株式会社ファンペップ

証券コード: 4881 / 対象年度: 2025 / 提出日: 2026-03-24
業種 医薬品
年度切替

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3分で読める事業概要

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事業の概要

大阪大学発の創薬系バイオベンチャーであり、機能性ペプチドを基盤とした医薬品の研究開発を行っています。独自のプラットフォーム技術「STEP UP」を用いて抗体誘導ペプチドなどの新モダリティを開発し、製薬会社への橋渡し(インキュベーション)を通じて研究開発の価値向上と社会課題解決を目指しています。

主な事業領域

機能性ペプチドを用いた医薬品の研究開発事業。大学の技術シーズを基盤とした基礎研究から臨床試験・承認申請までを行い、製薬会社との提携によるロイヤリティ収入や契約一時金等で収益を得るモデルです。

主な製品・サービス

  • 抗体誘導ペプチド(FPP004X, FPP003, FPP005など)
  • 機能性ペプチド(SR-0379, キュアペプチン等)

ビジネスモデル

大学の技術シーズをインキュブートし、提携パートナーとの契約一時金、研究開発協力金、マイルストーン、および将来的なロイヤルティ収入により収益を得るモデル。

セグメント・事業構成

医薬品等の研究開発事業(単一セグメント)

戦略・方向性

「STEP UP」プラットフォームによる抗体誘導ペピーチの創出、製薬会社との提携を通じた財務リスクの低減、および研究開発パイプラインの拡充。

強みとして読み取れる点

  • 独自の抗体誘導ペプチド創薬プラットフォーム技術「STEP UP」
  • 大阪大学等との連携による強固な技術シーズ
  • 多機能・高効率な抗体誘導ペプチドの開発能力

課題として読み取れる点

  • 研究開発期間の長期化と多額の資金が必要となること
  • 提携契約の獲得と継続的な研究開発資金の確保
  • 専門性の高い人材の獲得

確認ポイント

  • 主要パイプライン(FPP004X, SR-0379等)の臨床試験進捗
  • 製薬会社との新規提携契約の獲得状況
  • 資本市場からの資金調達と財務リスクの管理

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、技術基盤、経営戦略、および主要な課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

主要なリスク:医薬品の研究開発における不確実性(多額の資金、長期の開発期間、臨床試験での失敗、規制対応の難易度)、特定の提携先への高い依存(契約終了による経営成績への影響)、少人数組織および特定人材・技術ノウハウへの依存、知的財産権に関する紛争リスク。経営への影響:開発の遅延や中止、または提携契約の解消により、事業計画や財務状態に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。対応策:早期段階からの製薬会社との提携による資金確保とリスク分散、外部委託の活用による固定費抑制、特許調査による知財リスクの回避。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自の「STEP UP」プラットフォームを核とした抗体誘導ペプチドの開発を行うバイオベンチャー。大手製薬会社との提携により、初期段階から収益を確保しつつ財務リスクを抑えるビジネスモデルを採用。複数の有望なパイプラインを有しており、技術の独自性と戦略的なパートナーシップによって成長を目指す。

成長方針

独自の創薬プラットフォーム「STEP UP」を活用した抗体誘導ペプチドの開発。提携企業との早期連携によるリスク分散と、既存製品(FPP004X等)の適応拡大、および新規パイプラインの拡充により、将来的なロイヤリティ収入による収益拡大を目指す。

資本政策

研究開発への投資を最優先し、当面は配当を行わない方針。製薬会社との提携による契約一時金、マイルストーン、ロイヤリティの獲得と、資本市場からの資金調達(新株予約権等)を組み合わせることで、高額な研究開発費に伴う財務リスクの低減を図る。

リスク対応方針

外部委託の活用による固定費抑制、専門人材の確保・育成、知的財産権の徹底した管理、および大手製薬会社との戦略的提携を通じた開発リスクと財務リスクの分散。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

