㈱ティムス

証券コード: 4891 / 対象年度: 2023 / 提出日: 2023-05-31
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

アカデミア等の研究機関の成果を基盤とした、sEH(可溶性エポキシドハイドロラーゼ)阻害剤を中心とした医薬品開発を行う創薬型バイオベンチャー企業です。独自のSMTP化合物群(TMS-007, TMS-008等)を開発しており、急性期脳梗塞や様々な炎症性疾患を対象とした革新的な医薬品のグローバル展開を目指しています。

主な事業領域

sEH阻害による抗炎症作用および血栓溶解作用を持つ医薬品候補物質の研究開発・販売。

主な製品・サービス

  • TMS-007(急性期脳梗塞)
  • TMS-008(炎症性疾患等)
  • TMS-009(TMS-008のバックアップ)

ビジネスモデル

独自の医薬品候補物質(SMTP化合物群)の研究開発を行い、グローバル市場への展開や他社との提携を通じた価値創出。

セグメント・事業構成

医薬品開発事業(単一セグメント)

戦略・方向性

独自性の高いsEH阻害剤の開発、アカデミアシーズの導入によるパイプライン拡充、およびグローバル展開に向けた強固な組織体制の構築。

強みとして読み取れる点

  • アカデミアとの連携による高度な研究開発
  • 独自のSMTP化合物群による革新的な作用機序
  • グローバル展開に向けた提携実績

課題として読み取れる点

  • 提携先(バイオジェン社)による臨床試験の一時停止への対応
  • 研究開発・人材確保・財務基盤の安定化

確認ポイント

  • TMS-007の臨床試験再開の動向
  • TMS-008の非臨床試験から臨床試験への移行
  • 新規sEH阻害剤の探索とパイプラインの拡充

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、主要パイプライン、経営戦略、課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

新薬開発における不確実性(臨床試験の失敗、承認遅延等)により投資を失うリスク。特にTMS-007はバイオジェン社の戦略や進捗に強く依存しており、提携先の判断による影響を受ける。また、少数の専門人材への高い依存度、知的財産権(特許の範囲・期間)に関する制約、製造委託先(日本マイクロバイオファーマ等)への依存など、事業継続における構造的なリスクがある。これに対し、規制当局との事前相談や外部委託先の慎重な選定等の対応策を講じている。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

創薬型バイオベンチャーとして、独自技術(sEH阻害剤)に基づく強力なパイプラインを保有。特にTMS-007は良好な臨床結果と大手提携による確実な収益基盤を構築しており、アカデミア連携を通じた継続的な新薬候補の導入により成長を目指す。

成長方針

1. TMS-007(急性期脳梗塞)の基盤構築。 2. アカデミアからの新薬候補の積極的な導入とパイプライン拡充。 3. 日本のアカデミアとグローバル医薬品市場の橋渡しによる多角的なポートフォリオ構築。

資本政策

独自の資本政策に関する記述は少ないが、バイオジェン社との提携を通じたマイルストーンおよびロイヤリティ収入による収益構造の確立と、研究開発への再投資を前提とした成長モデルを採用。

リスク対応方針

専門知識を持つ人材の確保、規制当局との事前相談を通じた開発推進、提携先との緊密な連携、および知的財産権の保護・管理体制の強化によりリスク低減を図る。また、複数パイプラインの展開による収益源の分散化を推進。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

革新的なsEH阻害剤技術を核とした創薬型バイオベンチャー。大手製薬会社との提携実績があり、特に急性期脳梗塞治療において高いポテンシャルを持つTMS-007のライセンスアウトに成功。今後は独自のSMTP化合物群から派生する複数の疾患に対する新薬開発と、アカデミア連携によるパイプライン拡充を成長戦略としており、高度な技術への投資が明確。

設備投資の方向性

自社での製造設備を持たず、外部委託先(CDMO)を活用する戦略。研究開発の初期段階から高度な技術を要する工程まで外部パートナーと連携しつつ、知的財産権の確保とライセンスアウトによる収益化を目指す。

