株式会社Veritas In Silico

証券コード: 130A / 対象年度: 2024 / 提出日: 2025-03-28
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

mRNAを標的とする低分子医薬品の創出に取り組むバイオテクノロジー企業です。独自のインシリコRNA構造解析技術「ibVIS®」を活用し、従来の技術では困難だったmRNAをターゲットとした新薬開発を可能にするプラットフォーム型ビジネスを展開しています。2030年までに自社パイプラインも強化するハイブリッド型モデルへの移行を目指しています。

主な事業領域

独自のインシリコRNA構造解析技術(ibVIS®)を用いたmRNA標的低分子創薬および核酸医薬品の開発。

主な製品・サービス

  • mRNA標的低分子創薬プラットフォーム(ibVIS®)
  • 核酸医薬品の開発

ビジネスモデル

独自の技術を基盤とした「プラットフォーム型」ビジネス(共同創薬研究による研究支援金やマイルストーン収入)と、自社パイプラインの開発を組み合わせた「ハイブリッド型」への移行。

セグメント・事業構成

創薬プラットフォーム事業(単一セグメント)

戦略・方向性

2030年までに「スペシャリティファーマ」を目指し、プラットフォーム型から核酸医薬品を含む自社パイプラインを強化するハイブリッド型ビジネスへの移行と、技術の独占性の確保、人材の育成に注力。

強みとして読み取れる点

  • 独自のインシリコRNA構造解析技術(ibVIS®)
  • mRNA標的低分子創薬という新領域での強み
  • 特許による技術の保護

課題として読み取れる点

  • 研究開発段階のためマイルストーン収入の獲得に時間を要する点
  • 新規契約締結に向けた継続的な営業活動の必要性

確認ポイント

  • 製薬会社との共同創薬契約の進捗と数
  • 自社パイプライン(核酸医薬品等)の開発状況
  • 2030年に向けたハイブリッド型ビジネスへの移行プロセス

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、技術的強み、経営戦略、主要な提携先まで詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

研究開発における期間・コストの増大や成功率の低さ、提携先の判断による影響、情報漏洩による損害、原材料調達の停滞や価格高騰、自社パイプラインの事業性不足やライセンスアウトの遅延、競合技術による優位性の喪失、知的財産権の不成立・無効化、収益の安定性(契約内容やタイミングへの依存)、為替変動の影響、および小規模組織における人材確保の課題が挙げられます。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は独自のインシリコRNA構造解析技術を用いた「ibVISプラットフォーム」を核に、mRNA標的低分子創薬の提供を行う。2025年度より自社パイプライン(特に核酸医薬品)の開発も並行するハイブリッド型モデルへの移行を計画しており、高度な技術優位性を背景とした多角的な成長戦略を描いている。

成長方針

独自のインシリコRNA構造解析技術「ibVISプラットフォーム」を活用したmRNA標的低分子創薬を主軸とし、2025年度より核酸医薬品(ASO等)を含む自社パイプライン開発への移行と、mRNA関連の多角的な領域への展開を目指す。

資本政策

プラットフォーム型ビジネスによる契約一時金、研究支援金、マイルストーン、ロイヤリティの獲得に加え、2025年度より自社パイプライン(核酸医薬品等)を保有するハイブリッド型モデルへ移行することで収益の安定化と株主価値の向上を図る。

リスク対応方針

提携先の多様化による収益源の分散、独自のソフトウェア技術と特許による知的財産権の二重保護、情報セキュリティ対策の徹底、および自社パイプライン構築によるプラットフォーム依存リスクの低減を図る。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、独自技術「ibVIS」を用いたmRNA標的低分子創薬のプラットフォーム提供を主軸としつつ、2025年度より核酸医薬品を含む自社パイプラインも開発するハイブリッド型モデルへ移行する方針。高度なインシリコ解析と独自のスクリーニング手法により、高い成功率で革新的な治療法を提供することを目指す。

設備投資の方向性

独自の創薬プラットフォーム「ibVIS」の高度化に向けたソフトウェア開発および、自社パイプライン構築のための研究設備・技術への投資。2025年度からのハイブリッド型モデル移行に伴う研究体制の拡充。