機能性ペプチドと独自の創薬プラットフォーム「STEP UP」を核とするバイオベンチャー。高額な抗体医薬品の代替として、製造コストを抑制しつつ高い効果を維持する「抗体誘導ペプチド」の開発に強みを持つ。製薬会社との提携により研究開発リスクを分散しながら、皮膚疾患やアレルギーなど幅広い領域でパイプラインを拡充しており、技術革新とビジネスモデルの合理性を両立した成長戦略を描いている。

設備投資の方向性

独自の創薬プラットフォーム「STEP UP」の強化および、抗体誘導ペプチドのパイプライン拡充に向けた研究開発への集中。製造や一部の研究を外部委託することで固定費を抑制しつつ、知的財産価値を高める戦略をとる。

研究開発・商品開発

大阪大学との共同研究に基づき、機能性ペプチドから派生する「抗体誘導ペプチド」の開発に注力。高額な既存の抗体医薬品に対するコスト効率の高い代替品として、皮膚疾患(SR-0379)やアレルギー・炎症疾患(FPPシリーズ)など多岐にわたるパイプラインを構築中。

投資・変化テーマ

  • 抗体誘導ペプチド
  • 機能性ペプチド
  • 創薬プラットフォーム技術
  • 医療費抑制策への対応
  • バイオベンチャーの提携モデル

関連キーワード

  • STEP UP
  • AJP001
  • SR-0379
  • FPP003
  • FPP004X
  • FPP005
  • エピトープ設計
  • 免疫反応

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2026-03-24

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財務項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約14399文字

