事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社6社、関連会社4社によって構成されております。当社グループは、精糖、機能性素材、不動産及びその他食品に関する事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び各事業における当社グループ各社の位置付けは以下のとおりであります。なお、次の4つの事業は「報告セグメント」の区分と同一であります。 (1)精糖 当社は精製糖、砂糖関連製品の製造販売を行っております。また、関連会社である南栄糖業株式会社は鹿児島県で粗糖の生産を行っており、当社はその一部を購入しております。また、関連会社である太平洋製糖株式会社は、当社を含む同業他社から委託を受け、精製糖の製造を行っております。 なお、連結子会社である協立食品株式会社は、当社が製造した精製糖、液糖及び糖蜜の販売並びに国産原料糖の仕入を行っております。 (2)機能性素材 ①食品添加物事業 当社は、食品添加物の製造加工、販売を行っております。 ②機能性食品事業 当社及び連結子会社であるFuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.は、機能性食品素材「イヌリン」の製造販売を行っております。 当社及び連結子会社である協立食品株式会社は果汁、香料等各種機能性食品素材の仕入販売を行っております。 連結子会社であるユニテックフーズ株式会社においては、「ペクチン」「ゼラチン」等の天然添加物素材の仕入販売を行っており、韓国の連結子会社であるUNITEC FOODS KOREA Co.,Ltd.は機能性食品のブレンド製造販売を行っております。また、連結子会社である株式会社Tastableは、動物性原料不使用のプラントベーストミートの製造販売を行っております。 ③切花活力剤事業 切花活力剤「キープ・フラワー」の製造販売を行っております。 (3)不動産 当社が所有する土地建物の賃貸及びその他不動産関連事業を行っております。 (4)その他食品 連結子会社であるFUJI NIHON (Thailand) Co.,Ltd.及び関連会社であるDAY PLUS(THAILAND)Co.,Ltd.はタイ国において、パン等の食品の販売を行っております。 以上に説明した事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約302文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針 当社の経営理念は『夢のあるたくましい会社』を目指し、健康な生活づくりに貢献することであり、5つの経営方針に基づき、株主、取引先、従業員の満足度を高め、食文化による豊かな生活づくりを通じて社会に貢献し、会社の価値を高めることを基本方針としております。 ・「顧客第一主義の徹底」 ・「会社の発展と共に社員が成長する企業文化の形成」 ・「公正で透明性のある企業活動の推進」 ・「社会に評価される企業価値の向上」 ・「社会に貢献する企業市民活動の充実」
対処すべき課題
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/ 原文長 約1729文字
(2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限緩和に伴い、経済活動の正常化が進むなか、ウクライナ情勢の今後の展開や為替相場の動向により、更なる資源価格の高騰が懸念されます。 このような状況のなか、当社グループは、引き続き製品の安定供給及び品質管理を重要課題として取り組むとともに、タイ連結子会社を中心に海外事業の推進に注力してまいります。 ①精糖 加糖調製品や他甘味料の浸食、少子高齢化などによる砂糖の消費減少傾向に歯止めがかからない状況が続いております。このようななか、引き続き営業体制強化を図り、品質管理を徹底して製品の安定供給に取り組むことで顧客満足度を高め、堅実で安定した原材料仕入れを図りながら更なるコスト削減に努めてまいります。 ②機能性素材 イヌリンは機能性訴求エビデンスと食感改良の知見充実による既存顧客への販売数量増と新規顧客の獲得を図り、海外販売において、タイをはじめとした東南アジアを中心に更なる拡販を目指してまいります。連結子会社ユニテックフーズ株式会社では、増粘多糖類の知見を活かした植物代替肉(プラントベーストミート)の改良と拡販を目指してまいります。 ③不動産 自社所有賃貸物件の維持管理による安定収益の確保に努めてまいります。 ④その他食品 製パン事業において生産の安定化を図り、タイ国内だけでなく海外販売も含めた拡販により、採算性の向上を目指してまいります。 当社グループは第97期より「中期経営計画(3ヶ年計画)」をローリング・ベースにて作成しております。その内容は以下のとおりであります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2953文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要、生産、受注及び販売の状況並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限緩和に伴い、経済活動の正常化が進み、景気回復の兆しが見られました。しかしながら、世界的な金融引き締めに加え、資源高による物価上昇により、景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。 精糖業界においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で落ち込んだ消費が十分に回復できておらず、原材料価格、エネルギー価格の高騰などにより、全般的に厳しい事業環境が続いております。 