研究開発・商品開発

独自解析ソフト「MobyDick」を用いたmRNA構造解析によるターゲット探索と、qFRET等を用いた高精度スクリーニングを統合したプラットフォーム開発。また、核酸医薬品(ASO)やncRNA標的医薬など、多角的な研究開発の推進。

投資・変化テーマ

  • mRNA標的低分子創薬
  • インシリコRNA構造解析
  • 核酸医薬品(ASO)の開発
  • プラットフォーム型からハイブリッド型への事業転換
  • 自動化・高度化されたスクリーニング技術

関連キーワード

  • mRNA
  • in silico
  • MobyDick
  • qFRET
  • 量子化学計算
  • 核酸医薬品
  • ASO
  • 構造解析

財務情報

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表示基準

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提出日: 2025-03-28

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約25512文字

3 【事業の内容】 当社は、どんな疾患の患者さまも治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会の実現に貢献するため、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品(以下「mRNA標的低分子医薬品」という)の創出に取り組んでいます。mRNAを標的とする低分子創薬(以下「mRNA標的低分子創薬」という)は、従来のタンパク質を標的とする創薬技術では狙えなかった様々な疾患にも対応可能な新しい創薬アプローチであり、アンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療薬や治療法がなく未だ満たされない医療ニーズ)の充足につながることが期待されます。当社は、mRNA標的低分子創薬でより多くの医薬品を患者さまにお届けするため、自社でパイプラインを保有する「パイプライン型」のビジネスではなく、当社独自の創薬プラットフォームibVIS Ⓡ (以下「ibVIS Ⓡ プラットフォーム」という)を活用し、複数の製薬会社と共同で創薬研究を実施する「プラットフォーム型」のビジネスを展開しています。 なお、当社のセグメントは創薬プラットフォーム事業のみの単一セグメントであります。 (1) 事業の背景 現在の医薬品市場は、主に疾患の原因となるタンパク質(以下「疾患関連タンパク質」という)に直接結合し、その機能を制御することで異常な働きを止める医薬品(低分子医薬品、抗体医薬品 ※6 など)が主流です(図1)。しかし、これらの医薬品が創薬標的として狙うことのできる疾患関連タンパク質の数はもともと限られているため、長年にわたる医薬品の研究開発 ※7 の結果、新薬開発が求められている医療ニーズの高い疾患に対して新たに医薬品を創出することが難しくなっています。このように、創薬標的となる疾患関連タンパク質が限られてきている現状、すなわち「創薬標的の枯渇」が、製薬業界共通の課題となっています。 mRNAは、DNA ※8 から特定のタンパク質に関する遺伝情報を書き写した設計図です。疾患関連タンパク質の設計図であるmRNAを制御することができれば、疾患関連タンパク質の機能を医薬品で直接制御する場合と同様に、その疾患を治療することが可能になり、「創薬標的の枯渇」の解決につながることが期待されます(図1)。 mRNAを標的とする医薬品は、核酸医薬品によって実現されています。核酸医薬品は研究開発期間を短くできる可能性があり、患者数が少ない希少疾患の治療に適しています。しかし、経口投与が難しく、製造コストが高いため、多くの患者さまに広く治療を提供するには適していないと考えられます。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4796文字