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ファンペップ)及び子会社1社(株式会社ファンペップヘルスケア)により構成されており、医薬品等の研究開発事業を主たる業務としております。 当社グループは、医薬品等の研究開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの情報は記載しておりません。 なお、「(*)」を付している用語及び出所については、「3 事業の内容」の末尾に用語解説及び参考文献を設け、説明しております。 当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。 <当社グループの事業系統図> (注)1.研究開発・販売権等のライセンス契約を締結する前に、その契約締結に対するオプションを付与するオプション契約を締結する場合もあります。 2.株式会社メディパルホールディングスとの提携契約に基づき、抗体誘導ペプチドプロジェクトから創出した医薬品候補を製薬会社に導出した際には、当社グループは同社に対し「利益分配金」として、製薬会社から受け取る契約一時金及び開発マイルストーンの一部を支払う予定であります。 当社グループは、大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性ペプチドの研究開発を進め、医薬品分野で実用化することを主な事業としております。事業内容の詳細は以下のとおりであります。 (1)技術シーズの起源 ① 「機能性ペプチド」とは? ペプチドとは、アミノ酸2~50個程度が結合した物質であります。一般的に、50個以下のアミノ酸が鎖状に結合した物質をペプチドと呼び、それ以上の数のアミノ酸が結合した物質をタンパク質と呼んでおります。 ペプチドの中には、生体内等で機能を発揮するものがあり、「機能性ペプチド」と呼ばれています。機能性ペプチドは、医薬品、化粧品及び食品等の幅広い事業分野で実用化されています。 例えば、生体内のペプチドには、体内の器官の働きを調整するための情報伝達を担うホルモン等(インスリン(*)、グルカゴン、カルシトニン等が含まれます)があり、タンパク質のように生体内で機能を担っております。これらのホルモン由来の機能性ペプチドは、がんや糖尿病領域の医薬品として発売されております。また、タンパク質の分解過程で生じるペプチドが機能を持っていることもあり、血圧降下ペプチド等の特定保健用食品等の食品分野や、スキンケアやヘアケア商品として化粧品分野で利用されています。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2151文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、独自のペプチド技術を用いた製品開発を通して社会課題を解決することを目指し、以下の経営理念の下、事業を推進しております。 [ Mission ] ファンペップは、ペプチド技術を追求し、人々が幸せに暮らせるように貢献します [ Vision ] ペプチドで元気を世界へ 元気とは、心身の活動の源となる力。健康とは、心身が健やかなこと。 私たちファンペップは、ペプチドの研究開発を通じて、世界の人々を健康にするだけではなく、元気を与えられるような会社を目指します。 (2)経営戦略等 技術領域は、機能性ペプチドを基礎とする領域及びこれとシナジーを有する関連する領域と定めております。創薬活動のプラットフォーム技術を強みとし、医薬品の研究開発を中心とした事業展開をしてまいります。 当社グループは、大阪大学発の創薬系バイオベンチャー企業であり、大学の研究成果を製薬会社への橋渡しに向けてインキュベートする役割を担っております。大学の技術シーズを生かした基礎研究から、開発品の開発規模(試験規模及び必要資金規模)を踏まえ、一定段階の臨床試験や承認申請までを実施して開発品の価値向上を図り、技術シーズのインキュベーションを行う方針であります。 医薬品は、研究開発の期間が長く、多額の資金も必要となることから、研究開発の早期段階から製薬会社等との提携体制を構築し、研究開発段階の提携収入等により研究開発投資に伴う財務リスクの低減を図りながら研究開発を進めていく方針であります。そして、当社グループの開発品が将来上市に至った場合に提携製薬会社から受け取るロイヤリティー収入等によって本格的な利益拡大を実現する計画であります。 (3)経営環境 医薬品業界では研究開発の難易度が上昇しており、製薬会社は、従来の主役であった低分子医薬に加え、抗体医薬、遺伝子医薬、細胞医薬・再生医療等の新しいタイプの創薬シーズ・モダリティを外部の創薬系バイオベンチャー等から導入して研究開発パイプラインに取り入れる動きが続いています。 当社グループが取り組んでいる抗体誘導ペプチド等の機能性ペプチドも新しいタイプの創薬シーズであり、当社グループは、大学等のシーズをインキュベーションして製薬会社に橋渡しすることで、医薬品業界における役割を果たしていきたいと考えております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、機能性ペプチドに関する大学発の技術シーズを主に医薬品分野に応用することで、社会に貢献することを目指しております。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2151文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、独自のペプチド技術を用いた製品開発を通して社会課題を解決することを目指し、以下の経営理念の下、事業を推進しております。 [ Mission ] ファンペップは、ペプチド技術を追求し、人々が幸せに暮らせるように貢献します [ Vision ] ペプチドで元気を世界へ 元気とは、心身の活動の源となる力。健康とは、心身が健やかなこと。 私たちファンペップは、ペプチドの研究開発を通じて、世界の人々を健康にするだけではなく、元気を与えられるような会社を目指します。 (2)経営戦略等 技術領域は、機能性ペプチドを基礎とする領域及びこれとシナジーを有する関連する領域と定めております。創薬活動のプラットフォーム技術を強みとし、医薬品の研究開発を中心とした事業展開をしてまいります。 当社グループは、大阪大学発の創薬系バイオベンチャー企業であり、大学の研究成果を製薬会社への橋渡しに向けてインキュベートする役割を担っております。大学の技術シーズを生かした基礎研究から、開発品の開発規模(試験規模及び必要資金規模)を踏まえ、一定段階の臨床試験や承認申請までを実施して開発品の価値向上を図り、技術シーズのインキュベーションを行う方針であります。 医薬品は、研究開発の期間が長く、多額の資金も必要となることから、研究開発の早期段階から製薬会社等との提携体制を構築し、研究開発段階の提携収入等により研究開発投資に伴う財務リスクの低減を図りながら研究開発を進めていく方針であります。そして、当社グループの開発品が将来上市に至った場合に提携製薬会社から受け取るロイヤリティー収入等によって本格的な利益拡大を実現する計画であります。 (3)経営環境 医薬品業界では研究開発の難易度が上昇しており、製薬会社は、従来の主役であった低分子医薬に加え、抗体医薬、遺伝子医薬、細胞医薬・再生医療等の新しいタイプの創薬シーズ・モダリティを外部の創薬系バイオベンチャー等から導入して研究開発パイプラインに取り入れる動きが続いています。 当社グループが取り組んでいる抗体誘導ペプチド等の機能性ペプチドも新しいタイプの創薬シーズであり、当社グループは、大学等のシーズをインキュベーションして製薬会社に橋渡しすることで、医薬品業界における役割を果たしていきたいと考えております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、機能性ペプチドに関する大学発の技術シーズを主に医薬品分野に応用することで、社会に貢献することを目指しております。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約8669文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は1,934,954千円となり、前連結会計年度末に比べ711,616千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が577,634千円、貯蔵品が61,375千円、前渡金が85,845千円減少したことによるものであります。 固定資産は45,906千円となり、前連結会計年度末に比べ418,178千円減少いたしました。これは主に、のれんが105,681千円、契約関連無形資産が304,651千円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は1,980,860千円となり、前連結会計年度末に比べ1,129,794千円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は516,727千円となり、前連結会計年度末に比べ56,640千円増加いたしました。これは主に、前受金が11,426千円減少した一方で、未払金が63,323千円増加したことによるものであります。 固定負債は計上されておらず、前連結会計年度末に比べ103,089千円減少いたしました。これは、繰延税金負債が103,089千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は516,727千円となり、前連結会計年度末に比べ46,449千円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,464,133千円となり、前連結会計年度末に比べ1,083,345千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失1,911,527千円を計上したものの、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ407,211千円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は72.7%(前連結会計年度末は81.6%)となりました。 ② 経営成績の状況 医薬品業界では新薬の研究開発の難易度が上昇しており、製薬会社は、従来の主役であった低分子医薬に加え、抗体医薬品、遺伝子医薬品、細胞医薬品・再生医療等の新しいタイプの創薬シーズ・モダリティ(創薬技術)を創薬系ベンチャー等から導入して研究開発パイプラインの強化を図っております。 当社グループが取り組んでいる抗体誘導ペプチド等の機能性ペプチドも新しいタイプの創薬シーズ・モダリティであり、当社グループは、大学等のシーズをインキュベーションして製薬会社に橋渡しすることで、医薬品業界における大学発創薬系ベンチャーの役割を果たしていきたいと考えております。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約58文字