研究開発・商品開発

sEH阻害剤を中心とした独自のSMTP化合物群の開発。TMS-007(急性期脳梗塞)はバイオジェン社へライセンスアウト済みで良好なPOCを獲得。次世代パイプラインとしてTMS-008(急性腎障害、がん悪液質)およびバックアップのTMS-009を推進中。アカデミアとの共同研究を通じた新規シーズの導入にも積極的。

投資・変化テーマ

  • sEH阻害剤
  • 抗炎症薬
  • 急性期脳梗塞治療薬
  • 希少疾患・アンメットニーズへの対応

関連キーワード

  • sEH (可溶性エポキシドハイドロラーゼ)
  • SMTP化合物群
  • 血栓溶解作用
  • 非臨床試験
  • POC取得

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2023-05-31

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財務項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約18659文字

3【事業の内容】 当社は、医薬品の研究・開発・製造・販売を事業目的とする「医薬品開発事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の情報は記載を省略しております。 (1)技術の特徴 当社は、アカデミア等の研究機関等の研究開発成果を基盤とした医薬品候補物質の研究開発を行い、グローバルの医薬品市場に展開することを主要な事業内容とした、創薬型バイオベンチャー企業です。 当社の現在のパイプラインは、ヒトが体内に有する酵素の一つである可溶性エポキシドハイドロラーゼ(sEH) * を標的とした医薬品候補物質により構成されています。sEHを阻害することで「抗炎症作用」が得られることが分かっており、当社では様々な炎症性疾患を対象としてsEH阻害剤の開発を進めています。 当社のリードパイプラインであるTMS-007は、sEH阻害による「抗炎症作用」に加えて、プラスミノーゲン * に作用することによる「血栓溶解作用」も有しており、急性期脳梗塞を対象とした臨床開発が進められています。また、後続パイプラインのTMS-008は、様々な炎症性疾患を適応 * として開発が進められており、現在、非臨床試験を実施中です。 ① 可溶性エポキシドハイドロラーゼ(sEH)について sEHは二つの作用を有すると考えられています。一つは、可溶性エポキシドハイドロラーゼという名称の由来となった、エポキシド構造 * の化合物を加水分解 * する作用です(EH活性)。具体的には、sEHは、生理活性脂質 * エポキシエイコサトリエン酸(EETs:Epoxyeicosatrienoic Acid) * を、加水分解作用によりジヒドロキシエイコサトリエン酸(DHETs:Dihydroxyeicosatrienoic Acid) * に変換する役割を担っています。EETsは炎症を抑制する効果があることが知られています。このため、sEHを阻害することで、EETsからDHETsへの変換を防ぎ、EETsが減少せずに体内に留まります。これがsEH阻害剤の抗炎症作用のメカニズムの一つであると考えられています。 sEHのもう一つの作用は、脱リン酸化作用 * です(Phos活性)。sEHの脱リン酸化作用の詳細についてはまだほとんど解明されていませんが、当社は東京農工大学等との共同研究を通じて解明に取り組んでおり、sEH阻害による抗炎症作用の中核を担う作用であることが分かってきています。 (可溶性エポキシドハイドロラーゼ(sEH)の作用機序 * ) ② SMTP化合物群について 当社のパイプラインTMS-007、TMS-008及びTMS-009は、SMTPと名付けられた化合物のファミリーに属しています。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約1376文字

