省略しております。 また、日本国内の非流動資産の帳簿価額が連結財政状態計算書の非流動資産の大部分を占めるため、地域別の非流動資産の記載を省略しております。 (4)主要な顧客 売上収益が連結売上収益の10%以上となる単一の外部顧客は存在しないため、該当事項はありません。 6.現金及び現金同等物 連結財政状態計算書における現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度 ( 2021年12月31日 ) 当連結会計年度 ( 2022年12月31日 ) 現金および要求払預金 110,497 84,074 合計 110,497 84,074 前連結会計年度および当連結会計年度の連結財政状態計算書における「現金及び現金同等物」の残高と連結キャッシュ・フロー計算書における「現金及び現金同等物」の残高は一致しております。 7.営業債権およびその他の債権 営業債権およびその他の債権の内訳は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度 ( 2021年12月31日 ) 当連結会計年度 ( 2022年12月31日 ) 売掛金および受取手形 72,527 77,105 未収入金 33,194 26,382 貸倒引当金 △401 △141 合計 105,320 103,346 8.棚卸資産 棚卸資産の内訳は以下のとおりであります。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約5506文字

2【事業等のリスク】 本項では、リスクマネジメントへの当社グループのアプローチならびに経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると特定した主要なリスクを記載しております。 なお、本項に記載した将来の事象や想定に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 1.当社のリスクマネジメント体制 当社グループでは、収益性の高い成長を実現するためのリスクと機会の管理、社員と資産の保護、危機対応能力の強化、特定のリスクに対応するために保険を利用する方法を統合した包括的なビジネス・レジリエンス・プログラムを導入しています。 このプログラムは、当社グループのエンタープライズリスクマネジメント(以下「ERM」)、危機対応、事業継続性、保険戦略を網羅しており、リスクマネジメント責任者(以下「HRM」)が主導しています。当社グループのERMの PDCAフレームワークは、COSO およびISO31000 に基づいており、機会の活用およびリスクに基づいた適切な意思決定、そして強力なリスクの識別能力、予見可能なリスクへの対応を促進することで、収益性の高い成長を実現する枠組みを提供しています。 HRMには、すべての事業活動の流れや新たなリスクおよび機会に対する広い視野を持つことが期待されており、定期的な報告を通じて、経営陣と取締役会に対してリスクの可視化を提供します。ERMチームは、各部門のリスクオーナーと密接に連携してビジネスリスクの評価と管理に取り組んでいます。 当社グループのリスクマネジメントおよび内部統制システムの全体的な責任を負う取締役会は、当社グループのリスク選好を定め、監査等委員会を通じて、これらシステムの有効性の見直しを行ってまいりました。当期、取締役会は、当社グループの戦略的目標の達成に影響を与える可能性のある重要リスクについて全容を把握し、積極的に検討しました。 当期は、当社グループは引き続きERMプロセスへの経営者の関与を強化することに注力しました。全業務部門の上級管理職との部門別リスクレビューセッションを行い、経営陣へのリスクについてのインタビューを実施しました。また、経営陣はコカ・コーラシステムの関係者と協働し、コカ・コーラシステム全体に影響を与える重要なリスクを検討することにより、リスクマネジメントプロセスを強化する体制を構築しました。 特定されたリスクは、影響度と発生可能性の観点から評価されます。事業に関する主なリスクと機会は、経営陣による議論と評価を通じて特定されており、経営陣のリーダーシップの下、リスクに応じたリスクオーナーが定められ、そのリスクに対応するためのアクションを最終的に決定しています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約54文字