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 単一セグメントであるため、記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約7697文字

3【事業等のリスク】 当社グループの事業運営及び展開等について、リスク要因として考えられる主な事項を以下に記載しております。中には当社グループとして必ずしも重要なリスクとは考えていない事項も含まれておりますが、投資判断上、もしくは当社グループの事業活動を十分に理解する上で重要と考えられる事項については、投資家や株主に対する積極的な情報開示の観点からリスク要因として挙げております。 当社グループはこれらのリスクの発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、以下の事項及び本項以外の記載もあわせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、これらは投資判断のためのリスクを全て網羅したものではなく、更にこれら以外にも様々なリスクを伴っていることにご留意いただく必要があると考えます。 また、当社グループは、医薬品等の開発を行っていますが、医薬品等の開発には長い年月と多額の研究費用を要し、各パイプラインの開発が必ずしも成功するとは限りません。特に研究開発段階のパイプラインを有する製品開発型バイオベンチャー企業は、事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高いと考えられており、当社グループへの投資はこれに該当します。 なお、文中の将来に関する記載は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)機能性ペプチド事業に関するリスク ① 機能性ペプチドの実用化リスク 機能性ペプチドは、医薬品、化粧品及び食品等の幅広い事業分野で実用化されております。 例えば、生体内のペプチドには、体内の器官の働きを調整するための情報伝達を担うホルモン等(インスリン、グルカゴン、カルシトニン等が含まれます)があり、タンパク質のように生体内で機能を担っております。これらのホルモン由来の機能性ペプチドは、がんや糖尿病領域の医薬品として発売されております。また、タンパク質の分解過程で生じるペプチドが機能を持っていることもあり、血圧降下ペプチド等の特定保健用食品等の食品分野やスキンケア又はヘアケア商品等の化粧品分野で利用されています。 当社グループにおいても、機能性ペプチドを医薬品及び化粧品分野等に応用して実用化を図っていく方針ですが、商品開発の過程では、市場性、差別化ポイント及び採算性等の様々な観点から検討を重ねる必要があり、商品化が延期もしくは中止された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループのプラットフォーム技術に関するリスク 当社グループの強みは、機能性ペプチドの一種である抗体誘導ペプチドを創生するプラットフォーム技術「STEP UP」を保有していることであります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