(2) 経営戦略 当社は今後の中長期的な目標として、2030年を目途に「スペシャリティファーマとしての地歩を確立すること」を目指します(図21)。 図21. プラットフォーム型ビジネスからスペシャリティファーマに至るまでの成長曲線のイメージ図 (注) あくまで当社が目標とする成長のイメージであり、実際の時価総額の推移を示唆するものではありません。 スペシャリティファーマを目指す道のりの第一段階として、当社はこれまで、創薬プラットフォームibVIS Ⓡ を活用したプラットフォーム型ビジネスに注力し、収益基盤を固めました。複数の国内製薬会社とmRNA標的低分子創薬の共同創薬研究を実施し、その過程で得られた知見と実績が、プラットフォーム技術の向上と競合他社との差別化、ひいては収益の確保につながりました。 スペシャリティファーマへの道のりの第二段階として、mRNA標的低分子医薬品のプラットフォーム型ビジネスを拡大させつつ、2025年より核酸医薬品を中心として自社独自のパイプラインも創出するパイプライン型ビジネスを本格化させ、収益源を複数有する「ハイブリッド型ビジネス」に移行していきます。当社はできるだけ早い時期に自社パイプラインを創出できるよう、その準備作業を2024年より開始しています。プラットフォーム型ビジネスにより、製薬会社との共同創薬研究からの収益を確保するとともに、自社独自のパイプラインを保有することにより、その現在価値が織り込まれるように開示を進め、株主価値の向上を目指します(図22)。 図22. ハイブリッド型ビジネスによる成長コンセプト スペシャリティファーマへの道のりの最終段階として、プラットフォーム事業及びパイプライン創出とあわせて、製薬会社として必要な組織、機能、人材等を確保し、持続的な成長が期待できるスペシャリティファーマとしての態勢を整えます。 スペシャリティファーマは、日本だけでなくアメリカにおいても非常によく見られる事業形態で、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場しているヘルスケア関連企業の中で、上場後10年以上にわたり成長を維持している中堅企業の大半が、この事業形態を採っています。 これらスペシャリティファーマを目指すプロセスを通じて、当社が中長期的に安定的かつ持続的な成長を実現することにより、株主価値を高めていきます。合わせて、当社の技術で創出された医薬品を社会に責任をもって届ける態勢を確保することにより、当社が掲げる理念の実現につながるものと考えております。 2030年度にスペシャリティファーマへとしての地歩を確立するため、当社は2025年度から2027年度にかけての中期経営計画期間中、当社の株主価値に寄与する以下の施策を実施し(図23)、ハイブリッド型ビジネスのバイオテク企業として収益基盤の確立を図ります。 図23.…

対処すべき課題

抽出本文 / 原文長 約1151文字

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ● プラットフォーム事業の拡大と収益の獲得 当社のmRNA標的低分子創薬事業(プラットフォーム事業)は、共同創薬研究契約の相手方である製薬会社が抱えるニーズや課題を的確に把握し、適切に対応を進め、創薬研究を着実に前進させることにより、研究支援金や研究成果に応じたマイルストーン収入等の収益を獲得します。また新たな共同創薬研究契約の締結のため、欧州での事業開発活動に注力するなど戦略的かつ計画的に取り組みます。当社はこれまでに引き続き、現在進行中の共同創薬研究をそれぞれ進捗させること、また新規契約を着実に締結してゆくことを通じて、持続的・安定的な事業の拡大と収益の獲得を目指します。 ● 自社パイプラインの創出 当社は、これまでのプラットフォーム事業にとどまらず、自社パイプライン事業を開始します。具体的には、当社単独で創出が可能な核酸医薬品に加えて、低分子医薬品も候補とします。その際、創出する医薬品の将来価値総額の大きさ、製品として市場に出るまでの期間の短縮、直近のコストの低減に特に留意します。これにより、当社の株主価値の持続的な拡大につなげてまいります。 ● 技術競争力の強化と独占性の確保 当社は、これまでに実施した製薬会社との共同創薬研究や、自社独自の研究を通じて蓄積した経験と知見を、当社のプラットフォーム技術に反映させるとともに、大学等との共同研究を通じて新たな技術を積極的に吸収し、技術競争力の強化を図ります。引き続き、専門分野の弁理士等と連携しながら、積極的な特許出願・国際展開、当社独自のソフトウェアとデータベースの構築及び秘匿化などにより、当社の技術について独占性の確保・維持と将来の事業展開への素地を作ります。 ● 株主価値の向上を目指す経営の実践 当社は、株主価値を高めることにより株主に報いる経営に取り組みます。具体的には、将来の株主価値を高める事業に経営資源を振り向け、事業を計画的に実行してまいります。また健全性と透明性の高い経営を実践しつつ、適時的確で積極的な情報開示や株主との対話等を通じて、適正な株主価値の構築とその向上に努めます。 ● 優秀な人材の確保・育成 当社の事業を持続的かつ安定的に発展させるために、RNA研究に関する高い専門性や豊富な創薬研究経験を有する人材、事業の拡大に資する人材の確保を進めます。当社は、従業員が働きやすく、業務を通じて成長できる環境を整備することにより、当社への帰属意識や従業員満足度を高めます。こうしたサステナビリティ経営を通じて、当社の事業基盤を盤石にいたします。