5【研究開発活動】 該当事項はありません。 0103010_honbun_0149100103501.htm

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約973文字

2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。なお、帳簿価額はIFRSに基づき表示しております。 (1)セグメント内訳 2022年12月31日 現在 セグメントの名称 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物および 構築物 (百万円) 機械装置 および運搬具 (百万円) 販売機器 (百万円) 土地 (百万円) その他 (百万円) 合計 (百万円) 飲料事業 89,146 102,136 89,239 139,065 40,967 460,553 14,484 [3,316] (2)提出会社 2022年12月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の 内容 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物 および 構築物 (百万円) 機械装置 および 運搬具 (百万円) 販売機器 (百万円) 土地 (百万円) (面積千㎡) その他 (百万円) 合計 (百万円) 本社他 (東京都港区他) 飲料事業 統括業務 生産・販売・物流拠点等 17,206 47,912 (1,430) 3,867 68,994 (注) 当社は、持株会社であるため、従業員数の記載を省略しております。 (3)国内子会社 2022年12月31日 現在 会社名 (所在地) セグメントの名称 設備の 内容 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物 および 構築物 (百万円) 機械装置 および 運搬 ( 百万円) 販売機器 (百万円) 土地 (百万円) (面積千㎡) その他 (百万円) 合計 (百万円) コカ・コーラ ボトラーズジャパン㈱ (東京都港区) 飲料事業 生産・販売・物流拠点等 71,809 102,124 75,840 70,705 (2,115) [139] 37,095 357,572 7,656 [1,187] FVジャパン㈱ (東京都豊島区) 販売機器等 47 13,590 496 (9) [5] 14,136 261 [129] (注)1.帳簿価額の「その他」は、 有形固定資産の「建設仮勘定」、使用権資産ならびに無形資産の「ソフトウエア」であります。 2.土地(面積千㎡)の[ ]は、賃借中のものの面積(千㎡)であり、外数で記載しております。 3.従業員数の[ ]は、臨時雇用者数であり、外数で記載しております。

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約732文字

3【配当政策】 当社は株主還元を最大化すべく、成長機会に向けた財務戦略の柔軟性を維持しつつ、資本構成や配当性向を定期的に見直し、内部留保金は持続的な成長に向けた投資にも活用し、事業の成長とさらなる企業価値の向上を追求してまいります。 配当につきましては、積極的な利益還元を行うことを利益配分に関する基本方針としながら安定的に配当を行うことを最優先とし、親会社の所有者に帰属する当期利益の30%以上を目安として、業績や内部留保を総合的に勘案のうえ、中間配当および期末配当の年2回、剰余金の配当を実施してまいります。2022年12月期の1株当たり配当金は、中間配当金を25円、期末配当金を25円とし、年間で1株当たり50円です。2022年12月期は、原材料・資材・エネルギー価格の高騰等による事業活動への影響が大きく、前期と同様に厳しい事業環境下にあったものの、安定的に配当を行う基本方針に基づき、当該金額の配当を実施しております。 2023年12月期の配当金予想は、 原材料・資材・エネルギー価格の高騰が引き続き事業に大きな影響を及ぼすと見込むものの、安定的に配当を行う基本方針に基づき、 2022年12月期と同額の1株につき中間配当金 25円 、期末配当金 25円 を予定し、年間配当金は 50円 となる見込みです。 今後の株主還元に関しては、業績動向や財務状況を総合的に勘案のうえ、自己株式取得等を含めて検討してまいります。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2022年8月10日 取締役会決議 4,484 25 2023年3月28日 定時株主総会決議 4,484 25

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約465文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2022年12月31日 現在 セグメントの名称 従業員数(人) 飲料事業 14,484 ( 3,416 ) 合計 14,484 ( 3,416 ) (注)1.従業員数は,当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.臨時雇用者には、パートタイマーおよびアルバイトを含み、派遣社員を除いております。 (2)提出会社の状況 当社は純粋持株会社であるため、記載を省略しております。 (3)労働組合の状況 当社グループには、コカ・コーラボトラーズジャパングループEast労働組合、コカ・コーラボトラーズジャパングループウエスト労働組合の他、一部の連結子会社に労働組合が組織されており、2022年12月31日現在の各組合員の総員は12,693人であります。 なお、労使関係は円満に推移しております。 0102010_honbun_0149100103501.htm