抽出本文 / 原文長 約1172文字

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、「ペプチド技術を追求し、人々が幸せに暮らせるように貢献します」をMissionとして事業を推進しております。このMissionは、グローバルな社会課題を解決し持続可能な世界を実現するための国際目標として国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の「3.すべての人に健康と福祉を」に向けて課題解決を図るものです。当社グループでは、主要事業である医薬品の研究開発事業をサステナビリティ関連の事業機会として捉えております。 (1)ガバナンス 当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会を、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理しております。詳細は、「 第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 」をご参照ください。 (2)戦略 当社グループは、主要事業である医薬品の研究開発事業をサステナビリティ関連の事業機会として捉えて経営戦略を実行しております。詳細は、「 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等 」をご参照ください。 また、事業を推進するうえで、多様な人材の確保及び育成は重要な経営課題となっております。当社グループでは、フレックス勤務制度の導入、必要に応じたリモートワーク体制の構築等により社員のワークライフバランスの実現を図るなど、人材確保のための各種制度の整備を行っております。 (3)リスク管理 当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会を、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理しております。詳細は、「 第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治に関するその他の事項 b.リスク管理体制の整備の状況 」をご参照ください。 (4)指標及び目標 当社グループは、主要事業である医薬品の研究開発事業を、サステナビリティ関連の事業機会として捉えております。当該事業の指標及び目標の詳細は「 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 」をご参照ください。 多様な人材の確保及び育成に関する具体的な指標については、現時点では定量的な指標や目標は設定しておりませんが、それらの意義や評価対象となる従業員数等を踏まえて設定の要否を引き続き検討する予定です。

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約5779文字

2.国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「研究開発型ベンチャー支援事業/橋渡し研究開発促進による事業化支援」の支援の成果に基づき、開発を進めています。 ・ 研究テーマ (注)東京大学大学院医学系研究科が採択された国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和5年度「ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発プログラム」の研究テーマです。 <化粧品等> 2024年8月に株式会社アルビオンからスキンケア化粧品シリーズ「アンフィネス」(リニューアル製品)、2018年3月に株式会社ファンケルから「マイルドクレンジングシャンプー」、2020年4月に株式会社SMV JAPANから「携帯アルコール除菌スプレー」等が発売され、当社グループの機能性ペプチドを含有する商品が販売されております。これらの商品販売に関し、当社グループは化粧品原料商社又は販社に対して機能性ペプチドを販売しております。 ① SR-0379 ◇ 概要 SR-0379は、AG30を起源とし、生体内安定性や製造コストを改良し、医薬品として最適化を図った20個のアミノ酸からなる機能性ペプチドであります。血管新生や肉芽形成促進を主たる作用とし、抗菌活性を併せ持っております。 皮膚潰瘍は、皮膚のバリア機能が欠損した状態にあり、創面には様々な細菌が付着しております。細菌増殖により感染状態になると創傷治癒が遅延し、更に敗血症により重篤な状態が生じる可能性があるため、細菌、感染のコントロールは重要であります。創傷治癒促進作用を持つ既存薬には抗菌活性はなく、SR-0379独自の強みであります。 <SR-0379の作用メカニズム> SR-0379は、天然に存在する抗菌ペプチドと類似の構造的特徴を持つことから、抗菌ペプチドと同様の作用メカニズムで抗菌活性を示します。 皮膚や免疫細胞には「抗菌ペプチド」と呼ばれる20~40個程度のアミノ酸から構成される一群のペプチドが存在し、免疫防御機能の一翼を担っております。「抗菌ペプチド」は、プラスに荷電している親水性(*)のアミノ酸と疎水性(*)のアミノ酸が偏在するという構造的特徴により、細菌や真菌の細胞膜を破壊して抗菌作用を示します。SR-0379は、天然に存在する「抗菌ペプチド」と類似の構造的特徴を持つことから、同様の作用メカニズムで抗菌活性を示します。 <抗菌ペプチドの抗菌作用メカニズム> SR-0379は、下記の表の通り、抗菌力を示す指標として最小発育阻止濃度MIC(Minimum Inhibitory Concentration)を用いた試験により細菌や真菌に対する抗菌活性が確認されております。MICとは、抗生物質の抗菌力を表す際に用いられる単位であり、薬剤により細菌や真菌が発育しない薬剤の最小濃度です。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約204文字