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約2900文字

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況 当事業年度(2024年1月1日~2024年12月31日)におけるわが国の経済は“コロナ明け”後の経済活動が本格化するなか、名目賃金の伸びが続き実質賃金がプラスに転じたことを裏付けに、個人消費に持ち直しの兆しが現れるなど、景況感にやや明るさが見られました。その一方では、エネルギー価格の高止まりや円安基調の長期化などの懸念材料も依然として払拭されておらず、今後の見通しには不透明感が残りました。 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は以下の通りです。 ① 経営成績 当社のmRNA標的低分子創薬事業においては、創薬プラットフォーム ibVISⓇを活用し、東レ株式会社、塩野義製薬株式会社、ラクオリア創薬株式会社、並びに武田薬品工業株式会社との共同創薬研究を進めております。また、さらなる提携先の獲得に向け、mRNA標的低分子創薬に関心を持つ国内外の製薬会社を対象に、当社のプラットフォーム技術紹介等のアプローチを進めました。また当社が保有している特許のうち、創薬プラットフォームibVISⓇをカバーするものについて、欧州域内にて2025年1月1日付で特許権が付与されました。 mRNA標的低分子創薬事業の取り組みと並行して、当社で実行可能な核酸医薬品をはじめ、mRNA標的医薬品の自社パイプラインを創出する取り組みも進めました。 核酸医薬品の開発においては、当社は既にp53遺伝子のmRNAの量を低下させ、疾患の原因となるタンパク質の発現を抑制する核酸医薬品の一種、アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)を発見し、日本国内で特許を取得するとともに、さらに効率よく活性の高いASOを取得するための独自研究を進めております。また、三菱瓦斯化学株式会社との間では、ASOの研究・開発・製造を目的とした協業の可能性について2023年12月より継続的に検討を進めております。 低分子医薬品の開発においては、2024年10月に英国 Liverpool ChiroChem 社とのmRNAを標的とした低分子創薬に関するパートナーシップ合意、さらに同社とは同年12月に共同開発及び商業化契約を締結いたしました。 また当社は2024年2月8日、東京証券取引所グロース市場へ株式上場いたしました。 これらの結果、当事業年度における経営目標の主要な指標であるKPI達成状況は、新規契約締結数については年間目標2社に対し1社(英国 Liverpool ChiroChem 社)、事業収益は黒字確保の目標に対し、当事業年度内の契約締結を見込んでいた案件の成約が翌事業年度内となったことを主な要因として赤字となりました。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約69文字

【セグメント情報】 当社の事業セグメントは創薬プラットフォーム事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

主要な顧客・販売先

抜粋表示 / 原文長 約1779文字

2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、下表のとおりです。 相手先 第8期 事業年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日 ) 第9期 事業年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日 ) 販売高 (千円) 割合 (%) 販売高 (千円) 割合 (%) 武田薬品工業㈱ 216,333 60.0 123,691 63.6 ラクオリア創薬㈱ 80,000 22.2 30,000 15.4 塩野義製薬㈱ 30,000 8.3 30,000 15.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度の事業収益は194,643千円(前事業年度は360,356千円:前期比46.0%の減少)となりました。事業収益が減少した要因は、当事業年度内の契約締結を予定していた新規案件の成約が翌事業年度内となったことによるものです。当事業年度の事業費用は407,494千円(前事業年度は322,733千円:前期比26.3%の増加)となりました。これは主として研究活動の進捗に応じた研究開発費の増加35,923千円、各費目の支出増加による販売費及び一般管理費の増加48,837千円によるものです。これらの結果、当事業年度の当期純損失は236,442千円(前事業年度は当期純利益33,048千円)となりました。 なお、財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況 ② 財政状態」に含めて記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社における主な資金需要は、人件費にかかる支出及び研究開発にかかる支出です。この資金需要に対しては、原則として自己資金を充当することを基本としております。 なお、当事業年度末において、金融機関等からの借入金はありません。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抽出本文 / 原文長 約237文字

