事業の内容
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/ 原文長 約2086文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社4社(国内:大幸TEC株式会社、海外:大幸薬品(亞洲太平洋)有限公司<香港>、大幸環保科技(上海)有限公司<中国>、正露丸(國際)有限公司<香港>)により構成されております。 事業に関しましては、① 医薬品事業、② 感染管理事業、③ その他事業の3つの事業を展開しております。 なお、当該事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 <医薬品事業> 当社では「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を中心とした一般用医薬品の製造及び国内外での販売を行っております。 国内販売につきましては、薬局やドラッグストア等を通じて、一般消費者へ供給しております。「正露丸」は、100年以上の歴史があり、国内においては高いブランド認知率を維持しております。軟便・下痢・食あたり・水あたり・はき下し等に有効に作用する「正露丸」、「セイロガン糖衣A」に加え、平成29年4月には約50年ぶりに新たなカプセルタイプの「正露丸クイックC」を発売致しました。これまで築き上げてきたブランドを大切にしながら、新たな購入者層の獲得を目指します。そのほか、水なしで飲める下痢止め薬「ピシャット錠」、「ピシャット下痢止めOD錠(セルフメディケーション税制対象製品)」に加え、医薬部外品である「ラッパ整腸薬BF」の販売も行っております。 海外販売では、主に当社の子会社である大幸薬品(亞洲太平洋)有限公司<香港>を通じて、代理店から小売店に販売しております。 中国では香港を拠点に華南市場へ販売しており、さらに華東、華北、東北にも販路を拡げております。また、アメリカ、カナダ、タイ、ベトナム、マレーシア、モンゴル等への販売にも取り組んでおります。 なお、「正露丸」等の主成分である日局木クレオソート(注1)は、当社にて製造しており、その業務を当社の子会社である大幸TEC株式会社に委託しております。 <感染管理事業> 感染管理事業 につきましては 、人類の脅威となる感染症に対して優れた効果と安全性を有する製品を市場に提供していくために、医薬品事業で培った基礎研究や応用研究開発力を活かし、二酸化塩素ガス特許技術 (注2、3) を応用した製品の企画・開発・販売をすすめております。 これらの製品は、近年の感染症(新型インフルエンザ、ノロウイルス、SARS等)に対する予防意識の高まりを背景に、一般消費者の他、公共機関、ホテル、外食産業、ビルメンテナンス事業者、医療・介護施設、ペット関連事業者等の幅広い顧客をターゲットにしております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1889文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 「大幸薬品は『自立』『共生』『創造』を基本理念とし、世界のお客様に健康という大きな幸せを提供します。」という企業理念を実現するに当たり、「健康社会の『ないと困る』を追求する。」をスローガンとして掲げ、すべての企業活動の指針としております。 なお、当社グループは事業の持続的成長を図る観点より、まずは売上高及び営業利益の成長性を重視しております。また、資本の効率化による株主利益の最大化を目指し、フリー・キャッシュ・フローの増大、自己資本利益率(ROE)も重視しております。 (2)経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境につきましては、多数のメーカーが競合する厳しい競争環境の下で国内人口の減少による市場規模の縮小等の脅威にさらされております。一方、成長市場であるアジア諸国、特に中国市場を中心とした海外市場における需要は拡大しております。 このような環境の中、「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を主力製品とする医薬品事業と、「クレベリン」を主力製品とする感染管理事業を活動の柱とする当社グループは、リソースの最適配分と事業収益基盤の再構築を図りつつ、「ないと困る」と思っていただける製品・事業を創造し続けることにより、新たな成長に挑戦してまいります。 その中で平成31年3月期からの新たな取り組みとして、マーケティング組織を強化しつつ、世界的デザイナーの佐藤オオキ氏率いる有限会社nendoと複数年の包括的パートナー契約を締結し、正露丸シリーズ及びクレベリンシリーズのブランディングを抜本的に見直すことによって中長期的な成長戦略を推進してまいります。 医薬品事業におきましては、人口の高齢化等に伴い医療費の高騰が社会問題化する中で、セルフケアとしてのセルフメディケーションの推進に期待が高まることにより、一般用医薬品の重要性が再認識されつつあります。 このような環境の中、当社グループは、古き良き伝統薬を時代に合わせた形で提供し続けていくことが重要なテーマであると考え、当社の主力製品「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を新たな使用機会の提案等により世界に広めてまいります。 国内では減少傾向にある既存ユーザーの維持拡大に向け、再度ポジショニングを明確化し、わかりやすいストーリーにして伝達するとともに、製品理解の促進及び使用用途の深耕を図ることによってシェア向上を目指してまいります。また、新製品開発及び新規市場開拓も行ってまいります。海外では中国を中心に当社製品への潜在的需要が拡大しているアジア諸国において市場の開拓を強化してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1889文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 「大幸薬品は『自立』『共生』『創造』を基本理念とし、世界のお客様に健康という大きな幸せを提供します。」という企業理念を実現するに当たり、「健康社会の『ないと困る』を追求する。」をスローガンとして掲げ、すべての企業活動の指針としております。 なお、当社グループは事業の持続的成長を図る観点より、まずは売上高及び営業利益の成長性を重視しております。また、資本の効率化による株主利益の最大化を目指し、フリー・キャッシュ・フローの増大、自己資本利益率(ROE)も重視しております。 (2)経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境につきましては、多数のメーカーが競合する厳しい競争環境の下で国内人口の減少による市場規模の縮小等の脅威にさらされております。一方、成長市場であるアジア諸国、特に中国市場を中心とした海外市場における需要は拡大しております。 このような環境の中、「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を主力製品とする医薬品事業と、「クレベリン」を主力製品とする感染管理事業を活動の柱とする当社グループは、リソースの最適配分と事業収益基盤の再構築を図りつつ、「ないと困る」と思っていただける製品・事業を創造し続けることにより、新たな成長に挑戦してまいります。 その中で平成31年3月期からの新たな取り組みとして、マーケティング組織を強化しつつ、世界的デザイナーの佐藤オオキ氏率いる有限会社nendoと複数年の包括的パートナー契約を締結し、正露丸シリーズ及びクレベリンシリーズのブランディングを抜本的に見直すことによって中長期的な成長戦略を推進してまいります。 