(1) 経営方針・経営環境・経営戦略等 当社は、新規の作用機序に基づいた医薬品候補物質を開発し、アンメット・メディカル・ニーズの改善を実現する画期的な医薬品を患者さんに送り届けることを目的としております。 医薬品開発企業が新たな医薬品を上市するまでに必要とされる研究開発費の額は年々増加しており、これに伴って開発費の回収がより困難になっております。医薬品の効果には人種間や民族間の差があまり見られないため、同一製品で世界市場に対応することが可能であり、このような環境下では世界の主要市場に対して同時にアプローチすることが有利となります。また、医薬品規制調和国際会議(ICH)の定着により先進国での同時開発が容易になったこともあり、グローバルに医薬品開発を行うことが一般的になりつつあります。 当社は、オリジナルの作用機序に基づく新規化合物を単独で臨床試験に持ち上げ、海外大手製薬会社との提携に結び付けた実績を有しております。日本のバイオベンチャー企業で、このような実績を持った企業は非常に限られていると考えております。このノウハウを活用し、全く新しい医薬品を世の中に送り出し続けていくことを目指します。 当面は、現在取り組んでいる可溶性エポキシドハイドロラーゼ(sEH)阻害による抗炎症作用に基づく医薬品開発に重心を置きますが、それ以外の新規作用機序に基づく研究開発プロジェクトも順次手掛けてまいります。特に、大手製薬会社が注目するような標的分子をターゲットにするのではなく、独自性の高い作用機序に取り組んでいきます。また、当社のリードパイプラインであるTMS-007の開発において経験したように、天然由来化合物を手掛けることで得られる新たな知見を研究開発にフィードバックする仕組み作りに取り組んでまいります。 当社は、日本の大学で創出されたシーズについて、研究段階・前臨床段階・臨床試験段階と開発を進め、ヒトPOC取得まで至ることができました。またその過程でグローバルに展開する海外製薬会社との提携を実現した実績を有しています。当社の経営陣は、これらの実績・経験を有するメンバーがコアとなっています。当社では、このような実績・経験を活かして、①SMTP化合物、特に急性期脳梗塞患者を対象とした治験で良好な成績を収めたTMS-007を基盤として上場企業としての基礎固めを行い、②日本を中心としたアカデミアの創薬シーズを積極的に導入してパイプラインを拡充し、グローバルの医薬品市場への展開を図り、日本のアカデミアにおける科学的ブレークスルーとグローバル医薬品産業の橋渡しを行うことで、今後の成長を実現していくこと、を成長戦略として描いています。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約1799文字

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①TMS-007の開発支援 当社のリードパイプラインであるTMS-007は、バイオジェン社がオプション契約に基づくオプション権を行使し、今後の開発は同社が担うことになっております(バイオジェン社の開発コード:BIIB131)。2023年3月10日には、ClinicalTrials.govにTMS-007(BIIB131)の後期第Ⅱ相臨床試験の概要が登録されましたが、バイオジェン社は、2023年4月25日の2023年第1四半期決算発表において、当該臨床試験の開始を一時停止し、試験を開始すべきかどうかを再評価すると発表しております。当社がTMS-007(BIIB131)の開発に関する意思決定に直接的に関与することはありませんが、バイオジェン社による当該臨床試験のプロセスが再開された場合には、当社は同社とより一層の連携を図り、開発がスムーズに進むよう、引き続き側面的な支援を行ってまいります。 なお、バイオジェン社がTMS-007(BIIB131)の開発中止を決定した場合には、オプション契約の規定上、当社とバイオジェン社はTMS-007(BIIB131)の開発権等の返還について誠実に協議することとされており、当社はかかる協議を通じて当該開発権等を適正な対価で再取得できる可能性があると考えております。当社といたしましては、TMS-007(BIIB131)のこれまでの臨床試験及び非臨床試験の結果から、TMS-007(BIIB131)の医薬品としての可能性を強く信じております。当社がTMS-007(BIIB131)の開発権を再取得した場合、現時点では前期第Ⅱ相臨床試験の結果が判明しているため、当該判明前に行ったバイオジェン社との交渉と比較して、より開発段階が進んだ医薬品候補物質として開発リソースの獲得交渉(製薬会社との提携交渉を含む)を行い得ると考えております。 ②TMS-008の開発推進 sEH阻害を主たる作用機序とするTMS-008は、多様な炎症性疾患に対する治療薬となり得る可能性を秘めております。TMS-008の現在の開発段階は非臨床試験ですが、早期に第Ⅰ相臨床試験に移行することを目指してまいります。 ③パイプラインの拡充 TMS-007、TMS-008及びTMS-009は、同じSMTP化合物ファミリーに属しており、類似した作用機序を有しております。当社は、ポートフォリオの幅を広げることを目的に、SMTP化合物以外のパイプラインの拡充に努めております。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4798文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度(2022年3月1日~2023年2月28日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした行動制限が緩和され、経済活動の正常化が進む一方、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を背景とした資源価格及びエネルギー価格の高騰、円安の進行等による物価上昇により、景気の先行きが不透明な状況が続いております。このような状況の下、当社は従来にないメカニズムに基づく独自の医薬品を開発して上市につなげることを目指し、以下のとおりに事業活動を進めてまいりました。 a.TMS-007関連の活動 2021年5月にBiogen MA Inc.(以下「バイオジェン社」という。)へ導出した急性期脳梗塞を適応症とするTMS-007(BIIB131)は、バイオジェン社において2023年上半期に後期第Ⅱ相臨床試験を開始する計画にて開発が進められ、当社は側面的支援を継続いたしました。なお、2023年3月10日付にて米国の臨床試験データベースclinicaltrials.govへ試験の詳細が登録及び公開されましたが、バイオジェン社は、2023年4月25日の2023年第1四半期決算発表において、TMS-007(BIIB131)の後期第Ⅱ相臨床試験の開始を一時停止し、当該臨床試験を開始すべきかどうかを再評価すると発表しました(Q1 2023 Biogen Earnings Presentation)。また、2023年4月26日には、ClinicalTrials.govの登録情報が更新され、当該試験の予想開始時期は、2023年8月21日とされております。 b.TMS-008関連の活動 急性腎障害及びがん悪液質を適応症と想定し開発を進めているTMS-008については、第Ⅰ相臨床試験に向けたCMC(Chemistry, Manufacturing, and Control)面における検討を進めました。当事業年度において、製剤の最適化に関する予備検討を含む、GLP(Good Laboratory Practice)毒性試験を開始いたしました。並行して、臨床試験の開始に向けた実施計画の策定や体制の整備に着手しました。また、新たな適応症候補についても継続的に検討を行いました。 TMS-009はTMS-008のバックアップとしての位置づけであり、当事業年度における特段の活動はございません。 c.パイプラインの拡充に関する活動 当事業年度において、当社はパイプラインの拡充を図るための活動を積極的に推進いたしました。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約48文字