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約8248文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、経営の健全性、透明性および効率性を向上させ、中長期的な企業価値向上と株主価値の増大に努めることであります。 当社は、ガバナンス体制の一層の強化を目指し、監査等委員会設置会社を採用しています。当社の監査を担う監査等委員会は、複数の独立社外取締役を構成メンバーとしており、この社外取締役である監査等委員が、取締役会における議決権を有していること、ならびに株主総会において取締役の指名・報酬等についての意見を陳述する権利を有していることなどにより、経営監督機能がより強化されています。 また、当社は、意思決定および経営監督機能と業務執行機能を分離すべく、執行役員制度を採用しているほか、重要な業務執行の決定の一部を取締役に委任することにより、取締役会において特に重要度の高い事項についての審議をより充実させるとともに、それ以外の事項について、経営陣による経営判断の迅速化も図っております。 ② コーポレート・ガバナンスの体制の概要および当該体制を採用する理由 当社は、ガバナンス体制の一層の強化を目指し、監査等委員会設置会社を採用しています。当社の監査を担う監査等委員会は、複数の独立社外取締役を含む社外取締役(監査等委員)のみで構成されており、この社外取締役である監査等委員が、取締役会における議決権を有していること、ならびに株主総会において取締役の指名・報酬等についての意見を陳述する権利を有していることなどにより、経営監督機能がより強化されております。 また、当社は、意思決定および経営監督機能と業務執行機能を分離すべく、執行役員制度を採用しているほか、重要な業務執行の決定の一部を取締役に委任することにより、取締役会において特に重要度の高い事項についての審議をより充実させるとともに、それ以外の事項について、執行役員による経営判断の迅速化も図っており、経営の健全性、透明性および効率性の向上が可能と考えていることから、本体制を採用しております。 a. 取締役会 当社の取締役会は、複数の独立社外取締役を含む取締役9名で構成されており、定時取締役会は原則として3ヵ月に1回開催するほか、必要に応じて臨時開催し、法令および定款に定められた事項ならびに経営の基本方針等重要な業務に関する事項の決議を行うとともに、取締役から業務執行に関する報告を受けております。また、重要な業務執行の決定の一部を取締役に委任することにより、取締役会において特に重要度の高い事項についての審議をより充実させるとともに、それ以外の事項について、経営陣による経営判断の迅速化も図っております。 b.…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約291文字

4【経営上の重要な契約等】 ボトラー契約 当社は、ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との間で、南東北、関東、甲信越、中部、近畿、中国、四国および九州地方の1都2府35県を販売地域として、コカ・コーラ、ファンタ、スプライト、リアルゴールド、ジョージア、アクエリアス、クー、爽健美茶、煌および紅茶花伝等の製造・販売ならびに商標使用等に関するボトラー契約を締結しております。また、この契約に基づき、当社は、ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との間で、委任許可契約を締結し、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社にボトラー事業を委任しております。

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約801文字

(6)【大株主の状況】 2022年12月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本コカ・コーラ株式会社 東京都渋谷区渋谷四丁目6番3号 27,956 15.59 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町二丁目11番3号 19,404 10.82 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 5,755 3.21 公益財団法人市村清新技術財団 東京都大田区北馬込一丁目26番10号 5,295 2.95 薩摩酒造株式会社 鹿児島県枕崎市立神本町26番地 4,736 2.64 株式会社千秋社 千葉県野田市野田339番地 4,088 2.28 コカ・コーラホールディングズ・ウエストジャパン・インク (常任代理人 日本コカ・コーラ株式会社) U.S.A.デラウェア州 ウィルミントン センターロード 1013 (東京都渋谷区渋谷四丁目6番3号) 4,075 2.27 三菱重工機械システム株式会社 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 3,912 2.18 株式会社MCAホールディングス 東京都中央区銀座七丁目10番16号 3,408 1.90 BNYMSANV AS AGENT/CLIENTS LUX UCITS NON TREATY 1 (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) VERTIGO BUILDING- POLARIS 2-4 RUE EUGENE PUPPERT L-2453 LUXEMBOURG GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG (東京都千代田区丸の内2丁目7-1 決済事業部) 3,192 1.78 81,821 45.62 (注)自己株式26,928千株については、議決権がないため上記大株主の状況には含めておりません。

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100QHJG 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2023
使用モデル
gemma4:12b

このページについて

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