このような環境下、当社グループは、品質管理の徹底を図り、顧客満足度を高めるため、精糖は製品の安定供給に取り組み、機能性素材は高付加価値提案型の販売活動に引き続き、取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高22,677百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益1,814百万円(同13.1%増)、経常利益2,124百万円(同10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,672百万円(同3.6%増)の増収増益となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (精糖事業) 海外原糖市況は、ニューヨーク先物市場が期初19.42セント(1ポンド当たり)で始まり、ロシアのウクライナ侵攻が長期化するなか、世界経済の低迷観測によるリスクオフの動きと、米国の利上げ継続措置によるドル高傾向に加え、実需面ではインドの白糖輸出が旺盛であったことやブラジルの予想以上の増産の報から17.20セントまで下落しました。しかし、その後はインドの白糖輸出に規制が掛かったことで一転して反発となり、EUの減産観測やタイでのサトウキビ圧搾の遅れが材料視され上昇に転じました。世界砂糖需給の見通しも下方修正されたことで、現物供給への懸念が拡大し、22.25セントで期末を迎えました。 一方、国内製品市況は期初東京現物相場(日本経済新聞掲載)204円~205円(上白大袋1キログラム当たり)で始まりましたが、2022年8月に12円、2023年2月に11円上昇し、227円~229円で期末を迎えました。…
セグメント関連
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(3) 減価償却費の調整額5,569千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の減価償却費であります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) 精糖 機能性 素材 不動産 その他 食品 売上高 精製糖、 砂糖関連製品 11,678,222 11,678,222 11,678,222 食品添加物 176,608 176,608 176,608 機能性食品 9,584,381 9,584,381 9,584,381 切花活力剤 262,398 262,398 262,398 製パン等 402,700 402,700 402,700 顧客との契約から 生じる収益 11,678,222 10,023,387 402,700 22,104,310 22,104,310 その他の収益 573,541 573,541 573,541 外部顧客への売上高 11,678,222 10,023,387 573,541 402,700 22,677,852 22,677,852 セグメント間の内部 売上高又は振替高 12,885 5,998 39,436 58,320 △ 58,320 11,691,107 10,023,387 579,540 442,136 22,736,173 △ 58,320 22,677,852 セグメント利益 1,024,796 1,087,669 533,423 13,617 2,659,506 △ 845,427 1,814,079 セグメント資産 12,448,571 6,658,377 1,759,793 68,621 20,935,363 7,321,124 28,256,487 その他の項目 減価償却費 34,516 85,989 3,448 6,529 130,484 5,232 135,717 減損損失 12,060 12,060 12,060 のれんの償却額 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 37,992 213,122 396 62,564 314,074 314,074 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額△845,427千円は、各セグメントに配分していない全社費用であります。 なお、全社費用は、報告セグメントに帰属しない親会社の管理部門及び研究開発に係る一般管理費であります。
主要な顧客・販売先
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2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) 双日食料㈱ 8,069,816 40.2 9,550,667 42.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度は、中期経営計画において成長を目指した基盤固めと新規事業の更なる育成を重点課題として位置づけ、以下の戦略を掲げ、事業活動を推進してまいりました。 (A)収益力の向上 精糖事業においては、減少する消費のなか、営業体制を強化し、顧客との関係強化を図り、商権の維持に取り組むこととし、また、原料糖の効率的な仕入や生産の集約などで採算性の改善に努めてまいりました。 また、機能性食品素材イヌリンの安定生産を実現し、日本国内だけでなく海外での販路開拓も推進いたしました。 (B)事業の多角化の展開 当社グループにおいて、新しい顧客ニーズを吸い上げ、それに伴った新たな販路を開拓し、事業拡大を図ってまいりました。機能性食品素材イヌリンは、整腸作用・血糖値の上昇抑制効果・血中中性脂肪の低減効果の機能性表示だけでなく、更なる機能性を訴求し、販売活動を行ってまいりました。 (C)海外展開への更なる挑戦 当社グループは、日本国内のみならず、海外での事業活動を積極的に展開してまいりました。タイにおいては機能性食品素材イヌリンの拡販を図り、その他食品事業における製パン事業会社 DAY PLUS (THAILAND) Co.,Ltd.の採算性の向上を目指し、海外での積極的な事業拡大を図ってまいりました。 (a)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ2,581百万円増加し、22,677百万円(前年同期比12.8%増)となりました。これは主に機能性素材事業の販売数量増加によるものであります。報告別セグメントの売上高の連結売上高に占める割合は、精糖事業51.5%、機能性素材事業44.2%、不動産事業2.5%、その他食品事業1.8%となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ440百万円増加し、5,276百万円(前年同期比9.1%増)となりました。売上高売上総利益率は、精糖事業の原料糖仕入コストが上昇したことにより、前連結会計年度に比べ0.8%減少し、23.3%となりました。…