【セグメント情報】 当社は医薬品開発事業のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約16822文字

2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当社は、医薬品等の開発を行っていますが、医薬品等の開発には長い年月と多額の研究費用を要し、各パイプラインの開発が必ずしも成功するとは限りません。特に研究開発段階のパイプラインを有する製品開発型バイオベンチャー企業は、事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高いと考えられており、当社への投資はこれに該当します。 なお、文中の将来に関する記載は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)医薬品の研究開発、医薬品業界に関するリスク ① 新薬開発の不確実性 医療用医薬品の開発には多額の研究開発投資と長い時間を要し、また前臨床試験や初期の臨床試験での成功が、必ずしもその後の臨床試験の成功や当局の承認等が得られることを保証するものではありません。当社の医薬品開発においても、臨床試験で有用な効果を発見できないことや、臨床試験の方法又は実施に関する規制当局等との合意形成の遅れ等により研究開発が予定どおりに進行せず、開発の延長や中止の判断が行われる可能性があります。また、当社が主要な市場として期待する日本、米国及び欧州諸国をはじめとする世界の主要国へ医薬品を展開するためには、各国における薬事関連法規等の法規制等の適用を受けることとなり、新薬の製造及び販売には当局の厳格な審査に基づく承認を取得しなければなりません。かかる審査に適合する有効性、安全性、及び品質等に関する十分なデータが得られない場合、当社が希望する範囲の適応症や患者集団への投与の承認が得られない場合、開発期間中に当局の政策が変更される場合、又は当局の承認その他の販売許可の条件として追加的な臨床試験の実施が必要となった場合等は、当社は予定していた時期に上市できず、又は上市を断念する可能性があります。医療用医薬品候補の開発を断念した場合、当該開発への投資全てを失うおそれがあります。 さらに、当社が世界の主要国以外へ医薬品を展開する場合、主要国における承認とは別途、各地域の当局から医薬品の上市にあたって承認を取得しなければならず、販売価格等の承認も必要とされる場合があるため、主要国における承認が仮に得られたとしても、当社はこれらの承認を適時に得られない可能性があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約476文字