医薬品事業におきましては、人口の高齢化等に伴い医療費の高騰が社会問題化する中で、セルフケアとしてのセルフメディケーションの推進に期待が高まることにより、一般用医薬品の重要性が再認識されつつあります。 このような環境の中、当社グループは、古き良き伝統薬を時代に合わせた形で提供し続けていくことが重要なテーマであると考え、当社の主力製品「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を新たな使用機会の提案等により世界に広めてまいります。 国内では減少傾向にある既存ユーザーの維持拡大に向け、再度ポジショニングを明確化し、わかりやすいストーリーにして伝達するとともに、製品理解の促進及び使用用途の深耕を図ることによってシェア向上を目指してまいります。また、新製品開発及び新規市場開拓も行ってまいります。海外では中国を中心に当社製品への潜在的需要が拡大しているアジア諸国において市場の開拓を強化してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2455文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度の我が国経済は、経済政策を背景に企業収益や雇用環境に緩やかな改善が見られたものの、米国の政策動向や東アジア地域の情勢不安等の影響により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 この様な状況の下、当社グループの連結経営成績は、以下の通りとなりました。 当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高9,459百万円(対前連結会計年度比14.0%増)、営業利益1,857百万円(対前連結会計年度比20.2%増)、経常利益1,567百万円(対前連結会計年度比11.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,094百万円(対前連結会計年度比4.3%増)となりました。 セグメント別の経営成績につきましては以下の通りであります。 (医薬品事業) 医薬品事業は、対前連結会計年度比8.2%増の5,456百万円の売上高となりました。 国内向けの売上高は対前連結会計年度比7.9%増の3,727百万円、海外向けの売上高は対前連結会計年度比8.7%増の1,728百万円となりました。セグメント損益は対前連結会計年度比0.6%減の1,931百万円となりました。 (感染管理事業) 感染管理事業は、対前連結会計年度比23.1%増の3,984百万円の売上高となりました。 国内向けの一般用製品の売上高は対前連結会計年度比27.4%増の3,011百万円、国内向けの業務用製品の売上高は対前連結会計年度比12.2%増の923百万円、海外向けの売上高は対前連結会計年度比1.1%増の49百万円となりました。セグメント損益は対前連結会計年度比54.8%増の1,244百万円となりました。 (その他事業) その他事業は、対前連結会計年度比29.8%増の18百万円の売上高となりました。セグメント損益は32百万円の損失(前連結会計年度は17百万円の損失)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は20,472百万円(前連結会計年度末比1,683百万円増)となりました。また、負債合計は4,053百万円(同648百万円増)、純資産合計は16,419百万円(同1,034百万円増)となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は、受取手形及び売掛金の増加等による流動資産1,488百万円の増加と、親会社株主に帰属する当期純利益計上による利益剰余金増加等による純資産1,034百万円の増加であります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末から1.7ポイント減少し、80.0%となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約744文字
3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の償却費及び増加額であります。 4.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)1、2、3 連結 財務諸表 計上額 (注)4 医薬品事業 感染管理事業 その他事業 売上高 外部顧客への売上高 5,456,056 3,984,513 18,796 9,459,366 9,459,366 セグメント間の内部売上高又は振替高 5,456,056 3,984,513 18,796 9,459,366 9,459,366 セグメント利益又はセグメント損失(△) 1,931,792 1,244,693 △ 32,902 3,143,584 △ 1,286,534 1,857,050 セグメント資産 9,599,206 2,687,754 14,597 12,301,558 8,171,194 20,472,752 その他の項目 減価償却費 281,080 138,505 419,585 34,071 453,657 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 221,020 98,780 319,800 34,084 353,885 (注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、その主なものは当社の管理部門に係る費用であります。 2.セグメント資産の調整額は、全社資産であり、その主なものは当社での余剰資金(現金及び預金等)及び管理部門に係る資産であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3807文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) アルフレッサヘルスケア㈱ 3,352,367 40.4 3,779,065 40.0 一徳貿易有限公司 1,394,857 16.8 1,423,135 15.0 ㈱大木 1,147,321 13.8 1,355,455 14.3 ㈱PALTAC 888,074 10.7 1,046,261 11.1 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ⅰ 経営成績の分析 当連結会計年度の売上高につきましては、医薬品事業及び感染管理事業が大幅な増収となったことから、対前連結会計年度比14.0%増の9,459百万円となりました。売上総利益につきましては、増収の影響及び増産効果による利益率改善等から、対前連結会計年度比17.6%増の6,552百万円となりました。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費につきましては、医薬品事業を中心に広告宣伝及び販売促進を強化したこと等により、対前連結会計年度比16.6%増の4,695百万円となりました。 これらの結果、当連結会計年度につきましては、営業利益は、対前連結会計年度比20.2%増の1,857百万円となり、経常利益は、前連結会計年度に計上した為替差益が当連結会計年度は為替差損に転じたことや、京都工場・研究開発センター(以下、「京都工場」という。)における未稼働設備関連費用の増加等により、対前連結会計年度比11.4%増の1,567百万円となりました。…