3 【事業等のリスク】 当社の事業内容、経営成績及び財政状態等に関するリスク要因について、投資者の判断に重要な影響を与える可能性のある事項を以下に記載しております。 なお、本項目の記載はすべてのリスク要因を網羅したものではなく、業績等に影響を与えうるリスク要因は下記の項目に限定されるものではありません。また、本項における将来に関する記載は、本書提出日現在において入手可能な情報に基づき、当社において合理的であると判断したものです。 (医薬品の研究開発事業一般に関するもの)

投資・研究開発に関する有報本文

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サステナビリティ

抜粋表示 / 原文長 約1417文字

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社は、「どんな疾患の患者さまも治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会を実現する」という経営理念のもと、事業活動を通じた持続可能な社会の実現や、当社の株主価値の向上を目指すために当社が取り組むべき課題として、「mRNAを標的とする医薬品の創出を通じたあたたかい社会の実現」、「人的資本経営の実践を通じた有機的な事業基盤の構築」を掲げ、サステナビリティ企業への成長を目指します。 (1) ガバナンス サステナビリティに関する重要な事項は、サステナビリティ担当の取締役が起案してサステナビリティ委員会で協議検討し、決定します。サステナビリティに関する事項は随時、取締役会に報告されるとともに、特に重要な事項については、取締役会として決議します。 (2) 戦略 当社が取り組むべき課題の各項目における戦略は以下の通りです。 ● mRNAを標的とする医薬品の創出を通じたあたたかい社会の実現 当社の事業は、mRNA を標的とする新たな医薬品を創り出し、世の中に送り出すことを目的として行っております。この事業を推進し、mRNAを標的とする医薬品が国内外で供給されることを通じて、これまで有効な治療法がないとされてきた疾病に苦しむ患者さまのQOL(ここでは患者さまにとっての「人間らしい生活」」や「自分らしい生活」を送れるようにすることを目指した医療の考え方を指します)向上に寄与することができ、「希望に満ちたあたたかい社会」の実現に資すると考えております。 ● 人的資本経営の実践を通じた有機的な事業基盤の構築 当社の事業活動の原動力は、当社で働く全ての社員であり、事業基盤を構築する上で優秀な人材を確保し育てていくことが肝要です。このため、社員の人権を最大限に尊重するとともに、人材の多様化を図りつつ社員同士の相互理解を深め、社員一人ひとりを活かす組織づくりへの取り組み等により働きがいのある職場環境の醸成に取り組みます。さらに社員の健康管理・健康増進を経営上の課題として取り組むこと等も含め、総合的な人的資本経営を実践します。その実践を通じて、社員の意欲向上や組織の活性化を図り、有機的な事業基盤の構築に努めます。 ● 気候変動への取り組み 気候変動への取り組みは、サステナビリティが事業活動の前提であるという認識のもと、重要課題であるとの考え方に基づき、サステナビリティ委員会の活動の一環として、当社に影響を与えると考えられるリスク要因を抽出し、所要の対応方針も含めた検討に着手しております。 (3) リスク管理 会社のサステナビリティに関するリスクと機会の把握は、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会の活動の一環として定期的に審議・検討しております。…