5【研究開発活動】 パイプラインの内容については、「第1 企業の概況 3 事業の内容」をご参照ください。 当社は、パイプラインの開発推進及び拡充を通じて、将来的に新規医薬品としてのキャッシュ・フローを生み出す資産を構築することを目的として研究開発活動を推進しております。 当社の研究開発部門では、大学発の化合物をグローバルに展開する海外の製薬企業に導出した実績が示すように、アカデミア等における研究の早期段階にある化合物から着目し、育成しております。そして、研究開発の推進にあたっては、探索段階の基礎的な研究から非臨床試験、臨床試験段階の研究開発を、外部機関との共同研究や委託研究など外部のリソースを積極的に活用して行うことにより、効率的な体制を構築し、対応しております。 なお、当事業年度末日の当社研究開発従事人員数は12名であり、当事業年度における研究開発費は、 297,895 千円となりました。 当社は、医薬品開発事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 有価証券報告書(通常方式)_20230530170204

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約310文字

2【主要な設備の状況】 2023年2月28日現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額 従業員数 (人) 建物 (千円) 工具、器具及び備品 (千円) 合計 (千円) 本社 (東京都府中市) 本社機能及び研究開発 3,469 8,672 12,142 14 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.当社は、医薬品開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 3.主要な賃借している設備として、以下のものがあります。 事業所名 (所在地) 設備の内容 従業員数(人) 面積(㎡) 年間賃借料(千円) 本社 (東京都府中市) オフィス(賃借) 14 194.24 10,055

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約300文字

3【配当政策】 当社は、株主への利益還元を重要政策の一つと認識しており、配当については、研究開発への投資に備えるための内部留保の充実を勘案して決定する方針をとっております。当面は、積極的な医薬品の研究開発を進めるために無配を予定し、利益による内部留保資金全額を研究開発に充当する方針であります。 剰余金の配当を行う場合は、年1回期末での配当を考えており、配当の決定機関は株主総会であります。 また、当社は、取締役会の決議により、毎年8月末日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 当事業年度につきましては、内部留保による研究開発資金確保のため、配当を実施しておりません。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約385文字

5【従業員の状況】 (1)提出会社の状況 2023年2月28日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 14 ( 2 ) 42.5 2.9 7,203 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員を含む。)は、年間の平均人員を ( )内に外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社は、医薬品開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 4.当期中において従業員数が6名増加しております。主な理由は、研究員や管理部門の増強に伴い期中採用が増加したことによるものであります。 (2)労働組合の状況 当社において労働組合はありませんが、労使関係は円満に推移しております。 有価証券報告書(通常方式)_20230530170204

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5150文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、主に医薬品の研究、開発を行っております。新規かつ差別化可能な作用メカニズムに基づく独自の医薬品を開発し、真に画期的な医薬品を上市することを目指し、TMS-007について導出先であるバイオジェン社による開発をサポートするとともに、次のパイプラインとなるTMS-008の非臨床試験を推進し、開発パイプラインの拡充に向け、TMS-008をはじめとする化合物に関する研究を外部機関との共同研究、委託研究を中心に行っております。 当社の持続的な発展・成長や企業価値向上を実現するためには、株主をはじめとする全てのステークホルダーからの信頼を得ることは不可欠であり、また、事業環境の変化に適応しつつ、持続的な成長を支える組織体制・内部管理体制の強化が重要であるとの認識のもと、コーポレート・ガバナンスの充実と強化を図ってまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社のコーポレート・ガバナンス体制は、事業規模・形態及び経営の効率化等を勘案し、監査役会制度を採用しております。現行の体制は、迅速な意思決定と業務執行による経営の効率性と、適正な監督及び監視を可能とする経営体制が効果的に機能していると判断しております。 このため、監査役会制度を引き続き採用するとともに、コーポレート・ガバナンスの実効性の確認と企業倫理やコンプライアンスの徹底に努めてまいります。 当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は以下のとおりです。 (取締役会) 当社の取締役会は、取締役6名で構成されております。当社の取締役は10名以内とすること及び任期は2年とすることを定款で定めております。 取締役会は原則として月1回開催しております。また、必要に応じて随時開催することで、迅速な経営判断を行っております。 取締役会は、当社の経営に係る基本方針、経営戦略、事業計画、重要な業務執行に係る事項、株主総会決議により授権された事項の他、法令及び定款に定められた事項を決議すると共に、法令に定められた事項及び重要な業務の執行状況等につき報告を受けております。 取締役会には監査役が出席して取締役の業務の執行を監督し、必要なときは意見を述べることとしております。また、取締役のうち2名が社外取締役であり、独立した視点から経営監視を行っております。 構成員:若林 拓朗(代表取締役社長(議長))、蓮見 惠司、伊藤 剛、稲村 典昭、髙梨 健(社外取締役)、並川 玲子(社外取締役) (監査役会) 当社は、会社法に基づき監査役会を設置しております。監査役会は監査役4名で構成され、原則として月1回開催し、取締役の職務の執行を含む日常業務の監視を行っております。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約1499文字