2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社 2025年12月31日現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(人) 建物附属設備 工具、器具 及び備品 ソフトウエア 合計 東京オフィス (東京都中央区) 本社機能 (-) 千里リサーチセンター (大阪府吹田市) 研究開発設備 (4) (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約358文字

3【配当政策】 剰余金の配当については、期末配当並びに業績に応じて中間配当を行うことを基本方針としておりますが、当社の現時点での事業ステージは、研究開発における先行投資の段階にあるため、当社は設立以来、株主に対する利益配当を実施しておりません。また、今後も多額の先行投資を行う研究開発活動を計画的に実施していくため、当面は配当を実施せず、研究開発活動の継続に備えた資金の確保を優先する方針であります。しかしながら、株主への利益還元については重要な経営課題と認識しており、経営成績及び財政状態を勘案しつつ、利益配当も検討する所存であります。 なお、剰余金の配当を行う場合、期末配当の決定機関は株主総会となっております。また、当社は会社法に規定する中間配当を取締役会決議によって行うことができる旨を定款に定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約151文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2025年12月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 医薬品等の研究開発事業 15 (4) 合計 15 ( 4 ) (注)1.従業員数は就業人員であり、使用人兼務役員を含んでおります。なお、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5779文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、研究開発型企業として長期的な企業価値の向上を目指し、迅速な意思決定と適切なリスク管理の両立を図ることをコーポレート・ガバナンスの基本方針としております。ステークホルダーとの信頼関係を構築し、社会の進歩と発展に貢献するとともに、企業価値の永続的な向上を目指し、「透明且つ効率的な企業経営」、「迅速な経営意思決定」、「コンプライアンス及びリスクマネジメントを重視した体制の確立」に取り組んでおります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は、取締役会及び監査役会を設置しており、社外取締役及び社外監査役による客観的な監督・監査機能に加え、内部監査担当者及び会計監査人との連携により実効性のある監督体制が構築されていることから、現行の体制が適切であると判断しております。 a.取締役会 取締役会は、本書提出日現在において、代表取締役社長の三好稔美を議長とし、取締役の冨岡英樹、林毅俊、栄木憲和、原誠の計5名で構成されており、栄木憲和、原誠は社外取締役であります。取締役会は、毎月1回開催されるほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、当社の経営方針、年度予算その他重要な事項に関する意思決定と業務執行の監督を行っております。また、取締役会には、監査役3名が出席して、取締役会の意思決定、業務執行の状況を監視できる体制となっております。 なお、2026年3月26日開催予定の定時株主総会において、取締役の選任議案が原案どおり承認可決された場合、取締役会の構成に変更はありません。 b.監査役会 監査役会は、本書提出日現在において、常勤監査役の堀口基次を議長とし、非常勤監査役の眞鍋淳也、樋口尚文の計3名で構成されており、3名とも社外監査役であります。監査役会は、毎月1回開催されるほか、必要に応じて臨時の監査役会を開催しております。監査役は取締役会等の重要会議への出席、各部門への往査、重要書類の閲覧、担当者へのヒアリング等により、取締役の職務執行の監視を含む監査を行っております。また、内部監査担当者及び会計監査人との連携により、経営に対する適切な監視と効率的な監査を実施しております。 c.経営会議 経営会議は、本書提出日現在において、代表取締役社長の三好稔美を議長とし、各部長、各担当部長で構成されており、常勤監査役がオブザーバーとして参加しております。経営会議は、原則として毎月1回開催され、取締役会に付議すべき事項や全般的業務執行方針に関する事項等を協議しております。 当社は、経営の監督機能の充実を図りつつ、透明性の高い経営を実現することで、変化する経営環境に迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築しております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制は、以下のとおりであります。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約1160文字