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約5111文字

(1) 研究開発の不確実性について 医薬品の研究は、初期の創薬研究から開発に至るまで期間を要するとともに、創薬研究投資が必要となります。また、有用な化合物を見いだせない場合や副作用など安全性への懸念が生じた場合には、研究の延長や中止を余儀なくされるなど、創薬研究には不確実性が存在します。一般に医薬品の創薬研究の成功の可能性は、きわめて低水準であるとされています。 このような一般的な状況に加えて、当社のプラットフォーム型事業においては、創薬研究の進行が自社の裁量のみではコントロールできず、提携先の方針や判断等によって左右される点や、これまでにリード化合物最適化までの創薬研究プロセスを達成した実績が見られない点が不確定要因と見られる可能性があります。 当社では、複数の製薬会社と複数の創薬研究プロジェクトを進めることにより、これらリスク要因の分散や軽減に努めております。しかしながら、かかるリスクが顕在化した場合には、研究活動の長期化や中止等につながる可能性があり、結果として将来の時点における当社の事業、財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 研究活動における情報セキュリティについて 当社においては、社内の秘密情報、顧客の秘密情報、自社及び顧客との共同研究を行うことで発生する実験データなど、さまざまな秘匿すべき情報があります。これら情報の取り扱いにおいては、一般的に意図的な漏洩、意図的でない漏洩、外部からの侵入等による漏出などと言った情報セキュリティリスクがあります。 当社においては、情報に触れる社員を限定するとともに、役員及び社員の全員を対象とする情報セキュリティ教育を随時実施し、情報漏洩リスクに対する意識を高めるとともに、意図的でない情報漏洩を防ぐソフトウェアの活用や外部からの侵入を防ぐ各種の情報セキュリティ対策を講じることにより、かかるリスクの低減に努めております。これらの施策にもかかわらず、万一、情報漏洩等の事象が発生した場合には、さらなる対策に要する労力や時間、費用の発生等により、将来の時点における当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 研究用資材の調達について 調達先における供給の停滞、生産地における災害発生等による被害、テロや戦争、感染症拡大などによる社会不安等の要因により、研究用資材の調達に支障が生じた場合あるいは、研究用資材の価格高騰により予定数量の調達が困難となる事態が生じた場合には、研究活動の停滞ないし、研究活動費の増加等の要因により、結果として将来の時点における当社の事業、財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。しかしながら、当社は、研究用資材の購入にあたっては、調達先の多様化を進めており、現時点において特定の調達先への依存はないものと判断しております。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約366文字

2 【主要な設備の状況】 2024年12月31日 現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 工具、器具及び備品 ソフトウェア 合計 本社 (東京都品川区) 本社機能 2,902 2,902 新川崎研究所 (神奈川県川崎市幸区) 研究施設 9,127 158 9,286 新潟研究所 (新潟県新潟市秋葉区) 研究施設 2,084 167 2,251 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.各事業所の建物は賃借しており、年間賃借料は、本社機能を有する東京都品川区の建物が6,141千円、研究施設である川崎市幸区の建物が4,084千円です。 3. 当社は単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりません。 4.新川崎研究所の従業員数には、他社からの当社への出向者を含んでおります。

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約377文字

3 【配当政策】 当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しております。利益還元策については、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況や今後の事業計画等を勘案しつつ決定していく方針です。現時点において当社は成長過程にあり、将来の株主価値を高める事業に経営資源を振り向け、事業を計画的に実行することにより株主価値を高め、株主に報いるとの考え方に基づき、金銭による配当は実施しておりません。また、本書提出日時点において、配当実施の可能性及びその実施時期については未定です。 当社の剰余金配当は、毎年12月31日を基準日とする期末配当及び、毎年6月30日を基準日とする中間配当を基本としております。また、会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議によって定める旨を定款に定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約10文字