4【経営上の重要な契約等】 (1)技術導入・特許譲受に関する契約 契約相手方名 (国名) 契約品目 契約 締結日 契約期間 契約内容 国立大学法人 東京農工大学 (日本) 特許譲渡契約 2015年7月10日 契約締結日から特許等存続期間満了日までの最も遅い日まで 譲渡人の有するSMTP化合物の用途特許等を当社が譲り受け、当該特許等を実施する際はライセンス料を支払う契約 農工大ティー・エル・オー株式会社 (日本) 特許譲渡契約 2015年7月10日 契約締結日から特許等存続期間満了日までの最も遅い日まで 譲渡人の有するSMTP化合物の物質・製造法特許等を当社が譲り受け、当該特許等を実施する際はライセンス料を支払う契約 学校法人昭和大学 (日本) 特許譲渡契約 2015年7月10日 契約締結日から特許等存続期間満了日までの最も遅い日まで 譲渡人の有するSMTP化合物の用途特許の譲渡人持ち分を当社が譲り受け、当該特許等を実施する際はライセンス料を支払う契約 国立大学法人 東北大学 (日本) 特許譲渡契約 2018年6月18日 契約締結日から本特許に係るすべての権利が消滅する日まで 譲渡人の有する特許を受ける権利を当社が譲り受け、当該特許等を実施する際はライセンス料を支払う契約 Biogen MA Inc. (米国) Option Agreement 2018年6月5日 TMS-007に関するオプション権の行使から 複数のSMTP化合物について、一定範囲の疾患を適応として開発する権利を、無償で無期限に許諾する契約 (2)技術導出に関する契約 契約相手方名 (国名) 契約品目 契約 締結日 契約期間 契約内容 Biogen MA Inc. (米国) Option Agreement 2018年6月5日 関連特許権の消滅する時と販売開始後6年のいずれか遅い方まで TMS-007及び関連資産の譲渡に関するオプション権と譲渡の対価(マイルストーン、ロイヤリティを含む)についての契約 (注) (注)当社は、2018年6月の契約締結時に400万ドル、2021年5月のオプション権行使時に1,800万ドルを既に受領しております。今後の開発状況及び販売状況に応じて、最大3億3,500万ドルのマイルストーン一時金と、製品売上高に応じて一桁%台後半~10%台前半のロイヤリティ(段階的料率)を受領する可能性があります。…

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約674文字

(6)【大株主の状況】 2023年2月28日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 4,107,920 11.23 三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合 東京都中央区日本橋2丁目3-4 3,677,420 10.05 THVP-1号投資事業有限責任組合 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 2,874,060 7.85 ニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内2丁目3-2 郵船ビルディング 2,575,880 7.04 Xseed High Growth投資事業有限責任組合 東京都千代田区九段北3丁目2-4 2,313,200 6.32 ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内2丁目3-2 郵船ビルディング 2,233,000 6.10 MSIVC2016V投資事業有限責任組合 東京都中央区京橋1丁目2-5 京橋TDビル4F 1,561,100 4.26 株式会社新日本科学 鹿児島県鹿児島市宮之浦町2438 1,433,320 3.91 ニッセイ・キャピタル10号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内2丁目3-2 郵船ビルディング 1,266,960 3.46 OCP1号投資事業有限責任組合 東京都中央区日本橋本町1丁目5-4 住友不動産日本橋ビル7階 956,900 2.61 22,999,760 62.88

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2023
使用モデル
gemma4:12b

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