5【重要な契約等】 (1)技術導入 契約会社名 相手方 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 名称 国名 ㈱ファンペップヘルスケア (連結子会社) 国立大学法人 大阪大学 日本 ライセンス契約 2016年5月 抗体誘導ペプチド等に関する知的財産権の独占的な実施権の許諾 2016年5月から本特許期間満了日まで ㈱ファンペップ (当社) 国立大学法人 大阪大学 日本 ライセンス契約 2018年8月9日 FPP003等の抗体誘導ペプチドの独占的な実施権の許諾 2018年8月9日から本特許期間満了日まで ㈱ファンペップ (当社) 国立大学法人 大阪大学 日本 ライセンス契約 2023年3月6日 FPP005等の抗体誘導ペプチドの独占的な実施権の許諾 2023年3月6日から本特許期間満了日まで ㈱ファンペップ (当社) 国立大学法人 大阪大学 日本 ライセンス契約 2024年4月25日 FPP004Xの抗体誘導ペプチドの独占的な実施権の許諾 2024年3月4日から本特許期間満了日まで (2)技術導出 相手方 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 名称 国名 塩野義製薬㈱ 日本 ライセンス契約 2015年10月13日 機能性ペプチドSR-0379の独占的な実施権の許諾及び再許諾に関する契約 2015年10月13日から 本製品の許諾対象地域における最初の商業的販売から15年を経過する日又は本製品を実質的に保護する本特許の特許期間満了日のいずれか遅く到来する日まで 塩野義製薬㈱ 日本 オプション契約 2024年3月4日 抗体誘導ペプチドFPP004Xの独占的な実施権の許諾及び再許諾に関するオプション契約 2024年3月4日から オプション権行使期間満了日又はライセンス契約締結日のいずれか早い日まで (3)業務提携 相手方 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 名称 国名 ㈱メディパルホールディングス 日本 提携基本契約 2016年2月10日 抗体誘導ペプチドの研究開発に関する提携契約 2016年2月10日から すべての開発対象医薬品に係る個別覚書の有効期限が満了するまで (4)共同研究 相手方 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 名称 国名 国立大学法人 大阪大学 日本 共同研究契約 2015年9月28日 「抗体誘導ペプチド」を用いた各種疾患に対するワクチンデザインと機能性評価、機能性ペプチドの作用メカニズムの解析に関する共同研究 2015年7月16日から 2027年3月31日まで 国立大学法人 大阪大学 日本 共同研究契約 2017年9月4日 能動免疫療法に用いるキャリアタンパク、抗原及びアジュバントの基盤研究に関する共同研究 2017年9月1日から 2027年3月31日まで

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約589文字

(6)【大株主の状況】 2025年12月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 塩野義製薬株式会社 大阪市中央区道修町三丁目1番8号 2,682,500 6.61 楽天証券株式会社 東京都港区南青山二丁目6番21号 1,428,900 3.52 SBI4&5投資事業有限責任組合 東京都港区六本木一丁目6番1号 1,190,400 2.93 三好 稔美 東京都渋谷区 1,125,000 2.77 株式会社SBI証券 東京都港区六本木一丁目6番1号 903,998 2.23 株式会社ReBeage 東京都世田谷区上馬二丁目34番15号202号室 800,000 1.97 New Life Science1号投資事業有限責任組合 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号 虎ノ門40MTビル 793,600 1.96 有限会社アドバンステクノロジー 大阪府吹田市千里山西一丁目41番4号 700,000 1.73 吉田 克己 奈良県宇陀市 648,600 1.60 株式会社メディパルホールディングス 東京都中央区京橋三丁目1番1号 595,200 1.47 10,868,198 26.79 (注)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2026Q2
使用モデル
gemma4:12b

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