5 【従業員の状況】

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5304文字

【企業統治の体制図】 ③ 企業統治に関するその他の事項 a.内部統制システムの整備の状況 当社は、2020年12月18日開催の取締役会において会社法第362条及び会社法施行規則第100条に基づき、業務の適正を確保する体制整備に向けた基本方針を決定し、2021年12月14日、2024年1月15日及び2025年1月17日開催の取締役会において一部改定しております。 その内容は以下のとおりであります。 (a) 取締役及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 イ) 「取締役会規程」、「職務権限規程」等の職務の執行に関する社内規程を整備し、取締役及び従業員は定められた社内規程に従い職務を執行する。 ロ) 取締役及び従業員の職務の適法性を確保するため、コンプライアンスがあらゆる企業活動の前提条件であるとの認識のもと、「リスクマネジメント・コンプライアンス規程」を定め、コンプライアンスを確保するための体制として、代表取締役社長を委員長とするリスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置し、取締役及び従業員に対するコンプライアンス教育・研修の継続的実施を通じ、全社的なコンプライアンス意識の醸成に努める。 ハ) 内部監査所管部署は、当社における各部署及び各研究所を対象に、当社の取締役及び従業員の職務執行の適正性・適切性を確保するため、「内部監査規程」に基づき内部監査を実施する。また、同部署は必要に応じて監査役会及び監査法人と情報連携を図り、効率的な内部監査の実施に努める。 ニ) 法令違反その他法令上の疑義のある行為等の早期発見・予防等を目的として、社外の通報窓口も設けた内部通報制度を整備するとともに、通報者の保護を徹底する。 ホ) 反社会的勢力排除に向けて「反社会的勢力対応規程」を定め、反社会的勢力を断固として排除、遮断することを全社に周知徹底し、反社会的勢力との一切の関係を排除するための体制の整備強化を図る。 ヘ) コンプライアンス違反者に対しては、「リスクマネジメント・コンプライアンス規程」及び「就業規則」等に基づき厳正に処分を行う。 (b) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 イ) 取締役の職務の執行に関わる議事録、決裁書、契約書その他の重要な書類については、法令及び「取締役会規程」、「文書管理規程」、「情報資産及び機密情報管理規程」等の社内規程に従い、文書又は電磁的記録媒体に記録し、適切に保存及び管理する。また、取締役及び監査役が、取締役会議事録及び付議資料等を必要に応じて随時閲覧できる体制とする。 ロ) 会社の重要な情報の適時開示その他の開示を所管する部署を設けるとともに、取締役は、開示すべき情報を迅速かつ網羅的に収集した上で、法令等に従い適切に開示する。…

重要な契約等

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5 【経営上の重要な契約等】 (1) 製薬会社との共同創薬研究契約 相手先の名称 相手先の所在地 契約の名称 契約締結日 契約内容 東レ株式会社 日本 共同創薬研究契約 2021年7月15日 長鎖RNA(mRNAを主とし、おおよそ長さ300塩基以上のRNA) に対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。 <研究期間> 2021年7月12日から共同創薬研究の実施期間終了まで 塩野義製薬株式会社 日本 共同創薬研究契約 2021年11月16日 長鎖RNA(mRNAを主とする長さ300塩基以上のRNA)に対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2021年11月16日から共同創薬研究の実施期間終了まで ラクオリア創薬 株式会社 日本 共同創薬研究契約 2022年12月22日 mRNAを主とし、おおよそ長さ300塩基以上のRNAに対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2022年12月22日から共同創薬研究の実施期間終了まで 武田薬品工業 株式会社 日本 COLLABORATIVE RESEARCH AND LICENSE AGREEMENT 2023年6月19日 特定のmRNAに対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2023年6月19日から共同創薬研究の実施期間終了まで (2) アカデミアとの共同研究契約 大学名 大学所在地 契約の名称 契約締結日 契約内容 新潟薬科大学 日本 共同研究契約 2023年4月1日 創薬標的に対してスモールガイドASO(sgASO)技術、ASO技術及びRNA結合低分子化合物技術による医薬品候補化合物の取得を目的とした共同研究契約。 <研究期間> 2024年4月1日から2025年3月31日まで(2017年より各年度更新)

大株主の状況

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(6) 【大株主の状況】 2024年12月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式 (自己株式を 除く。)の 総数に対する 所有株式数 の割合(%) 中村 慎吾 東京都渋谷区 1,400,000 21.6 三菱瓦斯化学株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 731,256 11.3 New Life Science 1号投資事業有限責任組合 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号 556,444 8.6 三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合 東京都中央区日本橋二丁目3番4号 512,640 7.9 上村 孝 東京都日野市 432,900 6.7 IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 東京都港区芝二丁目3番12号 331,700 5.1 梨本 正之 新潟県新潟市西区 298,390 4.6 みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 東京都千代田区内幸町一丁目2番1号 156,700 2.4 松岡 弘之 東京都文京区 132,900 2.0 名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー1号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 127,934 2.0 4,680,864 72.2

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2025
使用モデル
gemma4:12b

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